
2006/06/14 - 2006/06/14
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まみさん
花菖蒲です。また再び、花菖蒲です。思いっきり、花菖蒲です@
白山神社のあじさい祭りの次に出かけたのは、小岩菖蒲園です@
この日の東京・花めぐりの半日の1番目当ては、白山神社のあじさいでした。
しかし、神社の花まつりは、ゆっくり過ごしても1時間そこらで終わるでしょう。
であれば、もう1ヵ所くらい、花の名所に行きたいところです。
ということで目をつけたのが、京成線江戸川駅のすぐそばの河川敷にある小岩菖蒲園です。
正直、何の花の名所でも良かったのですが、やっぱり季節柄、今は花菖蒲です。
先週末、規模は小さいけれど近所の菖蒲園に行って来たばかりなので他の花の名所があればそれにこしたことはなかったのですが、もう1ヶ所行ってもいいと思えるくらいには、花菖蒲も気に入りました。
さて、京成線というと、毎年の海外旅行に行くときくらいしか利用しない路線。
よく調べてみると、京成線の沿線だけでも、花菖蒲の名所が他に2ヵ所もありました。
しかし、小岩菖蒲園は河川敷ゆえ入園時間がありません。半日で白山神社と抱き合わせて行くにはその方が都合良いこと、それから3ヵ所の中で1番菖蒲の数が多く、あおり言葉が「じゅうたんのよう」というのが、決め手になりました。
近所の田畑の一画に設けられた菖蒲園は素朴さが売りのようなところでしたので、同じ花菖蒲を観賞するなら、今度は数の迫力を味わいたくなったのです。
そしてまさしく期待どおり、じゅうたんのように咲き誇る満開の花菖蒲を楽しむことができました。
5万本の花菖蒲は伊達ではありませんでした。
花のじゅうたん、というと、すぐに連想するのは芝桜ですが、あのように花だけでぎっしりではないにしても、緑地のじゅうたんに万遍なく花の模様が描かれている、というかんじでした。
また、ここのところパッとしない天候が続いていますが、小岩菖蒲園にいた午後3時すぎから5時までの夕方にかけては、かなり晴れ間がありました。
夕方の淡い光が池を照らし、いかにも和の花の花菖蒲をやさしく包み、心にも光が灯された気分になれました@
半日で、あじさいと花菖蒲の名所。
なかなか有意義な1日になりました。
余談ですが、実は帰りに上野公園にも寄ってみました。
小岩菖蒲園ではハスの花も見られたので、上野公園の不忍池がどうなっているのか、確認したくなったのです。
もし不忍池でハスの花の写真が撮れたら、「初夏の東京・花めぐり」シリーズ、その3の旅行記ができるぞ!
と期待したのですが……不忍池のハスって、開花時期はまだなんですねぇ。がっかり。
葉は見事に生い茂っていて、GWのときと全く様相を異にした池の様子には目をみはりましたが(GWの屋台も喧噪もなかったので、雰囲気もガラッと変わっていました@)、花シリーズにはできないと思い、特に写真は撮りませんでした。
今後のお楽しみ@
-
小岩菖蒲園は、駅を出てすぐです。
看板にすぐに気付けたので、迷わずにすみました。
……って、河川の方に行けばいいんだけなんですけど、これが迷うんですよ、私のような方向音痴は。
さぁて、じゅうたんのような花菖蒲の園は、どんななんでしょう@ -
河川敷は広いので、土手を上がったところから見下ろしたときは、思ったより小さいと思いました。
でも近付くにつれて、かなり広いことが実感できました。
色とりどりです。
なるほど、これはまさしくじゅうたんのようです@ -
花菖蒲のじゅうたんのような様をお楽しみください。
しかし、そういうのって、写真に収めるのはなかなか難かしいです。
ヘリにでも乗って、すぐ上から見下ろして撮りたいくらいです。
この写真は、背景に鉄橋があるので、どうせなら電車が通り過ぎる瞬間を狙って撮りました。 -
全体的に白っぽい花が多いようです。
でも負けじ、と紫も点在しています。 -
あまり人出が多くなかったのも、ホッとできました。
場所柄、近所の人が散歩しに姿も見受けられました。
たいていの人は私のように写真を撮っています。 -
少しズームする方が、より一層、花の多さを強調できるようです@
-
灯籠のようなのをポイントに、これも少しズームして数の迫力を出そうと試みました。
