Japan　川越祭り①　Kawagoe Festival

2010/10/17 - 2010/10/17

「ここをのがしたら、たいっへんなことになるんだよっ！！
30分も並ぶことになるんだよっ！！」
お祭りに早く行きたいとぐずる子供に若いママが目をきんきんに吊り上げて叫ぶ。

駅ビルのトイレはすでに長蛇の列でありました。
聞きしにまさる人出の川越祭り。

お友達がご夫婦で川越祭りに行く。「お祭りにいけるのも今のうち。」
それでワタクシもふと行ってみたくなりまして。
唐辛子爺は出張中なのでひとりでふらっとでかけました。

んで「お祭りにいけるのも今のうち。」を実感。
曳っかわせ（山車と山車がであった時の競演）に遭遇するとラッシュワーみたいにぎゅうぎゅう押されて身動きできなくなっちゃう。
苦しい。
恐い。
特に夜はすんごかったです。

って、毎日通勤電車に揉まれている皆様には何が恐いのか不思議でしょうけど同年代の友人が急に振り向いただけで足の小指骨折。ギプスをはめて何ヶ月もかかりました。

でも曳っかわせの迫力はすばらしく、来年もまた来たいっ♪
新聞ダネにならないやうにしなくちゃね。
「川越祭りで老婆骨折全治6ヶ月の重症」




川越祭りの公式サイト　
http://kawagoematsuri.jp/index.html
なんと今日みたらすでに来年の予定に更新されてました。
さらに充実、おそるべし！！

Official Web Site of Kawagoe Festival
http://kawagoematsuri.jp/English/index.html

エリア 川越(埼玉)

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３時ごろ西武新宿線の終点、本川越駅に着きました。

駅前にはおまわりさんがずらりと待っていてお祭りのパンフレットをくださいます。
「山車が一ヶ所に集結するってことはないです。順繰りに回ってます。ず〜っと夜の９時頃まで。」

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今日は稼ぎ時。

駅前から小路からお寺の境内からもうもうものすごい数の屋台でいっぱい！

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駅前の交差点です。

町内ごとに山車を持ってて
てっぺんのお人形は山車のなかからエレベータ式に上ってくるようになってるそうです。そのお人形は天から光臨した神様だそうです。

山車にはひょっとこやオカメや狐が交代で踊る。
笛と太鼓の伴奏つき。

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「お嬢様、朝から立ちっぱなしでお疲れでしょう？お腹もすきましたねえ。」

「しっお黙り。おはしたない。

こんどはどんな方がいらっしゃるのかしら、ワクワク」

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山車の中からエレベータでゆるゆる上がってくるのは。


あ、赤い髪がみえてきました。

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こいつです。

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「爽やかにやってくれればいいが。」

「・・・うん。」

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「やあ、お久しぶりだねえ。1年ぶりかな？」

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「ちっ、あいつか〜。」





な〜んて冗談はさておき、この方は大手町の守り神
「天岩屋戸に隠れた天照大神を招き出すため榊を持ち神楽を舞う天鈿女命(あまのうずめのみこと)。」（公式サイトより）

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「あの人も昔は別嬪だったが・・・。」





な〜んて冗談はさておきこの方は松栄町1丁目の守り神、春日竜神。

明恵上人がインドに渡りたいと申し出た折
「ブッダが入滅した今となっては行っても無駄ぢゃろが。そのかわりブッダの一生を映像で見せちゃる。」と引き止めた方だそうです。

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連雀町の守り神は太田道灌だそうです。

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山車は人力でひきまわす。

方向転換はこれで。

って大変な労力ですよねー◎◎

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綱で引く。

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昼間はまだ空きスペースもこのようにありました。

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べろっちゅうのもあり。

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中原町の男衆

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おー、かわいい！！

徳川家光だって。

さういへば川越の喜多院には江戸城のお部屋の一部が移されて残っているんでしたね。春日野局の化粧の間とか。

コクリコさんめぐみ☆さん＆お内儀連と一緒に楽しくまわったのを思い出します。

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飽きちゃったよ〜、と欠伸してる。

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鼻筋に白い線は何のため？

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老若男女みんながつくりあげる川越祭り

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居囃子

「山車の出ない町内や囃子連が、道路に面して仮設舞台をかけて行うのが居囃子。笛、太鼓、鉦のリズムにあわせ、天狐、ひょっとこ、もどきなどの面を付けた踊り手が、軽やかに舞う。囃子は、まつりのムードを引き立て、見物客を魅了する、無くてはならない演出だ。」（公式サイトより）

