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 貴州のミャオ族めぐりはいい思い出になりました。でも、「滞在」となると話は別です。西江は観光地化されてるし、凱里や貴陽はありふれた地方都市、それ以外の場所はただの不便な田舎です。もっと、のんびりゆったり過ごせる場所はないものか...。と探してみるとありました。それは、貴州省黎平県にある肇興郷(サオシン)というトン族の村。メジャーな観光地ではないため、ガイドブックは何も教えてくれません。ならば、私が紹介するしかないでしょう。<br /><br /><br />**情報は2010年11月のもの。1人民元=12.2円で計算。<br /><br />==貴州の輝き シリーズ一覧==<br />① ミャオ族・芦笙祭をめぐる旅 (重安、谷隴、苗族)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10524183/<br />② ミャオ族新年 雷山開幕式の熱い一日 (苗族)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10572257/<br />③ ミャオ族新年 西江千戸苗寨の歩き方 (苗族)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10572912/<br />④ ミャオ族新年 西江のファンキーなお正月(苗族、鼓蔵節)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10572960/<br />⑤ トン族の里 - 肇興を勝手に観光案内 (鼓楼、風雨橋) &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10517865/<br /><br />==中国少数民族==<br />雲南・少数民族マーケットハンター 全3作<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573334/

貴州の輝き⑤ トン族の里 - 肇興を勝手に観光案内 (鼓楼、風雨橋)

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2010/11/13 - 2010/11/16

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世界攻略者

世界攻略者さん

 貴州のミャオ族めぐりはいい思い出になりました。でも、「滞在」となると話は別です。西江は観光地化されてるし、凱里や貴陽はありふれた地方都市、それ以外の場所はただの不便な田舎です。もっと、のんびりゆったり過ごせる場所はないものか...。と探してみるとありました。それは、貴州省黎平県にある肇興郷(サオシン)というトン族の村。メジャーな観光地ではないため、ガイドブックは何も教えてくれません。ならば、私が紹介するしかないでしょう。


**情報は2010年11月のもの。1人民元=12.2円で計算。

==貴州の輝き シリーズ一覧==
① ミャオ族・芦笙祭をめぐる旅 (重安、谷隴、苗族)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10524183/
② ミャオ族新年 雷山開幕式の熱い一日 (苗族)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10572257/
③ ミャオ族新年 西江千戸苗寨の歩き方 (苗族)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10572912/
④ ミャオ族新年 西江のファンキーなお正月(苗族、鼓蔵節)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10572960/
⑤ トン族の里 - 肇興を勝手に観光案内 (鼓楼、風雨橋) <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10517865/

==中国少数民族==
雲南・少数民族マーケットハンター 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573334/

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  • [目次]<br /><br /> 基本情報<br /> 街の様子<br /> 鼓楼<br /> 風雨橋<br /> 民族文化<br /> 厦格・堂安へミニトレック<br /> まとめ<br /><br /><br />写真: 信団鼓楼<br />

    [目次]

     基本情報
     街の様子
     鼓楼
     風雨橋
     民族文化
     厦格・堂安へミニトレック
     まとめ


    写真: 信団鼓楼

  • [基本情報] <br /><br /> 一部の田舎好き旅行者の間で評価が高い肇興(写真)ですが、ここへのアクセスは簡単ではありません。村は貴州省の南東部に位置し、凱里から向かう場合、黎平までバスで7時間半(7:30AM,94元=1150円)。さらに肇興まで2時間半(18元=220円)。大半が山道をクネクネ走る道で、乗客はみなぐったり。到着した時には日が暮れていました。また、桂林から三江経由で来るルートもありますが、こちらは一日で移動できるかどうか不明です。<br /><br /> アクセスの悪さが幸いして、中国人旅行者はまだ少なめ。極度な観光地化は今のところ免れています。しかし、近くを走る高速道路が開通間近のため、この状況は長く続かないかもしれません。貴陽や桂林からのアクセスが格段によくなるからです。

    [基本情報]

     一部の田舎好き旅行者の間で評価が高い肇興(写真)ですが、ここへのアクセスは簡単ではありません。村は貴州省の南東部に位置し、凱里から向かう場合、黎平までバスで7時間半(7:30AM,94元=1150円)。さらに肇興まで2時間半(18元=220円)。大半が山道をクネクネ走る道で、乗客はみなぐったり。到着した時には日が暮れていました。また、桂林から三江経由で来るルートもありますが、こちらは一日で移動できるかどうか不明です。

     アクセスの悪さが幸いして、中国人旅行者はまだ少なめ。極度な観光地化は今のところ免れています。しかし、近くを走る高速道路が開通間近のため、この状況は長く続かないかもしれません。貴陽や桂林からのアクセスが格段によくなるからです。

