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 癒(いやし)しの旅、自分探しの旅とはかっこいいが、中高年を中心に、あるいは、定年を迎えた夫婦、退職した団塊世代にも人気がある巡礼のたび。私はこうした「流行病」に罹患し易い。流行病(はやりやまい)というといささか不謹慎なひびきがする。そんな動機はさておいて、定年と適齢期は自分が決めるものといきまいていたが、退職を契機に一気に遍路のたびを思い立った。2007年内の結願(けちがん)が目標だ。<br /> 特別なほとけごころはないが、いろんな人の死をマジかに見た。それも動機のひとつである。<br />まじめに巡礼と称して「遍路のたび」を始めたものである。私は、巡礼の所作すら知らない。お寺への参拝もいい加減なものである。海外に目を向けるのもいいが日本の伝統と格式に則ったお遍路のたびもまた格別だ。所作を知らないので、とりあえずバスツアーにてこころみた。<br />

四国巡礼のたび(阿波の国)

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2007/04 - 2007/04

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mickey3

mickey3さん

 癒(いやし)しの旅、自分探しの旅とはかっこいいが、中高年を中心に、あるいは、定年を迎えた夫婦、退職した団塊世代にも人気がある巡礼のたび。私はこうした「流行病」に罹患し易い。流行病(はやりやまい)というといささか不謹慎なひびきがする。そんな動機はさておいて、定年と適齢期は自分が決めるものといきまいていたが、退職を契機に一気に遍路のたびを思い立った。2007年内の結願(けちがん)が目標だ。
 特別なほとけごころはないが、いろんな人の死をマジかに見た。それも動機のひとつである。
まじめに巡礼と称して「遍路のたび」を始めたものである。私は、巡礼の所作すら知らない。お寺への参拝もいい加減なものである。海外に目を向けるのもいいが日本の伝統と格式に則ったお遍路のたびもまた格別だ。所作を知らないので、とりあえずバスツアーにてこころみた。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
観光バス

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  •  1番札所の霊山寺(リョウザンジ)である。巡礼のたびは一番札所から参るのが常道である。遍路用品は必須の納経帳。参詣の証を残すために必須である。線香、ローソク、納め札そして賽銭、準備したのは最低限必要なものだけだった。先達にあわせ読経する。

     1番札所の霊山寺(リョウザンジ)である。巡礼のたびは一番札所から参るのが常道である。遍路用品は必須の納経帳。参詣の証を残すために必須である。線香、ローソク、納め札そして賽銭、準備したのは最低限必要なものだけだった。先達にあわせ読経する。

  • 2番札所 極楽寺(ゴクラクジ)<br />お参りは、本堂と太子堂と呼ばれる2箇所をお参りする。線香を供える。線香は1本の説と3本の説があるが、先達に従い3本供える。ローソクを供える。

    2番札所 極楽寺(ゴクラクジ)
    お参りは、本堂と太子堂と呼ばれる2箇所をお参りする。線香を供える。線香は1本の説と3本の説があるが、先達に従い3本供える。ローソクを供える。

  • 3番札所 金泉寺(コンセンジ)<br />納め札に氏名や住所、年齢を、裏面には願い事を書いて供える。お賽銭は5円がよりらしい。5円はご縁に通じるらしい。

    3番札所 金泉寺(コンセンジ)
    納め札に氏名や住所、年齢を、裏面には願い事を書いて供える。お賽銭は5円がよりらしい。5円はご縁に通じるらしい。

  • 4番札所 大日寺(ダイニチジ)<br />やってはいけないことひとつ目、ローソクへの点火に人からもらってするのは良くない。その人のもっている業(ゴウ)をもらうからという。

    4番札所 大日寺(ダイニチジ)
    やってはいけないことひとつ目、ローソクへの点火に人からもらってするのは良くない。その人のもっている業(ゴウ)をもらうからという。

  • 5番札所 地蔵寺(ジゾウジ)<br />やってはいけないこと二つ目、杖を拾ってはいけない。これもその杖を持っていた人の業をもらうからである。

    5番札所 地蔵寺(ジゾウジ)
    やってはいけないこと二つ目、杖を拾ってはいけない。これもその杖を持っていた人の業をもらうからである。

  • 6番札所 安楽寺(アンラクジ)<br />やってはいけないこと三つ目、数珠を首にかけてはいけない。もちろんその他にもある。3つのやってはいけないことを最初に教わった。

    6番札所 安楽寺(アンラクジ)
    やってはいけないこと三つ目、数珠を首にかけてはいけない。もちろんその他にもある。3つのやってはいけないことを最初に教わった。

  • 7番札所 十楽寺(ジュウラクジ)<br />そもそも参拝とは?山門で一礼?手と口を清める?鐘を突く?本堂で納め札を清める?お経を読む?納経所でご朱印をいただく?山門で一礼<br />

    7番札所 十楽寺(ジュウラクジ)
    そもそも参拝とは?山門で一礼?手と口を清める?鐘を突く?本堂で納め札を清める?お経を読む?納経所でご朱印をいただく?山門で一礼

