2008/08/17 - 2008/08/17
1395位(同エリア1526件中)
まみさん
昭和記念公園を再訪するなら、ぜひ日本庭園に行きたいと思いました。
初めて訪れた2年前は、気になりつつも、寄らずに帰ってしまったから。
なにより日本庭園というのは、アシメントリックで絵になる構図が得やすいから。
日本庭園は、西立川口から1キロほど奥にあります。
当初は、往復とも歩こうと思いました。
歩いた方が、途中で撮影意欲をそそられる意外な発見も多いものです。
しかし、11時に公園に着いて、サギソウの撮影が終わったのは12時45分。
それから、ふれあい広場に行って、ひまわりの撮影が終わったのは13時35分。
軽く軽食をとって14時。
サギソウとひまわりと日本庭園で14時か15時には終わるだろうと考えていたのに、思ったより時間がかかってしまいました。
時間ならあります。
公園の開園時間が今年2008年の春から試行的に延長され、19時となったので。
でも、歩いて往復する気がくじけてしまいました。
ここらでサイクリングに切り替えることも考えました。
ただし、ひまわりの撮影の最中に小雨が降り始めました。
傘なしでもシャワーのように気持ちがよいとはいえ、この先、雨足が強くならないとも限りません。
ちょうどレストランを出たすぐ先に、園内バスが到着したので、片道だけ利用することにしました。
サイクリングにしなくてセーフでした。
日本庭園を見学している途中で、とうとう雨が本格的に降ってしまいましたから。
途中で雨に降られたとはいえ、日本庭園散策は満足できました。
桜や花菖蒲の咲く頃や紅葉の季節はさぞかし見事でしょう。
しかし、初回は、緑の庭園で曇り空でも撮影は十分楽しめました。
日本庭園には盆栽苑があります。
盆栽展には特に興味はなかったのですが、通りがかったので寄ってみました。
なかなかいいものですね、盆栽。
私の趣味もだいぶ渋くなりました@
今回の2年ぶりの昭和記念公園の旅行記の構成
□(1)サギソウ、再会!
□(2)撮りやすくてびっくりのひまわり
■(3)しっとりと日本庭園
□(4)雨に降られた帰り路
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日本庭園への入口
園内バスは今年は写真を撮り損ねてしまいましたが、2年前に撮ってましたよ。
※日本庭園に行くのに利用した園内バスの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11231150/
関連の旅行記
「昭和記念公園に行ってきました@その4:初めての所だから、あちこちでシャッターを切ってしまうね」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10087657/ -
キキョウが咲いてたよ@
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清池軒に近付く
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「西の流れ」を石畳を伝って渡る
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清池軒からの池の眺め
水面にきれいに写っています@
紅葉の時期も、ぜひ見てみたいです。 -
清池軒からの池の眺め
日本庭園の概要
「この庭園は、「緑の回復と人間性の向上」という国営昭和記念公園の基本理念に添い、日本人が育んできた自然観というものを一定の面積に凝縮させるとともに、伝統的な文化活動の場としてこれを広く多くの人々に感じ、触れていただくために造られたものです。
象徴的あるいは縮景的な手法を強調するのは避け、自然を範とし、豊かな季節感のある明るい伸びやかな「池泉回遊式庭園」です。
中心には大きな池を造り、西側の岸には「歓楓亭」その南側には「清池軒」と、庭のたたずまいに対応した建築を配しています。「歓楓亭」は「銅板葺き」木造平屋建ての数寄屋建築で、中では本格的な茶会がお楽しみいただけます。
歓楓亭からの庭園の眺めは、左手に緑深い山がそびえ、その間からせせらぎが池に流れ込んでさながら深山の趣です。対して右に目を向ければ、池畔のおおきなアカマツを中心に、穏やかな空間が広がっています。園路は回遊式で、池の周辺をめぐっていくとともに刻々と変わる景観を楽しむことができます。」
(昭和記念公園公式サイト「日本庭園」より引用)
http://www.showakinenpark.go.jp/garden/index.htm -
歓楓亭をのぞく
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茶屋ってなんで、赤い長椅子がつきものなんだろう
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池を近くで望む
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昌陽を望む
日本庭園の特長
「この庭園はの大きな特徴は、その広がりのある景観です。6ヘクタールという恵まれた敷地条件のもと、広々とした大空の下で庭園美に触れることができます。
庭園の北側には、高低差30メートルの人工の山が造られ、マツ、コナラなどを中心とした樹木に覆われていますが、この山を借景として取り込むことで、奥行きのある雄大な景観をつくりあげることができました。一方で、庭園の外周部分はシイノキなどの常緑樹やモウソウチクによって公園周辺の鉄塔や建築物を遮蔽し、日常と分断された庭園独自の小宇宙をかたちづくっています。