  •  なんとなく山間の桃源郷のような場所を想像していましたが、来てみるとどこにでもありそうな田舎の町でした。街のメイン通り(写真)には商店が並び、行き来する車が土ぼこりを撒き散らします。でも、よく見ると何か違います。コンクリート建ての建物がひとつもないのです。民家も商店もすべて木造で瓦屋根。店の看板まで木製。このような古風な街並みは一部の観光地でも見受けられますが、肇興の場合、人工的に整備されたという感じがしません。昔からこういうスタイルなのです。<br />

     なんとなく山間の桃源郷のような場所を想像していましたが、来てみるとどこにでもありそうな田舎の町でした。街のメイン通り(写真)には商店が並び、行き来する車が土ぼこりを撒き散らします。でも、よく見ると何か違います。コンクリート建ての建物がひとつもないのです。民家も商店もすべて木造で瓦屋根。店の看板まで木製。このような古風な街並みは一部の観光地でも見受けられますが、肇興の場合、人工的に整備されたという感じがしません。昔からこういうスタイルなのです。

  •  肇興の人口は約700世帯。一応はガイドブックにも載っている町なので、旅行者向けのインフラは揃っています。ゲストハウスはすべて民家と同じような木造の建物(写真)。メイン道路沿いに食堂を兼ねた宿が数軒、裏通りに数軒、奥の川沿いに数軒。合わせて30軒ほどあるでしょうか。とはいえ、中には営業しているのかどうかハッキリしない宿もあり、眺めの良さなどを考慮すると、人気の宿は数軒に限定されます。<br /><br />

     肇興の人口は約700世帯。一応はガイドブックにも載っている町なので、旅行者向けのインフラは揃っています。ゲストハウスはすべて民家と同じような木造の建物(写真)。メイン道路沿いに食堂を兼ねた宿が数軒、裏通りに数軒、奥の川沿いに数軒。合わせて30軒ほどあるでしょうか。とはいえ、中には営業しているのかどうかハッキリしない宿もあり、眺めの良さなどを考慮すると、人気の宿は数軒に限定されます。

  •  木造のため、宿の部屋は山小屋のロッジ風。ほとんどの宿でインターネットが、約半数は部屋でも無線LANが使えます。料金は、バストイレ、テレビ、エアコン(冷暖房)の有無により、20元-80元(250-1000円)くらい。せっかくなので、鼓楼の見える部屋を選びたいところです。<br /><br /><br />写真: 50元(610円)の部屋。テレビ、ホットシャワー、無線LAN付。<br /><br />

     木造のため、宿の部屋は山小屋のロッジ風。ほとんどの宿でインターネットが、約半数は部屋でも無線LANが使えます。料金は、バストイレ、テレビ、エアコン(冷暖房)の有無により、20元-80元(250-1000円)くらい。せっかくなので、鼓楼の見える部屋を選びたいところです。


    写真: 50元(610円)の部屋。テレビ、ホットシャワー、無線LAN付。

  •  西洋人バックパッカーがこの村に注目し始めてから、かなりの月日が経ちました。すでに観光地化されてしまったと嘆く声もありますが、まだまだ素朴な雰囲気を残しているように感じます。<br /><br /> メインロードから一歩奥に入れば、そこにあるのは普段着の村の姿。日向ぼっこしながら雑談する老人、染物や稲・モミの乾燥作業をする女性、自由きままに歩き回る子犬達。ゆったりとした時間が村に流れます。このような田舎町で、外国人が不自由なく過ごせる場所はそう多くないはずです。<br />

     西洋人バックパッカーがこの村に注目し始めてから、かなりの月日が経ちました。すでに観光地化されてしまったと嘆く声もありますが、まだまだ素朴な雰囲気を残しているように感じます。

     メインロードから一歩奥に入れば、そこにあるのは普段着の村の姿。日向ぼっこしながら雑談する老人、染物や稲・モミの乾燥作業をする女性、自由きままに歩き回る子犬達。ゆったりとした時間が村に流れます。このような田舎町で、外国人が不自由なく過ごせる場所はそう多くないはずです。

  • 以下、街の基本情報を列挙しておきます。<br /><br /> 銀行: 農村信用社があるもののATMはなし。両替については不明。<br /> 食事: 食堂は一応沢山あります。<br /> ランドリー: 洗濯屋はなし。料金は宿次第。5元(60円)/洗濯機一回から。<br /> 観光案内: 案内所らしきものが一軒。大雑把な地図(6元)が買えます。<br /> ネット: ネットカフェあり。日本語環境は不明。ホテルでもたいてい使えます。<br /> 観光: 街歩き、近郊の村への散歩くらい。<br /><br />写真: 現地で買えるガイドブック - 肇興体験-35元(430円)英語+中国語で、肇興の文化、風習について網羅しています。

