060906-09大地の芸術祭2006（越後妻有アートトリエンナーレ）（4）

2006/09/06 - 2006/09/06

2006年の夏に開催された「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006」。

一人旅、車なし。徒歩と路線バスを基本に、現地バスツアーも利用しつつ駆けめぐった3泊4日間。道中2回見知らぬ車に拾ってもらう（おかげで徒歩ではキビシイ奥地も行けました；感謝）。

印象に残った風景や作品、旅の一コマなど紹介します。

060906-09大地の芸術祭2006（越後妻有アートトリエンナーレ）（1）
http://4travel.jp/traveler/mimeika/album/10406504/

060906-09大地の芸術祭2006（越後妻有アートトリエンナーレ）（2）
http://4travel.jp/traveler/mimeika/album/10406516/

060906-09大地の芸術祭2006（越後妻有アートトリエンナーレ）（3）
http://4travel.jp/traveler/mimeika/album/10406519/

エリア 松之山温泉(新潟)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩

3泊目は日本三大薬湯の一つ・松之山温泉の宿に。ホウ酸含有量日本一、約1000万年前の化石海水だとか。

松之山温泉街からちょっとのぼったところにある「夢の家」。
悪霊退散とか書いてありそうだけど、正しい夢の見方が書いてある、、のだろう、多分。

里山の古民家に宿泊、鉄風呂（薬湯）に浸り、赤・青・緑・紫の部屋の棺桶ベッドで寝て…どんな夢みるかな？

夢の家にウィルコム・ハウスの表記！　経営厳しかろうに芸術にはちゃんと支援を…（涙）頑張れウィルコム！

まつだい雪国農耕文化村センター（農舞台）のメイン作品。よくガイドの写真になっています。

まつだい駅 駅

昼食は「農の御膳」。里山の恵みは格別に美味しい〜

トリエンナーレ作品とは別に、町の至る所に自主プロジェクトが発生。シャッターアートは早稲田大の企画。

歴史を刻んだ木造の壁にビビッドな色彩のシャッター…この取り合わせ、日本古来の美学なんじゃなかろうか。

室野集落の空家プロジェクト。窓には作家が集落一軒ずつ回って対話し集めた皆の思い出の断片が。

目を奪われずにはいられない棚田の風景！　特にこの近辺はカメラオタクの聖地となっているらしい。

日芸彫刻科有志による「脱皮する家」。彫刻刀で刻まれ、剥がれ出た新しい木肌から呼吸の音が聞こえそう。

床のつむじ発見！

隣の空家プロジェクト。障子（半透明の膜）に描かれたプリミティブな風景が光に溶けて、見えないものも見えそうな気配。

スーパーのビニール袋によるお花畑が屋内に出現。不要な物という位置づけの袋もいまや有料化…

共同作業所となった旧峠小学校は、かつては2階が落ちそうなくらい生徒数がいたらしい。木の机、いいな。

越後松之山「森の学校」キョロロは、里山の自然科学館として生き物も展示。むしろアーティスティック！

十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ 美術館・博物館

越後松之山「森の学校」キョロロは、里山の自然科学館として生き物も展示。むしろアーティスティック！

十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ 美術館・博物館

旧小学校をまるごと作品にした巨匠ボルタンスキー＋カルマン。おばけ屋敷的な楽しみ方もあり、です。

黄緑の田んぼによく映える「ポチョムキン」。鋼鉄の囲いの中は白い石が敷かれ、案外広くて落ち着ける。