2008/04/22 - 2008/04/22
113位(同エリア191件中)
緑子さん
ドミでは、同部屋のポーランド人姉妹と日本人女性の2人連れと仲良くなりました。
このポーランド姉はお国のクイズ番組で勝ち取った賞金で旅行しているラッキーな女性で、すごく感じのいい人でした。
会社を辞めて数ヶ月の長旅に出てる日本人女性2人とは、仕事を辞めないと長い休暇が取れない日本の状況を、共に嘆きました。
翌日の私の予定を話したら、することがないから一緒に行ってもいいかと言う。
彼女たちの行き当たりばったりの感じが気に入って、すぐOK。
- 交通手段
- 鉄道
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バルセロナからのショートトリップ
ダリ美術館に行くか、モンセラットに行くか
迷ってましたが、直感でモンセラットに決めました。
なんか、人口の建造物から逃げたい気持ちがありました。 -
地下鉄の昇降口でステップ
動き出してあれが当たったら痛いだろうなー、と考えてたら -
ちゃんと閉まってました
よく出来てる -
モンセラット(のこぎり山)は、ワーグナーやガウディがインスピレーションを受けたという神秘の岩山です。
12世紀にこの山の祠で黒い顔のマリア像が発見され、それが奉られている修道院があります。 -
どんなガイドブックの写真もこんな感じで地味な写りですが、本当の山の姿はハッとするほど気品があり、美しいです。
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モンセラット駅からケーブルカーでふもとまで行きます。
★情報
バルセロナのメトロ、スペイン広場から出発。
往復の鉄道、ケーブルカーがセットになって、20ユーロのセット券あり。
こっちは割高感を感じませんでした。 -
私達が乗るケーブルカーが下りてきました。
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かなりの傾斜を上って行きます。
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ケーブルカーの到着口
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修道院の後ろに山がそびえたっています。
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ちょうどお昼だったので、まず腹ごしらえをすることに。
ブッフェスタイルのレストランの食事は安くて美味しかった。
安いと言ってもあくまでも今回の旅行で相対的なものですが。 -
一品食べてしまってますが、これでカフェオレをつけて8ユーロくらい。
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修道院に向かいます
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ここで少年聖歌隊の合唱を聞けるというので、その時間に合わせて行ったのですが、HPの情報が30分間違ってて、教会の中はすでに一杯でした。
★情報
礼拝堂は無料
聖歌隊の合唱は平日は13時から30分ほど、日曜は12時から
他の情報はHPで確認できます -
礼拝堂を一旦出て右側に行列が出来ており、私ひとりだったら多分、素通りしたところですが、同行の2人が並んだのでつきあうことに。
その時点では、先に何があるかわからず並びました。多分、黒い顔のマリア像だろうという意見で一致。
こんな不信心者が並んでいいのか〜 -
ここからの行列が進むのが遅いこと遅いこと、、、
途中の壁に何度も「静かに」のネオンが点灯してました。 -
色んな調度品を見ることで気を紛らわしていたのですが、、、
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30分以上待ってもまだ先があると知り、私だけリタイアを宣言。
そういう人は何パーセントかいるようで、何人も引き返していました。 -
でも、またあの狭いところを引き返すことを思うと、憂鬱になり、前言撤回。
「そうですよ、行っときましょうよ」
と柔らかい関西弁で若い2人に諭される。 -
その後の調度品の美しさに目を奪われ、この礼拝堂は今まで見た教会と比べて、装飾がすごく豪華なことに気がつきました。
成金の豪華さではない、芸術的な美しさを持つ豪華さです。 -
これが黒い顔のマリア像です。
像の前は1人立つのがやっとで、信心深い西洋人が全員この前で祈りを捧げて通るので、行列が進むのが遅かったのでした。
そんなら通路を太くするか、こんな奥に奉らず、入り口に出しとけよー、などと不謹慎な突込みを入れつつ、にわかクリスチャンで十字を切る若い2人。 -
行列からやっと開放され、建物の出口へ。
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ここでも信心深いクリスチャンが何やら儀式を行ってました。
多分、丸い円の中でお祈りすれば願いが叶うとか
そんな感じに見えました -
早速、真似してる2人を見て、私はいいから、と辞退するも
「やりましょうよ~」
と言われて、またもや節操のない大人になる。
クリスチャンの方々、、スミマセン -
教会の後は
さらに高みを目指してケーブルカーを乗り継ぎます -
そこに待ってたのは
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素ン晴らしい眺め
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遠くにピレネー山脈(だと思う)の雪が見える
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3人で長い間そこに座って、黙って眺めてました。
あれだけ礼拝堂に集まっていた人も、ここまでは上がって来ないようで、非常に静かで素晴らしい時間を過ごしました。 -
名残り惜しいですが、帰る時間になりました。
バルセロナ観光は今日1日だけとなり、まだ見ておきたい場所があるのです。 -
先日、しまっていたピカソ美術館です。
展示物は見ごたえがありました。
ここは彼の初期の作品が中心で、わかりやすかったです。
彼の抽象画しか知らなかった私は、以外にも彼が人物画、特に人の表情を描くのがうまいのを知りました。 -
その後、他の美術館でも彼の作品を見ましたが、ダリ同様、彼も多作で、その作品群はエネルギッシュで、作るというより、芸術を遊んでる、という感じが伝わってきました。
ベラスケスの絵をリメイクしたピカソの「ラス・メニーナスの連作は圧巻でした。
ただし、撮影禁止で写真は入り口と中庭だけしか撮れませんでしたが。
ベラスケスのラス・メニーナスとは
http://www.salvastyle.com/menu_baroque/velazquez_lasmeninas.html
「イベリア半島・駆け足横断3(グラナダ)」に続く
https://4travel.jp/travelogue/10237235
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