重伝建のまち川越

2007/04/10 - 2007/04/10

　全国には小京都(京都風のまち風情）も多いけれど、小江戸と称されるまちも多いと聞く。ここ小江戸川越は城下町として整備されたが、数度の火災により後に商家の町、特に蔵造りの商家のまちとして全国的に有名である。４０年の保存運動の歳月を経て重要伝統的建造物群保存地区に選定を受けたのは平成１１年である。以来多くの旅人をひきつけてきた。私も青春１８切符の期限最後の日、鈍行を乗り継いで小京都より小江戸を訪れた。

エリア 川越(埼玉)

• 交通手段: JRローカル 徒歩

　
店舗を蔵造りでというのは、３回もの火災により学んだ教訓のたまもので特に明治２６年の大火はこの大沢家が川越を蔵造りの商家の町にした張本人である。そのルーツは江戸中期近江商人により建築されたといわれる。

　大沢家はに重要文化財である。
平成４年からの大修理により寛永の時代に復元された。そのことを示す碑が正面玄関横に鎮座する。

　時の鐘は城下町に時を知らせる川越のシンボルである。そして今もなお一日４回時を知らせる。