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せっかくのゴールデン・ウイーク。海外に…と行きたいところですが資金も暇もあいにくない。<br />ではということで、高速道路1,000円ということもあり、職場の後輩とともに「とりあえず西に行こう!」と行き先を曖昧にしたまま夜中に出発し、山陽道に。<br />車の中で相談し、一度は山口県に行き先を決定するものの、広島手前のSAでちょっと遠い…ということをあらためて実感し、朝から温泉を楽しめる道後・愛媛に急遽行き先を変更し、山陽道を引き返し、しまなみ海道をわたりました。<br />その最終・第3弾です。

愛媛県・新緑の頃(その3/3)★面河渓→石鎚・瓶が森林道

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2010/04/29 - 2010/04/29

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ころっつ

ころっつさん

せっかくのゴールデン・ウイーク。海外に…と行きたいところですが資金も暇もあいにくない。
ではということで、高速道路1,000円ということもあり、職場の後輩とともに「とりあえず西に行こう!」と行き先を曖昧にしたまま夜中に出発し、山陽道に。
車の中で相談し、一度は山口県に行き先を決定するものの、広島手前のSAでちょっと遠い…ということをあらためて実感し、朝から温泉を楽しめる道後・愛媛に急遽行き先を変更し、山陽道を引き返し、しまなみ海道をわたりました。
その最終・第3弾です。

同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車

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  • 松山城、そして佐田岬の漁港直送の魚介料理をたっぷり堪能した後、国道33号・久万街道を山の中に入っていきます。久万高原町に入り、道の駅みかわを過ぎるとすぐ、旧美川村役場のすぐそばに川と岩が造る自然景観「御三戸嶽」があります。

    松山城、そして佐田岬の漁港直送の魚介料理をたっぷり堪能した後、国道33号・久万街道を山の中に入っていきます。久万高原町に入り、道の駅みかわを過ぎるとすぐ、旧美川村役場のすぐそばに川と岩が造る自然景観「御三戸嶽」があります。

  • 「御三戸嶽」は、久万川と面河川の合流点にそびえ立つ岩の絶壁。石灰岩が風化してできた奇岩で、愛媛県の名勝指定を受けています。<br />高さが37mの石灰岩の頂上には松が茂り、見る角度によっては、軍艦のように見えることから「軍艦岩」とも呼ばれているそうです。<br />

    「御三戸嶽」は、久万川と面河川の合流点にそびえ立つ岩の絶壁。石灰岩が風化してできた奇岩で、愛媛県の名勝指定を受けています。
    高さが37mの石灰岩の頂上には松が茂り、見る角度によっては、軍艦のように見えることから「軍艦岩」とも呼ばれているそうです。

  • 御三戸嶽から県道に入り、面河川に沿って石鎚山方面に森の中をドライブしながら進んでいくと、四国随一の渓谷・面河渓に到着します。国民宿舎面河荘近くに無料駐車場があります。<br />面河渓は、石鎚山の南麓、面河川の上流に広がる渓谷で、戦前に国の名勝指定を受けた美しい自然景観です。<br />太陽の加減で少しわかりにくいですが、左側が渓谷と面する高さ100m、幅200mにも及ぶ亀腹と名付けられた大きな断崖です。<br />面河渓は、今回で3度目の訪問となります。

    御三戸嶽から県道に入り、面河川に沿って石鎚山方面に森の中をドライブしながら進んでいくと、四国随一の渓谷・面河渓に到着します。国民宿舎面河荘近くに無料駐車場があります。
    面河渓は、石鎚山の南麓、面河川の上流に広がる渓谷で、戦前に国の名勝指定を受けた美しい自然景観です。
    太陽の加減で少しわかりにくいですが、左側が渓谷と面する高さ100m、幅200mにも及ぶ亀腹と名付けられた大きな断崖です。
    面河渓は、今回で3度目の訪問となります。

  • まずは駐車場付近の広く緩やかな川幅を持ち、白い川石に水の美しさが映える五色河原と呼ばれるエリアを散策します。<br />五色河原の名の由来は、白い川石と青い水の色に加え、水藻の緑、苔の黒、さらには秋の紅葉の赤の五色に彩られることからきたそうです。<br /><br />旅記表紙の写真も、この五色河原の写真です。