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やさしそう

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居囃子の踊り手と握手してもらえると幸運が授かるのかな？

係りの人が次々と小さいお子様を抱きあげて握手させてくれます。

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嗚呼、せっかくの山車なのに電線が邪魔だぁ。
「いい写真が撮れねえんだよ。夜を待ってもやっぱ写っちゃうんだよね。」
ごっついカメラをかかえたおっちゃんもぼやく。


重頼は中原町より。鎌倉前期の武将川越太郎重頼だそうです。

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日が落ちてきました。

蔵作りの町並みのところは電線が埋没しているのでどこもピクチャレスク。
カメラマンが殺到してぎゅ〜ぎゅ〜詰め。

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あっ特等席だあ。いいな～。


（②（夜の部）へとつづく）

この旅行記へのコメント （4）

• コクリコさん 2010/10/29 21:45:20

  パチパチ! 拍手!

  唐辛子婆さん、こんばんは。
  
  川越祭り見にきました。
  皆で川越見物したの今年の初めだったわね。
  色々なことがあってあっという間の1年でしたね。
  
  さて、本題の川越祭り。
  タイトルで拍手したように、拍手を送りたい出来ばえですね。
  もう、人間がいい!
  警備のおまわりさんから、屋台のおじさんの腕、子供の表情、男衆がいかにもって感じだし、お祭り写真の先輩もろずみさんも顔負けね(^o^)v
  コメントがなくったって私には写真の表情だけで充分通じます。
  
  もちろん、人間だけでなくおかめ、ひょっとこ、お面ですら生きているみたい。
  動きがあるのに写真がブレていませんね。
  一眼レフそうとう上達しましたたね!
  

  唐辛子婆さん からの返信 2010/10/31 17:16:38

  RE: パチパチ! 拍手!

  コクリコさん、こんばんは
  
  ご返事がすっかり遅くなってすみません。
  
  > 皆で川越見物したの今年の初めだったわね。
  > 色々なことがあってあっという間の1年でしたね。
  
  ・・・ほんとに！（感慨深くしみじみ）
  
  > タイトルで拍手したように、拍手を送りたい出来ばえですね。
  
  わ〜いありがとう！
  
  > もう、人間がいい!
  > 警備のおまわりさんから、屋台のおじさんの腕、子供の表情、男衆がいかにもって感じ
  
  カメラの腕じゃなくてモデルの良さなんですよ。
  でも、いかにもって感じの絵を撮るのは楽しかったです。
  
  お祭り写真の先輩もろずみさんも顔負けね(^o^)v
  
  し〜〜〜っ！！
  コクリコさん、もろずみ師匠になんてことおっしゃるの。
  近くで聞いてらっしゃるわよ(^o^)
  
  > お面ですら生きているみたい。
  
  お面が普通のよりも人間臭く作ってあるやうな。
  
  > 動きがあるのに写真がブレていませんね。
  > 一眼レフそうとう上達しましたたね!
  
  手ブレ修正機能のおかげなんですぅ。
  

• もろずみさん 2010/10/28 20:37:14

  日曜日？

  唐辛子婆さん、こんにちは。
  
  この日私も行ってましたよ。
  酔っぱらったので夜までいなかったけど。
  初めてなのに良いショットが揃ってますね。
  
  川越祭りは５、６年前から急に人気が出て取材しにくくなってます。
  警備がうるさいので山車の前に出られないし、曳っかわせでは身動き取れないほどですからね。
  私は人混みは全然大丈夫なんですが、ほろ酔いだと身の危険を感じます。
  
  それでもあの賑やかさは魅力的ですよね。
  雰囲気をよく表現されていて感心しました。
  コメントはなくても良いかも。(^^)
  
  

  唐辛子婆さん からの返信 2010/10/31 17:02:40

  RE: 日曜日？

  もろずみさん、こんばんは。
  
  ご返事がすっかり遅くなってすみません。
  日曜日にいらしたんですね、どこかですれ違っていたりして♪
  
  > 雰囲気をよく表現されていて感心しました。
  
  お祭りスペシャリストのもろずみさんに褒められた〜〜！！
  嬉しくて舞い上がってしまいます。
  投票もありがとうございました！
  
  唐辛子婆