2011/10/18 - 2011/10/21
218位(同エリア923件中)
さん太さん
10月13日から11月24日までの内、10月18日から21日までのロマンチック街道前編
http://4travel.jp/traveler/santa5670/album/10625193/
ドイツといえば「ロマンチック街道」
ドイツ初体験としては、最もポピュラーなここは外せない。
ロマンチック街道は、やはりとてもロマンチックな街道ではあるが、もともとの語源は「ローマへの道」
しかしこの街道の情景はとても“ロマンチック”
三十数年前に両親がここを訪れ、「小さな村、道、どこをとってもゴミ一つ落ちていない」って感心してたが、さすがドイツ人。
今回の旅行の最後に訪れるイタリアとの比較はとても面白い。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ハイデルベルクからフランクフルト経由で、ロマンチック街道の入り口ビュルツブルクへ10:03着。
チェックイン後街へ
マルクト広場と右側がハウス・ツム・ファルケンと正面がマリエンカペレ教会。 -
教会内部
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正面の双塔の建物は大聖堂
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アルテ・マイン橋から見るマリエンベルク要塞
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守護聖人キリアンの像
なぜ剣を持っているのだろう・・・
戦好きな聖人? -
マリエンベルク要塞内の中庭
左の塔はベルクフリート、右側がマリエン教会、手前は深さ104mの井戸 -
イチオシ
領主の庭園と街並み
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レジデンツ
大司教の宮殿として建てられたそうだが、聖職者たるものが剣を持ったり、金キラ金で装い贅沢三昧、守るべき農民に大砲打ち込んだり・・・
この頃のキリスト教には理解に苦しみます。 -
レジデンツ裏側庭園から
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相当手が込んでいます
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イチオシ
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大聖堂は工事中とかで中に入れず。
裏手に誰か司教の像、この人も剣を持っている。 -
マルクト広場からの夜景
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何枚か試みましたが、これが限度。
やはりカメラが悪いのか・・・
夜景はハイデルベルクのほうが素晴らしいように感じました。 -
アルテ・マイン橋たもとのアルテ・マインミューレ。
夜になると店頭でワイン立ち飲みバーに、外の丸テーブルに大勢で賑わってますが、若いカップルはワイングラスを持って、橋の中央の聖人の像の陰でアツアツ。
ロマンチック街道の始発地点としてふさわしい光景でした。
18日の歩数:30200歩 -
ヴュルツブルク駅、ヨーロッパバス発着場は写真駅の左手バスターミナル。フランクフルトから来るバスは、ヴュルツブルク9:45発。
シーズンオフの為、予約なしでしたが、乗客は半数程度、大半はフランクフルトから乗っており、ヴュルツブルクで乗ったのは我々入れて4名。
バスターミナルにチケットオフィス等あるかと思いましたが、何もなく、チケットはバスの中で購入。
会話ができず、ジェスチャーのみで、ジャーマンレイルパスでの割引、フュッセンまで買って、途中ローテンブルクで下車できるか・・・等々。
運転手も最後は笑いながら「OKOK] -
最初に立ち寄る町、ヴァイカースハイム。
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次の立ち寄り地は、小さな町クリクリンゲンの町外れにある、ヘルゴット教会。
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教会内の木彫りの彫刻「聖母マリアの祭壇」が有名なのだそうだ。
1505〜10年頃、天才彫刻家ティルマン・リーメンシュナイダーによって作られたそうな。 -
ヘルゴット教会向かいにある「指抜き博物館」
ヨーロッパではコレクターが多いのだそうな。 -
こちらの展示には「札幌理化硝子製作所 代表藤岡・・」の名刺が貼ってありました。
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12:30ローテンブルク着。
初日のマインツを除きすべてレストラン併設ホテルだが、ハイデルベルク同様ここもホテルとしてのフロントがない。
レストラン内でチェックイン手続きを済まし、部屋まで案内してもらい、鍵をもらうだけ。 -
レストラン裏の中庭を挟み、右側の棟がホテル棟。
夏はこの中庭がビアガーデンになるのだろうか・・・
部屋にいると落ち着かないだろうな…。 -
朝食付きでここで食べる。
昼夜ともほとんど客は入っていない。
もちろん我々もここでは食べないが、何となくここで食べないのが悪いような… -
チェックイン後、旧市街散策
30年前の両親が言うように、ゴミ一つ落ちていない。
整然としたとてもきれいな街並み、さすがドイツ人。 -
ローテンブルクで最も美しいといわれる「ブレーンライン」
右側を下っていくとコボルツェラー門を抜けてタウバー渓谷へ、
左側の道は見えているシーバース塔を抜けて、南端のシュピタール門までいたる。 -
コボルチェラー門までとりあえず下ってみました。
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ローテンブルクの名物「中世犯罪博物館」
12世紀から19世紀までの法律や司法の歴史、法律を犯した者への刑罰について、展示しています。
おしゃべりすぎる女への恥辱の面や酒癖の悪いもの、楽器演奏の下手な楽士などへの罰、笑えるものもあるが、背筋の凍るようなものもありました。
これは針の椅子。
魔女裁判のころの拷問道具 -
辱めの面
これを付けて人通りの多いところに晒し者にするそうな。 -
それぞれの器具を使っている絵や、拷問の様子などの解説絵もあり・・・・・
これは処刑の場面、こういう場面を実際見たら私は卒倒してしまいます。 -
こういうものがあるとは聞いていたが・・
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鉄の乙女
不道徳な女性を懲らしめるためのマントだとか -
