2008/07/10 - 2008/10/08
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shiroumaさん
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アラスカ。
その名を聞くだけで大自然と野生動物を想像できます。
子供の頃ラッコを見たいと思っていた夢は叶いました。
時間が足りず、フェアバンクスやデナリには行けませんでしたが氷河を堪能することが出来ました。
ゴールのタルキートナに着いた翌日、待っていたかのように自転車が走行不能になりました。
本当に自転車、グレートジャーニー君には感謝です。
結局この旅ではオーロラは駄目でしたがいつかアラスカだけでもゆっくり周ってみたいです。
http://shirouma.naturum.ne.jp/
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- ユナイテッド航空
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最後のパート、アラスカです。
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入国時にあまり英語が分からずスタンプスタンプ言っていたらこんなかわいいスタンプを押してくれました。
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アラスカです。
もちろんアメリカですが、以前はロシアだったのです。
恥ずかしながらここに来てから知りました。 -
最初の民家。
誰もいません -
アラスカ側は未舗装です。
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最初の集落チキン村。
生ものを買える訳も無く、とりあえずジュースとマフィンを買いました。
休憩していたら日本人の旅行者にお会いしました。
補給の難しい山奥で
沢山の日本食を分けていただいて本当に嬉しかったです。 -
未舗装の道は晴れていればいいのですが、雨になるとドロドロになって、とても辛いです。
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落とし穴を避けるように進みます。
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森の中を走って着いたセルフのキャンプ場。
米ドル払いでもカナダドルでも払えます。 -
いい場所を取れました!
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キャンプ場が混んでいると思ったらほとんどがハンターでした。
入り口のゴミ箱は死骸の要らない部分が大量に捨ててあってグリズリーが血の臭いでやってくるんじゃないかと不安でした。
皆さんは車で寝るからいいでしょうけど。
話しかけるとこんなサービスをしてくれました。 -
僕も持たせてもらいました。
重い.......
このまま車に積んで帰るそうです。 -
散弾銃のあと。
道端でキャンプをしているときに思い出して怖くなってきます。 -
車で旅している方に声をかけてもらいました。
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アラスカでは数年前に大規模な山火事があってその跡がまだ残っています。
日没前に場所を探してテントを張ります。
自然発火とされていますが火の扱いには十分注意します。 -
キャンプ場以外でキャンプをするときは何かあったときのことを考えて、集落から近いところにテントを張ります。
夕方キャンプ地を探して走っていると、わざわざ車が停まって、ここはクマが出るから気をつけてと地元の人が教えてくれます。
そんなこともあって暗くなるまで走ってやっと見つけた場所は、朝起きてみると、とても綺麗な場所でした。 -
日の出の瞬間はコーヒーを飲みながら眺めます。
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アラスカステッカーを貼りました。
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グレンナレンの街を出たところでキャンプ場を探していたら、地元の郵便局員の方が泊めてくれると言ってくれました。
この旅では泊めていただいたのは初めてでした。 -
トナカイの肉をご馳走してくれました。
嬉しかった! -
朝食です。
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ハイウェイはやはり走りやすく景色も楽しめながら進めます。
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マタヌスカ氷河が見えてきました。
レストランに入ります。 -
この方がお出迎え。
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ムース。
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ビーバー。
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リンクス。
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クマさんたち。
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イチバンのお気に入りです。
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氷河バーガーを注文しました、
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また行きたいです。
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氷河を眺める最高の場所です。
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レストランからすぐのところに氷河の入り口があります。
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氷河の末端部分は私有地なので入場料$15を払います。
キャンプするにはプラス$15でした。 -
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氷河の上も歩けます。
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しかし、先に進むにはガイドか十分な経験が必要と書いてあります。
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ムースの親子がいました。
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シーズンオフということもあって日帰りの人たちばかりだったので特等席で景色は独り占めできました。
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翌日晴れました。
やっぱり太陽の光を浴びた氷河は断然綺麗です。 -
嬉しくなって氷河の上に歩きに行きます。
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近づくと大きい!
こんな壁ばかりで先にはとても進めません。 -
なんか動物に見えませんか?
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鏡になってとっても綺麗です。
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キャンプ場を振り返ると、凄い景色の中に居るんだなと思います。
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ひんやりとした空気の中、雪山を見ながら走るのは最高の気分です。
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上り坂で道端にウサギを発見。
全く動きません。
気づいていないと思っているのかな?