    以下、街の基本情報を列挙しておきます。

    銀行: 農村信用社があるもののATMはなし。両替については不明。
    食事: 食堂は一応沢山あります。
    ランドリー: 洗濯屋はなし。料金は宿次第。5元(60円)/洗濯機一回から。
    観光案内: 案内所らしきものが一軒。大雑把な地図(6元)が買えます。
    ネット: ネットカフェあり。日本語環境は不明。ホテルでもたいてい使えます。
    観光: 街歩き、近郊の村への散歩くらい。

    写真: 現地で買えるガイドブック - 肇興体験-35元(430円)英語+中国語で、肇興の文化、風習について網羅しています。

  • [街の様子]<br /><br /> 肇興はトン族の村。そのトン族風情を味わうのが街歩きのメインテーマとなります。トン族の村を特徴づけるものとしては、鼓楼(写真左)と風雨橋(写真右)の2つがあります。鼓楼は最上部に太鼓が備え付けられた建造物で、火事などの緊急時に危険を知らせる役割を果たします。村には全部で5つの鼓楼があります。<br /><br /> 一方、風雨橋は屋根付きの橋。川の流れる肇興には合計5つの風雨橋があります。鼓楼、風雨橋共に中に腰掛けるベンチがあり、村民、特に老人の憩いの場になっています。街はコンパクトですが、見所が点在してして街歩きには最適です。<br /><br />写真: 仁団鼓楼と仁団風雨橋

    [街の様子]

     肇興はトン族の村。そのトン族風情を味わうのが街歩きのメインテーマとなります。トン族の村を特徴づけるものとしては、鼓楼(写真左)と風雨橋(写真右)の2つがあります。鼓楼は最上部に太鼓が備え付けられた建造物で、火事などの緊急時に危険を知らせる役割を果たします。村には全部で5つの鼓楼があります。

     一方、風雨橋は屋根付きの橋。川の流れる肇興には合計5つの風雨橋があります。鼓楼、風雨橋共に中に腰掛けるベンチがあり、村民、特に老人の憩いの場になっています。街はコンパクトですが、見所が点在してして街歩きには最適です。

    写真: 仁団鼓楼と仁団風雨橋

  •  なぜ小さな村に鼓楼が5つもあるのでしょうか。それは団という集落の単位に関係しています。団というのは複数の氏族が集まってできた区域で、同じ団の中では同じ血筋(かつての名字)の人同士結婚できないなどの決まりがあります。肇興には義、仁、信、智、礼の5つの団があり、それぞれが鼓楼を持っています。それに加え、団を複数まとめた括りもあり、義団と仁団が上寨村、信団と智団が下寨村、礼団が民主村という3つの行政単位に分けられています。<br /><br />写真: 6つに色分けした地図。橙色は学校の敷地。残りの5つが各団。それぞれに1つ鼓楼マークがあります。緑色の線が風雨橋。<br />

     なぜ小さな村に鼓楼が5つもあるのでしょうか。それは団という集落の単位に関係しています。団というのは複数の氏族が集まってできた区域で、同じ団の中では同じ血筋(かつての名字)の人同士結婚できないなどの決まりがあります。肇興には義、仁、信、智、礼の5つの団があり、それぞれが鼓楼を持っています。それに加え、団を複数まとめた括りもあり、義団と仁団が上寨村、信団と智団が下寨村、礼団が民主村という3つの行政単位に分けられています。

    写真: 6つに色分けした地図。橙色は学校の敷地。残りの5つが各団。それぞれに1つ鼓楼マークがあります。緑色の線が風雨橋。

  •  先述のように、肇興の建物はすべて木造です(学校除く)。その多くが3-3.5階建てで、それ以上高い民家は見当たりません。これは、高さの規制というよりは、大黒柱の長さがボトルネックになっている気がします。実際、先が細過ぎたり、端が曲がってたりと不揃いな柱をよく見かけます。<br /> 3階の上の屋根裏部分は、主に物置きスペースとして使用されます。風通しのためか、たいてい壁がありません。<br />

     先述のように、肇興の建物はすべて木造です(学校除く)。その多くが3-3.5階建てで、それ以上高い民家は見当たりません。これは、高さの規制というよりは、大黒柱の長さがボトルネックになっている気がします。実際、先が細過ぎたり、端が曲がってたりと不揃いな柱をよく見かけます。
     3階の上の屋根裏部分は、主に物置きスペースとして使用されます。風通しのためか、たいてい壁がありません。

