2010/04/29 - 2010/04/29
363位(同エリア1525件中)
ころっつさん
せっかくのゴールデン・ウイーク。海外に…と行きたいところですが資金も暇もあいにくない。
では…ということで、高速道路1,000円ということもあり、職場の後輩とともに「とりあえず西に行こう!」と行き先を曖昧にしたまま夜中に出発し、山陽道に。
車の中で相談し、一度は山口県に行き先を決定するものの、広島手前のSAでちょっと遠い…ということをあらためて実感し、朝から温泉を楽しめる道後・愛媛に急遽行き先を変更し、山陽道を引き返し、しまなみ海道をわたりました。
その第1弾です。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
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山陽道の広島東インターまで行っていたのに、目的地を変更、尾道まで引き返し、しまなみ海道を渡って、道後温泉に着いたのが朝5時半。
道後温泉本館の入浴時間が午前6時からなので、開館するまで今しばらく待ちましたが、ゴールデンウィークということもあってか既にオープンを待つ人が約30人。
ここは、以前に道後温泉に宿泊した際に朝風呂に入って以来の二度目の入浴となります。 -
道後温泉本館は、「坊ちゃん湯」とも呼ばれる道後温泉のシンボルとなる共同浴場。
1894年建造の歴史あるこの建物は、経済産業省の近代化産業遺産にも認定されています。 -
建物のまわりには、レトロな味わいを醸し出すガス燈も立っています。これは本館創設100周年を記念して立てられたもので、結構新しいものだそうです。
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本館玄関上に掲げられた「道後温泉」の扁額。
これも創設当初からではなく、後年度に掲げられたものです。 -
朝6時、「ド〜ン。ド〜ン」と本館の楼閣に設置されている太鼓の音が鳴り響き、入浴の開始時刻であることを告げます。
入浴券の購入窓口では、利用設備によって種類別の切符を販売しています。休憩部屋の利用のほか、個室休憩や茶菓子のサービスが受けられるものもありますが、今回は一番安い普通の入浴のみの「神の湯階下」を利用しました。 -
入浴を終え、本館の周遊路に立つ夏目漱石筆の小説「坊ちゃん」の原稿の石碑で記念撮影。まだ朝7時ということで、市内の観光施設もオープンしていない時間なので、内子のまちなみに向かいました。(→第2弾で)
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内子のまちなみ見学から引き返し、再び松山に。次は松山城に向かいます。
松山城は標高132mの小山の上に築城してあるので、市街地から登っていくこととなります。
城の南側に位置する東雲口からは登山用のロープウェイとリフトが通っており、これを利用して城郭に向かうのがメジャーなルートのようです。 -
行きはロープウェイ、帰りはリフトで降りましたが、標高差はわずか60m、長さも300m程なので、歩いてもよかったかな…と思いました。まあ乗り物としては楽しかったですが…。
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ロープウエイのお城側の駅・長者が平から5分ほど歩いて行くと見えてくるは太鼓櫓です。
松山城の建物は、多くの城のイメージである漆喰の白壁ではなく、木造壁であることが特徴となっています。 -
見上げると…高い石垣。その上に建てられた青空に映える櫓。
こんなところから石落とされたら確実に…あの世行きです。 -
西側から本丸に入る潜戸式の隠門を抜けた場所から見える松山市街地。
人口50万人を誇る四国一の都会・松山は、実際の規模以上のまちに見えます。 -
松山城の大天守は重要文化財。三層構造となっており、落雷により焼失した後の江戸時代末期に再建されたもので、最後の完全な城郭建築といわれています。
左側に見えるのは二重櫓の小天守です。 -
有料見学となる天守城郭入口にいるのは…松山城のゆるキャラ「よしあき君」です。松山城の初代城主である加藤嘉明にちなんでいますが、中に入っている人…暑い中、お疲れ様です。
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松山城の天守は、天守を他の櫓と廊下などで結んだ連立式城郭といわれるもので、最も厳重な構えの城郭となるものです。この右側にある門から天守群の本壇内部に入っていきます。
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連立式天守の玄関がある中庭に入っていく地点に構えられているのが筋鉄門。この門の上にある櫓は小天守と大天守の通路になっています。
