キャニオンランズ国立公園周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
【http://4travel.jp/traveler/marktanaka/album/10246389/からつづく】<br /><br />■ペイジ〜モニュメント・バレイ〜モアブ <br /><br />ペイジを出発したころから空はどんより曇り始めた。3時間後アリゾナとユタの州境を跨ぐモニュメント・バレイを通過する頃小雨が降っていた。 <br /><br />過去三度来たが、この辺で雨に遭うのは初めて。今回はナバホ部族公園(いわゆる「モニュメント・バレイ」)を横目に見て、そのまま東に向かった。天気がよければ最高の風景なのに、つくづく鬱陶しい空が恨めしい。 <br /><br />ユタに入って1時間ほど走ったところにあるブラフ(森のくま文庫「ムーンパレス」に登場)の集落を通り過ぎて、 <br /><br />さらに1時間半走ったところに今晩から二泊の宿があるモアブの街がある。この辺には珍しく街らしい街である。何といっても、信号がありスーパーまである。3年前に入った地ビールのバーも健在だ。通りがけにホテルでチェックインだけ済ませて、そのままキャニオンランズに向かった。 <br /><br />■キャニオンランズ国立公園 <br /><br />モアブのすぐ北にあるアーチズ国立公園を通りすぎて20分ほど走ったところに、Canyonlands National Parkという看板が現れる。アーチズの向かいにあるにもかかわらず、3年前のグランド・サークル旅行では時間が足りなくて、立ち寄ることができなかった公園である。 <br /><br />入場ゲートにはレンジャーはもういなかった。僕らの時計では5時でも、ユタの時間は既に6時。定時退社済みである。自分で自販機にお金を払って入場するように、となっていたが、僕らは年間パスがあるのでそのまま通過した。ちょっと先のビジターセンターの前に広がるシェイファー・キャニオンの展望点に向かった。 <br /><br />ちょっと見ではグランド・キャニオンと区別がつかないかもしれない。しかし、ご心配なく。現場にいた僕らにとってもデジャブ感満点の風景だったので。 <br /><br />キャニオンランズは広大な公園で、大きく4つの地域に別れているが、今回訪れたのはコロラド・リバーとグリーン・リバーに挟まれたIsland in the Sky(天空の島)と呼ばれる地域である。下界から300メートルの高さにあるテイブル台地(メサ)で、キャニオンランズでは代表的な地域だ。 <br /><br />訪問の第一の目的は、崖っぷちに立つメサ・アーチという岩のアーチ越しに深い峡谷を見ることだ。 <br /><br />この写真からはわかりにくいが、岩のアーチの向こうは深い峡谷になっている。こんな感じ。 <br /><br />アーチから谷を覗く。遙か彼方には頂きに白雪を被った山が見えた。 <br /><br />目的を達成し、ばっちり記念撮影もしたし、もう思い残すことはない。まだ日が残っていたので、アイランドの最南端にあるグランド・ビュー展望点に向かった。 <br /><br />テイブル状の台地が浸食されて、虫食いになったような地形。さらに、もう一カ所必見のグリーン・リバー展望点に立ち寄るべきだったが、うっかり見逃した。もし行っていれば、こんなのが見えたそうだ。メサ・アーチのすぐ近くだったのに。全くの不覚。 <br /><br />日が暮れるとモアブに戻って客でごった返す街の地ビール屋で夕食にした。砂漠で過ごした一日の終わり、冷えたビールは乾ききった体の隅々にまで染み渡る。今日もビールを発明してくれた古人への感謝は怠らない。 <br /><br />【http://4travel.jp/traveler/marktanaka/album/10255449/につづく】<br />

アリゾナとユタ その2

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2008/05/24 - 2008/05/27

48位(同エリア61件中)

旅行記グループ アリゾナとユタの旅(2008)

