2008/11/14 - 2008/11/14
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Poppyさん
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【犬と戯れたくて、23年ぶりの大山へ久々のドライブ旅】
母の「ワンコ触りたい」病対策に、23年ぶりとなる思い出の地を選んだドライブ旅。
お天気に恵まれ、高速道路の左右に広がる色付いた山々の風景を眺めながらドライブを楽しみ、伯耆富士(大山)がクッキリハッキリ見える麓でのんびりとランチタイム、地元の採れたて野菜の直販は魅力的で、ついつい買い物に熱が入る。大山トム・ソーヤ牧場ではたくさんの犬に歓迎され、愛しのポメラニアンの久々の感触に母も私も癒された。
宿泊した皆生温泉では、目の前に広がる海の景色にホッとし、母はエステを初体験。
2日目に入り、まず23年前の思い出の地を訪ね、ついでに境港で妖怪たちに会ってきた。
さて、今日の昼食は蒜山で新そばにありつこうか・・・少し遠回りにはなるけれど、しばらく海岸線のドライブを楽しんでから蒜山へ向かうことにした。
【メンバー】
母と二人旅。
【ルート】
11/13 自宅−大山崎IC−<名神高速道路・中国自動車道・米子自動車道>−溝口IC
−<県道45・県道52>−大山ガーデンプレイス
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10291678/)
−<県道36・県道24>−大山トム・ソーヤ牧場
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10291680/)
−<県道24・R431>−皆生温泉
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10291682/)
11/14 皆生温泉−<R431・県道47>−航空自衛隊美保基地−<県道47>−境港
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10291684/)
−<R431・R9>−道の駅・ポート赤碕
−<県道44・県道45・蒜山大山スカイライン・R482>−そばの館−道の駅・風の家
−蒜山IC−<米子自動車道・中国自動車道・名神高速道路>−大山崎IC−自宅
(以上の旅行記⇒本編)
【表紙の写真】
海岸沿いを走る国道9号線から県道の地蔵峠を経て蒜山大山スカイラインに至る途中、東大山展望駐車場から眺めた大山。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
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-
■国道431号線を戻る
境港で「水木しげるロード」の妖怪ブロンズ像をしばらく見た後、あまり一度に無理をするとすぐに体調を崩す母を心配して帰路に着く。
とは言え、来た道を単純に戻るのでは面白味がないし、昼食も高速道路のサービスエリア以外の場所で摂りたいもの。
そこで、しばらく海沿いに走った後、大山の東側を一気に南下して蒜山から高速道路に乗ることにした。
とりあえずは米子市内に向けて戻るように走る。 -
■伯耆富士
北西から見る大山は、「伯耆富士」と呼ばれる富士山そっくりの形をしている。
国道9号線に入るまで、ずっと雄大な姿が前方に見えていた。
(⇒クチコミ「大山−見る位置で姿が変わる山」
http://4travel.jp/domestic/area/chugoku/tottori/daisen/daisen/tips/each-nature-daisen-10011209-10107945.html) -
■国道9号線を東へ
米子市内ではそこそこの交通量があったものの、国道9号線に入ってしばらくすると徐々に車の台数は減っていく。
青空が広がるもと、快適なドライブが続いた。 -
■風力発電
昨夜泊まった皆生温泉からも見えていた風力発電の大きな羽根(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/15044526/)が林立する辺りまでやって来た。
