夏・木曽路【2.赤沢自然休養林】

2008/08/15 - 2008/08/17

馬籠宿から妻籠宿へ向かう途中で森林浴を。
森林浴発祥の地、赤沢自然休養林に立ち寄りました。

ＧＷ、夏休みには信州方面をよく訪れますが、たいてい高原や湿原の自然散策がメインです。
今回は宿場町が目的の旅行ですが、せっかく自然が豊かなところに来たのでやはり緑も楽しんでおきたかった。
木曽方面だと千畳敷カールや御嶽山にはぜひ行ってみたかったのですが、距離・スケジュール的に厳しく、妻籠・馬籠に近い赤沢自然休養林に行くことにしました。

エリア 木曽・塩尻(長野)

馬籠宿から妻籠を通過し、中仙道を北に２、３０km。
「寝覚の床」のあたりで西に折れ、山の中を渓流沿いに十数km行くと赤沢自然休養林に着きました。
ああ、やっぱり緑豊かで気持ちいいなぁ。

大駐車場が満車だったので、すぐ手前の無料駐車場に車を止め、赤沢の上流方面へ向かいます。
赤沢は大駐車場あたりでは川幅も水量、水深もあって泳ぐにはいいのですが、多くの家族連れで市民プール状態。
川で泳ぐのはとても気持ちよく好きなので、旅行バッグには一応水着も用意してきたのですが、車に置いてきちゃったし、まあいいやと森林浴に徹することにします。

森林浴発祥の地、赤沢自然休養林。
樹齢３００年を超える木曽檜の原生林に７つの遊歩道を整備しているそうです。
遊歩道に足を踏み入れると、人かげも少なくとても静かです。

既に紅葉し始めている葉も見られました。

赤い点々から紅葉してゆくのでしょうか。

渓流沿いでのんびり過ごすのもいいでしょうね。

線路沿いに歩いてみます。
木材運搬用だった鉄道も観光用森林鉄道として運行されているのです。
帰りは乗って帰ろうかな、とも思ったのですが…。

森林浴〜♪。

渓流沿い、やっぱり涼しく感じます。

のんびり歩いていきます。

水遊びをしている人たちが何人かいたところで、私たちもちょっと水に入ってみようと思いました。

はだしで渓流を歩きます。
とても水が冷たくて気持ちいい〜！
カメラを持ちながら、絶対に転ばないように注意深く歩きます。

川床は平らな岩盤と細かな砂のところが多く、歩きやすかった。

沢登り、本格的に一度やってみてもいいかも。

森林鉄道の終点のあたり。
運行されている線路の途切れたその先に、使用されていない線路が続き、古い客車なのかが置かれていました。
ちょっとツインピ−クスを思わせる光景。

終点駅に列車がやってきました。

森林鉄道ですが、乗客全員往復での利用が前提で、帰りだけの乗車はできないのでした。
列車が着くと、先頭の機関車を連結し直している間、乗客のみなさん記念撮影などした後、また全員客車に乗り、すぐに引き返して行きました。
…おもしろいの？

緑を楽しみながら来た道を戻ります。

石畳の歩道。

木道。

日光を透かす葉。

あすなろ橋。

あすなろ橋を渡ります。

早くもすすきです。
このあと中仙道を南に戻りながら「寝覚の床」や「桃介橋」を軽く眺め、また遅くなってしまうと少し焦りながら次の目的地、妻籠宿に向かいます。