    まずは駐車場付近の広く緩やかな川幅を持ち、白い川石に水の美しさが映える五色河原と呼ばれるエリアを散策します。
    五色河原の名の由来は、白い川石と青い水の色に加え、水藻の緑、苔の黒、さらには秋の紅葉の赤の五色に彩られることからきたそうです。

    旅記表紙の写真も、この五色河原の写真です。

  • 川石が白色のため、水の色がいっそう美しく映えます。

    川石が白色のため、水の色がいっそう美しく映えます。

  • 五色河原から面河川の流れに沿った散策道を少し登っていくと、蓬莱渓と呼ばれる場所に出ます。

    五色河原から面河川の流れに沿った散策道を少し登っていくと、蓬莱渓と呼ばれる場所に出ます。

  • 川幅の広い五色河原とは違って、蓬莱渓は川幅がぐっと狭まり、深山の渓谷美を見せてくれます。

    川幅の広い五色河原とは違って、蓬莱渓は川幅がぐっと狭まり、深山の渓谷美を見せてくれます。

  • 蓬莱渓の近くにはかつてキャンプ場だった場所があり、そこから河原に降りることができます。青い清流と白い岩の美しさが見事に調和した素晴らしい景観です。

    蓬莱渓の近くにはかつてキャンプ場だった場所があり、そこから河原に降りることができます。青い清流と白い岩の美しさが見事に調和した素晴らしい景観です。

  • 渓谷を流れる透きとおる水と澄みきった春の青空。疲れた体を癒す目に見えない効果が感じ取れます。1日中ここでのんびりしていたい…そんな気分になる場所です。

    渓谷を流れる透きとおる水と澄みきった春の青空。疲れた体を癒す目に見えない効果が感じ取れます。1日中ここでのんびりしていたい…そんな気分になる場所です。

  • スローシャッターで面河渓の美しい流れを撮ってみました。

    スローシャッターで面河渓の美しい流れを撮ってみました。

  • 面河渓の入口となる県道まで戻り、石鎚山七合目・土小屋まで続く石鎚スカイラインを走っていきます。途中の展望ポイントから、先が鋭角になっている四国最高峰・石鎚山天狗岳の雄姿がしっかり見えます。

    面河渓の入口となる県道まで戻り、石鎚山七合目・土小屋まで続く石鎚スカイラインを走っていきます。途中の展望ポイントから、先が鋭角になっている四国最高峰・石鎚山天狗岳の雄姿がしっかり見えます。

  • 厳しいカーブが連続する石鎚スカイラインをひたすら登って来て、その終点となる土小屋付近から見た天狗岳です。

    厳しいカーブが連続する石鎚スカイラインをひたすら登って来て、その終点となる土小屋付近から見た天狗岳です。

  • スカイライン終点の土小屋は、霊峰・石鎚山への登山の拠点となる場所です。ここから2時間半ほど歩いていくと天狗岳の頂上に到着することができるようです。<br />石鎚山へ向かう登山者の車で満杯の駐車場があり、宿泊施設や売店もあります。

    スカイライン終点の土小屋は、霊峰・石鎚山への登山の拠点となる場所です。ここから2時間半ほど歩いていくと天狗岳の頂上に到着することができるようです。
    石鎚山へ向かう登山者の車で満杯の駐車場があり、宿泊施設や売店もあります。

  • 土小屋の標高は、駐車場にある標石で確認すると1492m。標高が高いので、さきほどの面河渓にいるときよりは、かなり肌寒く感じました。

    土小屋の標高は、駐車場にある標石で確認すると1492m。標高が高いので、さきほどの面河渓にいるときよりは、かなり肌寒く感じました。

  • 石鎚山は険しい地形で知られ、古くから信仰の山として崇められてきました。山本体を御神体として祀る石鎚神社が麓には鎮座しており、ここ土小屋には遥拝殿が置かれています。

    石鎚山は険しい地形で知られ、古くから信仰の山として崇められてきました。山本体を御神体として祀る石鎚神社が麓には鎮座しており、ここ土小屋には遥拝殿が置かれています。

  • 石鎚神社遥拝殿は、御神体である石鎚山を身近に遥拝できる場所として、石鎚スカイライン開通後の1971年に創設されました。そのため、由緒ある建物といった感じではありません。<br />