日本海から吹き付ける風は、きっと相当強いのだろう。 -
■大山への登り口
大山からは、周囲を走る国道に向けて放射状に登山道が伸びている。
次に見える交差点もその一つ、恐らく真北から登るルートだろう。 -
■大山北側の風景
その大山の方へ視線を向ければ、北西側から見た「伯耆富士」とはまた別の表情が。 -
■ポート赤碕で一休み
境港を出発して1時間弱、道の駅・ポート赤碕に到着した。
ここから先は大山の東側を南下、途中に休憩する場所が思い当たらなかったことから、ちょっと一休みで立ち寄ったのである。
周辺に休憩できる施設が少ないせいか、広々とした駐車場はほぼ一杯。
おぉ、漁協の直売所があるんだ、覗いてみよう。
(⇒クチコミ「道の駅・ポート赤碕−新鮮な魚が手に入ります」
http://4travel.jp/domestic/area/chugoku/tottori/daisen/akasaki/tips/each-roadstation-port_akasaki-10019891-10110240.html) -
■干物製造中
建物の表では、干物になるイカやカレイがブンブン回っていた。 -
■漁協直売所
こうして作られた干物は、建物の中で売られるのだろう。
干物だけでなく、ハマチやノドグロなどの鮮魚が並ぶ一角もあり、地元の人と思しき客もチラホラ。 -
■やっぱりこの時期なら
次々と車を停めてはやって来る客が真っ先に覗き込むのは、やはりカニ。
そりゃあ旬だものね、トロ箱に詰めて貰ってハイお持ち帰り〜・・・って、我が家は昨夜堪能したから買わなかったけれど(笑)。 -
■子供も遊べる
駐車場からは建物の裏側になる海側へ行ってみた。
ドライブ休憩に子供が遊べるタコ型遊具。
建物の裏側なのに、道の駅に至るまでの国道からも見えていた。 -
■日本海も見える
遊具の脇からは、真っ青な海が見えた。
日本海、そろそろ山の中のドライブに突入するので、今回の旅ではこれが見納めかな。 -
■蒜山へ向けて
既に12時を回っていたが、蒜山に着いてから昼食を摂ることにして、道の駅・ポート赤碕を出発した。
しばらく国道9号線を東に向かった後、南へと進路を変える。
途端に交通量が減って、周囲には田畑が広がるのどかな風景となった。 -
■予定が狂って
国道9号線から入った県道を少し東寄りに走って倉吉の南から国道313号線に入るつもりでいたところ、周囲の秋の風景に目を奪われているうちに分岐を見過ごしたらしく、気がつけば「地蔵峠」の文字。
あらら、山道に入っちゃうわね、時間的には変わらないし、引き返すのももったいないからこのまま進んじゃいましょう。
小刻みなカーブの多い道の途中には、所々車を停めて風景を眺めることのできる駐車場がある。
大山の東南に当たる位置、山がほんのり色付いて、たまにはうっかり道を間違えるのも却って良いのかも知れない。 -
■秋色の山
全山色付いて、とは言えないけれど、これはこれでキレイ。 -
■走りやすい山道
カーブは多いけれど、厳しい山道ではない。
何となく吸い寄せられるようにこの道へ進んで来たな、と何気なく思っていたら・・・。 -
■謎解明!
23年前に大山を訪れた時、当時はまだ米子自動車道がなく、中国自動車道から国道をひた走って蒜山から大山へ向かった記憶があった。
その時の写真を整理していて迷ったものがあった。
ここがどこだったのか、裏にメモをしていなかったために分からなくなっていたこの写真。
地蔵峠からの山道が下り坂になり、蒜山高原の開けた風景が周囲に広がって間もなく、母とほぼ同時に「あっ」と声をあげた場所があった。
この写真にそっくりな場所を通過したのである。
確かに私たちが今走っている道の逆ルートを23年前に走った記憶があり、蒜山で休憩したことも覚えている。
あースッキリした、この写真は蒜山で一休みした時のものだったんだ。道の駅 蒜山高原 道の駅
-
■目的地に到着
道の駅・ポート赤碕を出発して約1時間、米子自動車道の蒜山ICに程近いエリアに到着した。
昼食場所に考えていたのが、この「そばの館」。
蒜山高原で採れる蕎麦を味わえるそば専門店。
お腹すいた〜と遅めの昼食に入る。
