広大な（そして暑い）チャイナタウンをちょこっとずつ攻めていくチャイナタウン紀行。<br />共通するのは問屋街巡り。今までも中華食材市場や生地問屋などなどをご紹介しましたが、チャイナタウンは通りによってある業種の問屋が集まっているのです。<br />今回目指すのは”バンコクの合羽橋”、厨房関係の問屋街です。その道々、ゲーム問屋や楽器問屋を通り過ぎました。<br />全く財布の出番はなくても問屋街は楽しい！<br /><br /><br />＜Muffinの旅行記＞<br />チャイナタウン(i)　ワット・トライミット〜泥棒市場　＊バンコク紀行(2) ＊<br />http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10459192/<br /><br />チャイナタウン(ii)　怪しのオールド・サイアム・プラザ〜サンペーンレーン市場　＊バンコク紀行(6) ＊<br />http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10471122/

チャイナタウン(iii)　バンコクの合羽橋をめざして　＊バンコク紀行(27) ＊

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2010/12/21 - 2010/12/21

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エリア

バンコク(タイ)

チャイナタウンの問屋街

今回のきっかけはフリーペーパーweb 470号の「ヤワラート・サンペーン・パフラット卸売りエリア解剖！」。載っていなかったところも含めて大分制覇していましたが、パーククローン花市場やナコンカセムの厨房問屋街をまだ見ていなかった！
東京の合羽橋巡りも好きなので、これは是非行かなくっちゃ。
スタートはお馴染みThe Old Siam
2階の吹き抜けから地階のタイ菓子売り場を見下ろすと、どうやって作っているのかよく見えて楽しいです。
シリコン型に生地を詰めて蒸し焼きにしています
トーン・イッを試してみることに

あひるの卵を1cmほどの型に流して蒸し、シロップの中に漬け込んであります。

トーン・イッはおいしい

外国人が大福をはたしておいしいと感じるかといつも思いますが、タイ伝統菓子も私にはいま一つわからない。でもこのトーン・イッはお酒抜きのサバランのようでおいしかったです。
タイシルクの店が集まる上階を覗いて…

タイシルクというとジム・トンプソンを思い浮かべますが、こちらに置いてある生地はかなりお買い得みたい。オリジナルのデザインで仕立てるならこういう店で買うのもいいのかも。
最上階のフードコートでまず準備

あいかわらず朝から生演奏のカラオケで盛り上がって、濃い場を作っています。
緑のどんぶりマークの店が3軒

タイのミシュラン、緑のどんぶりマークの店が3軒もありました。内臓のスープものなどハードルの高そうなものは避けて、鶏のあんかけそばに挑戦。
うーん…

甘い八宝菜＋幅広米麺といった感じ。甘さの味覚が違うからタイ人にとっての緑のどんぶりは必ずしも当てはまらないかも。勘を信じて隣の豚バラ・クリアスープ麺にすれば良かった…。
さて出発です

まずはThe Old Siamの西側、電気街へ。泥棒市場と同じように電卓やら懐中電灯やら雑多な電化製品が並びますが、ちょっと脇道に入ると…
スピーカー・オンリーの問屋街

大音響で地響きが。
南へ下っていくとインド人街のパフラット（衣料品）市場
ワット・ラーチャブラナ　Wat Ratchabrana

在タイ邦人の納骨堂があり、高野山から派遣されたお坊様がお守りしています。
屋根の金の細工が一際細かく輝いていました。
ガルーダではなく鳳凰のようです

仏塔の色も素晴らしかった
ラマ1世像のロータリーまでやってきました
ロータリーの向こう側がパーククローン花市場

5月に初めてチャイナタウンを訪れたときは、ヤワラーの大通りさえ渡るきっかけを掴むのに時間がかかりましたが、今は波に乗るかの如くすいすいとタイ人化した私。でもこのロータリーは無理です。

パーククローンに再訪しました（2011.7）
花だけじゃないパーククローン市場とサイアム博物館　＊バンコク紀行(39) ＊
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10581271/
あっ、兵隊さんだ