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天守群の内部に入ると、玄関に続く北隅櫓、そして南隅櫓とをつなぐ廊下があります。そこから松山市街地、さらには瀬戸内海方面を望みます。
隅櫓は大天守・小天守とともに、口型につながっている連立式天守群を形成しています。 -
大天守と向かい合う隅櫓の方から見た大天守です。
松山城は全国で現存する12天守のひとつでもあります。 -
小天守内部から撮影。窓の下には銃器による攻撃用の狭間もあります。
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天守群の内部には、他の見学できるお城と同じように城や藩の歴史が紹介されています。写真は松山藩で発行された藩札の展示です。
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メインの大天守に登りました。最上部から小天守、そして眼下に広がる松山のまちなみを眺めます。市の中心にある松山城は、このまちきっての見晴らしを持つ最高の展望台です。
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大天守、最上部3階の内部です。
もともと天守は戦時の司令塔的役割を持っていたものですが、江戸時代後期にわざわざ再建されたのは、政治的権力の象徴のためなのでしょうか…。 -
大天守から小天守の屋根の上にあるシャチホコ。
一番遠景に見える建造物は、プロ野球オールスター戦も行われたこともある野球場・坊ちゃんスタジアムです。 -
天守の見学を終えて、本丸広場にある売店でお土産散策。
春の陽気の中を歩いてきたので、結構暑くなりました。なので、ご当地アイスである「いよかんアイス」をいただきます。確か300円だったかな…?
味わいは…というと、さっぱりとした甘さで、ほのかにいよかんのいい香りがしてきました。 -
松山城の見学を終え、松山市内のショッピングセンターに併設した佐田岬半島の突端、三崎漁協直営の「三崎漁師物語り・松山店」に向かいます。
その日の朝に、佐田岬の港に揚がった鮮度抜群の魚介が直送され、味わえる食事処です。
☆「三崎漁師物語り・松山店」ホームページ
http://www.ryoushi-monogatari.jp/ma_info.html -
開店と同時に入りましたが、しばらくすると店内はあっという間に客であふれかえりました。
2人前から注文できる炭火網焼きのセット(3000円くらい)を頼みましたが、2000円もあれば、美味しく鮮度のよい魚介類を十分堪能できます。 -
網焼きされて、なす術もなく、開いていくとれたての魚介。
私はビールもたしなみ、昼から満喫の豪華の食事になりました〜♪。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 潮来メジロさん 2010/09/16 21:25:58
- 訪問回数50回、ありがとうございました。ヾ(^o^)
- ころっつさん、こんばんは! ヾ(^o^)
毎度、訪問ありがとうございました。
本日、ころっつさんの訪問回数が、50回目となっておりました。
拙いブログなのに、度々お越し戴きありがとうございました。
> 天守群の内部には、他の見学できるお城と同じように城や藩の歴史が紹介
> されています。写真は松山藩で発行された藩札の展示です。
天守閣の内部って、博物館などと同様に撮影禁止の場所が多いですよね。
松山城は、撮影OKなんですね・・・。
「三崎漁師物語り・松山店」で戴いた炭火網焼きセットおいしそうですね。
ビールもさぞ、おいしかったでしょうね。(*^_^*)
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- ころっつさん からの返信 2010/09/16 22:42:31
- RE: 訪問回数50回、ありがとうございました。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん、こんばんは〜。
そうですか50回も訪問させていただきましたか〜。
私とは違い自然、特に野鳥に造詣が深い潮来メジロさんの旅記には感心するばかりです。とても勉強になります。
松山城の内部は「撮影禁止」と書かれていなかったと思いますが…。最近は京都のお寺なんかは庭園なども含め必要以上に「撮影禁止」と書かれていて、がっかりすることが多いですよね。
炭火網焼き、おいしかったですよ。もうほとんど寝ずに夜中走ってきたので、飲んだビールもまわりが早くて早くて…経済的でした(笑)。
これからも訪問させていただきますので、よろしくお願いしま〜す!
ころっつ
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