2008/06/14 - 2008/06/15
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korotamaさん
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今年初の信州ハイキング。6月に訪れるのは2年ぶりかな。
例年より早い梅雨入りで天気が心配でしたが、幸いにも青空に恵まれました。
一の瀬園地を久しぶりに歩きました。晴れの週末で家族連れで賑わっているかなーと思ったら、あらあらどうして、結構閑散としていました。
写真は、乗鞍高原鈴蘭地区にある無料駐車場からのショット。乗鞍での恒例の定点撮影となっています。
まだまだ雪がたくさん残っていますね。
右から、剣ヶ峰(3,026.3m)、大日岳(3,014m)、高天ヶ原(2,829m)。
- 交通手段
- 自家用車
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乗鞍高原に入る前に、水殿(みどの)ダムのそばにある風穴の里に寄りました。そうしたら、ツバメたちがたくさん飛び交っています。
建物の軒下にはいくつもの巣が。彼(?)はずーっとここに留まっていて、監視役かなぁ? -
卵を抱えているらしい巣もありましたが、すでに雛が育っている巣も。この子たちは自分で毛づくろいもしていたので、巣立ちも早いでしょうかね。
「お腹空いたよー」「早く餌を持ってきてよー」とでもうったえているのかな。 -
親、登場。お母さんかお父さんか?
運んできた餌はあっという間に食べられてしまった。
けど、さっきから大口開いているのは、君だけだねぇ。 -
標高 約1,500m。
一の瀬園地は乗鞍高原のほぼ中央に位置する小川が流れ、池やたくさんの遊歩道が整備された自然公園です。
キャンプ場やバーベキューサイトもあり、きっと夏休みなどは家族連れで大賑わいになるのでしょうね。 -
園内を流れる小川の水はとても澄んでいます。
これまで、一の瀬園地に来ると雨が降ってしまう、という相性の悪さだったのですが、今回はとてもいいお天気!気分よく歩くことができました \(^o^)/ -
社もあります。
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レンゲツツジが見頃でした。
毒性があるため、牧場などには多く植えられているとか。
一の瀬園地でも牛を放牧することがあるそうなのですが、残念ながら放牧期間には行ったことがないようです。 -
ワラビの若芽がぐぅぅんと伸びていました。
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成長するとこんな風になります。
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若芽に、ずぅーむ。
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あざみ池。
池の半ばでミツガシワが群生しています。5〜6月に白い花を咲かせるそうですが、もう盛りは過ぎてしまっていました。残念! -
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草。イチヤクソウ科)
ピンクの小さな花が可憐です。
葉には殺菌の効能があるそうです。だから、一薬草、なんですね。
とっても小さくて分かりにくいのですが、下の方の花に、虫が突進しているところです。 -
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一の瀬園地には湿地も多く、木道も敷かれています。
平坦で、足慣らしにはもってこいの場所。
とても暑かったので、ズボンの裾をはずしちゃいました。 -
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虫が、遅い春を迎えていました。
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一の瀬キャンプ場を抜けて、水芭蕉群生地にやってきました。
フキがこんなに巨大に成長しています。 -
ウワミズザクラ(上溝桜。バラ科)
5弁の小さな花をたくさんつけています。
この花一つ一つが赤いサクランボになるそうで、あぁ、その光景も見てみたいなぁ。 -
一の瀬園地の奥に位置する水芭蕉群生地 女小屋(めごや)の森。
可憐な(?)水芭蕉のなれの果て。いやはや、巨大になりました。
それにしても、緑が鮮やかで綺麗です。木の葉でなくても、“新緑”ですね。 -
一の瀬園地から夜泣峠へ向かいます。
約30分程の道のりですが、高低差があるので、坂がちょっときついところもありました。 -
これもシダの仲間かな。3つに枝分かれしていますね。若芽です。
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成長するとこうなります。木陰で元気に育っています。
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あ、あ、あ、道しるべが倒れている…。うーん、分かれ道なのになぁ。
