彦根城って、小さいけど、綺麗なお城でした。

2009/08/12 - 2009/08/12

彦根市と井伊直弼と開国150年祭のキャラクター「ひこにゃん」

ひこにゃんがいなかったら、彦根城なんて行こうとも思わなかった。

ひこにゃん目当てで行ったのに、、、ひこにゃんお休み日でした(-_-;)





彦根城は国宝の４つの内の１つなので、すごいお城なんだと思ってましたが、想像よりも　かなりこじんまり。
世界遺産を目指しておられるそうですが、道は遠いだろうなー。
白漆喰の城壁が綺麗なお城でした。

エリア 彦根(滋賀)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道

いろは松

表門に向かう途中でいきなりあらわれた松並木。

いよいよお城が近いんだなー。


当時は４７本あったらしく、この名前らしい。

いろは松の反対側に、ひっそりと歌碑発見。



正四位上左近衛中将

　　　　　　藤原直弼


あふみの海　磯うつ波の　いく度か
　御代にこころを　くだきぬるかな


藤原直弼？？？

誰ぢゃ？？？

そばにあった解説。

「藤原直弼」のことには触れてないんですけど、、、

『井伊直弼』と堂々と書いてある(^_^;)

開国記念館

ひこにゃんがお出迎えしてくれてます（笑）


８：３０開館で無料だなんて、よく働かれるよねぇー。

開国記念館の中

ポストまでお城を意識してらっしゃる（笑）

彦根城観覧料６００円なりっ。
玄宮園を含んでるらしい。

日陰といえども坂道はきついです。

ご親切に杖の無料貸し出しがあったけど、使えるわけないぢゃん。
自称「若者」ですもん。

やっと城らしきものが見えてきました（＾◇＾）



途中でお掃除する従業員の方　何人かに出会ったのですが、皆さん「おはようございます」と声を掛けて下さるの。

私になんて挨拶してくれんでも　えぇのにーと恐縮しまくりです。

観光客なんて何百人と来場されるであろうから、挨拶しても返事なんて返ってこない率の方が高いであろうのに・・・。従業員教育が徹底しているんだろうなぁーと違う意味で感心させられたのでありました。

天秤櫓

４００年の歴史だと修理もしなくちゃなりませぬ。

１８５４年の修理では、建物のみならず石垣まで積み替えたそうな。
右が築城当初の「牛蒡積み」、
左が積み替えられた「落し積み」



手入れの行き届いた階段を上がってくるだけでも、疲れた私。
この大きな石を持って上がってくることを考えると、頭が下がるばかりです。

やっと、天守閣とご対面(^o^)



えっ、こんだけ？？？




暑い中、登ってきたのに、こんな小さな天守閣なん？

国宝と聞いていたので、もっとでーーーんとでっかいのかと思ってました。

高速道路からもチラッと見えるしさ。

不平が残ります。。。

大好きなスタンプを発見。

こりゃー、押さねばなるまいヽ(^o^)丿

上から見るとこんな感じらしい。

着見台（月見櫓跡）

櫓は残されていませんが石垣の上から彦根の街を一望できます。
晴れているので、琵琶湖もくっきりと見えました。
今は彦根市街がよく見えるから、昔は敵を見張っていたのかな！？



昔はここに５間×６間四方の二重の櫓があり着見台と呼ばれ、月を愛でる観月雅会も催されてたそうです。

いよいよ天守閣に登ります。

靴を脱いで、お邪魔しま〜〜〜す。

まず目にしたのは、ひこにゃんの住民票。


ひこにゃんは世帯主。
住所は「彦根市金亀町1番1号」って、彦根城天守ぢゃん。

生まれたその日に世帯主として彦根城天守に住むようになったひこにゃん。

若い世帯主ですねぇー（笑）

新しい家族が増える日がくるとよいですね。

彦根城のしゃちほこ

天守閣が小さいから、しゃちほこも小さい。

鬼瓦の模様がかわいい。

急な階段です。

うわさには聞いていましたが、これほど急だとは、思いませんでした。

スカート厳禁どころ違うわ。
９０度は無いにしても、手すりがないと怖くて登りも下りも、足がすくんでしまいます。


前の人がおじさんだったので、おじさんのお尻を見ながら登る羽目に。。。(-_-;)

展示してあるから、綺麗な形をしてたんだとわかるけど、ひっそりと見えない所で活躍してた割には、綺麗な形です。

かつて使われていた品が展示されていました。

大棟積み飾り瓦

井伊家の家紋が入った、大棟積み飾り瓦。
橘紋がかわいぃです。

上を向くと立派な木を使われたことに気付きます。

木の組み方も面白いね。

梁に使われる柱が、曲がったままの丸太なのは、この状態が最も強度を出せるから。以前テレビで聞きました。
余ってる木を組み合わせて使っていると見えるような、、、計算づくしで作られているような、、、微妙です。

天守閣が小さいので、廊下も短いです。

廊下もピカピカで手入れが行き届いているのがわかりますね。

大きく見えるように天守閣を撮りたいんだけど、やっぱり小さい。

私の基準が姫路城なもんで仕方無い！？




現在、日本国内で安土桃山時代から江戸時代に掛けて建造された天守が現存する城郭は全部で１２箇所あるそうです。

その内、国宝に指定された現存天守のある城郭はこの彦根城の他、姫路城・犬山城・松本城の４箇所で、これらを俗に【国宝四城】と呼ぶそうです。

昭和２７年に国宝の指定を受けたそうです。

姫路城と同じ「世界遺産」を目指しているようですが、遠い日の気がします。

後ろからも撮影してみた。

白い壁に黒瓦、黄金の装飾は綺麗です。

西の丸三重櫓

お庭をてくてく横切り、西の丸へ。

重要文化財なのに、誰もいない。
どうぞ勝手に見学してちょ(^_-)-☆状態です。

気兼ねしなくて、貸切状態なのは嬉しいのですが、
木材やから火をつけられたら、あっという間に燃えてしまうやろうにーと違う事を考えてしまいます。

小高い山の上にお城があるので、下るのも運動不足の私にはきつかった。


名勝・玄宮園の入園料も含まれているので、入園してみます。

大池泉回遊式の城郭庭園です。

延宝５年に槻御殿と同時期に増築しました。

構成は中国湖南省洞庭湖にちなんでつけられた近江八景や琵琶湖の竹生島などになぞられています。

玄宮園の名は唐の玄宗皇帝の離宮から取られました。

池越しに天守閣が見えます。

あすこまで登っていたんだよねぇー。しみじみ。

ひこにゃん、銅像にまで　えらい出世したよねぇー。

お土産屋さんにて

♪ひこにゃん♪ひこにゃん♪ひこにゃんにゃん♪

この歌が頭から離れません。

テレビ画面でひこにゃんの紹介してるけど、
一緒に写っているぬいぐる達は、
ひこにゃんを考案したキャラクター作家が作った「ひこねのよいにゃんこ」です。

そりゃー、間違うわ。

左がひこにゃん、
右がひこねのよいにゃんこ。




一緒にゃん。