(⇒クチコミ「そばの館−蒜山高原産のそばが味わえる・おこわもおススメ」
http://4travel.jp/domestic/area/chugoku/okayama/hiruzen/hiruzen/tips/each-restaurant-general-10110405.html) -
■そば打ちもここで
広々とした駐車場の隅にあるL字型の建物。
左側にはそばを打つための道具などが窓から見えた。
右側の建物で打ちたてのそばが頂けるらしい。 -
■もう空いてるよね
店の表には、順番待ちをする際の名前の記入表や待合の座席があった。
平日だし、もうすぐ2時だし、駐車場の車も少ないし、ガラガラかな? -
■秋の生け花
店内に入ると、テーブル席はすべて埋まった状態、中央に設けられたロの字型のカウンター席に落ち着く。
駐車場に停まっていた車の台数に比べて客が多いのは、道路を挟んで向かいにある道の駅から徒歩で来る客もいるからだろう。
カウンター席の中央には、秋らしく柿をメインにした生け花があり、明るくて雰囲気も良い。 -
■天ぷらとろろ
あまり待ちくたびれることなく運ばれて来た、母がオーダーした天ぷらとろろ。
天ぷらの野菜は蒜山高原で採れるものだとか。
野菜の味がしっかりしていて、衣もサクサク、少食の母が珍しくペロリと完食。
余程お腹が空いていたのかな。道の駅 蒜山高原 道の駅
-
■天ぷらおろし
こちらは、私がオーダーした天ぷらおろし。
天ぷらは母の天ぷらとろろのものと同じだが、そばにはタップリの大根おろし。
大根も蒜山高原産、辛味が程良くてそばとよくマッチしている。
もちろんそばも、歯ごたえ・喉越し良く、母が完食したのも頷ける美味しさ。
レジで精算するときに脇に積まれていたおこわに目が留まった。
帰宅すると丁度夕食時になるはず、晩御飯に良さそうと購入。
具がタップリ入って味が濃すぎず、旅を思い出しながらの美味しい夕食となった。道の駅 蒜山高原 道の駅
-
■道の駅・風の家
お腹も満足してそばの館を出る。
道路を挟んですぐ向かいにあるのは、道の駅・風の家。
旅の最後に、ここにも立ち寄ることにした。
(⇒クチコミ「道の駅・風の家−蒜山高原産の新鮮野菜直売があります」
http://4travel.jp/domestic/area/chugoku/okayama/hiruzen/hiruzen/tips/each-roadstation-kazenoie-10019347-10110573.html) -
■いざ出陣
結構大勢の人で賑わっているのが見える。
道を渡ればすぐの場所だけれど、車も道の駅へ移動しよう。 -
■新鮮野菜
ここでのお目当ては野菜の直売。
蒜山高原で採れる野菜が山積みにされている。
中でも蒜山大根は、立派な葉付きのものがズラリ。
炒め物や漬物に使えるので、葉のキレイなものを選ぼうとじっくり品定めする。
生の赤唐辛子を紐で繋げたものや、放し飼いの鶏が産んだ卵など、腹ごしらえが済んで元気になった母娘は車のトランク一杯に買い漁る(笑)。道の駅 蒜山高原 道の駅
-
■蒜山大根
品定めしていると、葉がチクチクするものがある。
店の人いわく「その方が新しいんだよ〜」、それを聞いてチクチクの葉を探し求める人たち。 -
■売店
大根などの野菜をトランクに一度積み込んで、今度は野菜直売とは別の建物にある売店に突入。
お菓子や漬物・ワインといった土産物がズラリと並ぶ。
もちろん、蒜山のジャージーミルクを使った乳製品やお菓子も外せない。
旅の締めくくりが“買い漁り”っていうのも、何だか我が母娘らしい(笑)。 -
■買うだけでなく
売店には軽食コーナーがあり、買い物の一休みにソフトクリームをオーダーした。
ジャージーミルクの濃厚な味がしながら甘過ぎず、疲れを取るには十分。
母いわく、「今回の旅行で一番コレが美味しかった」そうで。 -
■23年前の思い出と新しい思い出
道の駅を出発してすぐの蒜山ICから米子自動車道に入り、帰路に着く。
もうすぐ中国自動車道の合流という辺り、今回の旅を振り返っているうちに、母娘の会話はある方向へと進む。
「あの時は怖かったよねぇ」
「そうそう、パパったらたたいても目が開かないもん」
