初春のレッサーパンダ紀行【８】 那須どうぶつ王国＆那須ワールドモンキーパーク　相変わらず大人気のジジ君、ダイズちゃん　一匹で頑張るシーレン君！！

2013/03/09 - 2013/03/09

日立市かみね動物園（旅行記→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10756490/）の次は栃木県那須町の那須どうぶつ王国、そして、合わせて同じ那須町内の那須ワールドモンキーパークを訪問します。
茨城県日立市の動物園と栃木県那須町の動物園のはしご・・・今まで夢にまでも考えたことのないスケジュールですが、今回計画してみた所、車で約２時間半の距離なのでやってやれないことが判明！！で、実際やってみました。

実はそろそろ日本のレサパン飼育園訪問に２順目が完了しそうで、まだ１度しか行っていないかねみ動物園にも行きたい、でも、愛らしいジジ君とダイズちゃんのいる那須どうぶつ王国にも久しぶりに行きたい・・・と迷いに迷っていたのです。
そこで捻り出したのが・・・
昨晩の茨城県内の宿泊地から早朝の電車で福島県の泉駅へ移動、駅前のニッポンレンタカーで開店と同時に駆り出し、かみね動物園＆那須どうぶつ王国＆那須ワールドモンキーパークを梯子して、福島駅前のホテルに宿泊、明日、東北サファリパーク＆仙台市八木山動物園を訪問し、仙台空港でレンタカーを返却するスケジュール、隣県で返却すると乗り捨て料金がそんなに掛からないのでまあまあ割安に移動することができました。

そうまでして会いたかったジジ君とダイズちゃんはやっぱり可愛かったです。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10652280/

エリア 那須(栃木)

日立市かみね動物園（旅行記→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10756490/）から国道３４９号、１１８号、２８９号など経由、約２時間半のドライブで栃木県那須町の那須どうぶつ王国に到着です。

入園料は通常期は大人１８００円なのですが、冬期の現在は１０００円です。

入園ゲートを入り、王国バザール館（お土産などのショップ）を通り越すとすぐ右にあるのがバンブー・フォレスト・レッサーハウス・・・那須どうぶつ王国のレッサーパンダ舎です。

写真の屋根付きの屋外放飼場と屋内展示室が１つずつあります。
バンブー・フォレスト・レッサーハウスは昨年の３月１７日にオープンし、那須どうぶつ王国でのレッサーパンダの飼育が始まりました。
昨年はその後、静岡市日本平動物園のレッサーパンダ館や札幌市円山動物園のアジアゾーンのようなレッサーパンダの魅力を存分に引き出す施設がオープンしました、さすがにそれらの施設に比べるとかなり見劣りしちゃいますね。

バンブー・フォレスト・レッサーパークに暮らすのは２匹の可愛らしいパンダ。

那須どうぶつ王国初のレッサーパンダにして今や那須のアイドル！！ジジ君。
ジジ君は２００９年６月１９日長野市茶臼山動物園生まれ、お父さんはキキ君、お母さんはセイナちゃんです。
キキ君とセイナちゃんの子供は、容姿端麗（どちらか言うと可愛い系？？）、通称・茶臼ブラウンと呼ばれるの綺麗な毛色、そして素晴らしい毛並の子が多いのですがジジ君ももちろんそれらを受け継いでいます。

そして、ジジ君のお嫁さんにやってきたのがダイズちゃん。
ダイズちゃんは２０１０年６月１４日多摩動物公園生まれ、お父さんはブーブー君、お母さんはメイメイちゃん（現・千葉市動物公園）です。
ダイズちゃんもご両親、そして双子姉妹のアズキちゃん共々とても人気のあるパンダさんです。

そんな人気者同士の２匹は那須どうぶつ王国の初代ペアとして暮らしています。

観客に背中を見せて熟睡中の２匹・・・左がジジ君、右がダイズちゃん。
毛色が全然色が違うので判別は容易です。

ジジ君とダイズちゃんが熟睡中なのでレッサーパンダ舎付近の他の子たちに会いに行くことにしました。

今年生まれのピグミーゴートの赤ちゃん・・・名前の通りピグミーなゴートだそうです。
大人になっても小さくて可愛いのですが仔ピグミーゴートは更に可愛いです
。

こちらは普通のヤギの赤ちゃんでしょうか？？んっ、ヒツジか？？
今の今までヤギの赤ちゃんと思い込んでたのですが、改めて写真を見るとヒツジのようですね。

こちらも昨年オープンした新施設カピバラの森、残念ながら冬期はクローズ中です。
広い屋外放飼場・・・いいなあ、レッサーパンダにも広くて本物の土の地面と本物の木がある放飼場作って欲しいなぁ。

