【アイスフィールド･パークウェイ編】…カナディアン・ロッキー《４》

2006/06/24 - 2006/07/04

レイクルイーズからジャスパーに向かって北上するR93、アイスフィールド･パークウェイは見所満載でした。いくつもの渓谷、氷河、湖、動物と丸一日思いっきり楽しんだドライブです。

地図：http://www.pc.gc.ca/pn-np/ab/jasper/visit/PkwyEn.pdf

第７日目：ジャスパーに向かってR93(アイスフィールド・パークウェイ)を移動
(グリズリー）＝ワプタ氷原　Wapta Icefield＝ボウ湖　Bow Lake＝ペイト湖　Peyto Lake＝ミスタヤ渓谷　Mistaya Canyon＝クロッシング　Crossing＝コロンビア大氷原で雪上車ツアー　Columbia Icefield＝ワプタ滝　Wapta Falls＝ゴート＆グレッシャー　Goat & Glacier　(マウンテンゴート)＝アサバスカ滝　Asabaska Falls＝R93A経由で動物探し(収穫無し）＝ジャスパー　Jusper
【ジャスパー編】《５》参照 http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10080589/

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＊Muffin印のカナダGoogle Map＊
http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&msid=104554898096493303052.00044b50af54bb179fda1&t=h&z=7

http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&msid=104554898096493303052.00044b511177fab8f1865&ll=51.271633,-120.437514&spn=6.420055,19.050293&t=h&z=6

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カナディアン･ロッキー11日間の旅　【目次】《０》
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10080586/

エリア カナディアンロッキー(カナダ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エアカナダ

グリズリー発見！

ヨーホーからレイクルイーズのジャンクションを曲がりR93でクロウフット氷河の手前まで来たときに、またまた路肩に停車中の車があった。普通ハイウェイでの停車はご法度だが、アイスフィールド・パークウェイのパンフレットによれば動物を発見して見学をするときには十分路肩に寄せてみるように、と注意が書かれているので大丈夫なようだ。私たちもそっとその車の後ろにつけるとグリズリーは朝ごはんどき。色が黒めなので最初はブラックベアかと思ったが背中のコブはやはりグリズリーだろう。車の窓から何人も眺めていても草を食べるのに夢中でまったく逃げなかった。この1匹で50枚以上写真を撮ったが選ぶときに削除するのがもったいなくて困った。

ボウ峠、ペイト湖　Bow Pass, Peyto Lake

ボウ湖を過ぎてすぐボウ峠に到着。アイスフィー・パークウェイの最高地点。ペイト湖を見る展望台のすぐそばにバス用の駐車場があるが、下の一般駐車場に止めて5分ほどの舗装道を登る。この短い登りはガイドブックに書かれたとおり高山植物がいっぱいで楽しかった。所々植物の説明が書かれた看板も立っている。この展望台に来たら少しの距離なので下から歩くのがおすすめ。

ボウ峠 山・渓谷

途中野ウサギと出くわす。びっくりして固まってしまったようだ。

ペイト湖

水色の絵の具を流し込んだような鮮やかな湖だった。

ペイトー湖 滝・河川・湖

ミスタヤ渓谷　Mistaya Canyon

ペイト湖を過ぎるとまたすぐ左側にミスタヤ渓谷の駐車場がある。車を置いて10ほど下るとミスタヤ渓谷にたどり着く。マリーン渓谷より小規模だというが、こちらもなかなかの迫力だ。マリーン渓谷はどんなだろう、と期待が高まる。

ミスタヤ渓谷 山・渓谷

クロッシング　Crossing

バンフ＝ジャスパーのちょうど中間地点。大きなレストハウスがありお土産物を買う人で大混雑だった。観光バスも休憩に停まるポイントらしく、日本語の写真集や花図鑑も置かれていた。

