モロッコ特急　第一便　～迷宮の町 マラケシュ～

2009/07/02 - 2009/07/12

灼熱のモロッコを駆け巡るヒトリ旅。

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回、モロッコへはカタール航空を利用。
機内食はまぁまぁうまいし、ビデオなどの設備が充実していたので結構満足。

モロッコへは、羽田→関空→ドーハ→（トリポリ）→カサブランカのルートを辿って行く。
各空港での待ち時間も含めると、モロッコに到着したのは羽田を発ってから28時間後。
着くまでがかなりハードである（−−；

写真は空港駅からカサ・ヴォワージュ駅へ移動中の列車内。

カサ・ヴォワージュ駅で降り、マラケシュ行きの列車に乗り換える。

ここで腕時計の時刻が、駅の時計の時刻より1時間遅れてることに気づいた。
あとで分かったことだが、モロッコはこの時期サマータイム制で現行の時刻より1時間多いのだ。

マラケシュ行きの発車まで1時間以上あると余裕をこいてたが、危うく乗り遅れるところだった（−−；

夜10時過ぎ、マラケシュに到着。
ど田舎と思っていたが、駅は近代的でびっくり。

初日の宿は駅から近いユースホステルにした。
5人部屋のドミで一泊70DH（ディルハム＝モロッコの通貨）。
当日のレートで1DH＝約12円だったので、840円といったところか。

モロッコ2日目。
朝、メディナのある旧市街まで歩いてく。

写真はマラケシュのシンボル、クトゥビアの塔。

ジャマ・エル・フナ広場に到着。
朝早いのでまだ人気は少ないが、夕方になると爆発的に人が集まってくるのだ。

フナ広場には火吹き男やヘビ使いなど、大道芸人がたくさん集まる。

写真はヘビ使いの親父。
撮影後、チップとして200DHよこせと言ってきた。
断固拒否したが、なかなか引き下がらず、結局40DHで手をうった。今思えば損したな。。。
逃げりゃよかった（−−；

気を取り直して、オレンジジュース屋台で生絞りを頂く。
めちゃウマくて、1杯たったの3DH（約36円）。

オレンジジュースの屋台は何十台とあるので、客の取り合いが激しい。

スークの迷路に挑戦。

マラケシュのスーク（市）は世界最大といわれているらしい。
ここでは衣料品や香辛料、肉や野菜、家具、木彫品、陶器、皮革製品、金属製品などさまざまなものが売られている。
歩いているだけでなんだか楽しくなってくる。

