2010/08/01 - 2010/08/06
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温泉スイスさん
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8月1日〜8月6日まで、シュクオールに滞在。
グラウンビュンデン州の中でも行ってみたかった街の一つです。
シュクオール駅を降りると、意外と多い人の数。
駅前にあるバス停に止まるバスから沢山のハイカーが降りてきます。
シュクオールは、このあたりのハイキングコースの拠点になっているようです。
駅に到着して、最初に、クールで預けた荷物を受け取ります。
凄いですねぇ。スイスって。ちゃんと、届いてました。
荷物預かり所は、駅の窓口の奥。窓口で荷札を見せると、奥にあるスペースで受け取ることができます。
次に、ホテルに向かいます。
地図とにらめっこしながら、坂をガラガラと下ります。
しばらくすると、インフォメーションに到着します。
その通りは、シュクオールで一番の繁華街へと通じており…繁華街といっても、ちょっとした通りというだけですが、新市街地と言えるところに行くことができます。
しかし、今日からの宿泊ホテルは、地図をみると、さらに坂を下る必要がありそう。
階段の近道はありますが、スーツケースを持ったままでは辛いなぁ。
また、下りの坂道を見つけガラガラ行くと、なんと石畳に変化…!!。辛い…。
でも、数十メートルも下ったところにありました。
ホテル・フィリ(Hotel Filli)。ネットで、色々探して見つけました。
「あらすじ編」でも書きましたが、5泊するには、さみしい窓からの眺め。下ってきた石畳が見えました。
部屋もスーツケースを2つ広げるには、若干狭いかな。
でも、朝食のクロワッサンの美味しさ・マスターの優しさ・夕食の美味しさは、合格点以上でした。
特に、クロワッサンは美味しかったです。
それと、このホテルは、ちょうど、旧市街地の入り口にあります。
旧市街地の散策には、最高のロケーションでした。
さて、シュクオールですが、綺麗で落ち着いた街です。
旧市街の家々は、どれも壁に絵が描かれています。
スグラフィットと言われる、グラウンビュンデンの伝統芸です。
シュクオールだけでなく、訪れた様々な街で見かけることができました。
個人的には、その土地における特徴のようなものは感じられなかったのですが、もしかしたら、ローカルな特徴があるのかもしれません。
シュクオールは、1時間もあれば1周できます。
もちろん、スグラフィットが描かれた家々を1件ずつ見て回れば、もう少し必要だと思います。
ただ、旧市街と、新市街の両方を周るには激坂を上り下りする必要があります。
結構疲れます。
今回は、シュクオールを起点に
8月2日:グアルダ〜アルデッツ
8月3日:ミュスタイア、国立公園
8月4日:シチャール〜リュ
8月5日:ズオーズ、ツェルネッツ
を歩いたり観光しました。
ちょっと天候に恵まれなかった日もあり、残念だったのですが、それでも綺麗な街並みや、歴史的な建築物を堪能できて良かったです。
それぞれの旅行記は、別途作成します。
ここでは、シュクオールをまとめました。
シュクオール「オ」編もどうぞ!!
http://4travel.jp/traveler/onsen_swiss/album/10545435/
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
シュクオールに到着!!
電車を降りて、ホームから外に出ると、バスがたくさん。
実は、シュクオール町内を循環しているバスもあります。
初めて降り立った時は、ホテルの近くのバス停などもわからなかったので、利用しませんでした。
シュクオールから帰る時は、循環バスを利用しました。 -
シュクオール駅舎。
右がホーム。
真ん中に見えるドアが、キオスク。
左のドアを入ると窓口や荷物預かり所があります。 -
今回、宿泊したホテル・フィリ。
宿泊した部屋は、真ん中のフロアの右寄り、道路側でした。
窓からの眺めは最悪でした。道を歩く人が見えるだけ…。
反対側は、山々が見られたはず。
マウント・ビューで予約すればよかったかなぁ。 -
ホテルにチェックインすると、2つのカードがもらえます。
こちらは、温泉に無料で入ることができるカード。
チェックアウトの時にこのカードは返却します。
今回は、このカードを使って、温泉に入ってきました。
シュクオールには、3か所、温泉があるそうですが、そのうち最も有名なエンガディン・バド・シュクオールに入りました。
その写真は、まぁ場所も場所ですので、沢山は撮りませんでしたが、雰囲気でもわかれば程度のものを、いずれ「オ」編でご紹介します。 -
そして、もう1枚、ウェルネス・インクルーシブ・カード(ホテル宿泊者カード)というのがもらえます。こちらは、返却不要です。
これが、結構大事。
シチャールに行く際にバスを利用したのですが、スイスパスを見せたら、運転手がドイツ語だかロマンシュ語で、たぶん「○○CHF払って」と言ってきました(追加のアルペン料金でしょうか?)。何か話がわからず戸惑っていたら、親切な乗客の方が(英語で)「ホテルでもらったカードを持ってないか?」とアドバイスをくれて、それを見せたら無料で乗れました!