まあ、那須どうぶつ王国にはこれだけの数のカピバラがいますからね・・・まあ、カピバラの森がこれだけ広いのも納得です。

那須どうぶつ王国にはレッサートークと言うジジ君へのリンゴやり体験ができるイベントがあります。
もちろんリンゴがもらえるのでジジ君もダイズちゃんもその時間が近づくと起きだして活発に動き回ります。
何故だかレッサートークは１３時３０分だと思い込んでおり、「そろそろ２匹が起きだす頃かな？」と１３時１０分くらいにレッサーハウスに戻ってみると・・・なんとレッサートークは１４時３０分から・・・。

予定外に１時間余裕が出来たので、同じ那須町内にある那須ワールドモンキーパークに行ってみることにしました。

那須どうぶつ王国は同一日での再入園が可能なのでこう言ったこともできます。

那須どうぶつ王国から那須ワールドモンキーパークは車で２５分程の距離・・・レンタカーのナビに目的地を入れたら所要時間４２分と出て焦りましたが、やはり普通に走って２０分ちょっとで到着しました。

那須ワールドモンキーパークの入園料は大人１８００円とちと高目。

もちろんモンキーパークですからここのメインはお猿さん・・・某ＴＶ番組で多部未華子さんが母親代わりをしていたワオキツネザルのコハク君もこの園にいます・・・が、この旅行記はレッサーパンダ紀行！！そうです、ここにもレッサーパンダがいるのです。

ネコ目クマ科（苦笑）

レッサーパンダの分類は様々な議論があるようですが、日本動物園水族館協会ではアライグマ科とされています、世界な趨勢では徐々にレッサーパンダ科が大勢を占めるようになってきており、近い将来日本でもレッサーパンダ科とされる日が来ると思われます。

なんせ１４時３０分までに那須どうぶつ王国に戻らないといけないので那須ワールドモンキーパークにいれるのはほんの２０分程、「お昼寝してるかも・・・」と半分覚悟しながらレサーパンダ舎を覗いて見ると・・・起きてました！！

自分で言うのもなんですがこう言うささやかな動物運は持ち合わせているのです（笑）

那須ワールドモンキーパークで暮らしをしているのは、２００４年６月２９日東北サファリパーク生まれのシーレン君です。

シーレン君は同じ系列会社の東北サファリパークからここ那須ワールドモンキーセンターへ単身で出向しており、東北サファリ主催の移動動物園などで各地に出向いたりもしています、実際、僕が初めてシーレン君に会ったのは長野県の伊那市のスーパーで行われていた移動動物園でした。

移動動物園の情報は主催の東北サファリパークのＨＰで確認することもできますが、確実にシーレン君に会いたい方は訪問前に那須ワールドモンキーパークさんに確認するのをお薦めします。

シーレン君のお父さんはテンテン君、お母さんはユエシーちゃん（共に東北サファリパーク）、双子兄妹にファファちゃんがいますがファファちゃんは２００８年９月２３日に韓国のソウル大公園に異動、現在はエンドゥちゃんと名前を変えているそうです。

美パンダの郷・東北サファリ出身だけあってシーレン君もくっきりとしたよいお顔ですね。

約２０分程の時間の中でシーレン君がバッチリこちらを見てくれたのは上の写真の時だけでした。
後はずっとあちら向き・・・どうやらシーレン君の視線の先にはキーパーさんが出入りしている事務所があるようです。

シーレン君の背中に「じゃあね、元気でね」と声を掛けレッサーパンダ舎を後にしました。

出口に向かって歩いていると、微妙な白さ、微妙な尻尾・・・でも、とっても可愛いにゃんこがいました。
お近づきになりたかったのですが、近づくとスッと逃げちゃったのできっと野良ちゃんだったのでしょうね。