  •  建物の構造はいたってシンプル。柱と梁を組み合わせ、瓦屋根をのせ、最後に床と壁板を取り付けて完成です。基礎らしき物はなく、柱は石やコンクリートで固めた礎石に乗せただけ。地震が来たらアウトですが、この地方では問題ないのでしょう。<br /><br /> 中国の家は、普通レンガを多用しますが、ここ肇興では新しく建てる家も木造です(写真)。壁の一部にレンガを使っている家もあるにはあります。しかし、そういう家でも、表通りから見える部分は必ず木材を使っています。どうもいろいろと規制があるようです。村の掲示板には、当局の許可なくレンガやセメントで家を建てた人の名前が公示されていました。

     建物の構造はいたってシンプル。柱と梁を組み合わせ、瓦屋根をのせ、最後に床と壁板を取り付けて完成です。基礎らしき物はなく、柱は石やコンクリートで固めた礎石に乗せただけ。地震が来たらアウトですが、この地方では問題ないのでしょう。

     中国の家は、普通レンガを多用しますが、ここ肇興では新しく建てる家も木造です(写真)。壁の一部にレンガを使っている家もあるにはあります。しかし、そういう家でも、表通りから見える部分は必ず木材を使っています。どうもいろいろと規制があるようです。村の掲示板には、当局の許可なくレンガやセメントで家を建てた人の名前が公示されていました。

  •  そんな古風な肇興の街を上から見下ろすとどんな感じでしょうか。村は南北の山に挟まれた場所にあるため、簡単に高い場所まで登ることができます。村の北側には、西側の中学校、東側の展望小屋、そしてその中間の丘の上、と三箇所ほど展望ポイントがあります。ちなみに丘の上の中学校ではトン族の言葉、トン語を教えていました。発音表記はアルファベットを使用するようです。<br /><br /> 一方、村の南側にはこれといったビューポイントがありません。それでも試しに山道を登ってみると..。パラボラアンテナの多さに気づくのでした(写真)。<br /><br /><br />写真: 南の山からの眺め

     そんな古風な肇興の街を上から見下ろすとどんな感じでしょうか。村は南北の山に挟まれた場所にあるため、簡単に高い場所まで登ることができます。村の北側には、西側の中学校、東側の展望小屋、そしてその中間の丘の上、と三箇所ほど展望ポイントがあります。ちなみに丘の上の中学校ではトン族の言葉、トン語を教えていました。発音表記はアルファベットを使用するようです。

     一方、村の南側にはこれといったビューポイントがありません。それでも試しに山道を登ってみると..。パラボラアンテナの多さに気づくのでした(写真)。


    写真: 南の山からの眺め

  •  肇興での活動はやはり街歩き。鼓楼と風雨橋をすべて巡ったり、のんびり川沿いに歩いてみたりと、いろいろ楽しめます。街を歩いていて、すぐに目に留まるのが藍染した反物を干している光景(写真)。町のあちこちで行われています。これらの布地を使って、正装衣装や伝統的な普段着が作られます。染め方や処理によって、生地は黒色、藍色、茶色、紫色と色を変えていきます。時々、カーンカーンと甲高い音が聞こえてきますが、それは生地を滑らかにするため、トンカチで叩いている音です。<br /><br /> でも何か変です。この村でも、普段から伝統服を着ているのは老人のみ。しかもその半分は一般的な中国の民族服です。需要と供給が全く合ってないのです。その疑問を宿の女性にぶつけてみると、祭りの時に着るとか。しかも、一人何着も持っているらしい..。この話が本当だとすると、まだまだこの村は伝統を大切にしているといえます。<br />

     肇興での活動はやはり街歩き。鼓楼と風雨橋をすべて巡ったり、のんびり川沿いに歩いてみたりと、いろいろ楽しめます。街を歩いていて、すぐに目に留まるのが藍染した反物を干している光景(写真)。町のあちこちで行われています。これらの布地を使って、正装衣装や伝統的な普段着が作られます。染め方や処理によって、生地は黒色、藍色、茶色、紫色と色を変えていきます。時々、カーンカーンと甲高い音が聞こえてきますが、それは生地を滑らかにするため、トンカチで叩いている音です。

     でも何か変です。この村でも、普段から伝統服を着ているのは老人のみ。しかもその半分は一般的な中国の民族服です。需要と供給が全く合ってないのです。その疑問を宿の女性にぶつけてみると、祭りの時に着るとか。しかも、一人何着も持っているらしい..。この話が本当だとすると、まだまだこの村は伝統を大切にしているといえます。

