ヨーロッパ二ヶ月周遊　～イタリア・ポンペイ編～

2008/08/10 - 2008/08/10

ナポリから日帰りで訪れたポンペイとエルコラーノの日記

エリア ポンペイ(イタリア)

8/10（日）　晴れ

6:30起床。
地下鉄でナポリ中央駅に行き、私鉄へと乗り換える。ソレント行きに乗り込むが、たいへん遅い。まあ、イタリアの電車だし仕方ないと思ってたら、途中駅で停車して何やらアナウンスが流れた。そしたら乗客がザーっと降りていく。そして向かい側のホームの電車に乗り込んでいく。エンジントラブルらしい。さすがイタリア。俺の想像を超えてきやがる。
俺も真似して向かいの電車に乗り込んで、無事ポンペイ着。チケット売り場でアルテカードを見せると入場券をもらえた。本来、機械にアルテカードを通して２回分の入場無料を消化しないといけないんだが、見せるだけで通れた。つまり、あと２施設無料で入れるわけだ。やったー！！
遺跡に入場。うわー、広い！

まだ朝早いので、そんなにゴミゴミしていない。

これまでとはケタ違いの規模。

これほどの規模は世界広しといえどもなかなか無いと思う。

まずはその荒涼とした雰囲気を楽しむ。

ツアー客がウザイので、端でブラブラする。周りの自然も感じながら、過去に思いを馳せる。

遺跡を細かく見てみると、当時の生活レベルの高さが伺い知れる。

レストランや銭湯、遊郭まであった。

果てしない時を超えてなお鮮やかな壁画も見られる。

特に目を引いたのが苦痛に体を歪める人型の石膏。

火山の石灰により遺跡と化したポンペイでしか見られない衝撃の遺産であった。

にしてもポンペイは広い。

1/10程度見るのに2時間かかってしまった。

エルコラーノが見れなくなる。

勿体無いが後半は高速で見て回る。

それでも全部で6時間かかってしまった。

ポンペイ駅に戻ると電車が来ていた。30分に1本なので何としても乗らねば。日本では絶対に出来ないが、線路を渡って乗り込む。

20分程でエルコラーノ着。

エルコラーノはポンペイに比べとても小さく、1/10程度しかない。

なのに入場料はポンペイと同じ11ユーロ。

おかしい。

でも、エルコラーノは保存状態が良く、より詳しい当時の生活レベルを知ることができる。

特にモザイク画の保存状態は群を抜いていた。

昔の飲食店。

風呂場の脱衣所と

湯釜。

昔の家と

調理場。

それなりにじっくり見る。

なかなか楽しかった。

ナポリに戻り、卵城やヌォーヴォ城なんかを見学。

ナポリの町は陽気だ。

日曜で店という店が閉まっているのでマックで晩飯。宿に戻ると日本人がいたので、会話する。

使用金額

ベーコンのパン　1ユーロ
ホットドック　1.6ユーロ
スップリ　1ユーロ
マックのセット　7ユーロ
ファンタオレンジ(×3)　1.8ユーロ
コーラ　2ユーロ

計　約2480円