ロータリーで呆然としているうちに通り過ぎた軍用ジープ。よく見ると一体何人乗っているんだろう？
ということで、ズームでおしまい。再び北上。

花を売っているのはわかりました。
逆走するバイクもいます。長いプロパンガスを積んだバイクもいました(笑)

夜からオープン。旅先でブーケが必要な事態に迫られたら是非。（市場に来なくても花屋さんはいっぱいあるけど）
子供用のタイ衣装を売る店がありました

男の子用をこんなに豊富に置いてあるのは珍しい。China Worldの並びの角です。
お目当てその1の台所用品店です

ナコンカセムは業務用の店ばかりですが、ここは個人客向け。

T.Saphanhun Kitchenware Co., Ltd.
635-637 Chakphet Rd. Wang Buraphapirom, Pranakorn, Bangkok
0-2221-5474
8:00-18:00
日曜定休
タイ独特の調理器具が店いっぱいに置かれています

デパートなどではアメリカや日本からの輸入物の調理器具が中心でタイ独自の調理器具をあまり見ることはありませんが、こちらはタイ製ステンレスのティーポットやお皿、5段重ねのお弁当箱、木製/石製のソンタム鉢など普段使いのものがたくさん。
サパンレック（ゲーム街）

フアランポーン駅方面へ方向を変えてMaha Chai大通りを渡ると、やっと人がすれ違えるぐらいの路地があります。建物と建物の間にあるトンネルのようなアーケードで、行けども行けども出口無しの長〜い鰻の寝床。
この路地全部のお店がゲーム機とトレーディングカードだけのおもちゃ街。
おっ、小坊主さんたちも

ゲーム・コントローラー選びに夢中です。お寺での時間割には現代っ子らしくゲームの時間も入っているのでしょうか。
以前チャイナタウンで見たのは宝くじを熱心に選ぶお坊様

何となく違和感がありましたが、日本でも富くじはお寺でやってたし…。
ナコンカセム（厨房器具街）

最近合羽橋は個人客にも入りやすくなりましたが、こちらはプロだけいらっしゃいの大型調理器具だけでした。
向かいには楽器問屋が軒を並べています
100人分のスープが作れるような寸胴鍋だけを置く専門店も多数ありました。
屋台はこうやって売っているのね

いくらするのか気になりますが値札が付いていません。一見個人商店のような屋台はフランチャイズ展開をしている店も多いらしく、商売を始めるとなると一式揃えて渡されることもあるそうです。
100年市場で見たレトロな陳列ケースも新品で売っていました
見つけちゃいました

タイ衣装を着たバービーがあるらしいとラップラオのCentralまでも探しに行きましたが、とうとう見つからなかったタイ・バービー。街角で見つけました。（バービー・コレクターではないのですが、タイ衣装をミニチュアでも欲しいな〜と）

150B(420円)。似ていますがこの値段だったら人形の方はコピーでしょう。OKです。
（本家バービーには何年か前に限定販売でタイ・バービーがあったようです）
着せ替え衣装だけもあります。
＠ China World前の露店。
ふふ、チャイナタウンに行くといいことあるよね。

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この旅行記へのコメント（4）

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momotaさん 2010/12/27 01:17:38

買ってるし！！

Muffinさん、こんばんは〜

相変わらずじっとしてないですね〜(^o^)
すっかりタイの生活も板についてきた感じね。

トーンイッって名前が気になって仕方がないの。
イッって感じ日本にはないじゃない？どんな発音なのか知りたいよ〜
アヒルのたまごがそんなに日常食べられてるんだね。
卵のシロップ漬けかぁ。お菓子に卵は使われるから悪くはないかもね。

タイの緑のどんぶり？
そんなのがあるんだ。やっぱり味覚がちがうからそれだけをうのみに
しちゃだめなのね。でもそうすると外国人が選んでいるミシュランの
和食ってのもどうなんだろう？と思う。

