2011/05/30 - 2011/05/31
17位(同エリア32件中)
無知無謀さん
2011年05月29日(日曜日)から06月11日(土曜日)まで13泊(1機中泊含む)14日で、個人手配による夫婦のトルコの旅を楽しんできました。
個人旅行ですので、計画変更はもちろん、失敗や選択のミスによる後悔もありましたが、予想を超えた楽しい旅を送ってきました。なお、「海外旅行は天候次第」と言われる方も多いと思いますが、その面では好天にめぐれました。
本旅行記は総集編、16本に分けた各都市毎の観光編、及び、3本の番外編(ホテル、交通機関、その他)で構成しました。
その中で、本旅行記は16本に分けた各都市毎の観光編の一つでマラティヤ ネムルート編その1です。
旅行記としてアップをし、少しでも、皆様のお役に立てる事もと考え作成しましたが、どちらかといと備忘録であり、自己満足の記録になってしまったかなとも反省しています。本旅行記は写真も重要ですが、フリー旅行のすばらしさとフリー旅行の困った点、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による計画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、60歳前後の夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5月30日月曜日イスタンブール・WOWエアポートホテルを出発。
6:40発のマラティヤ行きの飛行機に乗るため、4:20起床。
5:00にタクシーに乗り、空港へ。
急いでいたためか、昨晩チェックインした時、依頼していたランチボックス(朝食を頂けない為)をもらうのを忘れました。この時間、送迎バスはまだないため、タクシーで空港へ(5.2トルコリラ)。 -
昨晩中にマラティヤへ という案も可能でしたが、さすがに初日の深夜にマラティヤ着は不安もあり、イスタンブールの早朝スタートとなりました。
実は、明日も早起きです(日の出ツアーのため)。 -
これから、何回もお会いするトルコ婦人の洋服(スカーフとコート)姿です。
-
時間があることから、セキュリティチェック後食事です。トルコでの最初のレストランは、空港内。
パンにいろいろな野菜や肉をいれサンドイッチにします。 -
私達は、パンと野菜類をわけて買いました。そして、初めてのチャイを。
-
こんな感じの空港内レストラン、というよりCafe。
-
ちなみに、トルコでは国内線でも空港内へ入るとき、まずセキュリティチェック。次に航空会社でチェックイン後、もう一度セキュリティチェック。
双方でチェック項目が異なるのであろうか?
尚、国内線ではペットボトルの持ち込みは問題ありませんでした。
なお、eチケットの場合、国際線も国内線もパスポートの提示のみでeチケットの提示は求められませんでした。
トルコ航空のスチュワーデスの写真を一枚。 -
トルコ航空では、簡単な軽食が出ました。
1週間後に利用する、格安航空のペガサス航空は、全て有料です。 -
8:20マラティヤ空港へ到着。歩いて空港内へ。
ところで、ネムルートダーゥ観光のルートはマラティヤ空港コースとアドゥヤマン空港(どちらもイスタンブールから航空便あり、ただし、マラティヤの方が便は多し)コースがあります。
後者の場合も、空港近くのアドゥヤマン町かキャフタ町を拠点にし、そこからのツアーで山に登ります。この点ではマラティヤコースと似ていますが、マラティヤコースの場合は後述するようにネムルートダーゥ近くのホテルをベースにできることに対して、アドゥヤマン空港コースは、ネムルートダーゥ近くにホテルがないため、アドゥヤマン町かキャフタ町に宿泊することになり、ネムルートダーゥ往復に時間がかかります。従って、日の入り観光か日の出観光のどちらかを選ぶことになります。一方、マラティヤコースは日の入り、日の出を楽しめます。 -
(マラティヤ空港)
また、次の訪問観光地を考慮すると、カッパドキアへ行くためにはマラティヤ側が便利であり、東トルコ観光へ行く為には、アドゥヤマンやキャフタが便利だと思います。
しかし、観光面ではマラティヤコースがネムルートダーゥ往復のみなのに対して、アドゥヤマンコース側はネムルートダーゥへの間にジェンデレ橋などの周辺観光も楽しめます。
理想を言えば、アドゥヤマンかキャフタ側から周辺観光を楽しみながら、ネムルートダーゥの日の入りを楽しみ、今回私たちが宿泊した頂上近くのホテルに宿泊し、翌日日の出を楽しみマラティヤへ降りる方法がベストだと思いますが、残念ながらそのようなツアーはありません。個人的に挑戦することは可能ですが、・・・・。 -
再び、空港からの旅行記に戻ります。
マラティヤ空港から市内へはシャトルバス(ハワシュ)。9トルコリラ。
車掌に頼んでおき、県庁近くで降ろしてもらった。
多分独力で、県庁に行けたはずだが、同乗していた地元の大学教授が親切にもインフォメーションセンターに案内していただいた。
しかし、実際には、目的としていた所でなく、他のインフォーメンションセンター(ツーリストかな?)に案内され、結局、そのセンターの方に再度県庁に連れて行って頂くことに。
トルコ人は本当に親切です(この言葉が旅行記で再三記されると思います)。 -
今回の最初の難関。ネムルートダーゥのツアー申し込み。
地球の歩き方によると、「県庁裏の公園にあるインフォメーションセンターでケマル・アヌル氏に直接申し込む」とのこと。
ツアー申し込みを事前にメールで送ったところ、この写真(県庁公園の彫像)とご自身の写真(次のスライド)を返送いただいた。
探せということらしい。 -
しかし、ケマルさんが24H公園におられるわけでもないでしょう?
