
2009/12/20 - 2009/12/22
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MILFLORESさん
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クリスマス・新年休暇に入った夫 (休みなんと3週間!)
同僚との調整で、休みはクリスマスの週の1週間のみの私。
(因みに年末は大晦日まで働くのがスペイン風です)
今年は東京への里帰りは諦め、
この時期格安のパラドール(国営ホテル)へ2泊して来ました。
今回の行き先はガリシア地方です。
スペインの北西部、ポルトガルの北。
スペイン随一の降水率誇る、緑多い土地です。
海産物もガリシア牛も美味しい美食の地でもあります。
風味豊かな白ワインの産地でもあり、今回の旅はリベイラ・サクラ=
RIBEIRA SACRA と呼ばれるワインの原産地呼称の地域に当たります。
1泊目はそのリベイラ・サクラ地域の中心地であるモンフォルテ・デ・レモス(MONFORTE DE LEMOS)のパラドールです。
http://www.parador.es/en/cargarFichaParador.do?parador=111
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1泊目 目的地は・・・
Galicia ガリシア地方
Lugo ルーゴ県
Monforte de Lemos モンフォルテ・デ・レモス -
出発は欧州寒波到来と騒がれた日。
マドリードをゆっくりと朝11時頃出たのに、
道中気温は−3度〜2度。
途中、レオン県では雪景色でした。
この翌日、マドリードでは大雪。
ガリシア地方は気温も10度前後で雨降りで、
我々の旅に支障はありませんでした。 -
Monforte de Lemos のパラドール
街を見下ろすサン・ビセンテの丘の上に建っています。
17世紀のベネディクト宗の修道院です。
今回の宿泊費は、ダブル朝食込み75ユーロ。
4★ホテルなのに安い! -
パラドールから見た Monforte de Lemos
モンフォルテ・デ・レモスの街並
(夫撮影) -
パラドールの隣にあるこの建物は
レモス伯爵邸
現在はパラドールの付属施設になってます。
(夫撮影) -
レモス伯爵の紋章かな?
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城壁が残っていて・・・
(夫撮影) -
そして塔もあります。
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パラドールに隣接する教会
(夫撮影) -
教会の窓ガラスは割れている部分も・・・
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すっごく大きな落ち葉!
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このサン・ビセンテの丘には歴史的建造物が固まっているので、こんな「中世ルート」という散策看板がありました。
(夫撮影) -
さて、パラドールの内部へご案内いたしましょう♪
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修道院の名は
San Vicente Do Pino
じゃあ、この人が聖ビセンテ・ド・ピノなのでしょうか。
(夫撮影) -
修道院のファサードの紋章
(夫撮影) -
上から
4★ホテルの看板
パラドールの看板
(パラドール・チェーンは1928年営業開始)
このパラドールの名前
「クオリティー」の「Q」マーク -
パラドール内部
修道院の回廊部分はゆったりしたソファーや絵画などで居心地の良い空間となっています。
入ってすぐの所にはクリスマス・ツリーが飾ってありました。
(夫撮影) -
日曜日のため、ほかの宿泊客が少なく、
ひっそりとしたパラドール滞在となりました。 -
回廊が囲むのはこんなパティオ
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回廊はガラス戸で締め切られているので、寒くありません。
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このパティオ出られなかったのですが、面白い仕組みが良く見えました。
床は真直ぐではなく、真ん中が高くて雨水が四方の溝に溜まっていきます。
これ絶対にどこかに貯水槽でもあったんだと思います。 -
部屋は上階です。
建物は古い修道院だけれども、パラドールとしての改修でエレベーターもちゃんと整備されています。
予約の際にはバリアフリーの部屋を指定することもできます。 -
私達の部屋は1階(日本の2階)
この上にもう1フロアーあります。
ここのパラドールは客室数トータル50。
(夫撮影) -
最近は宿泊するパラドールそれぞれでルームナンバーが入った鍵を撮影することにしてます。
今回は106号室。 -
ちょうど建物正面角で、
塔が目の前に見える部屋でした。 -
サイドテーブルにあったチョコレート♪
こういう演出もパラドールらしい。 -
もうちょっと内部探検しましょう。
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上階からパティオを撮る
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・・・あんな所に草が生えてる!