だいぶまえだけど横浜でバービー展がやっててせかいのバービーが
ずらりとあったんだけどタイのバービー確かにこんなだったよ。
アフロのバービーとかメキシコバージョンとかこの手の世界は楽しいよね。
Muffinさんがしっかり買ってるので大笑い！
私も多分買うけどね。

ちょっと早いけど、今年も楽しい旅行記をありがとうございました。
タイで迎える新しい年たのしいお正月をおすごしください♪

Muffinさんからの返信 2010/12/27 08:54:21

RE: 買ってるし！！

momotaさん、おはよ〜

もうすぐ今年も終わっちゃうのね。
私は怒濤の1年で、いろいろ身の回りので振り回されるだけで終わってしまって、今年はmomotaさんのところまで辿り着くのも遅くなっちゃってごめんね〜。2年目のタイではもうちょっと余裕を持って（家で落ち着いて(笑)）過ごせればいいんだけど…。

タイ語は難しいわ〜。カタカナで覚えてもローマ字で覚えても口に出すとなかなか通じないの。食べ物の名前をその場で聞いても覚えきれないのよね。このお菓子、黄色というよりオレンジ色のいかにも濃そうな卵みたいだけど、他のお菓子にありがちな香料がきつくなくて、洋菓子のようにクセがなくておいしいです。タイのお菓子は日本のみたいに細工が細かくて、しかも小さいのが可愛いの。

へへ、タイ･バービー…いかにも好きそうでしょ。お人形遊びは子供の頃からしなかったんだけどね。人形は怖くって(笑)

緑のどんぶりマークは街を歩いていると、ありふれた屋台にもひっそり付いてたりするの。コピーも多いらしいんだけど。でも内臓（モツだけじゃなくて正体不明のいろいろ）が入っているスープとか、なかなかハードルが高いので飛びつくのがちょっと躊躇われます。

今涼しくて1番いい季節になってきました。是非バンコクを見にいらしてね。

来年もいい年でありますように

Muffin

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momoyukiさん 2010/12/25 22:11:56

おもしろ〜〜い

Muffin様

やっぱりバンコクはお買い物が楽しそうですね〜＾＾
というか、Muffinさんの行かれたところが楽しそうで＾＾
プーケットは「観光地」であまりお買い物出来なかったんですよね。
いや〜今バンコクに行ったら、絶対バービー（？）買っちゃうわ（笑）
お友達の娘さんにプレゼントしたくなるなぁ。

あと、男の子のタイ衣装も買っちゃいそう。
買えなくても、タイ衣装を着て写真が撮りたいです。
プーケットでは願い叶わず・・・写真取れるところが遠かった・・・
でもやっぱり・・・
女の子のタイ衣装のほうが可愛い。絶対可愛い・・・
タイシルクのオーダーもいいなぁ＾＾

momoyuki

Muffinさんからの返信 2010/12/26 01:48:14

RE: おもしろ〜〜い

momoyukiさん、こんばんは

今回は私の好きなところばかりなので、はたして皆さんが楽しんでいただけるかと思っていましたが、喜んでいただいてうれしい♪
こんなに趣味に走らなくても、バンコクでのショッピングはバラエティに富んでいますよ。デパートも日本ではどんどんブランドショップが撤退しているのに、こちらではブランド図鑑を見るような品揃えだと思います。（輸入品は日本と同等かそれ以上に高額ですが）

男の子のタイ衣装をこんなに種類多く見たのは初めてでした。大概女の子用で、それに男の子用よりなぜかはるかに安いです。スタジオでレンタルというのも結構皆さんやっているようですよ。バービーは露店なのでいつまで商売をしていてくれるかわからないのですが、やっと見つけました。

靴やタイシルクのドレスは観光客の短期滞在に併せて数日で仕上げてくれる店がいくつもあります。ただ住んでいる奥様達もドレスをオーダーしたりしていますが、勢いもあるので日本に持って帰ってよく見ると素材やデザインが合わなかったり…なんていうことも多いようです。気に入ったデザインの写真を持ってきたりするといいみたいです。

Muffin

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