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こんな細い道もありました。標高が高くなるにつれ、クマザサが多くなってきました。
森ではウグイスが声高くさえずり続けています。 -
マイヅルソウ(舞鶴草。ユリ科)
葉の形が翼を広げた鶴に似ていることからこの名前が付けられたそうですが、この白い花の形が変わっていて、かつ、可憐です。 -
夜泣峠に到着しました。
ヤッホーって気分になりたかったのですが、ここは乗鞍エコーラインへと続く自動車道。
ちょっと、ちょっと、「のぼったぞぉ!」という気分にはなれなかったなぁ。 -
夜泣峠から少し下った所に「原生林の小径」があります。休暇村までの700mほどの距離ですが、まさしく原生林!という神秘的な雰囲気がとてもとても漂っています。
木の根が石に絡みついています。 -
この、立膝のような根。
余程の大木がこの木の寝床だったのかなぁ。 -
こ、こりゃまた…(・。・;
ものすごい大雪で曲がってしまったのだろうか…。 -
複雑に絡み合った根の上に落ち葉が積もっています。
芸術的な(?)根元の連続で、下ばかり見ながら歩いてしまいました。 -
アオイトトンボ。
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ムラサキヤシオツツジ(紫八汐躑躅。ツツジ科)。
雄しべがちょこんとカールしています。 -
標高約1600mのところに位置する牛留池。休暇村からは徒歩5分ほどのところです。
この池にもミツガシワが群生しています。 -
ミツガシワ(三槲。ミツガシワ科)。
名前の由来はこの3枚の葉ですね。あざみ池では遠くてよく見えなかったけど、牛留池では休息所のすぐそばでも群生していました。 -
標高が上がったからでしょう、幸運にも花を見ることができました。
5弁の小さな花にはもよもよとした白い糸状のものがたくさんついています。かわっているなー。 -
つぼみはうっすらピンク色なんですね。
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牛留池の休息所から眺める乗鞍岳。
右から、剣ヶ峰(3,026.3m)、大日岳(3,014m)、高天ヶ原(2,829m)。 -
牛留池の木道を歩いていたら、おぉ! 水芭蕉の花を見つけました。花も巨大化しています!
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巨大な葉の陰でひっそりと咲いている水芭蕉。
なんだか、大きくても可愛らしく感じられました。 -
ツマトリソウ(端取草。サクラソウ科)。
花の縁がピンク色に縁取られることからこの名前がつけられているそうですが、korotamaが見たのは全部真っ白でした。これもまた、可憐です。 -
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ミヤマダイコンソウ(深山大根草。バラ科)。
5弁の花をつけています。花びらがほんの少しハート型ですね。
焦点が後ろの蕾に合ってしまいました。残念(/_;) -
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サワグルミ(クルミ科)?
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アマドコロ(甘野老。ユリ科)。
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行ったり来たりになってしまいましたが、夜泣峠から少し上った所から孫市平、東大ヒュッテを目指しました。
ここはその遊歩道の入り口です。東大ヒュッテ前バス停があります。 -
孫市平。
湿地帯だそうなんですが、かなり乾燥化が進んでいるようです。
円陣を組んでいるのは、ヤマドリゼンマイ(山鳥薇。ゼンマイ科)。 -
ヤマドリゼンマイ(山鳥薇。ゼンマイ科)。
まだ硬そうな芽。毛に包まれています。 -
こちらは少しだけ巻きが開いていますね。柔らかそうな葉が出ています。
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こちらは ほにゃほにゃ の毛が生えています。
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標高1,695mにある東大ヒュッテ。孫市平のすぐ向こうです。
木々に囲まれて、いい所にありますね。 -
そして、東大ヒュッテの庭(?)から眺める乗鞍岳。
大日岳は隠れて、剣ヶ峰と高天ヶ原が眺められます。
東大は本当にいい所に施設を造ったなぁ。 -
東大ヒュッテを通り過ぎると、前川林道に出ます。そこから一の瀬園地を見渡せます。
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前川林道沿いにコナシ(小梨。バラ科)が咲いていました。
ズミ(酢実)、エゾノコリンゴ(蝦夷小林檎)とも言うそうです。 -
このよれよれした花は何だろう?
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これはぁ、なめこかなぁ?
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