  • [鼓楼]<br /><br /> それでは、村のシンボル、鼓楼を詳しく見てみていきます。瓦屋根と木材で造られた伝統的な建造物で、ほとんどの部分で釘やボルトを使用していません。日本人から見ても、どこか懐かしい感じのする建物です。もともとの目的は、火事や敵の侵入などの緊急時に太鼓を鳴らすためですが、普段は村人の憩いの場になっています。また、村の会議や祭りの時にも使われます。各団にひとつあるため、危機管理というよりも、それぞれの団のアイデンティティとしての役割が大きいのかもしれません。<br /><br /> 肇興には全部で5つの鼓楼があります。西から、信団鼓楼、智団鼓楼、義団鼓楼、礼団鼓楼、仁団鼓楼。最も高いもので25メートル弱。山の展望ポイントから見た時、鼓楼だけが街から頭を突き出している様子がよくわかります。すべて1982年に再建された物らしいのですが、あまり新しさを感じさせません。次に各鼓楼を簡単に紹介しておきます。<br /><br />信団鼓楼: 11層、24.37M。道路のそばにあり目立つ。<br />智団鼓楼: 9層。やや小ぶり。ため池の奥にある。小学校の手前。<br />義団鼓楼: 11層。23.36M。夜に電飾。奥に舞台あり。<br />礼団鼓楼: 13層、21.37M。後ろに山の斜面があるため、横から見ることもできます。屋根には動物に加え、人形の形をした装飾あり。<br />仁団鼓楼: 7層、18.47M。小ぶりながら、すぐ隣の風雨橋との組み合わせがきれい。夜に電飾。屋根の下は物置代わり。<br /><br />立派さでいえば、信団鼓楼と義団鼓楼。落ち着いた雰囲気なのが、智団鼓楼と礼団鼓楼といった感じです。<br /><br />写真: 義団鼓楼と義団風雨橋

    [鼓楼]

     それでは、村のシンボル、鼓楼を詳しく見てみていきます。瓦屋根と木材で造られた伝統的な建造物で、ほとんどの部分で釘やボルトを使用していません。日本人から見ても、どこか懐かしい感じのする建物です。もともとの目的は、火事や敵の侵入などの緊急時に太鼓を鳴らすためですが、普段は村人の憩いの場になっています。また、村の会議や祭りの時にも使われます。各団にひとつあるため、危機管理というよりも、それぞれの団のアイデンティティとしての役割が大きいのかもしれません。

     肇興には全部で5つの鼓楼があります。西から、信団鼓楼、智団鼓楼、義団鼓楼、礼団鼓楼、仁団鼓楼。最も高いもので25メートル弱。山の展望ポイントから見た時、鼓楼だけが街から頭を突き出している様子がよくわかります。すべて1982年に再建された物らしいのですが、あまり新しさを感じさせません。次に各鼓楼を簡単に紹介しておきます。

    信団鼓楼: 11層、24.37M。道路のそばにあり目立つ。
    智団鼓楼: 9層。やや小ぶり。ため池の奥にある。小学校の手前。
    義団鼓楼: 11層。23.36M。夜に電飾。奥に舞台あり。
    礼団鼓楼: 13層、21.37M。後ろに山の斜面があるため、横から見ることもできます。屋根には動物に加え、人形の形をした装飾あり。
    仁団鼓楼: 7層、18.47M。小ぶりながら、すぐ隣の風雨橋との組み合わせがきれい。夜に電飾。屋根の下は物置代わり。

    立派さでいえば、信団鼓楼と義団鼓楼。落ち着いた雰囲気なのが、智団鼓楼と礼団鼓楼といった感じです。

    写真: 義団鼓楼と義団風雨橋

  •  屋根は下の1-2層が四角形で、それ以外は八角形。一番上の楼も一階と数えます。屋根の角には、さまざまな動物の彫刻が置かれています。鼓楼の正面には龍の彫刻のようなものがあり、その下に額縁が飾られています(写真)。この額縁はあまり重要でないようで、標語めいたものだったり、バスケットボール大会や歌唱大会の表彰状だったりします。鼓楼は言ってみれば、その団の公民館のようなものかもしれません。<br /><br />写真: 智団鼓楼

     屋根は下の1-2層が四角形で、それ以外は八角形。一番上の楼も一階と数えます。屋根の角には、さまざまな動物の彫刻が置かれています。鼓楼の正面には龍の彫刻のようなものがあり、その下に額縁が飾られています(写真)。この額縁はあまり重要でないようで、標語めいたものだったり、バスケットボール大会や歌唱大会の表彰状だったりします。鼓楼は言ってみれば、その団の公民館のようなものかもしれません。