香辛料のお店が並ぶスーク。
親父が埋もれてるｗ

こちらはバブーシュや皮革製品が集まるスークのようだ。

陶器のスーク。

こちらは金属製品が集まっている。

長いスークを抜け、博物館で涼む。

ベン・ユーセフ・マドラサへ。
そういやウズベクにもこんな場所がたくさんあったな。

青年と老人。

さらに北の市民街に向かってみる。

この辺りもスークのように細い道がいくつも巡らされている。

スークに戻ろうとするが、なかなか見つからない。
やばい。。迷っちまった（−−；

こっちでもないな。。。

通りにいた子供をパチリ。

迷った挙句、革なめし職人地区に到着。
はがされた羊や牛の毛が山積みにされている。

なめされた革がたくさん干されている。

革を洗う職人さん。
彼は空手が好きらしい。

革なめし職人たちに別れを告げ、近くの道端で売っているサボテンの実をいただく。
味も食感もびわに似ている。甘くておいしかった。

適当に歩いているとスークに戻れた。
しかし、スークの中も迷路。。。
フナ広場まで戻れるか不安だ（−−；

スーク内を迷っていると、日本語で話しかけてくるグラサンのモロッコ人に遭遇。
彼の名はハッサン。過去に日本に住んでいたことがあるという。

彼の友人の雑貨屋に日本人の旅人がきていると案内され、そこにいた旅人とハッサンと3人で昼飯を食べに行くことに。

せっかくなので、現地のモロッコ人たちが行く食堂へ。

羊の膀胱（ぼうこう）を焼いていただく。
膀胱と聞いて少し戸惑ったが、食べてみると全くクセがなく美味しかった。

食後はジュース屋台でマンゴージュースをいただく。

昼寝中にお邪魔した、ハッサンの友人の食器屋さん。

ここで魔法のランプのようなティーポットを購入。
ハッサンは値段の相場を知っているので安く買うことができた。
助かるわ〜ハッサン！

ラバ・クディマ広場が見渡せるカフェの屋上で休憩。

陽気なハッサン。

次に向かったのは、これまたハッサンの友人のスパイス屋さん。
店の前にはトカゲの天日干しが。。

ここでは、ジャウィという石のお香を100g購入。

フナ広場に戻り、ハッサンたちと晩飯の約束をして一旦別れる。

夕方になるにつれ、広場周辺には徐々に人が集まってきた。

クトゥビアとマラケシュ名物の馬車「クチ」。

広場は無数の屋台で埋め尽くされている。

ハッサンたちと合流し広場を散策。
晩飯は魚屋の屋台でから揚げをいただいた。
うまかった〜

夜になっても人気のオレンジジュース屋台。
今日一日だけで5杯いただいた。

フナ広場のこの祭りのような騒ぎは、毎日深夜まで続く。
すごい熱気溢れる街だ。

急にビールが飲みたくなり、新市街まで歩き、ハッサン御用達？のブラックマーケットでビールを購入。
ベンチに座り、みんなでビールをこそこそ飲んだ。

そう、モロッコはムスリムの国なので、アルコールに巡り合うことが容易ではないのだ。

ビールも飲めたし、大満足でみんなと別れた。
ハッサン、いろいろとありがと〜！

時計を見るともう深夜1時だ。
明日は2泊3日の砂漠ツアーに参加する。
おやすみ。

この旅行記へのコメント （4）

• ちゅんちゅんさん 2010/07/29 20:59:01

  モロッコってこんな感じなんですね。

  オツカレBOYさん、はじめましてです。
  
  ちゅんちゅんの訪問履歴にお名前があったのでお邪魔してしまいました！
  旅行記の方に遊びに来てくださってありがとうございます。
  
  マラケシュのスーク（市）の写真の数々、すごく楽しませてもらいました。
  ちゅんちゅんも旅行に行くと、必ずマーケットに立ち寄りフラフラするのが好きなんですよぉ〜♪
  本当に規模が大きくて、何でもココで調達できそうですね！
  
  そして、すごく気になったのが『サボテンの実』
  サボテンの実って食べることができるんですね。
  サボテンの実の中には種があるんですか？？
  う〜ん、モロッコに行くことがあれば、ぜひぜひ食べてみたい一品だなぁ〜と思いました(≧∀≦)／
  
  ではでは、またお邪魔しま〜す♪
  オツカレBOYさんも、ぜひぜひまたお時間のある時には、ちゅんちゅんの旅行記の方に遊びにきてくださいね！
  お待ちしていま〜す！！

  オツカレBOYさん からの返信 2010/08/03 20:48:17

  RE: モロッコってこんな感じなんですね。

  ちゅんちゅんさん
  
  はじめまして。
  こちらこそ、ご訪問ありがとうございます。
  
  マラケシュのスーク巡りは飽きないですね。
  フェズのスークはもっと難解らしいです。
  
  サボテンの実は種ばっかりです。甘いですよ。
  行かれたら道端のどこでも売ってますんでぜひご賞味ください。
  
  また訪問させて頂きますね！

• 白い華さん 2009/07/31 21:22:08

  充実！　の　「モロッコ　一人旅」・・・　でしたね。

  今晩は。
  モロッコの　旅行記！・・・　お写真も　綺麗に　撮れていて、コメントも　とっても　解りやすく、　とっても　楽しめました。
  
  私も、　今年の　一月に　モロッコを　訪問し、　「旅行！を　した」　という　気分！に　なれる・・・　素晴らしい！　場所　だと、　感激して、　帰国　したんです。
  
  そんな　思い出・・・を　重ねながら、拝見しましたが、
  「二泊　三日の　砂漠　ツアー」　は、　世界の　観光客！と　共に　し、
  珍しい　経験！　が　出来て　良かったデスね。
  また、　サハラ砂漠での　一泊！　は　夜　＆　朝の　二つの　風景！を　堪能　できて、　一生の　思い出！　に　なったことでしょう。
  
  エッサウィラは　海辺の　町・・・。
  アフリカ　大陸！　から、　地中海　（大西洋？）　を　見る・・・って、　滅多！に　出来ませんよね。
  コレ！も　貴重な　体験！　でしたね。　
  
  フェズに、　行けなかったのは、　チョット、残念！　ですが、　また、　行ってみて下さいね〜。
  まぁ〜、　フェズは、　「スーク」　が　観光の　ポイント！で、
  マラケシュの　「世界一！の　大きさを　誇る！　スーク」　を　体験していたら、　ほぼ・・・一緒！！　と　思って　良い・・と　思います。
  
  お写真の　様な　「喧騒の　スーク！　の　見て歩き」　が　モロッコの　思い出！　でしょうか？
  砂漠や、　トドラ　渓谷の　雄大な　自然の　美！も　良かった〜〜。
  
  　　これからも　楽しい！　旅を　続けて　下さいね。
  　　　　　　それでは　また　　
  

  オツカレBOYさん からの返信 2009/08/03 23:14:07

  RE: 充実！　の　「モロッコ　一人旅」・・・　でしたね。

  白い華さん
  
  ご訪問ありがとうございます。
  モロッコではやはり砂漠の体験が一番の思い出ですね。。
  フェズに行けなかったのは残念でしたが、その分、港町でゆっくり過ごせて良かったと思っています。
  今度行くならフェズ、メクネス、タンジェを巡りたいですね。
  でもマラケシュにはもう一度行きたい！そんな思いにさせる楽しい町でした＾＾