クロッシングを過ぎてコロンビア大氷原まで素晴らしい眺めのドライブコースだ。

11:00　コロンビア大氷原着　Columbia Icefield

寄り道が多くそろそろお昼に近づいて混むかもしれないので、サンワプタ滝は後にまわし先にコロンビア大氷原へ向かう。本ではバンフやジャスパーからツアーに乗らないとチケットが取りにくいと書いてあるものがあり少し心配したが、全く問題なくチケットブースで買うことができた。2分後に出発するバスに空きがあるがどうだ？と言われ飛び乗る。1時間後に戻ってくるとセンターは大混雑でこの時間だと多少チケットを買うのもバスも多少待たなければいけないかもしれないが、バスは頻繁に出ているので大丈夫そう。友人も個人で来た時問題なくチケットを買ったと言っていた。
50年前までは写真右下のカナダ国旗のところまで氷原が続いていたそうだが、今は消滅して駐車場になっている。

コロンビア大氷原 自然･景勝地

センターへ

まずバスで土砂の道を雪上車が待つ場所まで行き、雪上車に乗り換える。道沿いには2-3mの針葉樹が生えていて若木かと思ったら樹齢200-300年も経っていると説明を受ける。気候と雪崩で大きく育たないそうだ。

実際に立ってみると氷原の大きさに驚く。20分ほど自由時間になって歩き回った。
ドライバーがここの水を飲むと100歳は若返る！というのでちょっと口につけるとひんやりとしておいしいかった。150年前を境にそれ以前の雪が積もって固まり再び溶けた水は最も純度が高い自然の水として知られているそうだ。

センターのカフェで昼食

フィッシュ＆チップスとベトナム･フォー
アジア系の経営らしくハンバーガーから中華、カレーまでバラエティに富んでいた。

センターにはレストランとカフェが

同じフロアに2つ食事できる場所がある。レストランの方はビュッフェで1人$20、カフェは1食$5-8前後だ。レストランの方はだいたい団体客が入っている様子だった。

コロンビア大氷原すぐ北のビューポイントから見える滝

サンワプタ滝　Sanwapta Falls

もう一度アイスフィールド･パークウェイを少し南下しサンワプタ滝に戻る。ミスタヤ渓谷に似ているがずっと水量が増している。

ゴート&グレイシャー展望台　Goats & Glaciers

コロンビア大氷原のインフォメーションデスクで、アサバスカ滝へ行く途中のゴート&グレイシャー展望台ではよくマウンテンゴートが見られると聞いた。展望台に車を停めて垂直に聳え立つ崖を双眼鏡で眺めていたら、なんていうことはない、ハイウェイ脇にマウンテンゴートが出てきた。動物を探して一生懸命茂みの奥に目を凝らしたらりするが見る時はいつも簡単な場所に居る。このときのマウンテンゴートは毛が抜け変わる時期で取れかかりそうな毛がぶらぶらしていた。

みんなで交通整理

マウンテンゴートを見ていると他の車を停まりだした。そのうちにゴートたちが道を横断し始める。誰が言い出すわけでもなく、轢かれちゃいけないと皆一斉にやってくる車を止めて交通整理をし始めた。

アサバスカ滝　Athabasca Falls

ジャスパーの町ももうすぐのところまで来た。アサバスカ滝は幅が広く水量も豊かだ。

アサバスカ滝 滝・河川・湖

旧道９３Aを行く

ここもよく動物を見かける道路だというのでアサバスカ滝から９３Aを通ってジャスパーまで行く。この日は残念ながら見つけることはできなかった。

4:20　ジャスパー到着！

寄り道が多く随分かかったがジャスパーが見えてきた。

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【ジャスパー編】《５》へ続く
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10080589/

ジャスパー国立公園 国立公園

この旅行記へのコメント （2）

• ナイアさん 2008/04/30 17:34:09

  懐かしいです。

  熊の形のペイトレイクと、モレインレイクは私たちのお気に入り。
  聞いた感じも好きなんです。
  
  レイクミネワンカはがっかりでした。

  Muffinさん からの返信 2008/05/01 13:29:16

  RE: 懐かしいです。

  トモエルさん、こんばんは
  
  ペイトレイクが熊の形だったなんて知りませんでした。なるほど…。
  どちらの湖も色がきれいですよね〜。モレインレイクは特にお気に入りです。
  レイクミネワンかはやっぱりそれほどでも…。でもその手前のトゥージャックレイクあたりでビックホーンシープを見たので、今週末から所用で行くのでまた行ってみようかと思っています。
  
  Muffin