    写真: 智団鼓楼

  •  鼓楼の内部は吹き抜けになっています。柱の数は、4列x4列の計16本。柱の上方に1つ床があり、その上からまた別の柱が伸びています。最上部の空間がどうなっているかはよくわかりません。下の16本の柱ですが、中央の4本が四季を表し、外側の12本が一年の月を表すとされています。<br /><br /> ところで、鼓楼の上にある太鼓を鳴らすにはどこから登るのでしょう。よく見ると、中央の柱のうち一本に横木を何本かつけた細い柱がくくりつけられています(写真奥の柱)。ちょっと登ってみたいところですが、最初のステップがかなり高いところにあるため、そこに行くのに別のはしごが必要です。<br /><br /> 塔の下はコンクリートになっていて、中央の4本の柱に沿って木のベンチが置かれています。その中央に火を灯す場所があり、団で何か議論するときや、焚き木で暖をとる時などにこの場所を使用します。<br />

     鼓楼の内部は吹き抜けになっています。柱の数は、4列x4列の計16本。柱の上方に1つ床があり、その上からまた別の柱が伸びています。最上部の空間がどうなっているかはよくわかりません。下の16本の柱ですが、中央の4本が四季を表し、外側の12本が一年の月を表すとされています。

     ところで、鼓楼の上にある太鼓を鳴らすにはどこから登るのでしょう。よく見ると、中央の柱のうち一本に横木を何本かつけた細い柱がくくりつけられています(写真奥の柱)。ちょっと登ってみたいところですが、最初のステップがかなり高いところにあるため、そこに行くのに別のはしごが必要です。

     塔の下はコンクリートになっていて、中央の4本の柱に沿って木のベンチが置かれています。その中央に火を灯す場所があり、団で何か議論するときや、焚き木で暖をとる時などにこの場所を使用します。

  • [風雨橋]<br /><br /> 続いて風雨橋。肇興は街の中央を川が流れているため、両岸を繋ぐ橋がいくつかあります。そのうち屋根がついている木造建築のものを風雨橋(花橋)といい、全部で5つあります。こちらも鼓楼同様、釘やボルトを使用しないのを基本にしています。とはいうものの、厳密には守られていないようで、土台がコンクリートの丈夫な風雨橋もあります。<br /><br /> 肇興川沿いに西から夢猫風雨橋, 智団風雨橋, 義団風雨橋, 仁団風雨橋(写真)。支流に礼団風雨橋。信団以外は、川を跨いだ土地を持っているので、団名が橋の名前になっています。

    [風雨橋]

     続いて風雨橋。肇興は街の中央を川が流れているため、両岸を繋ぐ橋がいくつかあります。そのうち屋根がついている木造建築のものを風雨橋(花橋)といい、全部で5つあります。こちらも鼓楼同様、釘やボルトを使用しないのを基本にしています。とはいうものの、厳密には守られていないようで、土台がコンクリートの丈夫な風雨橋もあります。

     肇興川沿いに西から夢猫風雨橋, 智団風雨橋, 義団風雨橋, 仁団風雨橋(写真)。支流に礼団風雨橋。信団以外は、川を跨いだ土地を持っているので、団名が橋の名前になっています。

  •  肇興の風雨橋はすべて小ぶりで、地坪や三江のような大きなものはありません。橋の軒下には民族文化や生活風景を描いた絵が飾られていています(写真)。風雨橋も、鼓楼同様、憩いの場であり村人の共有財産。農作物や反物を干すのにも利用されます。<br /><br /> 5つある風雨橋の中でひとつ選ぶとすれば、仁団でしょうか。ここは川幅が最も広く見栄えがいい場所です。そのすぐそばのみやげ物屋で民族衣装をレンタル(10元)して、橋をバックに記念撮影することもできます。

     肇興の風雨橋はすべて小ぶりで、地坪や三江のような大きなものはありません。橋の軒下には民族文化や生活風景を描いた絵が飾られていています(写真)。風雨橋も、鼓楼同様、憩いの場であり村人の共有財産。農作物や反物を干すのにも利用されます。

     5つある風雨橋の中でひとつ選ぶとすれば、仁団でしょうか。ここは川幅が最も広く見栄えがいい場所です。そのすぐそばのみやげ物屋で民族衣装をレンタル(10元)して、橋をバックに記念撮影することもできます。

  • [民族文化]<br /><br /> 建築物以外でトン族の民族文化を感じることができるものとして、歌と踊りの観賞があります。基本的には夜、ほぼ毎日、観光客向けのショーが行われます。場所は義団鼓楼奥の戯台(写真)。舞踊用の舞台は通常、鼓楼とセットになっているのですが、独立した建物としてあるのはここだけです。

    [民族文化]

     建築物以外でトン族の民族文化を感じることができるものとして、歌と踊りの観賞があります。基本的には夜、ほぼ毎日、観光客向けのショーが行われます。場所は義団鼓楼奥の戯台(写真)。舞踊用の舞台は通常、鼓楼とセットになっているのですが、独立した建物としてあるのはここだけです。