こちらが動くまでじっとしていました。 -
バーやガソリンスタンドの裏庭が無料のキャンプスペースになっているところもありました。
車で旅行する人は事前に調べて、そのような場所だけ泊まって宿泊代を浮かせている人も多いようです。
ちなみにフリーキャンプは無料と言う意味ですが。
お尻にフリーと付くと禁止や規制という意味になっちゃいます。
(空港などでスモーキングフリーとあるところは吸うと捕まります) -
氷河の氷でオレンジジュースを割ります。
BARなのに、お酒はほとんど飲めないので仕方ありません。 -
このときは時間が早くて一人っきり。
演奏する人が来て何かリクエストある?
と言うので無難にビートルズといいました。
そのうち客も増えてきて賑やかになったのでテントに戻りました。 -
翌朝。
マフィンを食べていると......... -
突っ込んできました。
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満足ですか?
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クランベリーが自生しています。
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峠道は大変ですが、景色が一気によくなります。
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キャンプにもってこいの場所です。
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いい夕日。
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凄い
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テントを張ろうとしたら、ハンターがどんどんやってきてパンパン撃ち始めました。
駐車場から離れていたので撃たれたらと思うと怖くて、結局出発しました。
最高の場所だったので残念でした。 -
その夜は集落のはずれの森の中でキャンプ。
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アンカレッジのキャンプ場。
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アンカレッジですること。
それは氷河クルーズに行くことです。
しかし予定していたツアーは船の故障でシーズン終了。
何とか他の会社のツアーに参加することが出来ました。
クルーズは9月下旬くらいから10月上旬に終わってしまいます。
間に合って良かった! -
朝5時に近くのホテルでピックアップ、車でスワードの港まで行きます。
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出発です。
スワードの天気予報が悪かったのに晴れました。
本当にラッキーです。
キーナイフィヨルド国立公園に向けて出航です。 -
ランチ付きとのことでしたが..............
おやつです。
でも確かに船酔いには食べ過ぎないほうがいいかな。 -
ブラックベアがこんにちは。
遠くから見ても大きい! -
氷河が見えてきました。
動画メモ
http://www.youtube.com/watch?v=XU-K7P9Ezz4&NR=1 -
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海に落ちる氷河は迫力があります。
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船は氷河に近づいてくれます。
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氷をすくいあげて置いてありました。
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持つことも出来ます。
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トド
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そして丸太..........では無く
念願のラッコです。 -
時々ぐるっと一回転するところがかわいいです。
スワードのキャンプ場に泊まってカヤックで入り江にいれば近くで見られそうです。
そうするとシーカヤックもやりたくなってきます。
動画メモ
http://www.youtube.com/watch?v=r12ZWkg3s-w -
アンカレッジからこの旅のゴール地点に決めた、タルキートナに向けて走ります。
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紅葉もベストな時期です。
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ぐんぐん冷えてきます。
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曇りの朝もなかなかいいものです。
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ポテトサラダが主食です。
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ここにも鏡池。
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サーモンが浮いています。
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恐ろしく夕焼けが焼けています。
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300円でこんな大きなオレンジケーキ。
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タルキートナ到着です。
ついに雪が降ってきました。 -
ここタルキートナは植村直己がマッキンリーに行くときに最後に立ち寄った街。
ここからセスナに乗って二度と戻ることは叶いませんでした。
そんな場所をゴールにしたかったのです。 -
アンカレッジに帰る途中、自転車が走行不能になりました。
どうにもならなくなって押して歩いていたら道端に居た人たちが助けてくれて、ガソリンスタンドでアンカレッジに向かう人を探してくれました。
おかげで無事に辿り着くことが出来ました。
後で聞くと僕を助けてくれたのは作家のゲイリーポールセンさんだったそうです。 -
アンカレッジに行く途中に山に行こうとスキー場まで連れて行ってくれました。
彼は軍隊にいて訓練で重い荷物を背負ってここまで登ってくるといっていました。 -
天気はよくなかったけど楽しかった!
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足元を見るとブルーベリーがいっぱいです。
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軍人の彼とその彼女との3人のドライブ最高でした。
ただドアが硬くて思いっきり閉めないといけなくて何度も彼女に駄目だしされました。
後で考えると彼らが居なかったらバスを探したり大変だったと思います。
本当に感謝します。 -
ブタみたいなクマです。
日本食レストランでご飯を食べましたがサーモン2貫一皿5ドルでした。
周りの人たちはグループで大量にたのんでいたけど僕にはとても出来ません。
お腹いっぱい食べたいときはウォルマートかマクドナルドに行くしかないですね。 -
帰りたくないな〜
キャンプ場が飛行機の出る2日前にクローズしてしまったので
最終日は90ドルする日本人の経営する民宿に泊りました。
無料で早朝空港まで送ってもらって、梱包用のダンボールやテープを用意していただきました。
要らない荷物も処分してもらったりしたので、やはり日本語で相談できるのは助かりました。
着いてすぐラーメンをご馳走していただいたのですが全く食べられないシーフードでした。
港町ですからご馳走なのですが、残してしまって済みませんでした。
半日かけてパッキングと荷物の整理。
帰国の時には靴と服だけは新しくします。 -
成田到着!