城壁に沿ってこのような塔・門がいくつかある、
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奥に見える塔は聖ヤコブ教会
建て込んでおり、全体像は撮れない。 -
マルクト広場から左が市庁舎、右が市議宴会館
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30年戦争時、ティリー将軍率いる3万の兵に占領された際、市長が3.25Lの大ジョッキワインを10分で飲み干して街を救ったというマイスタートルンクの物語を仕掛け時計にしている。
11:00のデモ -
玄関周りをとても可愛く飾っていて、何かの店かとも思ったが、一般の家。
19日の歩数:14300歩 -
20日朝
ブレーンラインからコボルツェラー門を抜けてタウバー川にかかるドッベル橋に。 -
ドッベル橋から眺めるタウバー川と旧市街
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イチオシ
ドッベル橋(二重橋)越に見る旧市街
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ここから旧市街城壁の下側を散策。
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こんな道を通り、
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先ほどのドッベル橋
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城壁にたどり着き、このような道を歩く。
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素晴らしいタウバー渓谷を眺めながら・・
タウバーリビエラ って言うそうな -
ブルク門に到着
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ブルク公園
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ブルク公園から見た旧市街南側の風景
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ブルク公園の裏門からまた外の道を歩く
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旧市街北端のクリンゲン門横の聖ヴォルフガンク教会
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貯水塔として使われていたクリンゲン門
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クリンゲン門から屋根付の城壁が始まる。
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クリンゲン門から200−300m程行くとヨーロッパバスが停まるシュランネン広場、
「あっ、ここで降りたんだ」って感じです。 -
ガルゲン門
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レーダー門たもと
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レーダー門は上に登れて展望塔となっています。
正面左が市庁舎の塔、中央は聖ヤコブ教会 -
城壁ジュピター門方面
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城壁クリンゲン方面、今通って来たところ
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もちろん塔の上は有料。
階段を必死に上り終わったところで、とても人のよさそうなおじさんが「はい、お金」
もちろん払って展望室へ入りました。
値段を見てから(笑)、1.5E -
イチオシ
これと同じ写真が地球の歩き方にありました。
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市庁舎の塔と教会
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旧市街南端、屋根付城壁の終点のシュピタール門。
旧市街西側をタウバー渓谷に沿って城壁の外側を歩き、東側を城壁の上を歩き、ほぼ一周したことになります。 -
シュピタール門は最も強固な防壁、門塔に併設された稜堡内部
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大砲などが置かれています
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空濠からの外観
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大通りに出てシュピタール門方面を見る
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主要門の脇の通用門?
とても雰囲気がいい -
市庁舎の塔へ上がる。
スカートをはいた女性の方はご注意ください。
男性陣は歓迎ですが・・・ -
ここは中ほどに料金所
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市庁舎塔から見た街並み
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マルクト広場と市議宴会館
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午前に歩いたドッペル橋方面
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こんなところを上るのです
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屋根の裏側
驚いたので撮ってみました。
たるきのみで瓦を受けており、野地板がない・・・
20日の歩数:21600歩 -
21日朝靄のマルクト広場
今日は13:15のバスでフュッセンへ。 -
ほとんど見終わった後の時間のもてあまし。
お腹もすいていないが、人気がありそうなパン屋でコーヒーで時間つぶし。
地元の人にも観光客にも人気があるようだ。 -
ドイツ名物 田舎パン
壁にも絵画のように張り付けてました -
以前友人に誘われて数か月パン作りのサークルに入ったのですが、どうもパンは口に合わない・・・・(笑)
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コボルチェラー門近くの城壁から見た、朝靄に浮かぶ旧市街