このカード、シュクオール発のバス、ゴンドラ、ツェルネッツまでの鉄道が無料になります。 -
散策開始!
(この後のシュクオールの写真は、5泊の間に撮ったものです。)
ホテルの道路を挟んで反対側に、教会があります。 -
教会の裏手は、新市街地に抜ける近道があるのですが、その道沿い、教会の裏庭にロバ(ポニー?)が2頭飼われてました。
同じ道を、新市街地に向かって歩いていると、ウサギなどに触れられる動物園(本当にこじんまりとしてます)もありました。 -
ホテルから旧市街地に向かって歩き出すとすぐに、グーライニャ橋(Punt da Gurlaina)があります。
その橋の上から、丘の上の教会が見られます。 -
教会のアップ。
-
こちらは、教会とシュクオールの街並み。
教会の左手に広がるのが旧市街。
その上に見えるのが、ホテル・ベルベデーレの一帯、新市街です。
ベルベデーレは4つ星。ハイキング・スタイルで入って大丈夫?という感じのホテル。でも、便利なところにあります。
旧市街も近いし、バドも近いし、新市街の商店が周りにあるし。駅からは遠いですが。循環バスありますしね。 -
こちらは、別の日に撮影した丘の上の教会。
旧市街から撮影。 -
ところで、8月1日は、スイス建国記念日です。
ここのところ数年、8月1日はスイスで過ごすことが続いており、今回も、どこで過ごそうかと悩みました。
クールかな? サンモリッツ? ダヴォス?
結局、シュクオールにしました。
今までの建国記念日は、出店で美味しいものを食べて、花火を見るというものだったのですが、シュクオールでは、出店はなく、旧市街の広場に皆でビールを飲んだりソーセージなどを食べる場が設けられているだけでした。
新市街から旧市街に向けてパレードがあり、旧市街の広場ではお偉いさんたちのスピーチがありましたが、楽しみにしていた花火はありませんでした。
いくつかある山の頂に、たき火(?)の灯が見えたのですが、結構、大変なんじゃないかなあ…。
やっぱり建国記念日は、もう少し派手目がいいかな。うれしい記念日だしね。 -
旧市街の家々をいくつかどうぞ。
綺麗です。
道の奥に、坂も見えますね。坂の多い町でした。 -
旧市街の広場。
ところで、シュクオールと言えば、温泉。飲料もできるそうな。
で、1度だけ飲んでみました。
いやぁ〜。鉄。一口でやめました。
最初に飲んだのが“ハズレ”だっただけで、飲みやすいところもあるんでしょうね。もう何箇所かトライしても良かったかも。 -
広場の中心にあった建物。
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印象深い建物、その2。
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印象深い建物、その3。
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新市街にあるホテル・ベルベデーレを中心に。
向こうに見える頂は、ピッツ・スパドゥラ(Piz Spadla)でしょうか? 確かではありませんが。 -
こちらは、新市街から。
大きく見えるのは、ピッツ・ラヴェッチャ、ピッツ・クレムジャ、ピッツ・ピソック、ピッツ・ズオルト(Piz Lavetscha/Piz Clemgia/Piz Pisoc/Piz Zuort)の連なる山々だと思います。その中で、一番高いのが、ピッツ・ピソックで、3,173m。でも、ちょっと雲がかかって、はっきり見えませんね。
そして手前に見えるオレンジ色の建物が、エンガディン・バド・シュクオールです。 -
こちらも、同じ山々。
先ほどの写真と同じ日ですが、こちらは午前中です。
前の写真が、午後!! -
シュクオールは、南側に印象的な山々が、いくつか見られます。
西寄りに、前の写真にあるピッツ・ピソック。
谷を挟んで(シチャールに向かう谷)、東寄りにこの3つの山。
右から、モット・S・ジョン(Mot S Jon 3,442m)、ピッツ・リスチャナ(Piz Lischana 3,105m)、ピッツ・アジューズ(Piz Ajuz 2,778m)。
手元にある資料だと、S・ジョンが2,442mっていうのもあるんですよね(-_-;)