シアトルから隣に座った方と結構話したのですが、成田に帰るときに
「顔色悪いですよ。ホントに日本に帰りたくないというのがよく分かります。」と言っていました。
ずっと心配だった「I-94出入国記録カード」はシアトルの乗り継ぎのときに2枚とも成田行きの搭乗口で渡すことが出来ました。
このときはまだESTA申請も荷物の規制も無い時期だったのでまだ良かったです。 -
長野行きのバスが終わったので空港で寝ます。
夜に名前と住所をチェックに来ました。
現在はなくなってしまいましたが、空港から一本で長野に帰れるのはとても便利でした。
最初はカナダだけの北米横断を考えていたけど、同じ距離、期間でこのルートにして本当に良かったです。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ホーミンさん 2013/01/22 11:54:52
- 読むだけでも感動した 自転車の旅
- シロウマさま
こんにちは。
11年かけて自転車で世界中を走り回った旅、拝見して感動いたしました!!
旅行会社がよく世界一周の旅を売り出していますが、全然次元が違います。
これだけの旅をするには相当の体力と気力、財力に時間、周りの人たちの理解等々、あらゆるものがそろってないと出来ません。
恵まれていらっしゃったのですね。
これだけ中身の濃い旅をされたトラベラーさんは、4トラにはおられないのではないかと思うほどです。
特に印象に残っているのは南米のワンちゃん、元陽の棚田、スペインからフランスへの山越えetc.etc.
キルギスのスタックに苦しむお写真も魅力的でした。
(苦戦中なのに申し訳ないです)
体型がどんどん変化していくのも驚きでしたし、いつも見えているふくらはぎがが変わることなくたくましかったのも印象的でした。
そして走行中のどの後ろ姿も魅力的でした。
こういうのを本当の「旅」っていうのだろうなと感じました。
私も含め殆どの人が出来ない「旅」。
こうして詳しく拝見できてよかったです。
貴重な旅行記をありがとうございました。
- shiroumaさん からの返信 2013/01/22 23:44:23
- RE: 読むだけでも感動した 自転車の旅
- ホーミンさん、いつもありがとうございます。
僕が初めて自転車の旅をしたのはまだ古きポケベルが出始めた頃でした。
ネットなどある訳もなく雑誌と旅行記が情報源、
たまたま図書館で見た熊沢正子さんの記事と著書を読んで、それからは旅行=自転車旅でした。
いろんな自転車の旅人の旅行記を読んで、自然と講演会(客もすごい人ばかり)にも参加して直接情報交換するようになったので、あまり変わった事をしているという感覚はないのです。
旅の先輩たちが残した沢山の情報のお陰で無事に素晴らしい旅が出来たと思っています。
僕が本を読んで旅に希望を見いだしたように、マラソンでいう市民ランナーとして次世代の旅人に一人でも楽しさが伝わればいいなと思っています。
10年後、20年後はSNSやブログという形は無くなっているかもしれませんが、デジタルでもアナログでも細々と残していきたいと思います。
体型に関しては油断するとすぐ太るので(特にステーキばかりの北米)お恥ずかしいばかりです。
4トラベルでは軽いものからディープなものまでいろんなスタイルの旅が見られて楽しいです。
おそらく自転車旅はもうしないので、しばらくは山を覚えたいと思います。
ホーミンさんは山の先輩ですので旅行記でこれからも勉強させていただきますね。
シロウマ
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- 一歩人さん 2011/06/12 03:40:07
- ふ、ふ、体力、知力全快ですよね
- しろうまさんへ
ふ、ふ、野武士のごとく、架け巡られたのですね。
一枚一枚がとても感動的でした、
アラスカ(元はロシア領も驚きでした)の冷たくても
冒険に満ちた旅だったと思います。
若くて希望に満ちた昔の自分を少し振り帰っちゃいましt。
ありがとうございました。
失礼しま〜す。
- shiroumaさん からの返信 2011/06/12 10:04:32
- RE: ふ、ふ、体力、知力全快ですよね
- 一歩人さん
コメントありがとうございます!
アラスカがロシアだったのは本当にビックリでした。
しかも畑も出来ない何の役にも立たない土地をアメリカに捨てるように売ったら金が出てゴールドラッシュとともに大国になっていったと言うロシアにとっては情けないお話でした。
綺麗な景色と動物たち、現地の人とのやりとりなど旅は最高です。
4トラベルは世代、性別に関係なく旅の楽しさに溢れていて旅先でちょっと話しかけるような心地よさがあって本当に楽しいですね。
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