自転車の旅　Canada & Alaska 4/5　Yukon Territory

2008/07/09 - 2008/10/07

ユーコン準州

ここには目指していた街、ホワイトホースがあります。
中国の白馬雪山もそうですがどうしても惹かれてしまいます。

いろいろな人に聞いては、自転車で走りながら考え、迷いに迷ってカヌーの旅をすることに決めました。

カヌーのユーコン下りはこちらの旅行記です。
http://4travel.jp/traveler/shirouma/album/10347639/

全体的に自転車で走っているときは天気が悪く、耐えることが多かったです。

エリア カナダ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自転車

ワトソンレイクの観光案内所の前にある、サインポストフォレスト。

世界中の標識があります。
もちろん日本のモノも。

落書きみたいなプレートもあるので、記念に打ち付けて行く人もいるのかもしれません。

残念ながらホワイトホースまでの天気は悪そうです。

観光案内所で、ユーコンの情報を仕入れます。
ついた日は公園のベンチで野宿して翌日はキャンプ場に泊まりました。

街ではシャワーと、カメラやビデオなどの充電をしなくてはいけません。

後付けのキャンピングカー。

日本サイズですが、現地の人にしたら狭くて辛いでしょう。

ホワイトホースもだいぶ近づいてきました。

わざわざ停まってくれて食料を分けてくれたり写真を撮ったりします。

こういうことが時々あるので寂しいということがほとんどありませんでした。

この道の先にどんな景色があるのだろう。

そう思えるのはやっぱりバスではなく自転車だからだと思います。

キャンプエリア横の池になにか動物がいるかなと近づいてみました。

１時間近く粘ってみると。

草が動いている..............
と思ったらビーバーさんでした。

もう少し明るい時間だったら良かったのですが、カメラはほとんどだめでした。

カワウソが足元まで近づいてきました。

ビーバーも来ましたが尻尾で水面を叩いて威嚇されました。

フランス人のサイクリスト。

かっこいい

続いてカナダの人。

トロントまで横断するそうです。

これきっとこの車で牽引するのだろうけど

ハイウェイを時速10０マイルくらい出したら粉々になりそうです。

テスリン湖のキャンプ場でテントを張って疲れてベンチに横になっていたら、リスがお腹に乗ってきました。
カメラを手にしようとしても届きませんでした。

そんなことをしていたら隣にキャンパーが来て食事に誘っていただきました。

奥様はネイティブだと思っていたら日本人でした。

日本で出会って現在カナダ。
将来はオーストラリアに行きたいそうです。

うらやましい。

このワンちゃんの名は大地。

いい名前です。

大地君と呼んだら

つーん

とされました。



うそです。とても癒してくれるわんこでした。

ずっと森の中を走っているとどうしてもカフェには立ち寄ってしまいます。

冷たいコーラは生き返ります。
ジャムパイもおいしい！

他のキャンパーがお勧めだと言っていたとおりでした。
確かに車だったらおいしいところを選んで行きたいですもんね。

晴れたら綺麗だろう湖も今にも泣きそうな感じです。

降られる前にキャンプエリアに避難します。

水場。
アウトオブオーダーって故障中ということか〜。

仕方が無いので湖の水を沸かして使います。

テントを張ったら、どかっと降ってきました。

他にキャンパーは居なかったのでキッチンに自転車を入れて止むのを待ちます。

晴れました！

昨日のご夫婦にいただいたカレーと炊いたご飯を食べます。

カレーライスって、なぜこんなに元気になるのでしょう？

食べ始めたら、サイクリストが一人やってきました。
ドイツ人のトマス君。

雨の中、大変でしたね。

彼は６ヶ月の予定で、アラスカとユーコン、BCあたりをくまなく周っています。
僕はスタートとゴールを決めて進んでいくほうが自分に合っていると思いますが、
集中的に一つの地域を回るのも楽しそうです。

ジョンソンクロッシングにあるカフェ。

受付にはこんな方が立っていました。

ボーっとして入ってきたらビックリしました。

怖カワイイ。

シロクマさんに入れてもらった？コーヒーを飲みます。

クッキー凄くおいしかったです。

少しずつ紅葉しています。

紅葉はやっぱり日本とずいぶん違います。

カークロスデザート。

寒くて小雨の砂漠って不思議な感じがします。

砂漠のキャンプ。

広大な砂漠ですが、バギーやバイクのタイヤの跡が沢山残っていて週末は混み合うんだろうなと思います。

砂漠と雪山。

ブルー湖。

奥のほうがハートの形に見えます。
車で来たカップルが写真を撮っていきます。

ホワイトホースにやっと着きました。

早速キャンプします。

ホワイトホースはユーコン準州の州都ですが、とっても田舎です。

安曇野より田舎かもしれません。

図書館でネットしたり観光案内所でカヌーのこととアラスカの国境越えの情報を仕入れます。

自転車と共にカヌーでユーコン川を下ります。

詳しく番外編で。
http://4travel.jp/traveler/shirouma/album/10347639/

１週間のカヌーから自転車に戻ると凄く新鮮な感覚があって長い旅の時にはこういう寄り道もいいなと思いました。

北に進んだこともあって紅葉した木々が多くなってきました。

キャンプ場ではほとんどガスを使っていましたが、前の人の火種が残っているときだけ利用していました。

ただ、この地域では山火事が怖いところなので片付けには凄く気を使います。

見渡す限り紅葉。

これだけ広大な土地だと迫力があります。

田舎には先住民の方たちが多く、背格好が似ていることもあってか、お店で話しかけられたりご馳走してもらいました。

そしてこのキャンプ場。
テーブルの上にも落ち葉が溜まっていてアウトドアの番組の風景みたいでした。

もちろん旅行者も。

この方たちは確かウクライナ人でしたが、ドイツ人が多く、キャンピングカーを買って、こちらにおいてバカンスになったら来るそうです。

日本人がハワイに行く感覚と似ています。

ドーソンシティー。小さい街ですが、補給できる重要な場所です。

アラスカ側の補給が不安なのでここのスーパーで食糧を買い込みます。

ユーコン川は橋が無く、船で渡ります。

渡ったところにあるキャンプ場。
世界中を走ったサイクリストが一人でやっていて全て自分で作ったそうです。

日本の本が沢山置いてありました。

観光案内所でこの先の情報を見る。

標高３２０ｍから１３７０ｍまで上がります。

歩き決定です。

アラスカとの国境まで１０７ｋｍ
単純に考えて２日。

ドーソンでこれだけ寒かったら山に上がったら朝凍りそうです。

さあ　アラスカに向けて出発！

もうほとんど歩きです。
全然進みません。
こんな調子では国境まで何日かかるのやら。

あのユーコン川をカヌーで下ったら楽だろうなあ。

なんだ？

ドラゴンボールのヤジロベーみたい（知らない人はすみません）

5/5　アラスカに続きます

http://4travel.jp/traveler/shirouma/album/10347640/