悩んでいたところ、彫像前の警官(私服でしたので、胸章で警官とわかる)がこられ、電話をかけていただく。
即、ケマルさんでなくツーリストの方がこられる。 -
県庁裏のインフォーメーションセンターとは?
彫像がある大きな広場は、よく考えると県庁の正面。
それでは、裏の公園とは?
(公園名はヴィラーエット公園)
実際にはレストランやCafe、そして子供の遊具等が並んだ公園。
その一角にツーリストあり。
普通の人ならわかるのかな?
(写真では、黄色の立ち看板) -
ケマル・アヌルさんとご親切にしていただいたスタッフ(ラマザン氏)の方。
ところで、地球の歩き方によると、マラティヤ発のネムルートダーゥツアーはこの「アヌルさんツアー」以外に、もっとしっかりした(?)会社であるジェムツアーがあるようです。多分同じホテルに宿泊するツアーだと思います。こちらは、14時発で翌日15時着ですので、周辺の観光もあるのではと推測します。ただ、15時着ですと、その日にカッパドキアへいけなくなるし、また、日曜日、木曜日のみのツアーです。価格も110ユーロ。 -
ツアー申し込み後、スタッフに連れられ、明日のカッパドキアまでの長距離バスのチケットを購入。
ギョレメまでの直通バスがあるそうで(通常はカイセリで乗り換え)、写真のツアー会社「KAYISI KENT]で45トルコリラで購入。 -
集合時刻11:30まで1時間あり、マラティヤの街を散策。
まずは、イエニ・ジャーミィ(イスタンブールにも、同じ名前の有名なジャーミィがあります)。 -
バザールの入り口
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青物市場
-
香辛料
-
11時30分に集合し、12時にスタート。
香港からの女子学生5人のグループ(卒業旅行)と一人旅の日本人3名と私たち2名の合計10名のツアー。
日本人がこれほど多いのには驚きました。
もっとも、この2日間、観光地ネムルートダーゥにはこの5名以外の日本人はいませんでしたが・・・。
小型バスの架台に荷物を載せます。 -
13:00少し過ぎに写真のレストランで昼食。
以後のツアーでも同じでしたが、トルコでは朝食8時、昼食14時、夕食20時頃です。
日本人の感覚なら、各自昼食を済ませ、12時半にマラティヤ出発となると思います。 -
スープ、肉料理。
決して綺麗なレストラン(経営が成り立つのかな?)ではありませんが、意外と日本人には合った味です。 -
15時にGunes Hotelに到着。
ここは、ネムルートダーゥ頂上に歩いていける唯一のホテルです。
実際には、頂上近くまで、車で送迎してくれますが・・・。 -
宿泊(朝食、夕食込み)、バス代込みの1泊2日のツアーで1名100トルコリラ(5500円)。
山小屋よりは立派です。
ただ、到着時停電中でした。
(驚いてはいけません、カッパドキアでは町中停電の朝もありました。もっとも、東京人は震災と計画停電で今年は停電には驚きません)。
夜中は、寒かった。写真は正しいですよ、布団は、これしかありません。
結局、セーターまで着込んで眠りました。 -
日の入りツアーの17時まで休憩ということで、周辺を散策。
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ホテル周辺は不気味(?)な岩山。
ちなみに、ホテル周辺で建設工事中。
大きなホテルでも作るのかな? -
近づくと、岩を集め住居にしていた跡も多々あります。
-
岩山は更に奥に続きます。
-
散策している人は他にいませんので、足でも挫いたら、誰も助けに来てくれません(!!)。
ホテルに宿泊しているのは私達のツアー客10名と、ほぼ同じくらいの別のツアー客10名弱です。合計20名弱。 -
17時に「日の入りツアー」がスタート。
ツアーのバスが頂上付近まで連れて行ってくれます。
神像等までの徒歩は10分ほど。
実際に神像等があるのは頂上より少し下です。
尚、香港女子学生グループは15時からの休憩時間に徒歩で登ることを試みたようですが、途中で私達のバスにピックアップされました。
入村料7トルコリラ(一度払えば、翌日も有効でした。)。 -
バスを降り、ネムルトダーゥに向かうツアーの皆さん
頂上より少し下に神像等(神像および何らかの建物)が見えます。 -
到着したのは、「東のテラス」。
まずは、5つの神像の両脇にライオン像と鷲像があります。 -
次に5つの神像ですが、ガイドブックによって、順番が異なっています。