あと、天気が良ければ、リスチャナとアジューズの間に、ピッツ・トリアッツァ(Piz Triazza 3,043m)も見えるのかも。 -
こちらは、天気の悪かった8月5日。シュクオール駅前から…。
手前に見えるのが、ピッツ・ピソックを中心にした連山。
その右側にも山々が見えますが、名前はさらに不確かになりそうですので、ご勘弁を。多分、ピッツ・ナイールなどだと思います。ピッツ・ナイールって、あちこちにあるんですね。 -
こちらも、同様に8月5日、シュクオール駅前。
街の東側に見える3山。 -
8月5日、観光から帰ってみると、山々に雪が…。
ピッツ・アジューズ。 -
そして、シュクオールを発つ8月6日。
山々は、雪に覆われていました。
雪なら雪で良いのですが、せめて、もっときれいに晴れて全体を見せてくれっ!と言いたくなるような微妙な雲…。
結局、この日は、1日このような天気が続きました。 -
こちらも、雪です。
ピソック連山。 -
シュクオール駅前。
この日はシュクオールを発つ日ということで、スーツケースをガラガラと引きずりここまで…、いえ、循環バスを利用しました!!
ホテルから10mほど、旧市街に向かって下ったあたりにバス停がありましたので、そこから循環バスを使って駅まで行きました。
楽ちん!! -
シュクオールの風景、最後の1枚。
ピソック連山と、その奥に見える山々。
こうやって振り返ると、シュクオールの山々の全景を、青空の下で見たのってなかった気がします。
結局、シュクオールの駅近くにあるゴンドラで、モッタ・ナルンス(Motta Naluns)に行くこともできませんでした。
ぜひ、晴れた日に、シュクオールへは、もう一度行きたいです。 -
ここまで1枚もなかったのですが、タラスプ城です。
駅の正式名称が、Scuol-Taraspというくらいですから、本当は、タラスプ城にも足を運びたかったのですが、天候とスケジュールの都合で、今回は叶いませんでした。
こちらも、次回は近くまで行ってみたいところです。 -
ところで、シュクオール駅では、いくつか珍しいラッピング車両を見かけました。
大体が、シュクオールからクロスター方面に向かう電車のホームだったのですが、2つほどアップします。
こちらは、ベルニナ鉄道100周年。 -
そして、こちらは、箱根登山鉄道(ベルニナ鉄道と姉妹提携)ご紹介ラッピング。
今回の旅行(後日のフィリズール=ランドヴァッサー撮影ポイント)で出会った、2人組の「鉄道ファンの方」に聞いたところでは、このラッピングは大変珍しいとか。
お会いした「鉄道ファンの方」は、今年はフィリズールに滞在(何泊かまでは聞きませんでした)。で、昨年はベルギュンに滞在されたとか。でも、これはまだ見たことないということでした。
やったぁ!! -
うれしさに、もう1枚!!
-
さて、シュクオールの締めくくりにもう1枚。
シュクオールのインフォメーションで、国立公園リージョン・エンガディン/ミュスタイア・パノラマポスターを購入しました。
結構きれいで気に入っているのですが、それを購入した際、写真のような袋に入れてくれました。
ドイツ語・英語・ロマンシュ語の簡易辞典つきです。
裏は、ロマンシュ語・ドイツ語・英語の順番の違う辞典です。
店員さん(インフォメーションだからスタッフさんと呼ぶべきかな)は、「これで、あなた達も地元の人と会話できるわね!」って。
会話までは無理ですが、いくつかなるほどと思える単語がありました。
il piz は、英語で peak、頂(いただき)ですね。
la val が、Valley 谷。
la staziun は、railway station。
la muntogna が、mountain。
あと、これを見てわかったのですが、ハイキング中、人とすれ違う時、よく挨拶を交わしますよね? Hello とか Bonjour とか。Ciao もありますね。私は敢えて「こんにちわ!」と言いたいと思うのですが、“Hello”と言ってしまっています。
ドイツ語では、Gruezi と言うらしいです。ロマンシュ語は、Allegra。確かに、一番多い挨拶が、「Gruezi(グリュッツィ)」でした。
この袋を見るまで、何て言っているか、わからなかったんですよねぇ。良いものをもらいました!!
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