2008/10/18 - 2008/10/18
524位(同エリア1475件中)
みにくまさん
横川は比叡山のいちばん北に位置し、昔日の面影をよく残しています。
横川中堂を中心に、四季講堂・根本如法塔・恵心堂・飯室不動堂などの堂宇と、天台宗僧侶の基本的修行の場である行院などがあります。
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横川
比叡山山頂駅より、シャトルバスで約20分。
比叡山延暦寺といっても、大きく3つのエリアに分かれており、山頂からは一番遠いエリアです。 -
横川 参道
道の左手に看板がずらっと並んでいるのが確認できるかと思います。
順番に物語になっています。ゆっくり読みながら歩いている方がたくさんいらっしゃいました。
私には難しくてあまり意味が分からなかったのでスルー(・o・) -
延暦寺境内案内図 横川
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源氏物語ゆかりの地
○横川中堂・恵心堂
源氏物語53帖「手習」54帖「夢浮橋」に登場する横川の僧のモデル恵心僧都源信が修行した。
「源氏物語千年紀」ということで、各地でイベントをしていますが、こちらもその一つでしょうか。 -
横川中堂
このお堂は首榜厳院と称し、横川の中心となる大堂です。
第三世慈覚大師円仁上人が848年に開創し、本尊に聖観音を祀りました。
その後、信長の焼き討ち(1571)により焼われましたが、豊臣秀頼・淀君が再建しました。
しかし昭和17年に落雷によりまたも焼失し、現在の建物は昭和46年に伝教大師1150年大遠忌を記念して復元されたものです。 -
横川中堂
当時を偲ぶ、見事な朱塗りの美しい舞台造りです。 -
横川中堂
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横川中堂
建物入口です。
自由に拝観ができるようになっています。
入口正面に見えるのが、本尊の聖観音立像でしょうか、これは昭和17年の災火を免れ、重要文化財に指定されています。 -
横川中堂
普通はこういった堂内は撮影禁止の張り紙がありますが、ここには無かったので一枚だけ撮ってきました。 -
護法石
鹿島明神と赤山明神は比叡山延暦寺の守護神で、赤山明神は比叡山西麓の守護神でもあります。 -
横川中堂
正面から撮影しました。
堂々たる佇まいです。 -
鐘楼
横川中堂から鐘楼に来ました。
ここから右手に行くと恵心堂、左手には元三大師堂などがあります。
まずは、右手恵心堂を目指します。 -
秘宝館 重要文化財
名前からして重要文化財がたくさん保存されている建物かと思うのですが、特に警備もされていないことから、現在も機能しているのか不明です。
東塔に近代的建物の国宝殿があるので、そちらに宝物は移されているのではないかと思いました。 -
恵心院
恵心僧都の旧跡で、藤原兼家が元三慈恵大師のために建立した寺です。
現在の堂は坂本里坊にあった別当大師堂を移して再建したものです。 -
恵心院
この時はまだ紅葉には少し早かったので、ほんの少し赤い葉がありましたが、まだまだ全体的には緑色でした。
これが真っ赤に染まった時には、凄く綺麗なんでしょうね〜。 -
四季講堂(元三大師堂)
古くは定心坊と呼ばれ、比叡山中興の祖、慈恵大師(元三大師)良源の住坊跡です。
四季に法華経を論議することから四季講堂と呼ばれます。
本尊は元三大師を祀り、「横川のお大師さん」と親しまれています。 -
四季講堂(元三大師堂)
おみくじの発祥の地として有名だそうです。
私は知りませんでした、また堂内にそれらしき形跡が見られませんでした。 -
紅葉
まだまだですが、赤と黄色と緑が綺麗でした。 -
四季講堂(元三大師堂)
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四季講堂(元三大師堂)
現在の建物は、1652年の建立だと言われています。
昭和42年に滋賀県の有形文化財に指定されました。 -
定光院
マップを見ると、それほどの距離はなさそうだったので、この看板を頼りに向かってみましたが・・・ -
参道
かなり急勾配の山道を長い距離歩くことになりました。
定光院まであと100Mとか50Mの看板がありましたが、山道の50Mは平地の50Mに比べて長〜〜〜〜く感じます。
足腰の弱い私たちにはちょっとばかりキツかったです(+_+) -
定光院
日蓮聖人遊学霊跡 -
定光院
日蓮が住坊としての求道の日々をおくったところです。 -
日蓮聖人御使用の手水鉢(ちょうずばち)
小さな池の前、柵に囲われたところに手水鉢がありました。今は苔に覆われてしまっているようです。
◎手水鉢(ちょうずばち)
元来、神前、仏前で口をすすぎ、身を清めるための水を確保するための器をさす。その後茶の湯にも取り入れられ、露地の中に置かれるようになり、つくばいと呼ばれる独特の様式を形成していった。
(ウィキペディアより) -
日蓮の銅像
山深い地、緑の木々を背に佇む日蓮聖人。 -
比叡山行院
天台宗の末寺法嗣が修行するための道場。
比叡山全域を修業の場として、ここを本拠に若い修行僧は山から一歩も下らず、毎日仏に向かって修行に励みます。
春・夏・秋の3期間それぞれ2か月ずつの修業期間です。
末寺法嗣の意味が分かりません。読み方は「まつじほうし」「まつじほっす」どちらでしょうか。 -
横川中堂
最初の場所に戻ってきました。
これでだいたい、横川の建物は回ったはずですが、もう一つこの近くに見落としていたものがありました。
↓ -
根本如法塔(こんぽんにょほうとう)
慈覚大師円仁が根本杉のほこらの中ではじめた如法写経にちなんだ建物です。
塔内に数々の仏教経典を書写したものを納め、永く後世に伝えるために安置し、祈念するための塔です。
現在の朱塗りの美しい建物は、大正14年(1925年)に再興されたものです。 -
根本如法塔付近から見た横川中堂
木々の間から見え隠れする、横川中堂も実に美しい。 -
横川中堂
下から眺めた横川中堂。
これで横川の拝観は終りです。
バス停まで戻り、西塔に向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 一歩人さん 2008/10/28 17:44:48
- あの織田信長が
- みにくまさへ
初めまして。
一歩人です。
一度は、行ってみたいお寺です。
織田、豊臣、徳川と躍起になって
おりまして、反省仕切りです。
なぜって、私は浄土真宗です。
根源は、宗派に属してる訳で、
え!徳川家康のキリシタン政策の
結果でしたっけ?
おお!キリシタンをマイブームに?
ありがとうございました。
いつも、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
- みにくまさん からの返信 2008/10/28 18:06:10
- RE: あの織田信長が
一歩人さん、こんばんは〜。
先ほどはお気に入り登録いただき、ありがとうございました<(_ _)>
歴史がけっこう好きなので、寺院などを回っているうちに、自分の知っている人物の名前が出てくると、嬉しくなってきます。
逆に宗教のことは、全く分からなく、昔の偉い方の名前を聞いてもすぐには思い出せません。
今後も歴史を訪ねて、お寺や神社をまわるうちに、新しい興味が沸くかもしれません。どこに興味が向かうかは”神”のみぞ知る、ですが。
ではでは、今後ともよろしくお願いいたします。
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