信州で遅い春を満喫?・・・飯山の菜の花畑

2008/04/26 - 2008/04/28

最後に、今年は雪が多かったので開花が遅かったという、飯山の菜の花を観に行きました。この数日、暖かかったこともあってか、咲き始めではあったものの、見頃開始という感じ。
５月の３〜５日は菜の花まつりも開催されます。

エリア 飯山・栄村(長野)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

遠方から訪れる場合は上信越自動車道の豊田飯山ＩＣで降りて、飯山方面へ。国道１１７号を進みます。しばらく行くと道沿いにも菜の花が植えられている、「フラワーロード」になります。ＩＣから２０分ほど、千曲川の河川敷に黄色が目立つようになってくるころ、左側に道の駅「花の駅　千曲川」があります。
地元の採りたて野菜やお米、郷土料理の笹寿司、おやきなども売っていて、特にこの時期の朝採りアスパラガスはみずみずしくて皮が柔らかくておいしいのです。
ここに車を止めて、道の向こうの菜の花畑に歩いて下りていくと、河川敷一面の菜の花、菜の花。
河原に下りる前に上から全景を。

河川敷の花畑は数年前に訪れたときよりさらに広がっていました。↑の写真の反対側も一面に。

下りてきた土手にも春の花が。スミレも所々に咲いています。

道の駅を出てすぐ、右折で関沢橋を渡り、渡ったところでさらに右折すると「菜の花公園」です。
飯山市の隣、旧豊田村出身の作詞家・高野辰之氏が、このあたりをモデルに唱歌「朧（おぼろ）月夜」を制作したといわれることでも知られています。
現在、中野市には高野辰之記念館もあります。
写真は駐車場を出て、菜の花公園に入ったところ。
駐車料金は一台５００円です。

公園への上り口にはためいている鯉のぼり。
菜の花まつりのときは、この周辺に屋台などがたくさん出るようです。

菜の花畑に咲く桜、よく似合います。種類は「カスミザクラ」というそうです。「見渡す山の端　霞深し」の歌詞に合わせて植えられたのでしょうか。
年によっては、花の時期が合わないことも。

菜の花公園の時計台と。

菜の花畑の中を歩ける場所もあります。

まだ日は高いのに「菜の花畑に入日薄れ・・・」とつい口ずさむ光景。
長野のサンセットポイントにも選ばれているそうです。

関沢橋と残雪の山を望む、信州らしい光景。


菜の花公園を出て、さらに山の方にある北竜湖の周辺も菜の花がありますが、ここより開花時期が遅いのでまたの機会といたします。

最後に・・・
帰路で、初日に見ることができなかった浅間山を、助手席から一枚。