私には、どの像がどれだかわかりません。
ロンリープラネットでは、左から、太陽神アポロ、女神ティケ(コンマゲネ)、ゼウス、アンティオコス王、ヘラクレスとなっていますが、あるガイドブックは、アポロとアンティオコス王が反対です。
尚、「東のテラス」と「西のテラス」と配置は同じだそうです。
ここでは、ロンリープラネットの順番としました。
それによれば、これは、ヘラクレスです。 -
左がアンティオコス王、右がヘラクレス。
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真ん中にあるゼウス像。
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そして、女神ティケ(コンマゲネ)。
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左端のアポロ像。
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アポロ、ティケ、ゼウスと並んだところです。
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再度、ヘラクレス像を拡大
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再度アンティオコス王像を拡大
(墳墓の主アンティオコス1世自身の像) -
日の入りは「西のテラス」がメインですので、尾根づたいに「西のテラス」へ移動。
まずは、数個のレリーフ
尚、某ガイドブックに是非見るようにとなっていた獅子のレリーフは収蔵庫にしまわれていた(苦労して歩き回ったが、らくだ使いの地元の方に聞くと、そういうことであった)。
また、昔の旅行記を読むと神像に触れるところまで近づけたが、今は、遺跡保護でロープが張られています。 -
「西のテラス」も「東のテラス」と同じ並びですから、右からヘラクレス、アンティオコス王となります。
-
そして、ゼウス像
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ティケ像
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最後がアポロ像。
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もう一度。手前から、鷲像、アポロ像、ティケ像。
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カメラが変わると設定が共にオートでも少し色合いが変わります。
左から、太陽神アポロ、女神ティケ(コンマゲネ)、ゼウス、アンティオコス王、ヘラクレスです。 -
19:30頃。
日の入りは20:30頃ですが、本来なら、この時刻あたりから日の入りの夕焼けが始まります。
ただ、本日は残念ながら、雲が多く、日の入りの美しさは期待できませんでした。
尚、多くの人たちは、神像を見る向きではなく、岩山に上り、太陽の方を見ています。
150名くらいか(ほとんどは、反対側(キャフタ側)からの観光客です。)? -
ちょうど19:30です。
山に到着したときは、ポロシャツですが、時間の経過と共に次第に寒くなり、セーターを着込み、最後は、ユニクロのダウンを着ました。 -
カメラのベストショットという設定で「夕陽モード」にしました。
こんな色となりました。
(カシオカメラです)。 -
でも、標準モードで撮影するとこの色です。
夕陽モードとは、より夕陽を綺麗に写すのでなく、夕陽の色合いに無理に変えるモードのようです(他のメーカーのカメラも同じでしょうか?)。 -
鷲像とアポロ像の横顔。
このあとは、単に、暗くなっていくだけです。
観光客も次第に減っていきました。
私達のホテルは、20分で着きますが、反対側(キャフタ側)からの観光客はどこまでおりていくのでしょうか?
かなり大変です。 -
ホテルに戻っての食事。停電は復旧し、」電気がついていました(よかった!!)。
シンプルな食堂です。
ツアー客の日本人の一人は、「予想していたが、やはり、冷蔵庫にビールはない」と嘆いていました。
夜は、ホテルの外の散歩と言うわけにはいきません。何もやることもなく、明日も早いことから就寝です。
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