  • 8番札所 熊谷寺(クマタニジ)<br />同行二人(ドウギョウニニン)とは夫婦もしくはつれあいという意味ではなく、弘法大師さまといっしょという意味である。

    8番札所 熊谷寺(クマタニジ)
    同行二人(ドウギョウニニン)とは夫婦もしくはつれあいという意味ではなく、弘法大師さまといっしょという意味である。

  • 9番札所 法輪寺(ホウリンジ)<br />霊場を巡ることを打つという。また霊場を札所と呼ぶ

    9番札所 法輪寺(ホウリンジ)
    霊場を巡ることを打つという。また霊場を札所と呼ぶ

  • 10番札所 切幡寺(キリハタジ)<br />白衣に身を包みお遍路をする。これは自分の命がどこで絶えてもかまわないという死装束の意味がある。

    10番札所 切幡寺(キリハタジ)
    白衣に身を包みお遍路をする。これは自分の命がどこで絶えてもかまわないという死装束の意味がある。

  • 11番札所 藤井寺(フジイデラ)<br />金剛杖は遍路を導く弘法大師の化身である。

    11番札所 藤井寺(フジイデラ)
    金剛杖は遍路を導く弘法大師の化身である。

  • 12番札所 焼山寺(ショウザンジ)<br />輪袈裟は礼拝の正装具である。いわばネクタイのようなものといえばいいだろう。

    12番札所 焼山寺(ショウザンジ)
    輪袈裟は礼拝の正装具である。いわばネクタイのようなものといえばいいだろう。

  • 13番札所 大日寺(ダイニチジ)<br />納札は本堂と大師堂に納める。名刺のようなものである。巡礼の回数によって色が異なる。1〜4回目は白いものを使う。

    13番札所 大日寺(ダイニチジ)
    納札は本堂と大師堂に納める。名刺のようなものである。巡礼の回数によって色が異なる。1〜4回目は白いものを使う。

  • 14番札所 常楽寺(ジョウラクジ)<br />経本は般若心経や御本尊真言など一連のお経がかかれた四国霊場用のものである。経本を手に読むのが正しいようである。

    14番札所 常楽寺(ジョウラクジ)
    経本は般若心経や御本尊真言など一連のお経がかかれた四国霊場用のものである。経本を手に読むのが正しいようである。

  • 15番札所 国分寺(コクブンジ)<br />お参りがすんだら納経帳に納経所で本尊名の墨書きと朱印を頂く。300円である。

    15番札所 国分寺(コクブンジ)
    お参りがすんだら納経帳に納経所で本尊名の墨書きと朱印を頂く。300円である。

  • 16番札所 観音寺(カンオンジ)<br />遍路用品は順次そろえるのがベターである。

    16番札所 観音寺(カンオンジ)
    遍路用品は順次そろえるのがベターである。

  • 17番札所 井戸寺(イドジ)<br />必需品の他私が最初に用意したのは、白衣である。

    17番札所 井戸寺(イドジ)
    必需品の他私が最初に用意したのは、白衣である。

  • 18番札所 恩山寺(オンザンジ)<br />白衣にあわせ、輪袈裟と数珠を調えた。この二つは既存のものを利用した。

    18番札所 恩山寺(オンザンジ)
    白衣にあわせ、輪袈裟と数珠を調えた。この二つは既存のものを利用した。

  • 19番札所 立江寺(タツエジ)<br />線香や蝋燭の着火に必要だったライターも用意した。

    19番札所 立江寺(タツエジ)
    線香や蝋燭の着火に必要だったライターも用意した。

  • 20番札所 鶴林寺(カクリンジ)<br />金剛杖を用意した。いわゆる遍路道では杖が欠かせない。

    20番札所 鶴林寺(カクリンジ)
    金剛杖を用意した。いわゆる遍路道では杖が欠かせない。

  • 21番札所 太龍寺(タイリュウジ)<br />線香を入れる専用の入れ物を購入した。線香は折れやすい。出し入れも不便である。たまたま見つけたもので購入したが・・・

    21番札所 太龍寺(タイリュウジ)
    線香を入れる専用の入れ物を購入した。線香は折れやすい。出し入れも不便である。たまたま見つけたもので購入したが・・・

  • 22番札所 平等寺(ビョウドウジ)<br />頭陀袋(ズタブクロ)を購入した。線香、蝋燭、賽銭、納め札など参拝に必要なものがコンパクトに納められるようになっている。因みに頭陀とは煩悩や欲望を払い仏道を求める修行のことである。

    22番札所 平等寺(ビョウドウジ)
    頭陀袋(ズタブクロ)を購入した。線香、蝋燭、賽銭、納め札など参拝に必要なものがコンパクトに納められるようになっている。因みに頭陀とは煩悩や欲望を払い仏道を求める修行のことである。

  • 23番札所 薬王寺(ヤクオウジ)<br />菅笠(スゲガサ)、軽量化を考え購入は見合わせた。またかさばる。

    23番札所 薬王寺(ヤクオウジ)
    菅笠(スゲガサ)、軽量化を考え購入は見合わせた。またかさばる。

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