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カフェテリアも回廊に
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(夫撮影) -
小さいけれどジムと・・・
(夫撮影) -
・・・ジャグジーがありました。
だーれもいなかった!
もったいない。 -
街散策に出掛けて戻ってきたらすっかり暗闇。
塔のクリスマス・イルミネーションが灯っていました。 -
部屋から塔を撮ってみました。
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アミーゴ・デ・パラドール会員特典でカフェテリアでのドリンク・サービス券がもらえます。
この地域のワインを頂きながら、街のインフォメーションでもらってきたパンフレットを読んで翌日のプランを練ります。 -
ディナーはパラドールで。
レストランに入るとシーンとしてて誰もいない!
Hola〜! って声を掛けても誰も来ない。
ん?
しばらくしたら、カフェテリアを担当していたウェイトレスさんがやってきた。
泊り客が少ないのでこの夜は兼任していたようです。 -
お手頃価格の「秋の特別ガリシア・メニュー」を頼むことに。
メニューの下の絵が可愛い。
モンフォルテ・デ・レモスの街並です。
丘の上にパラドールと塔が見えます。 -
3種類の岩塩
パンにオリーブオイルをかけて、その上にパラパラとちょっと落とすと美味。 -
サービスのお通し
左:Empanada gallega ガリシア風パイ
これは中身ツナと野菜
右:ガリシア風タコのカナッペ
上にパプリカがかかってる -
前菜 1
Caldo Gallego
ガリシア風スープ
Grelos(グレロス)と呼ばれる菜っ葉がたっぷり入った、体温まるスープです。 -
今晩は白ワイン。
同じガリシア地方のRibeiroという原産地呼称のもの
ガリシア産の白ワインはどれも美味しいです。 -
前菜 2
Vieira a la Gallega
ガリシア風ホタテ・グリル
以前にトレドのパラドールで美味しくないのを食べましたが、さすが本場のここのは大違い!!
ホタテは小振りだけれどプリプリしてるし、詰め物も美味しい。
http://4travel.jp/traveler/milflores/pict/15764542/ -
夫のメイン
Lacon con Grelos y Chorizo
ラコンという豚のモモ肉(ハムのように加工してある)、付け合せはグレロスとチョリッソ -
私のメイン
Brocheta de Pez Espada y Langostino
カジキマグロと車海老のブロシェット
野菜もたっぷりで美味しい♪ -
デザート
Bica de Manzana acompan~ada de Helado
アップルタルト、アイス付き -
夜
レストランでは我々だけだったし、
宿泊客は他にいるの?って思うほど
ひっそりとした1晩でした。 -
幽霊でも出そうな雰囲気・・・(笑)
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朝食ビュッフェは・・・
ビュッフェが並んでいなかった!
すぐにウェイトレスさんがやってきて、
宿泊客が10人以下の場合は食べ物が乾いたり冷めたりしないように並べずに、お客様のご要望に応じて出します、とのこと。
すぐに、絞りたて生オレンジジュースのピッチャーとパン籠を置いていった。 -
で、どんどんと「ビュッフェ」が自分達のテーブルにやって来た!
こりゃー 最高に贅沢な朝食になりそうな予感♪
フルーツ・ヨーグルト・ハム・チーズ・菓子パン! -
卵料理は注文を聞いてアツアツを持ってきてくれました。
ロー・シーズンの上、週末泊を外すと、
パラドールでこんな特権があるんだ〜♪
感動!
ダブル1泊+朝食=75ユーロ
これは超お得でした。
RIBEIRA SACRA 旅行記 1/5 (完)
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