のんびりコタキナバル（タンジュン・アル）　2005

2005/08/11 - 2005/08/16

　今回で４度目のマレーシアということもあり、シュノーケリング（サピ・マヌカン島）や街歩き（食べ歩き？）で過ごしました。

宿泊はShangri-la Tanjung Aru Resort Hotelでした。

写真はマヌカン島のレストランのテーブルの上です。

エリア コタキナバル(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 タクシー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今回の旅行は渋滞から始まりました。
お盆休み期間ということもあり、早めに自宅を出たのですが、首都高速に入ってしばらくすると大渋滞に巻き込まれてしまい、そのまま走り続けると、飛行機の出発２時間前（チェックインの目安の時間）で、やっと銀座周辺にしかたどり着けないことが判明したので、一般道で都内を抜けることにしました。
成田空港に着いたのは、なんと出発１時間前（搭乗開始20分前）の12：30！！現地でつながる携帯電話を借り、嫁さん（ウサギちゃん）が免税店をチラッと見て搭乗ゲートに着くと間もなく搭乗でした。

マレーシア航空は４度目ですが、コタキナバル直行便は初めて（これまではクアラルンプールに３度）だったのですが、機内サービスの違いは到着間近の軽食が無く、代わりにデザートのアイスクリームが最中ではなく、ハーゲンダッツのカップアイスだったことぐらいです。

ほぼ定刻にコタキナバル国際空港に到着し、入国審査もそこそこに、荷物を取って外に出ると、外気は思っていたほど暑くなく（東京が暑すぎたせい？）、待っていた現地ガイドさんに両替の場所を聞き、両替を済ませると、お正月にランカウィに行った時に、帰りのピックアップをしてくれたランカウィの現地ガイドのダニエルに会いました。
　津波のせいでランカウィの仕事が減ったとかで、一ヶ月前からコタキナバルにきているそうです。
他のお客さんが揃ったところでバスで宿泊先のシャングリラ・タンジュン・アル・リゾート・ホテルに向かい、着いた頃には日も沈み、薄暗くなっていました（空港からはいわゆる帰宅ラッシュにはまりました）。ロビーは広々としていたのですが、風の抜けが悪く、屋外より蒸し蒸しとしていました。

　部屋はキナバルウィングの最上階の角部屋（701）で、以前泊まったペナン島のゴールデンサンズの部屋より広く、シャワーブースとバスタブも別々になっていました（デラックスルームだったハズ）。

荷をほどくと夕食を食べに、タンジュン・アル・ビーチにあるフードコートまで歩いて行くことにしました。
ヨットクラブやゴルフクラブを過ぎると、色々なものが混ざった匂いが漂ってきて、やっと到着（ゆっくり歩いて１５分ほど）。

海に向かって右側から屋台の入っている一角があり（写真）、蒸したトウモロコシやピーナッツを売っているコーナーや、マレー系のナシゴレン・ミーゴレンを売っているブースが30件ぐらいありました。
他には韓国焼肉のお店や、おしゃれなレストラン・カフェ・小さなお土産店・荷台に果物（ドリアンやマンゴスチン）を乗せた車が4〜5台停めている一角があり、海岸沿いのベンチでは地元のカップルが波の音を聞きながら、ココナッツジュースを飲んでいました。

ぐるーっと一回りした後、最初の屋台のあった場所に戻り、数ある中から海に向かって左奥のスペースで食べる事にしました（全部で30以上のブースがあります）。　写真は注文した料理です。ナシゴレン・サテー5本・手羽先のような焼き鳥2切・缶ジュース2本で11リンギ（2人で）でした。
ナシゴレンは醤油味が強く、さつま揚げのようなものや、海老が入っていました。サテーのソースはそれほど甘くなく、サッパリとした味でした。
　
　帰りがけに揚げせんべい（エビせん・1リンギ）を買って、ホテルの敷地を少し散歩して（なぜか海からの風が暑くて、夜なのにちっとも爽やかではありませんでした）部屋に戻りました。

滞在中毎日見かけたヤモリ

マレーシアではよく見かけます。日本のヤモリのイメージと違っていて、壁も上れるトカゲって感じです。

昆虫を食べてくれるので助かります。

翌朝は8：30ごろ目覚めました。
やや霞んで（スマトラ島の森林火災によるヘイズのせいではないでしょうが）はいるものの晴れていて、気持ちの良い朝でした。写真はバルコニーから見た北東方向です。右端にチョッと見えるのが島へ行く船の出るマリーナの桟橋です。


角部屋だったので向かいのステラハーバーリゾートからガヤ島・サピ島・マヌカン島・マムティック島まで見渡せました。

朝日が差し込む中庭

携帯電話のカメラで撮影

上から見た中庭です。

中ほどの池には錦鯉がたくさんいました。

天気がいいと建物の目の前のスペースでは、朝食を食べる事ができます（シャンパレス脇）。

北側の眺めです。
この日は本当に霞みがあって、はっきりと見えない感じでした。

こちらは西側です。この島と島の間に夕日が沈むはず･･･

簡単に身支度をして朝食をとりに下りました。
屋外で食べたかったので、プラウ・バユへ向かいましたが、途中で止められてしまい（この日一日ぷらウ・バユは結婚式のため貸切でした）、コンベンションホールの様な所で朝食になりました。
　バイキングの内容は、パン・コーンフレーク・お粥・チャーハンの様な物・中華麺・卵料理・ベーコンやウィンナー・サラダ・フルーツ等で期待していたカレーはありませんでした。