短い時間の滞在でしたがこれで那須ワールドモンキーパークを離れ那須どうぶつ王国に戻ります。

那須どうぶつ王国に戻ったのは１４時２０分頃、あと１０分でレッサートークなのでジジ君もダイズちゃんも起きていました。

ダイズちゃんを追尾中のジジ君。
みんながこの２匹の赤ちゃんを待ちわびているんだけどなぁ〜。

ほんとに動物達の体内時計と小さな変化も察知する能力はすごいですね、レッサーパンダまであと数分というところでジジ君は高い台の上へ。

ダイズちゃんも登ってきます。

２匹で高い所からキーパーさんの登場を待ちます。
見ての通りキリッとしたお顔のダイズちゃん、ジジ君が優しい顔立ちなので男女間違えられちゃうことも結構あります・・・それにしても可愛いペアですね。

１４時３０分になりキーパーさん登場。
以前はチリンチリンとみょうちくりんな鐘を鳴らしてパンダの気を引くと言う「これちょっとどうなの？」ってスタートでしたが、今日は鐘の音はありませんでした・・・もちろん鐘が無くてもリンゴを持ってると分かるとジジ君とダイズちゃんは”わ〜い”と駆け寄ってきます。

まずはレッサーパンダの生態などを説明しながらキーパーさんがリンゴをあげます。
やはりダイズちゃんの女房関白なのか・・・ジジ君を押しのけてリンゴを貰う回数が多いです。
キーパーさんからのリンゴに対するダイズちゃんの意気込みはなかなかのもの。

この後にお客さんからリンゴを貰えるジジ君はダイズちゃんと争ってキーパーさんからリンゴを貰うのを諦め、お客さんにアピール開始です。

アクリルのドアが開けられジジ君のスタンバイ完了。

こちらではダイズちゃんがキーパーさんに甘え続けていました。

キリッとしているなかにキラリと女の子らしさが垣間見れるのがダイズちゃんの魅力だと思います。
ほんと印象的なダイズちゃんです。

ジジ君へのリンゴタイムが始まりました。

並んだお客さん１人に１個小さなリンゴの欠片を上げることができます。

ジジ君は両親の可愛らしさを引き継ぎ、ほんとに優しい顔立ちのパンダ君。
茶臼山にいた時は超弩級の可愛らしさを見せる３つ子の妹たちの影に隠れがちでしたが、ここ那須で独り立ちしてジジ君の突出した可愛らしさに改めて気づきました。

きまぐれ？？なんとダイズちゃんがリンゴタイムに参加！！

２匹で同じリンゴを狙いますが・・・

やっぱりダイズちゃんの勝ち（笑）

きまぐれなダイズちゃんはお客さんから２〜３欠片リンゴを貰うと再びキーパーさんのところに走っていきました。

リンゴを貰うジジ君と後ろで外を見ているダイズちゃん。

写真撮るのに専念しててリンゴあげそびれちゃいました。

このレッサートーク終了とともにジジ君はバックヤード、ダイズちゃんは屋内展示室に戻りご飯タイムとなります。

ここでジジ君とはお別れです。
ジジ君またね！！次来る時２世が誕生してると嬉しいんだけど。

こちら屋内展示室のダイズちゃん。
キーパーさんからたくさんリンゴを貰っていましたがことらでもがっつりと食べてました。

福島まで行って宿泊の予定なので、今日はこの辺で那須どうぶつ王国を離れます。

ダイズちゃんまた来るね！！ジジ君と仲良くね！！

この旅行記へのコメント （2）

• ピヨうさぎさん 2013/03/14 14:34:31

  ジジ

  相変わらず可愛い〜♪
  ダイズちゃんのかんばりにリンゴも
  忘れて見入ってますね(笑)
  恋の季節はどうだったのかしら・・・

  jilllucaさん からの返信 2013/03/14 22:03:07

  RE: ジジ

  ピヨうさぎさん
  
  再びこんばんは〜。
  
  > 相変わらず可愛い〜♪
  
  ほんと可愛いですね〜、相変わらず毛並もいいですし。
  
  > ダイズちゃんのかんばりにリンゴも> 忘れて見入ってますね(笑)
  
  やはり？ダイズちゃんには弱いようで（笑）
  ジジ君がダイズちゃんに気を使ってあげてるのがよく分かりました、ダイズちゃんは気儘に暮らしているようです。
  見た目も性格も違う２匹なので見てて楽しいです。
  噂ではジジ君Ｔシャツの販売が始まったと聞いていたのですが売店で見当たらなく購入できなかったのが残念です。
  
  > 恋の季節はどうだったのかしら・・・
  
  キーパーさんによると今年は確認はできてないそうです。
  那須はまだまだ寒そうですからまだまだ期待したいですね。
  
  jillluca