2008/08/31 - 2008/08/31
7596位(同エリア10258件中)
STAMP MANIAさん
- STAMP MANIAさんTOP
- 旅行記187冊
- クチコミ120件
- Q&A回答82件
- 900,988アクセス
- フォロワー8人
余った青春18きっぷの消化旅行。
憧れのローカル線として名高い(??)只見線の日帰り旅行が可能、と知り、早速時刻表を繰ってみると…
小出→会津若松方向のみ、日帰りが可能なことが判明!!
(※スキーシーズンの週末は逆回りも可能な場合あり)
しかも始発で出れば、八高線非電化区間と上越線途中下車のオマケ付き。
消化旅行ながら、18きっぷを目一杯活用することとなった。
今回の旅程
【その1】新秋津4:49→4:57西国分寺5:10→5:16立川5:18→5:29拝島5:45→6:10高麗川6:25→7:57高崎
【その2】高崎8:23→9:27水上9:50→10:26越後湯沢10:39→10:55六日町11:42→12:01小出
【その3】小出13:17→
【その4】→17:18会津若松18:03→19:18郡山19:40→20:42黒磯20:50→21:40宇都宮21:47→23:19浦和23:25→23:28南浦和23:37→23:57新秋津
PR
-
国境の長いトンネルを抜けると、秘密基地のような駅に着く。
冬は雪に閉ざされるため営業休止になる駅として有名な田子倉駅。
駅全体がスノーシェッドに覆われている。
ホームには「この駅でドコモのFOMAが使えます」という看板があった。
「JR全駅で使える」という宣伝文句が欲しいために基地局を置いたのだろうが、何とも言いようのないシュールさを感じざるを得ない。 -
田子倉〜只見間。
この辺りは右側の車窓風景の方が良さそう。
次回は右側にチャレンジしてみたい。 -
田子倉〜只見間。
幾つかのトンネルを抜け、平地に出ると間もなく只見駅。 -
田子倉〜只見間。
-
只見駅に到着。
路線名にもなっている町だが、山奥の小さな町だった。 -
会津蒲生駅付近。
綺麗な三角形の山は蒲生岳。 -
会津蒲生〜会津塩沢間。
-
会津蒲生〜会津塩沢間。
ダム湖の縁を渡る鉄橋。 -
会津塩沢〜会津大塩間。
-
会津塩沢〜会津大塩間。
この辺りは青い屋根の家が多かった。 -
会津越川駅。
只見から会津川口にかけては、ホームの長さが1両分しか無い駅が多い。
そんな駅でも必ず待合室があるのは、さすが豪雪地帯。
只見線の福島県内区間は、やたらと「会津○○駅」という駅名が多い。
駅名の重複を避ける為に旧国名を冠するのはよくあるパターンだが、会津には本来の旧国名である「岩代」を冠した駅名は一つもない。
そもそも、陸奥国が分割されたのは明治に入ってからなので、旧国名にそれ程重みがないから、という理由もあろうが、同じ事情の「陸前」「陸中」「磐城」は多数の駅名に使われている。
そのため、旧国名にはやたら強い鉄道マニアも、「岩代国」はなかなか思い出せない、というか、存在自体知らない人が多いかもしれない。 -
会津越川〜本名間。
-
会津越川〜本名間。
草が生え放題の線路。
天然の芝生軌道!?
沿線の草も伸び放題で、写真を撮ろうと窓から手を出していると、ススキに叩かれて痛い思いをすることも。 -
会津越川〜本名間。
トンネルを抜けると、本名ダムが真正面に。 -
本名〜会津川口間。
大雨の影響で濁った只見川。
只見川本流には多数のダムがあるため、車窓から見える川面は、川と言うよりダム湖。
やたら幅が広く、流れも殆ど無い。
秘境の風情には欠けるが、新緑や紅葉のシーズンには、水面に映る木々が美しいだろう。
自然破壊の象徴でもあるダムが、逆に自然の美しさを際立たせている。 -
本名〜会津川口間。
会津川口の町が見えてきた。 -
ダム湖のほとりにある駅、会津川口駅に到着。
只見線の丁度中間地点で、運転上の要衝でもあるのだが、駅のある町は意外と小さい。
ここで約10分停車。
多くの乗客がホームに降り、記念撮影を始める。
駅前の商店に食料調達をしに行く乗客も。 -
この駅で会津若松発小出行の列車と交換待ち。
全4時間の行程で、対向列車との交換は、この駅と終点間近の西若松駅のみ。 -
会津川口〜会津中川間。
遠くに見えるのは大志集落。 -
会津中川〜会津水沼間。
-
会津中川〜会津水沼間。
-
早戸〜会津宮下間。
-
早戸〜会津宮下間。
宮下ダム。 -
会津西方駅。
だんだん景色が開けてくる。 -
会津桧原〜滝谷間。
-
郷戸〜会津柳津間。
柳津の町並み。
久しぶりに出会うまとまった集落。 -
会津柳津〜会津坂本間。
-
会津坂本〜塔寺間。
-
塔寺〜会津坂下間。
塔寺駅付近の森を抜けると、一気に正面の視界が開け、列車は会津盆地に駆け降りる。
このクライマックス感(?)がたまらない。
18きっぷで日帰りするなら、小出→会津若松方向しか選択肢は無いのだが、そうでなくても只見線全線走破はこの方向での乗車がオススメ。 -
若宮〜新鶴間。
延々広がる田んぼの向こうに、若松の市街地が見える。 -
終点、会津若松駅に到着。
あっという間の4時間だったような気がする。
いくら車窓が素晴らしい路線とは言え、4時間も乗ってりゃ飽きるだろう、と思っていたが、最後まで退屈することはなかった。
やはり窓全開の非冷房車、という要素は大きい。
ローカル線の汚れた窓越しの景色では、美しさも半減であろう。 -
先週も大宮駅で遭遇した臨時特急「あいづ」号がやって来た。
相変わらず観光客に大人気な485系「あかべぇ」塗装。
この車両、夏の週末等は特急に使われるが、普段は特別料金不要の快速「あいづライナー」として走っている。 -
■会津若松18:03→郡山19:18
普通 郡山行 1238M 719系(2両)
郡山行は最小単位の2両編成で結構な混雑。
会津盆地を染める夕焼けが美しい。 -
■郡山19:40→黒磯20:42
普通 黒磯行 2152M E721系(4両)
■黒磯20:50→宇都宮21:40
普通 宇都宮行 1596M 211系セミクロスシート車(5両)
■宇都宮21:47→浦和23:19
普通 上野行 690M E231系(15両)
■浦和23:25→南浦和23:28
普通 桜木町行 2313A 209系(10両)
■南浦和23:37→新秋津23:57
普通 府中本町行 2242E 205系(8両)
郡山で乗換えた黒磯行は、4両編成ながら立客満載で矢吹駅まで座れず。
宇都宮発の上野行列車は、途中の古河駅で貨物列車に抜かれた(!!)。
貨物列車に抜かれる列車には何度か乗ったことがあるが、いずれも大きめの駅でバレないようにコッソリ通過待ちをするもの。
ターミナルでもない駅で堂々と、しかも「貨物列車の通過待ちのため〜」なんて放送までしてしまう列車は珍しい。
さらに2回の乗換を経て、予定通り終電1本前で出発駅に到着。
19時間の長い旅が終わった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
福島 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34