  •  夜8時から約一時間、戯台手前のステージで土着の歌を歌ったり小劇や踊りが披露されます。特に合唱のところは、大会で賞と取っただけあり見応えがあります。最後に、観客を舞台に招きいれ、輪になって踊って終了です。料金は50元(610円)。すぐ横のボロい宿に泊まれば、二階から無料で観賞することもできます。さらには、観客席ベンチ後方で勝手に見学していても咎められない雰囲気があります。

     夜8時から約一時間、戯台手前のステージで土着の歌を歌ったり小劇や踊りが披露されます。特に合唱のところは、大会で賞と取っただけあり見応えがあります。最後に、観客を舞台に招きいれ、輪になって踊って終了です。料金は50元(610円)。すぐ横のボロい宿に泊まれば、二階から無料で観賞することもできます。さらには、観客席ベンチ後方で勝手に見学していても咎められない雰囲気があります。

  •  小さな町ということもあり、このショーの出演者を路上でよく見かけます。祭りでもない日に正装をしているのは彼女らだけなので、非常によく目立ちます。まだ若々しい団員達ですが、すでに母親になっている女性も多く、ショーが終わると子供と手を繋いで自宅に帰って行きました。

     小さな町ということもあり、このショーの出演者を路上でよく見かけます。祭りでもない日に正装をしているのは彼女らだけなので、非常によく目立ちます。まだ若々しい団員達ですが、すでに母親になっている女性も多く、ショーが終わると子供と手を繋いで自宅に帰って行きました。

  • [厦格・堂安へミニトレック]<br /><br /> とあるパッカー向け宿の掲示板を見ていると、近くの村を巡るハイキングコースが紹介されていました。その中で一番短い、肇興-厦格-堂安のコースを歩いてみたいと思います。<br /><br /> 村の東端にある肇興賓館-VIP館そばの山道から出発です。最初は、田畑を見下ろしながら石の道を歩いていきます。この道は山の北側にあるため、日中でも涼しく、気持ちよく歩けます。田んぼの収穫前に来ていたら、景色もより印象的だったことでしょう。

    [厦格・堂安へミニトレック]

     とあるパッカー向け宿の掲示板を見ていると、近くの村を巡るハイキングコースが紹介されていました。その中で一番短い、肇興-厦格-堂安のコースを歩いてみたいと思います。

     村の東端にある肇興賓館-VIP館そばの山道から出発です。最初は、田畑を見下ろしながら石の道を歩いていきます。この道は山の北側にあるため、日中でも涼しく、気持ちよく歩けます。田んぼの収穫前に来ていたら、景色もより印象的だったことでしょう。

  •  45分ほど歩き、厦格に到着です。「来てみるもんだな..」これが着いた時の印象です。森の中の狭い土地に広がった集落はいかにも山奥の山村(写真)。期待していた通りの雰囲気があります。肇興もいい所ですが、やはりバスが通るような町はどこか落ち着きがありません。<br /><br /> この村にも3つほど鼓楼があります。肇興のような平地ではないため、風雨橋はなし。どの村もそうですが、突然の訪問者を相手にしてくれる人はほとんどいません。道を聞く時に言葉を交わす程度。そういう訳なので、雰囲気を味わった後、次の村に向かいます。

     45分ほど歩き、厦格に到着です。「来てみるもんだな..」これが着いた時の印象です。森の中の狭い土地に広がった集落はいかにも山奥の山村(写真)。期待していた通りの雰囲気があります。肇興もいい所ですが、やはりバスが通るような町はどこか落ち着きがありません。

     この村にも3つほど鼓楼があります。肇興のような平地ではないため、風雨橋はなし。どの村もそうですが、突然の訪問者を相手にしてくれる人はほとんどいません。道を聞く時に言葉を交わす程度。そういう訳なので、雰囲気を味わった後、次の村に向かいます。

  •  厦格のさらに奥、1キロほど離れた場所に堂安の村があります。小学校横の道から厦格を抜け、丘の上に見える集落を目指します。30分ほど登り、村に到着です。村の中心には石の道路が走っており、右に行くと鼓楼(写真)、左に行くと村の門があります。門へ向かう途中、右側の丘の上にトン族を紹介した博物館があるので、行ってみます。<br /><br /> 博物館(10元=120円)は鍵が架かっていましたが、近くにいた青年がドアを開けてくれました。展示は写真と英語・中国語の説明が主で、多すぎず少なすぎずコンパクトにまとまっています。内容は「肇興体験」というガイドブックとほぼ同じなので、ひょっとすると同じ筆者なのかもしれません。<br />

     厦格のさらに奥、1キロほど離れた場所に堂安の村があります。小学校横の道から厦格を抜け、丘の上に見える集落を目指します。30分ほど登り、村に到着です。村の中心には石の道路が走っており、右に行くと鼓楼(写真)、左に行くと村の門があります。門へ向かう途中、右側の丘の上にトン族を紹介した博物館があるので、行ってみます。