しかし、奥にトイレマークが入っていたとは、気付かなかったなぁ……。 -
たて方向で画面いっぱいに花を入れてみました。
-
鉄橋のある方向。
なるべく電車が通っているときを狙っています。
ただ、ちょぉっとタイミングが遅かったようです。電車の頭か末尾が見えている方がよかったな……。 -
この河川敷には花菖蒲のほかにも花がありました。あじさい、百合、金鶏菊。
そして、この写真のように、真っ赤な芥子の花。
芥子の前で一眼レフを構えている女の子もなんだか様になっているので、ファインダーに残すようにしました@
そうそう、水のない地面に咲いている花菖蒲もありました。
トラベラーの神田明神氏子その五さんに、花菖蒲は水性・陸性どちらもあると教えていただきましたが、納得しました。 -
この花菖蒲園の説明看板です。
それにしても、花菖蒲の3〜4年が最盛期とは、知りませんでした。
きれいに花が咲きそろうように、株分けしているのですね。
私が見ているときでも、係の人が、萎れかけた花をむしっていました(適切な表現ではありませんが、そう見えたんですもの@)。
萎れたといつても、まだだいぶ花びらがきれいなのも多かったので、むしった花の入った籠の中は、これからポプリでも作るんじゃないかってかんじでした@ -
花の構造と、花菖蒲と杜若とアヤメの見分け方の説明も載っていました。
ふむふむ。
ちなみにこの菖蒲園にもほんの一画だけ、アヤメと杜若がありました。
でも杜若は葉のみ、アヤメはかなり萎んでいたので写真を撮りませんでした。 -
百種類もあるというこの花菖蒲たち。
種類の数え方は、当然、名前の数だけあるということでしょうか。
この菖蒲園は、私が先週見た近所の田畑の一画の菖蒲園と違って、全部ではないのですが、このように立て看板で花の名前も示されているところもありました。
とても詩的な和名ばかりです。
江戸系・伊勢系・肥後系とあるようですが、違いはどこからくるのでしょう。
産地かな?
と思って少し調べたら、ピッタシカンカンでした(死語@)。
http://www.hanashoubu.or.jp/ss_hanashoubu.htm
こちらは分類が更に詳しいです。花菖蒲の系統と花期について解説されたページです。
http://hanasyoubu.com/keitou.htm
こちらは花の付き方について絵でも解説されていて、同じサイトにたくさん花の写真が載っていました。
http://www.ztv.ne.jp/isehana/hanasyoubu.html
これら3つのサイトの説明をざっとまとめてみました。
歴史よりも見分け方に焦点をおいてまとめました。
江戸系:
伝統的に江戸っ子の気質が表れた粋な趣のあっさりした花が多いが、主に花菖蒲園での観賞を目的に改良されてきた系統なので、風雨に強く草丈も高いものが多い。群生のハナショウブの花は平らに咲く方が見栄えがするので平咲きの花が多いのも特徴。
だが、花形に肥後系や伊勢系のような規格がないため、奇花を含め、さまざまな花型の品種が含まれる。
肥後系の親となったように遺伝的にも最も広くさまざまな要素を含んで、おり花菖蒲の中核をなす系統。
肥後系:
大輪で堂々とした風格に特徴がある。豪華絢爛な花容で一般に人気が高い。鉢植えで育て座敷に並べ1輪ごとの美しさを観賞するために江戸系から改良された。もともと室内観賞を目的として改良されてきたので、花は大輪で花弁は広く重くなり、ゆったりと垂れて咲き、豪華で洗練されている。
伊勢系に比べると男性的な感じを受ける。
伊勢系:
花弁が垂れた三英咲きが基本で、雄しべの先にトサカ状の切れ込み(くも手といわれる。)が見られるのが特徴である。色合いは柔らかで繊細であり、男性的な肥後系に対して、花は優美で女性的な感じを受けるものが多く見られる。
草丈は3系統中最も低く、葉と花茎の高さはほぼ同じである。 -
ここからは、名前を示す立て看板と一緒に撮ったものをいくつかご紹介しましょう。
とても素敵な具合に色のついた紫のこの花は、「桜ヶ丘」。肥後系です。
大輪で豪華で男性的といわれる肥後系。
うーん、そうなのかな。ま、そうかもね。たぶんね、そうなのね。 -
きれいに青紫に染まった花。
「紫衣の誉れ」
なんだかそのまんまな名前です@