米子自動車道のなかった23年前、国道から中国自動車道に入ってホッとしたのか、思い出深い予科練の地を訪れて興奮気味での寝不足が祟ったのか、父が居眠り運転をし、2代目ポピーまで動員してたたき起こしながらパーキングエリアに滑り込んだことを思い出していた。
今回の旅でも間違いなく、歴代の犬たちを連れて車に乗り込んでいるはずの父、「そんなことは思い出さんでよろしい!」と苦笑いしていたに違いない。 -
■ここまでの走行ルート
名神・中国・米子自動車道〜大山ガーデンプレイス(地図の緑色線、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10291678/)。
〜大山トム・ソーヤ牧場(地図の赤色線、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10291680/)。
〜皆生温泉(地図の青色線、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10291682/)。
〜美保航空自衛隊〜境港・水木しげるロード(地図の黄色線、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10291684/)。
〜道の駅・ポート赤碕〜蒜山(そばの館及び道の駅・風の家)〜米子自動車道・中国・名神(地図の紫色線、本編)。
☆走行距離の記録:642km
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この旅行記へのコメント (2)
-
- のこのこさん 2009/01/15 22:32:35
- 素敵な旅ですね!
- Poppyさん こんばんは!お久しぶりです。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
鳥取〜岡山のドライブ旅、ゆっくり拝見しました〜。
私も何度か同じようなコースを走ったことがあって、風景や道の駅の写真を見ていると懐かしくなりました。ただ私の行くときはいつも混雑した時期で、山陰で良く渋滞に巻き込まれます…^^;)
いいお天気で、ドライブ日和で何よりでした。
お父様の思い出との幾度の出会いもあって、とても素敵な旅でしたね。
お母様も長時間のドライブ、お疲れさまでした。
…旅館の食事や最後の天ぷらそばの写真を見ていると、お腹が鳴ってきそうです(^^)
最近4トラをさぼり気味ですが、また立ち寄らせていただきますね。
のこのこ
- Poppyさん からの返信 2009/01/16 02:11:47
- RE: 素敵な旅ですね!
- のこのこさん、こんにちは!
ご訪問とメッセージ、有難うございます!!
こちらこそご無沙汰ばかりでゴメンナサイ。
今年もどうぞよろしくお願いします。
23年前に比べると、米子自動車道が開通したことで、
山陰、特に米子・松江方面を訪れるには随分便利になったと感じました。
山の中の国道をウネウネ走るのは、案外時間がかかってしまいますもんね。
それも、紅葉などの混み合う時期なら大変です(^^;
のこのこさんも、あの辺りはよく行かれるのでしょうか?
道の駅やガーデンプレイスなど、地元の特産物直売というのが多くて、
自然いっぱいの土産物を入手するには魅力的ですよね。
もちろん、日本海や大山の風景もとても目が休まりました。
片道3時間ほどでしたから、もっと何回でも遊びに行けるなぁ〜と思います。
短時間で行けるのと、父との思い出もあり、
何よりたくさんのワンコに会えそうと3拍子揃ったので、
母もドライブ旅にすんなり乗ってくれたのですが、
今回のような「理由付け」がうまくマッチしないと
なかなか「うん」と言ってくれなくて手を焼いてます(^^ゞ
折角旅に出るなら、美味しい食事にもありつきたいですよね!
今回の宿の食事、比較的適量でしたし、味や見た目も工夫がありました。
蒜山の天ぷらそばも美味しかったですよ〜。
・・・って書いていたら、私もこの真夜中にお腹が空いてきました〜(^^;
また私もお邪魔させていただきますね!
Poppy
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