     博物館(10元=120円)は鍵が架かっていましたが、近くにいた青年がドアを開けてくれました。展示は写真と英語・中国語の説明が主で、多すぎず少なすぎずコンパクトにまとまっています。内容は「肇興体験」というガイドブックとほぼ同じなので、ひょっとすると同じ筆者なのかもしれません。

  •  博物館を見学し終わった時には、もう5時。今から同じ道を歩いて戻ると日没に間に合いません。幸い、堂安の集落はバスの通る道からそう遠くありません。村の門を出て道路を15分ほど下ると大きな道に出ます。ここで、水口や地坪から来るバス(3元=36円)を拾い、難なく肇興に戻ることができました。村の散策を含めて4時間ほど見とけば十分でしょうか<br /><br />写真: 堂安近くの棚田<br />

     博物館を見学し終わった時には、もう5時。今から同じ道を歩いて戻ると日没に間に合いません。幸い、堂安の集落はバスの通る道からそう遠くありません。村の門を出て道路を15分ほど下ると大きな道に出ます。ここで、水口や地坪から来るバス(3元=36円)を拾い、難なく肇興に戻ることができました。村の散策を含めて4時間ほど見とけば十分でしょうか

    写真: 堂安近くの棚田

  •  今回のミニトレックを振り返ってみます。肇興から堂安までは、平均すると緩やかな登り道。ということは、逆回りのルート、つまり、バスで堂安付近まで行き、山道を歩いて戻ってきた方が楽だったかもしれません。こういうことは、いつも終わってから気づくものです。肇興から東の方に見えていた山の上の集落は実は堂安なのでした。<br /><br />写真: 黄色い線 - 推定ルート、ピンク - 厦格の入り口、赤 - 堂安の博物館

     今回のミニトレックを振り返ってみます。肇興から堂安までは、平均すると緩やかな登り道。ということは、逆回りのルート、つまり、バスで堂安付近まで行き、山道を歩いて戻ってきた方が楽だったかもしれません。こういうことは、いつも終わってから気づくものです。肇興から東の方に見えていた山の上の集落は実は堂安なのでした。

    写真: 黄色い線 - 推定ルート、ピンク - 厦格の入り口、赤 - 堂安の博物館

  • [まとめ]<br /><br /> 山あいの村々、木造家屋、街中を流れる小川、盛大な祭り..大変大雑把な感覚ですが、肇興は私の中にある「岐阜のイメージ」に近いものがあります。全然違うでしょ!はい、その通りです。ここまで詳しく調べといて何もわかってないね!おっしゃる通りです。でも、何かうまく説明できない既視感があるんです。<br /><br /> という訳で、どこか懐かしい感じのする肇興ですが、いずれは観光地化の波に飲まれる日が来るかもしれません。行くなら今です。特に、田舎好きな人、建築好きな人、祭り好きな人たちにおすすめです。もちろん、岐阜好きな人も大歓迎! 以上、肇興の私的観光案内でした。またどこかの田舎町でお会いしましょう。<br /><br /><br />写真: 一昔前の信団鼓楼。

    [まとめ]

     山あいの村々、木造家屋、街中を流れる小川、盛大な祭り..大変大雑把な感覚ですが、肇興は私の中にある「岐阜のイメージ」に近いものがあります。全然違うでしょ!はい、その通りです。ここまで詳しく調べといて何もわかってないね!おっしゃる通りです。でも、何かうまく説明できない既視感があるんです。

     という訳で、どこか懐かしい感じのする肇興ですが、いずれは観光地化の波に飲まれる日が来るかもしれません。行くなら今です。特に、田舎好きな人、建築好きな人、祭り好きな人たちにおすすめです。もちろん、岐阜好きな人も大歓迎! 以上、肇興の私的観光案内でした。またどこかの田舎町でお会いしましょう。


    写真: 一昔前の信団鼓楼。

  • [リンク集]<br /><br />==中国旅行記一覧==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&amp;level1=1&amp;level2=2&amp;level3=&amp;sort=when<br /><br />==海外旅行記一覧==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&amp;sort=when&amp;view_mode=list<br /><br />==国内旅行記一覧==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&amp;sort=when&amp;view_mode=list<br /><br /><br />==少数民族関連==<br />雲南 少数民族マーケットハンター 全3作<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573334/<br />中米の民族マーケット 全15作 + 2作<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10688306/

    [リンク集]

    ==中国旅行記一覧==
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    ==少数民族関連==
    雲南 少数民族マーケットハンター 全3作
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573334/
    中米の民族マーケット 全15作 + 2作
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10688306/

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