0

10

Mark & Risbeau

Mark & Risbeauさん

http://4travel.jp/traveler/marktanaka/album/10246389/からつづく】

■ペイジ〜モニュメント・バレイ〜モアブ

ペイジを出発したころから空はどんより曇り始めた。3時間後アリゾナとユタの州境を跨ぐモニュメント・バレイを通過する頃小雨が降っていた。

過去三度来たが、この辺で雨に遭うのは初めて。今回はナバホ部族公園(いわゆる「モニュメント・バレイ」)を横目に見て、そのまま東に向かった。天気がよければ最高の風景なのに、つくづく鬱陶しい空が恨めしい。

ユタに入って1時間ほど走ったところにあるブラフ(森のくま文庫「ムーンパレス」に登場)の集落を通り過ぎて、

さらに1時間半走ったところに今晩から二泊の宿があるモアブの街がある。この辺には珍しく街らしい街である。何といっても、信号がありスーパーまである。3年前に入った地ビールのバーも健在だ。通りがけにホテルでチェックインだけ済ませて、そのままキャニオンランズに向かった。

■キャニオンランズ国立公園

モアブのすぐ北にあるアーチズ国立公園を通りすぎて20分ほど走ったところに、Canyonlands National Parkという看板が現れる。アーチズの向かいにあるにもかかわらず、3年前のグランド・サークル旅行では時間が足りなくて、立ち寄ることができなかった公園である。

入場ゲートにはレンジャーはもういなかった。僕らの時計では5時でも、ユタの時間は既に6時。定時退社済みである。自分で自販機にお金を払って入場するように、となっていたが、僕らは年間パスがあるのでそのまま通過した。ちょっと先のビジターセンターの前に広がるシェイファー・キャニオンの展望点に向かった。

ちょっと見ではグランド・キャニオンと区別がつかないかもしれない。しかし、ご心配なく。現場にいた僕らにとってもデジャブ感満点の風景だったので。

キャニオンランズは広大な公園で、大きく4つの地域に別れているが、今回訪れたのはコロラド・リバーとグリーン・リバーに挟まれたIsland in the Sky(天空の島)と呼ばれる地域である。下界から300メートルの高さにあるテイブル台地(メサ)で、キャニオンランズでは代表的な地域だ。

訪問の第一の目的は、崖っぷちに立つメサ・アーチという岩のアーチ越しに深い峡谷を見ることだ。

この写真からはわかりにくいが、岩のアーチの向こうは深い峡谷になっている。こんな感じ。

アーチから谷を覗く。遙か彼方には頂きに白雪を被った山が見えた。

目的を達成し、ばっちり記念撮影もしたし、もう思い残すことはない。まだ日が残っていたので、アイランドの最南端にあるグランド・ビュー展望点に向かった。

テイブル状の台地が浸食されて、虫食いになったような地形。さらに、もう一カ所必見のグリーン・リバー展望点に立ち寄るべきだったが、うっかり見逃した。もし行っていれば、こんなのが見えたそうだ。メサ・アーチのすぐ近くだったのに。全くの不覚。

日が暮れるとモアブに戻って客でごった返す街の地ビール屋で夕食にした。砂漠で過ごした一日の終わり、冷えたビールは乾ききった体の隅々にまで染み渡る。今日もビールを発明してくれた古人への感謝は怠らない。

http://4travel.jp/traveler/marktanaka/album/10255449/につづく】

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円

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  • ペイジからキャニオンランズへ

    ペイジからキャニオンランズへ

  • モニュメント・バレイを通過

    モニュメント・バレイを通過

  • ブラフで一番立派な建物

    ブラフで一番立派な建物

  • シェイファー・キャニオン

    シェイファー・キャニオン

  • メサ・アーチ全景

    メサ・アーチ全景

  • アーチの向うは深い谷

    アーチの向うは深い谷

  • メサ・アーチから谷を覗くと、結構怖い

    メサ・アーチから谷を覗くと、結構怖い

  • ついでに記念写真

    ついでに記念写真

  • グランド・ビューからの眺め

    グランド・ビューからの眺め

  • グリーン・リバー展望点からの眺め

    グリーン・リバー展望点からの眺め

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