2007/10/30 - 2007/10/30
815位(同エリア940件中)
まみさん
閉園1時間前です───という放送が園内に流れて我に返ると、バラ園はもうほとんど人影あがありませんでした。
正門から入って、菊、ダリア、そしてバラ……と、花の撮影に夢中になっていて、2時間はあっという間にたってしまいました。
でも10月末の午後4時すぎ、曇りの今日は、そろそろ辺りも薄暗くなり始め、冷たい風も吹いてきました。
まだまだバラ園に未練がありますが、そろそろ目の前の温室も覗いてみたくなりました。
温室の中では、明かりがついていたとはいえ、外と変わらぬくらい薄暗くなり始めていたため、もはや手ぶれしないよう写真を撮るのは、なかなか困難でした。
それでものんびり写真を撮っていたら───思った以上に、時間が足らなくなってしまいました。
熱帯花木室の、なじみのある植物や珍しい植物、生け花が展示されていた休憩室、そして熱帯スイレン。
どれも素通りできずにいたら、ベゴニアは素通りするしかなくなってしまいました。
というわけで、温室でも思った以上に写真撮影を楽しめましたので、それを先にご紹介しようと思います。
ハイライトのバラは、もったいつけて、次のシリーズ最後の旅行記にて@
-
バラ園前広場と大温室
温室は、写真に写っている部分は向かって左翼半分です。 -
温室の案内図
私の影がうっすら映ってしまっていますが@
これを見るまで、私はなぜか、この中もバラがあるんだと思っていました。
いままでバラをたくさん撮ってきた「国際バラとガーデニングショウ」がドーム内だったからかもしれません。 -
パキスタキス
熱帯花木室にて
寒さに弱い花だったのですね。
初めて見たのは近所の川沿い花壇だったので、熱帯植物という意識はありませんでした@
それにしても、魅惑的な面白い形の花ですよね。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11191763/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11191764/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11191765/
関連の旅行記(2006年)
「夏も花を狙いましょ@その7:可憐なりし、咲き乱れる黄色い花」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10085496/ -
パピルス
熱帯花木室にて
造花はよく見ました。本物は初めてかも!
これ、パピルスだったなんて@
と思ったのですが、ぱらぱらと手持ちの花の本をめくっていたら、この花を見つけました。
パピルスではなくて、スパティフィルムだそうです。
あれれ〜。
あの札は、この花のことじゃなかったんですね。
「スパティフィルム
花ことば:包み込む愛
白花に見えるのは仏炎苞です。開花時には、甘い芳香があります。光沢がある緑葉が美しく、花がない時も、周年楽しませてくれます。一般には観葉植物として扱われます。花は苞が緑になったら、カットします。ミニの斑入りもあります。」
(「咲く順でひける四季の花事典」(成美堂出版)より) -
スイレン
熱帯花木室にて
なかなかピントが合わず手ぶれ写真ばかりになり、撮るのに苦労しました。
仕方がないので、画像が粗くなるのを覚悟で、ISOをAutoからHighにしました。 -
実がなったパパイヤ
熱帯花木室にて
見上げて撮った写真です。
花輪のような枝葉ぶりも気に入りました@ -
サンジャクバナナ
熱帯花木室にて
いやぁ、暑苦しいバナナ! -
ユリ科のトックリラン
熱帯花木室にて
名前の由来は、下部がトックリの形をしているからだそうです。
というより、豊かな腰!ってかんじ@ -
アンスリウム(サトイモ科)とティランジア(パイナップル科)
熱帯花木室にて -
ティランジア(パイナップル科)
熱帯花木室にて
面白い花のつき方ですね。
サボテンっぽいかな。 -
生け花のある休憩室
ここからバラ園が見下ろせます。 -
生け花のある休憩室
使われている花の名前も、出展者の名前もちゃんと書かれてあったのですが、時間がなくてメモしてきませんでした。 -
白いテーブルに白バラの生け花
-
生け花のある休憩室
だいぶ薄暗くなってきたので、これらの生け花も、なかなかピントが合いませんでした。 -
熱帯スイレン
ハスだ〜!
週末、早起きできない私には、名所で撮るのを半ばあきらめていた幻の花!
と思ったのですが、スイレンですね。
でもハスとスイレンって親戚のようなものらしく。 -
熱帯スイレン
スイレンよりも、天井が水面に落とす影が作る格子模様とスイレンの葉が作るこのデザインがとっても気に入ってしまいました@ -
熱帯スイレンの葉
お盆のような葉@
ここもやはり薄暗くと、カメラの手ぶれ警報が出まくりでしたが、カメラを手すりに置くことで、手ぶれを防ぐことができました。 -
ピンクの熱帯スイレン
手すりに花の名前と解説が書かれてあったのですが、読む時間はありませんでした。 -
素通りせざるを得なかったベゴニア室
ベゴニアもバラに劣らぬたくさんの種類があって、そしてバラによく似た花びらの多い艶やかな花もあるんですよね。
じっくり見たかったけれど……もう時間がありませんでした。 -
そして今日、一日が無事終わり@
入るときに気がせいていたので門の写真を撮り損ねたなぁと思って、帰りに撮りました。
そうしたらすぐに駅に向かうバスがやってきました。
というわけで、ここでこの日の最後に撮った写真を先にご紹介してしまいましたが、ハイライトのバラの写真は、次の旅行記にまとめました。
※神代植物園の情報源:去年から大事にとっておいてある無料小冊子
「2006年秋私鉄沿線 花さがしスタンプラリー」
(京王・西武鉄道・小田急・東急電鉄・東武鉄道・東京メトロ)
秋バラ:東京都神代植物園
見ごろ10月中旬 〜11月下旬
「昭和36年に開園した、都内唯一の植物公園です。もともとは東京の街路樹などを
育てるための苗園でした。広大な園内は、バラ園をはじめ30のブロックに分かれていて、様々な植物を鑑賞できます。温室では珍しい熱帯の植物が鮮やかな花を咲かせています。」
この小冊子にちゃんと「じんだいしょくぶつえん」とかながふってあったのですが、知人に訂正されるまで、私はいつのまにか「かみよ」植物園かと思っていました@
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