テトのホーチミン

2012/01/24 - 2012/01/28

今年のテト(日本の旧正月に相当)は1月23日からでしたが、その2日目に当る24日からホーチミンに行ってきました．人民委員会庁舎からまっすぐ伸びるグエン・フエ通りとそれに直交するレ・ロイ通り、ドン・コイ通りには電飾が施され、その中心となるグエン・フエ通りは歩行者天国となり、フラワーベースが目いっぱい設置され、写真のように今年の干支である龍の大きなオブジェなどが飾り付けられています．夕方から夜にかけて大勢の家族連れが繰り出してきて大混雑です．面白いのはテトの始まりははっきりしていますが、終りがまちまちなことで、道路の飾り付けが撤去された28日にも国営百貨店はまだ閉まったままでした．ただそれ以外の市中心街の商店やレストランはテト期間中もオープンしているところがほとんどのようで町歩きには支障が感じられませんでした．

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

出発は関空10:10で、火曜日ということもあってか閑散としていました．

当然飛行機(A330)の中も写真のようにガラガラ．大変ゆったり過ごすことが出来、ラッキー．

比較的新しい機体のようでエンタメ装備も充実、USBコネクタも付いていました．

そろそろホーチミンに近づき高度を下げてきたところ、雲の上面の乱れも少なく、地表の天候もまずまずと期待されます．

サイゴン川の蛇行する流れも見えてきて、いよいよタンソンニャット空港に到着します．

タンソンニャット空港にはロビーのようなスペースはなく、すぐオープンスペースとなっています．

航空機とホテルだけのツアーですが、今回はちょっと奮発してルネッサンス・リバーサイド・ホテルを選びました．

部屋は16階(日本式に言えば17階)エレベータ前はグランドフロアから天井までの吹き抜けとなっていて、高所恐怖症の私にとっては迫力満点です．

部屋の窓からの眺め．ディナークルーズ船が停泊しています．以前は向こう岸からの通勤他往来のための小型のフェリーボートが運航されていましたが、この画面左上から川に向かって延びている道路から川底トンネルが開通しフェリーは廃止になったとのことでした．(白い凸型の建物が見える辺りから潜るようです)

ホテル正面の小公園には13世紀、3回にわたる中国(元)の侵略を撃退したベトナムの英雄チャン・フン・ダオ将軍の像がサイゴン川を見守るように立っています．

ホテルの近くにあるベトナムらしいミニホテル．間口により税金が決まるので間口が狭くて背の高い建物が建つようになったとのこと．地域によってこのようなホテルがたくさんある通りがあり、欧米人のバックパッカーによく利用されているようです．

ドン・コイ通りからグエン・フエ通りへ出る横道の一つ、交通遮断していろいろな露店が出て賑わっていました．(次の写真)

ドン・コイ通りの飾りつけ、夜になると後の写真のように電飾が輝きます．

見方によってはちょっとしゃれたようにも見える横路地．

この路地には、以前ドン・コイ通りにあったちょっと高級な雑貨屋さんAUTHENTIQUEが移転してきているのを見つけました．てっきり廃業したのかと思っていましたが・・・

このような風船売りもたくさん出ています．

メイン会場のグエン・フエ通りは歩行者天国となり、臨時のフラワーベースが設置され、今年の干支である龍の大きなオブジェなどが飾り付けられています．夕方から夜にかけてさらに大勢の家族連れが繰り出してきて大混雑になります．

主会場のグエン・フエ通りとレ・ロイ通りの交差点から中央奥のオペラハウスの方向を見ています．

グエン・フエ通りとレ・ロイ通りの交差点を人民委員会前の花壇から見たところ、左がオペラハウスの方向、正面がグエン・フエ通りです．

街角で見かけたおしゃれっぽいカフェと信号待ちのバイクの集団．

同じくドン・コイ通りの様子．

夕食にはレストラン　ゴールドフィッシュ(金魚)に行ってみました．ホーチミンは11回目ですが、今まで行ったことがありませんでしたが、口コミの評判がよいので初挑戦です．これは確か、かにスープ．

揚げ春巻き．

蓮の茎のサラダ．

炒飯．以上いずれもイマイチでしたが・・・

ホテルのセンターホール、天井までの吹き抜けがすごいです．

フロアでは、ピアノの演奏が流れていました．

部屋のある16F(日本流では17F)からグランドレベルを見下ろすと結構足がすくみます．

部屋から見たサイゴン川の夜景です．ディナークルーズから戻ってきたところでしょうか．照明を付けた観光船が見えます．

ベトナムのファーストフードといえば真っ先にフォーが思い浮かびますが、ここWRAP&ROLLは比較的新しいファーストフード店でハイカラな雰囲気のチェーン店です．初めて入ってみました．

結構いろいろメニューがあり、ベトナム人の家族連れのお客さんなどで賑わっていました．これは蓮の茎のサラダ．

生春巻き．

葉もの野菜に米粉でできたバーミセリと焼きエビを巻いて食すもの．なかなか美味．

おなじみのファニーと右側のテンプルクラブ(階上)への入り口．

今夜もドン・コイ通りにはイルミネーション点灯です．

今夜の夕食はレモングラス．さすがテトで満席、ということでグェン・フエ通りにあるパレスホテル最上階の支店(?)の方に案内されました．本店から2-3分の距離ですが、大変空いていました．メニューは本店と変らないそうです．

食事を済ませて帰ろうとすると、店長らしき人から屋上に上るとナイスビューが見られると勧められました．この写真はその屋上から見たグエン・フエ通りの人波で、上がサイゴン川の方向になります．

これは逆方向で上の突き当たりが人民委員会庁舎です．グエン・フエ通りを埋め尽くす人の波はさすがテトですね．日本の正月に当りますからこの人出は当然といえば当然でしょう．

ホテルの朝食レストランにはワッフル焼器が備え付けられていましたが、珍しいので挑戦してみました．ぜんめんを使うとボリュームがありそうなので片面だけにしてみました．しかし、生地の量が見当付かず、溢れさせてしまいました．

ドン・コイ通りの雑貨屋さん．

昼はクアン・アン・ゴンです．これは2階からの1ショットです．

街歩き中に見かけた一コマ．放し飼いにされているモルモット．街路樹の根元付近で仲良くやっています．

公園でしょうか．街中で見かけた一コマ．

何か由緒ありげな、なさそなカフェ．2階の左端の窓など ?

夕食はソン・グーで．

ハマグリのレモングラス蒸し．

エビのすり身ちくわのようなもの．バーミセリなどと葉ものに巻いて食べます．なかなか美味、ベトナムに来たら欠かせません．

大しゃこの揚げ物、ちょっとお値段高めですが、これはなかなかいけます．

ソン・グーに来ると海鮮の鍋物も欠かせません．

レ・ロイ通りの終点の緑地から市民劇場．

レックスホテルの中庭にあるオープンカフェ．

ディナークルーズ船に灯がともり準備完了．ひがともり

ホーチミン最後の夕食はナム・アンに決定．ここはちょっと高めですが、ホーチミン最後の夕食にはベストで外れがありません．

ホーチミンに来るときの飛行機もガラ空きでしたが、帰り便もご覧の通り．やはりテト期間中に来る観光客は少ないってことなんでしょうか．

購入してきたお土産、雑貨屋さんの店頭のディスプレイに惹かれたので籠だけ購入．以前に買ってあった動物の人形を入れて店頭ディスプレイを再現してみました．