2010/01 - 2010/01
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JIC旅行センターさん
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ロシアのクリスマスは、欧米と違って12月25日ではなく、1月7日となっています。なぜかと言いますと、ロシア正教(ウクライナ、ベラルーシも同様)は、旧暦(ユリウス暦)を使っているからです。新暦の1月7日は、旧暦の12月25日となっています。
私はロシアのクリスマスの前後、ウクライナに旅行に行ってきました。ハリコフ、ポルタワ、キエフ、リボフなどを訪れました。特に話をしたいのは、ポルタワ(中央ウクライナ)とリボフ(西ウクライナ)についてです。ポルタワを訪れたのは、クリスマスの直前、1月6日のクリスマス・イヴでした。伝統的にその時期は短期断食にあたり、クチャという食事を頂きます。主に大麦とけし粒から
作られていますが、もっと美味しくするために、砂糖、はちみつ、くるみ、レーズン、シナモンなどを加えます。日本のお米のように、大麦はロシアとウクライナでの豊穣の象徴となっています。
1月7日はリボフに行きました。西ウクライナには昔の伝統が多く残っています。クチャを食べるとき、そのテーブルの上に、大麦と小麦の穂の束を立てて、テーブルの四隅にはにんにくを置きます。
リボフの中心にあるリーノク広場では、多くの人が散歩を楽しんでおり、屋外の舞台では様々なショーが繰り広げられ、クリスマスのお土産やグリューワイン、グロッグといったものが売られていました。面白かったのは、コリャードキ(クリスマスの歌)でした。カフェでコーヒーを飲んでいた時、いきなり12歳ぐらいの男の子が2人カフェに入ってきて、何かの歌を歌いはじめたのです。その歌の内容は次のようなものでした。
――家畜小屋にキリストが生まれました。みんなは嬉しくなります。この1年、皆さんが豊かになりますように!
その後2人は、カフェいる人々に近づき、「少しでもお金をください」と言っていました。昔はこれくらいの年齢の子供たちにはご馳走をあげるのが普通だったようですが、最近はお金になったようです。
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