    石鎚神社遥拝殿は、御神体である石鎚山を身近に遥拝できる場所として、石鎚スカイライン開通後の1971年に創設されました。そのため、由緒ある建物といった感じではありません。

  • 同じく土小屋の遥拝殿です。山頂にも頂上社という御社がありますが、私のような登山をしない一般観光客にとっては、ここが参拝場所となります。<br />

    同じく土小屋の遥拝殿です。山頂にも頂上社という御社がありますが、私のような登山をしない一般観光客にとっては、ここが参拝場所となります。

  • 土小屋からは国道194号まで山々を見下ろすワイルドな瓶ケ森林道を走っていきます。2車線が確保されている石鎚スカイラインとは異なり、道幅が1.5車線ほどしかありません。

    土小屋からは国道194号まで山々を見下ろすワイルドな瓶ケ森林道を走っていきます。2車線が確保されている石鎚スカイラインとは異なり、道幅が1.5車線ほどしかありません。

  • 瓶ヶ森は、石鎚山系に属する山で、日本三百名山にも数えられています。この林道をはじめて走ったのは、もう15年ほど前になりますが、当時は紅葉が始まっていた頃なので、走る車が多かったのを覚えています。

    瓶ヶ森は、石鎚山系に属する山で、日本三百名山にも数えられています。この林道をはじめて走ったのは、もう15年ほど前になりますが、当時は紅葉が始まっていた頃なので、走る車が多かったのを覚えています。

  • 林道のすぐ近くにそびえる、見える椀を伏せたように特異な形をしたこの山は、子持ち権現という名前のようです。

    林道のすぐ近くにそびえる、見える椀を伏せたように特異な形をしたこの山は、子持ち権現という名前のようです。

  • 高地のためか、新緑の季節にはまだ早いようで、辺りの樹々はまだ冬の装いです。青空広がる晴天の時にこの林道を走れてよかったです。

    高地のためか、新緑の季節にはまだ早いようで、辺りの樹々はまだ冬の装いです。青空広がる晴天の時にこの林道を走れてよかったです。

  • 山々を縫うように続いていく瓶ヶ森林道。この道の別名であるUFOラインの名にふさわしく、青空もすぐ近く、まるでUFOに乗っているような景観を楽しめます。って、当然UFOになんか乗ったことはないので、想像ですが…。

    山々を縫うように続いていく瓶ヶ森林道。この道の別名であるUFOラインの名にふさわしく、青空もすぐ近く、まるでUFOに乗っているような景観を楽しめます。って、当然UFOになんか乗ったことはないので、想像ですが…。

  • ここを通るのは3度目になりますが、かつては未舗装・ダートの道でしたが今は完全に舗装され、走りやすくなっています。ゴールデンウイークなのに通る車はわずかです。

    ここを通るのは3度目になりますが、かつては未舗装・ダートの道でしたが今は完全に舗装され、走りやすくなっています。ゴールデンウイークなのに通る車はわずかです。

  • ここは四国を代表する河川・四国三郎吉野川の源流にもなっている森でもあり、林道途中にはそのことを示す石碑も建っています。

    ここは四国を代表する河川・四国三郎吉野川の源流にもなっている森でもあり、林道途中にはそのことを示す石碑も建っています。

  • 瓶ヶ森の峰々には木が少なく笹原が広がっています。林道を走り終え、国道まで長く曲がりくねった坂をゆっくりと下っていきます。

    瓶ヶ森の峰々には木が少なく笹原が広がっています。林道を走り終え、国道まで長く曲がりくねった坂をゆっくりと下っていきます。

  • いよ西条インターから松山道を走り、瀬戸大橋へ。ゴールデンウィークの夕刻ですが、まったく混んでおらず、スムーズに走ることができました。

    いよ西条インターから松山道を走り、瀬戸大橋へ。ゴールデンウィークの夕刻ですが、まったく混んでおらず、スムーズに走ることができました。

  • 瀬戸大橋から瀬戸内海に沈みゆく夕陽。<br />帰宅したのは、夜遅く、ほぼまる一日、24時間の日帰り旅行となりました。

    瀬戸大橋から瀬戸内海に沈みゆく夕陽。
    帰宅したのは、夜遅く、ほぼまる一日、24時間の日帰り旅行となりました。

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