何系かは……おやーっ、葉に隠れて見えないぞ。
たぶん多数派の江戸系ではないかしら。平咲きっぽいですし。
あるいは伊勢系かな。三英咲きの。真ん中がとさかのようなかんじもしますし。
要するに、にわか勉強では、区別ができない、ということですな。 -
「翠映」。なんて素敵な名前でしょう。江戸系です。
墨流し染めのような花びらがいいです。
背後にもたくさん花をファインダーに入れてみました。 -
江戸系の「玉手箱」。
私が連想する玉手箱って木箱の茶色か、あるいは螺鈿の白のイメージだったのですが、きれいな青です。 -
遠山桜……じゃなくて、烏。
肥後系の「遠山烏」です。なんか、名前がいい@
なるほど、こうやって見ると、烏が飛んでるようにも見えます。
でもぉ、私にはさきほどの「紫衣の誉れ」と区別がつかないかも。 -
これもきれいな青紫です@
近所の菖蒲園にも紫の花が多かったですが、もっと赤っぽい紫でした。
「神路の誉れ」伊勢系です。
伊勢系というと、真ん中がとさかのようで、花びらが垂れていて、背が低くて優美で女性的。
言われてみればそんな気がしますが、いままで出て来たきれいな紫の「紫衣の誉れ」と「遠山烏」と並べられたら、やっぱり私には区別がつかないでしょう。 -
やはり花の写真となると、接写したくなります。
ふだん肉眼で花を観賞するときには接写の視点で見ることがないので、意外性のある写真に出来上がるのが楽しくて仕方がないのです。
これだけきれいに色がついていると、アップに耐えられます@ -
これは「ピンク・フロスト」。
米国産です。珍しいです。
淡いピンクの花菖蒲自体、珍しくありませんか?
赤い筋模様などのせいでピンクに見えるのではなく、全体的にピンクなのです。
きれいなピンクです。
しかし、なんでピンク・フロスト(ピンクの霜!?)……? -
立て札にこだわると好きに撮れないので、あとは気の向くままに花を中心に撮ってみました。
紫の花が美しいです。
近所の菖蒲園はどちらかというと濃い目の紫の方が多かったからか、あるいはこの前に行ったあじさい神社のあじさいのパステルカラーに影響されたか、淡い色にことさら目が引き付けられます。 -
筋模様が入っている花菖蒲は近づきすぎると毛細血管みたいでちょっと……なのですが、この墨流し染めのような模様も、わりとアップに耐えられます。
-
縁だけ紫に染まっていて、可愛いです@
花菖蒲というより、なんかスミレっぽい気が。 -
日が射してきましたので、池に写る影も入れた情景的な写真が撮れないか、トライしてみました。
-
気に入った花をいくつか接写しました。
墨流し染めのような紫に染まった花。
ただし、墨流し染でも、きれいに筋や渦巻きができているのではなく、油を垂らしてかき混ぜると色がちりぢりになりますが、そんなかんじ@
これで巾着でも作りたくなります。
背後にもたくさん花があるでしょ@ -
超アップ。
ファインダーからわざとはみ出すようにするのも、いいものです@
ふつうに花菖蒲の写真を撮るなら、近所の菖蒲園でも撮りましたからね。
あのときはここまで思いっきりアップしていません。
パソコンに取り込んで大きな画面で見たらちょっと……となるかなぁと思いましたが、うん、大丈夫@
でも、これはなんだか、ブルーベリーヨーグルトに見えるかも。 -
水色の超アップ。
これもきれいに色がのっています。
色えんぴつで塗ったようですね。 -
開きかけたつぼみも超アップで迫ってみました。
蝶々のようにも見えますし、女性が着物を着ようとしている姿にも見えませんか。 -
ハスの浮かぶちっちゃな池もどきもありました。
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池と花菖蒲と鉄橋と。
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池を背景に、つぼみにフォーカス@
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ハスの花が咲いています。
撮影するとき、白は目立ったのですが、こうして写真を見ると紅色のハスもちゃんと見えますね。
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