もうひとつの特徴は、庭園を囲む明るい樹林地です。歴史のある日本庭園には、カシ、シイノキといった常緑樹を多く用いて重厚な雰囲気を醸しているものが多いのですが、ここではモミジ、コナラといった落葉広葉樹を多くし、明るい武蔵野の樹木林をイメージしています。」
(昭和記念公園公式サイト「日本庭園」より引用)
http://www.showakinenpark.go.jp/garden/index.htm -
木橋を望む
木橋の奥には菖蒲田があります。
もちろん、今は咲いていませんけど。 -
再び、昌陽を望む
昌陽のそばには、藤棚があります。
もちろん、今は咲いていませんけど。 -
盆栽の楽しみ方の解説
せっかくなので、盆栽苑の盆栽展を見学していくことにしました。
解説看板には、英語と中国語とハングル語が併記@
盆栽の三要素というのがとても参考になります。
しかし「盆栽の楽しみ方は人それぞれですが、ひとつひとつの盆栽に大きな自然の景色の広がりを感じていただけると幸いです」というのに、なんだか感銘しました。
そうか、自然の広がりを感じればいいんですね。 -
盆栽の解説
サギソウのところで分からなかった「寄せ植え」の意味が分かりました。
「複数の木を一緒に植え、森や林の風景を表現したものです」と。
ふむふむ。 -
竹林に見守られて
盆栽苑について
「我が国初の国営盆栽苑
平成16年11月3日(文化の日)、当公園の日本庭園内に、わが国では初の国営盆栽展示施設となる盆栽苑がオープンしました。
盆栽苑は歴史と伝統ある国風盆栽展クラスの盆栽を中心に鑑賞することができる施設です。特に学習ゾーンでは、盆栽が作られていく過程を初心者の方にも分かりやすく解説するなど、幅広い年齢層の方々にお楽しみいただけます。」
(昭和記念公園公式サイト「盆栽苑」より引用)
http://www.showakinenpark.go.jp/bonsai/index.html -
まず目を惹いた鉢
写真を撮りたいと思うくらいには。
逆光がつらい。。。 -
サギソウの鉢にも再会@
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小さいのに巨人のような存在感@
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またまたサギソウ@
サギソウの盆栽は、ここにも3〜4鉢くらいあったと思います。 -
堂々たる風格
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流れるような樹形が気に入りました@
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展示の仕方にも風情をにじませて
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こういう形が好みかも@
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女性が長い髪を洗ってるところみたい@
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ベニチガヤとサギソウ
雨足がだいぶ強くなってきたので、滴でびっしりです@ -
展示の様子
盆栽が作られていく過程の鉢と。 -
竜の模様の水鉢
水がエメラルドグリーンです。
なぜ? -
雨宿りしながら
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涼暮亭に続く石畳
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滝のある景色
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日本庭園に相応しいベンチと
濡れてて、座れませーん@ -
木橋を渡る
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木橋から臨む
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渡り終えたところで
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雨に濡れたナツズイセン
若干ピーク過ぎで、かろうじてきれいな花が半々というところでした。
「ナツズイセン(ヒガンバナ科)
スイセンに似た葉は、夏になると枯れてしまいます。代わりに50センチくらいの葉茎を出し、先端に青みを帯びたピンクの花を咲かせます。花の少ない真夏に見る涼しげな花はまさに一服の涼、ヒガンバナの仲間のうちではもっとも大きいものです。(後略)」
(「昭和記念公園公式サイト─公園図鑑─夏の花一覧」より引用)
http://www.showakinenpark.go.jp/dic/plant/summer/index.htm -
昌陽と池
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ししおどし
むむっ。
筒がトンカチに見えるぞ。 -
古い屋形舟
「2年ぶりの昭和記念公園(4)雨に降られた帰り路」につづく。
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