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バス発着場のシュランネン広場。
30分ほど前から待っていると、7−8名の団体客がきた。
予約もしてないので、ひょっとして乗れなかったら・・と心配しましたが、バス内は数人。
運転手に、ビュルツブルクで買った切符を見せながら、「OK?」って聞くと、なんとビュルツブルクのときと同じ運転手。
又笑いながら「OKOK」
一安心。 -
ディンケルスビュールへの入り口、ヴェルニッツ門
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聖ゲオルク教会
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ディンケルスビュールの街並み
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ディンケルスビュールを何とか門から出て次の町へ
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ロマンチック街道走行中見える景色は、どこもかしこも、数十件の小さな村にから道路わきの草等々に至るまで整然と手入れされている。
観光地だから特に、なのか・・それにしてもイタリアとの違いは…(笑) -
次の訪問地、ネルトリンゲン。
各立寄り地点には30分から1時間程度留まります。
駆け足で街並みを見、トイレを済ます。 -
街並みはどこもよく似てますが、ネルトリンゲンの特徴は直径1km程の円形の城壁に囲まれた街。
太古に隕石が落ちて出来た直径25km程の盆地内にできた街だとか。 -
聖ゲオルク教会
塔の上に上がれば、円形状態が確認できるのだそうだが、体力的に、時間的に断念。 -
アウグスブルク。
ロマンチック街道最古の街、ローマ皇帝アウグストゥスの時代に軍事拠点として築かれた街としては、当然「ローマへの道」が通るのはわかるが、今までの雰囲気とはまるで違う都市。 -
ペルラッパ(左)と市庁舎
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日も沈み、真っ暗な中、ヴィース教会到着
残念ながら外観は撮れず。
虹の上に座るキリストや天国の門が描かれた天井画 -
主祭壇の鎖につながれた奇跡のキリスト像
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 近鉄バッファローズさん 2011/12/04 12:50:48
- 御無事の帰国、何よりです
- さん太さん、お早う御座居ます。
近鉄バッファローズです。
いよいよ旅行に行ってこられたのですね。
御無事に御帰国されたようですので、何よりです。
40日も掛けて旅行されるなんて、本当に羨ましい限りです。
いつか、そんなことが出来たら、と夢のまた夢です。
ところで、ヴュルツブルグのレジデンツのところで、
大司教についてお書きになっていますが、
1806年以前の大司教が権力者だった時代には、
大司教は世俗諸侯(選帝侯、王、大公、公爵、公爵など)と同じで、
所領を持ち、税金を徴収し、領民を支配していました。
聖職と世俗の権力を両方持っていました。
レジデンツの内部に天井画がありますが、ガイドツアーで回った際に解説の中で、
「この天井画は大司教が世界の中心であることを示しています」
と言う意味のことをおっしゃっていたのを覚えています。
絶対主義時代の考え方ですね。
なので、一応法衣は来ていますが、世俗にまみれています。
その証拠に大司教になるような人は全てと言っていいほど貴族の出身です。
あと、以前に御質問があった件で、
御無事にマインツへ到着当日に入ることが出来たご様子で何よりです。
私の回答が何かのお役に立てたかどうか分かりませんが‥‥。(^^;)
これから他の旅行記も拝見させて頂きます。
- さん太さん からの返信 2011/12/05 11:58:22
- RE: 御無事の帰国、何よりです
- 近鉄バッファローズさん
その節はお世話になりました、
お陰様で予定通り無事帰ってくることができました。
行く前は色々心配事が次々出てきても、行ってしまえば・・
個人旅行の楽しみの一つに、冒険心 もあり、色々思い出を作ってきました。
近鉄バッファローズさんは色々とても詳しい方、と思っていましたが、欧州に滞在されてたとか、またドイツ語もおできになる。
羨ましい限りです。
子供たちに、海外赴任しろ と言ってるのですが(笑)
多少なり外国語ができ、現地の人たちと意思疎通ができれば、文化に触れることができ、どれほど楽しいかと思いますが、私の旅行はその分損しています(笑)
ヨーロッパを回れば、多くの教会を見ることになりますが、純粋にお祈りしている人たちを見ると、歴史に名をはせる大司教や教皇、法王の欲がなおさら目立ってきます。
又そういう人だから歴史の表舞台に登場するのでしょうけど。
又アッシジのフランチェスコが登場したり、宗教改革でプロテスタント派が生まれたり・・・
しかしそういう人がいたからこそ、今の観光名所となっている。
プロテスタントの教会よりカトリック教会のほうが見ごたえがあります。
ありがとうございました、又よろしくお願いします。
> さん太さん、お早う御座居ます。
> 近鉄バッファローズです。
>
> いよいよ旅行に行ってこられたのですね。
> 御無事に御帰国されたようですので、何よりです。
> 40日も掛けて旅行されるなんて、本当に羨ましい限りです。
> いつか、そんなことが出来たら、と夢のまた夢です。
>
> ところで、ヴュルツブルグのレジデンツのところで、
> 大司教についてお書きになっていますが、
> 1806年以前の大司教が権力者だった時代には、
> 大司教は世俗諸侯(選帝侯、王、大公、公爵、公爵など)と同じで、
> 所領を持ち、税金を徴収し、領民を支配していました。
> 聖職と世俗の権力を両方持っていました。
> レジデンツの内部に天井画がありますが、ガイドツアーで回った際に解説の中で、
> 「この天井画は大司教が世界の中心であることを示しています」
> と言う意味のことをおっしゃっていたのを覚えています。
> 絶対主義時代の考え方ですね。
> なので、一応法衣は来ていますが、世俗にまみれています。
> その証拠に大司教になるような人は全てと言っていいほど貴族の出身です。
>
> あと、以前に御質問があった件で、
> 御無事にマインツへ到着当日に入ることが出来たご様子で何よりです。
> 私の回答が何かのお役に立てたかどうか分かりませんが‥‥。(^^;)
>
> これから他の旅行記も拝見させて頂きます。
>
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