2011/10/30 - 2011/11/01
2287位(同エリア4167件中)
窓際さん
せっかくの関西だし、
なぁ〜に食べよっかな〜と、ずいぶん悩んだ。
ミシュランも出たコトだし
奈良の名店でもよかったのだが
なんせ月曜定休の店ばっか。
じゃ、どうしよっかな〜と
オヤジがネットで見つけたのは・・・
鯨料理。
昔からオヤジが「1度食べてみたい」と
言い続けていた鯨料理。
正直、鯨と言うと
給食の竜田揚げのイメージしかなかった。
捕鯨反対派の白人が、ぎゃぁぎゃぁ喚くのを見ながら
別にそんなに旨くも無いし、うるさいから止めたら?と
思っていたぐらいで・・・。
それを崩したのがあの日↓
http://4travel.jp/traveler/madogiwa/album/10546998/
行ってみよう!と、なったのである(笑)
PR
-
いやぁ〜、それにしても
このトシになって
半日自転車で走り回るのは
くたびれたくたびれた(爆)
それでもおかげで
しっかりランチを食べたにも関わらず
すっかり空腹(笑)
じゃ、予約の時間も近いコトですし
夜の歓楽街へくり出しましょう! -
大阪最大の歓楽街、キタ新地。
何度かウロウロしたコトがあるのだが
こんなビルの奥にひっそりと
そんな鯨の有名店があったなんて
じぇんじぇん知らなかった。
そう思うと、
ネットでの情報と言うモノは
ホントに助かる。 -
自転車の横をカニ歩きで
廊下を進む・・・・
ホントに鯨、
旨いのだろうか?
期待と不安が交錯する。 -
今回はテーブル席指定で予約。
爪楊枝も
くじらに入ってる(笑) -
他には掘りごたつ式の座敷に
カウンター。
ホントはカウンター好きなのだが
どうせ観光でくたびれ果ててるだろうし
鍋をつつくにゃ
向かい合わせの方がいいだろうし
隣席でタバコ吸われた日にゃ
キレそうだしで・・・(爆)
だけど、テーブルでも
タバコのニオイがうざかったです。
でも、8時前になったら
他の客は、みんないなくなります。
なぜならみんな、同伴だからであります(爆) -
まずは生。
「とりあえず生」と言う。
この一言、
なんかもっとシャレた言いまわしは
無いかね?(笑) -
お通しは
平目の昆布〆。
お昆布の風味がしっかり。
結構旨い。
コースで食べるのもいいのだろうが
せっかくの初めての鯨専門店。
気になるモノから
徹底的にツブしていこうと
カルトで攻める(笑) -
まずはお造り。
5種盛り。
食べた順番に・・・・
一番手前の「本皮」。脂身。
恐る恐るクチに入れてみる。
瞬時に溶けはじめる脂。
広がる甘い、
動物とは違うさっぱりした脂。
なんちぅ旨さだ! -
赤身。
今日は釧路沖の
調査捕鯨で獲れた鯨の赤身が、
冷凍では無く生で手に入ったそうで。
人なつっこい
親切な女将が教えてくれる。
食べてみる。
まったくクセなんか無い。
牛肉なんかより
ずっとずっと赤身らしい旨さ。
かっ 感動だ! -
さえずり。
正直、コレも独特なニオイが
いつも気になる部位だったのだが・・・
ふわっとトロける。
旨いのである(爆) -
鹿の子。
脂と赤身がほどよく混ざっている。
それだけに
脂の甘さ、赤身の旨さ。
なんせこの融点の低さが
たまらなく旨い!
最後に・・・・ -
まだ冷凍状態だったので
溶けるのを
待って待って待ち続けた
尾の身!
嗚呼、待てませんでした。
もぉよかろうとクチに入れたら
まだ半解凍状態だった(爆)
もうちょっと待てば
もっとパワーがあったんだろうなぁ。
それを見たオヤジは
もっと時間を置き・・・・
旨かったそうである(笑) -
鯨ユッケ。
先ほどの冷凍していない
生の赤身で作られたもの。
おいちぃおいちぃ。 -
オヤジが食べたがってた
抹香鯨コロと近江こんにゃく煮。
食感としては
高野豆腐のような感じ。
甘辛く生姜風味のお出汁が
じゅわっとクチの中にあふれ出す。
コロ自体は、それほど主張は無しか?
近江こんにゃくってのは
初めて食べたな。
こんな赤いこんにゃく、初めて見た。 -
もちろん、お酒も呑みますよ?
まずは「酔鯨」を(笑) -
これはわたしが絶対食べたかった
赤身のステーキ。
もちろんコレも
例の赤身を使用しているのだそうで。 -
香ばしくレアに焼かれた鯨。
焦げる香り、赤身の旨み。
さっぱりとポン酢でいただく。 -
百ひろ辛子酢味噌。
「百ひろ」とはなんぞやと
女将に聞くと、鯨の小腸だとのコト。
酢味噌でいただくのだが
くにゅコリとした歯ごたえだけで
それほど主張は無い。
酢味噌なんか付いてくるもんだから
よっぽどクセがあるのかと
ビビっちゃったが、旨い! -
オヤジのリクエスト。
鯨カツ。 -
うっすいのが残念なのだが
おいちぃ(笑)
で、いったん、トイレ休憩から戻ると
食べたかったお鍋の準備ができていた。 -
これは最初は
店主が仕切ってくれるらしく
説明してくれながら
どんどんお鍋に投入されていく。
って、しまったぁ! -
入れる前のキレイな盛り付け、
撮りそびれちゃったよ(涙) -
鯨はりしゃぶ鍋。
赤身、鹿の子、本皮。 -
スープは甘辛く生姜風味。
融点の低い鯨の身を入れると
ぱっと広がる脂。
ぐっとスープはまるくなり
もぉ、旨いのなんの。 -
最初のお造りで感動した本皮。
さっぱりと脂が落とされ
スープの風味も加わり、旨いのなんの! -
壁に貼られた
「はりしゃぶ鍋に
是非追加してみて下さい」と書かれた
うね須。
鯨ベーコンの中の
良い部位だそうで・・・ -
しゃぶしゃぶしゃぶと・・・
これまたパっと広がる脂。 -
くっはぁ〜っ
鯨ベーコンも
なんだかな〜ってな記憶が多かったのだが
こりゃ絶品だわ!
こんなに鯨の旨みが溶けだした
お鍋のスープ。
最後まで楽しまねばウソだろうと・・・ -
〆はお雑炊にしてもらう(笑)
-
嗚呼、余すことなく
ぜんぶいただいた。
ホントにキレイに食べていただいたと
店主堂園氏も笑ってた。
楽しかった!旨かった!
悪いがあたしゃ
捕鯨反対派は許しません(爆)
知らないと損をする。
未経験の方は是非!
それじゃ、いったんホテルに戻って
休憩した後は・・・・
またひと暴れしますか(笑)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
窓際さんの関連旅行記
キタ(大阪駅・梅田)(大阪) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30