2000/09/18 - 2000/09/18
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KOJI Takeさん
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宮城県の北東、東北本線の瀬峰駅から30キロほど東に、登米という街がある。
「宮城の明治村」とも言われ、和洋折衷の建築物として、警察署や小学校がそれぞれ資料館となって残されている。街を隈なく歩いて見ると、武家屋敷の町並みや、昭和30年代ころの趣を残した古い商店街などの景色を楽しむことができる。
●ルート●
JR東北本線「瀬峰」駅
↓宮城交通バス(約60分)
「登米」
登米町散策
↓宮城交通バス(約20分)
JR気仙沼線「柳津」駅
↓
気仙沼方面へ
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登米について、まずは適当にぶらぶらと。
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登米高等尋常小学校(教育資料館)
明治時代の雰囲気を十分に残す、クラシックな建築である。昭和48年までは、現役の校舎として使われていたという。現在は教育資料館となり、小学校は当時の校門から反対側に、建設されていた。この建物の教室から現在の小学校の校庭を眺めることができる。そこにはぱらぱらと何人かのこどもが校庭で遊んでいる、ごく普通の小学校の風景があった。 -
さて、木造校舎のにおいを感じながら、階段をのぼり、2階へ・・・。当時の教卓・机・いす・オルガンなどが配列された教室の再現がある。壁掛けの日本地図も、非常に懐かしい。他の教室は資料館として、時代ごとに並べられた教科書の見本とその解説文が充実している。ほかにも学校教育機材がいくつも展示され、それは、明治時代のものから昭和50年代のもので私も懐かしいと思えるものまであり、ゆっくり楽しむことができる。
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旧登米警察署(警察資料館)
こちらも、小学校と同じく明治時代の和洋折衷建築。入口には、これまた昭和30〜40年代くらいに使われていたと思われるパトカーやバイクが展示されている。試乗もできる(動かせるわけではなく単に乗るだけ)とのことで、ちょっとだけクラシックな車のマニュアルシフトやパーキングレバーなどをいじって楽しんでみた。
奥には、宿直用であろう和室や炊事場、更には監獄などもある。2階は、当時は町が一望できる場所として、火の見やぐらの役割をしていたそうである。 -
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登米のバス待合所
昭和40年代中ごろまでは、東北本線の瀬峰駅(今回この駅からバスで向かった)から、ここ登米まで、仙北鉄道というローカル列車が走っていたという。この登米のバス待合所は、かつての駅舎が残されたものであり、鉄道が走っていたころの写真なども展示され、この町の資料館のひとつとして役割を果たしているかのようである。 -
登米のバス待合所
待合室の風景は、現在も昔も変わらないであろう、静かな空気である。待つのが電車かバスかの違いではあるが・・・ -
登米のバス待合所
当時の線路跡は残っていないが、バス操車場の敷地隅に、錆びた線路が数本散らばっていた。 -
バスで柳津駅へ。
この後、気仙沼方面へ旅を続けます。
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