紅茶を頼み、アップルジュースとパンを数種類、ウィンナー・サラダ・フルーツ等食べました。
　ウサギちゃんは、入口で作っていた中華麺（香菜入り）も食べていました。
　
　今回の発見はホットケーキのところにあった、甘いココナッツジャムです。砂糖入りのピーナッツバターよりアッサリしていて、このあとの日も何度か食べました。

サービスのフルーツです。

林檎が小ぶりで、味はボケ気味でしたが、その他のものはおいしかったです。

食べたらその分補充される感じで、チェックアウトする日まで毎日食べる事ができました。

3日目に補充されたマンゴーがピカイチでした。

　部屋についている冷蔵庫は空っぽなので、スーパーで買った飲み物を冷やすのに便利です。
ミネラルウォーターは滞在中毎日２本ずつ補充されていました。
　歯を磨いた際、水道水で漱ぎましたが、違和感は無かったです（ガイドさんの話だと水道水は地元の人も飲まないそうですが）。

ホテルの敷地内にあるプライベートビーチ（突端はサンセットバー）。
人工的に造られた（お台場みたいなものかな）ようで、
海水はそれほど綺麗でなく（日中は欧米系の方が何人か泳いではいましたが）、雰囲気ものでした。

　プールサイドで軽く卓球をして、いったん部屋の戻った後シャトルバスでコタキナバル市内へ出かけました。

　シャトルバスで一番遠くのウィスマ・ムルデカまで行き、まずは店内をぶらぶらしながら、1階で焼きたてのエッグタルトを一つ（1リンギ）買って食べました。ホクホクしていて、コタキナバルで食べたお菓子の中では一番だったかも･･･　詳しい情報は「豊と彩のサマサマ日記」さんにあります。http://samasama.chu.jp/shopwisuma.htm

その後ウサギちゃんは洋服・バック・サンダルのチェック。
ウィスマ・ムルデカを出ると、セントラルマーケット・フィリピーノマーケットを経て、CenterPointへ。
1階から4階までぐるっとひと回りしていたら、途中で停電に･･･　非常灯・エアコンと順に復旧していきましたが、完全に戻るまで30分ぐらいかかってました。
この日が滞在中で一番暑い日で、街中は車の排気やエアコンの室外機も合わさってものすごい暑さでした。

地元の紅茶（サバティー）を買って、お昼ご飯を食べるべく、バナナリーフ（banana reef）に向かいました。

朝食にカレーが無かったため、お昼は絶対にカレーと心に決めていたので、センターポイントの並びのアピアピ・センターにあるバナナ・リーフに行きました（バナナリーフの手前にあるチキンライス・海南鶏飯のお店も気になったのですが…）。
マンゴーラッシー2つ・メインのフィッシュヘッドカレー・チキンマサラを注文しました。

マンゴーラッシーは日本でも飲んでいたのですが、新鮮なマンゴーを使っているからなのか、こちらのほうが全然おいしかったです。
日本で飲むマンゴーラッシーとの違いは、甘いだけでなく果物（マンゴー）の青臭さがあって、それがとてもスッキリとした味わいにしていた事です。

マンゴーラッシーが出てきてから待つ事10〜15分でフィッシュヘッドカレー・チキンマサラ（チキンカレーのカレーソースが少ない感じ）が出てきました。
我々よりあとからフィッシュヘッドカレーだけ注文したのお客さんは、先に出てきていたので、チキンマサラが時間がかかるようです。

写真がフィッシュヘッドカレーですが、メインのカレーにオクラが入っていて、カレーはやさしい辛さのスッキリした味でした。その手前は付け合せのお漬物みたいなものや、カボチャ煮等、手前のご飯には薄味のソースを掛けてくれます。

チキンマサラはカレーソースに漬かったタンドーリチキンのような感じで、辛さも少し強めで、私はこちらのほうが好みの味でした。

2人で36リンギでお腹いっぱい（バニャ　クニャン）でした。

食後はCenter Pointに戻り、地下のスーパーマーケットでお土産用の即席麺やチョコレートを選び、自宅用にココナッツジャムとナシゴレンの素を買い、
タクシー（12リンギ）でホテルに戻りました。

市内から戻り、水着に着替えてプールサイドへ移動。

ひと泳ぎして、海岸の散歩（ジャランジャラン）に出ました。
タンジュンウィングの西に有るパターゴルフ場を脇に見ながら、敷地のはずれまで行き、柵を越えてビーチ（タンジュンアルビーチ）に出ました。

とても遠浅なビーチで、波も穏やかな中ウィンドサーフィンをしている人がいました。
風が弱いので四苦八苦しているようでした。

どんどん歩いていくと、前の晩にご飯を食べたフードコートに辿り着きました（道路を歩くより早いぐらいです）。

夕日が綺麗だったので、何枚か撮りました。

広いくて長い砂浜。
砂の上にはカニたちが創った模様がビッシリ

ホテルを背にして屋台の方向

波と追いかけっこをする地元の子供達

地元の人たちも夕日を眺めに？集まってきます

小鳥も夕日を

ビーチからプールサイドに戻り、ウサギちゃんと一緒にタンジュンウィングの前で夕日を眺める事にしました。

夕日を見ながらまったりしていたら、プールのほうから奇声を発しながらガスランプに火をつけている人が、サンセットバーのほうに向かっていきました。

こちらがその奇声の主。
火のついた棒を振り回しながら練り歩いていました。

この後サンセットバーの周りのガス灯に全部火を灯した後、戻ってくるときにあっけにとられて固まっていた子供を脅かしていました。

部屋に戻る前にマリーナで明日の船の時間（マヌカン島でシュノーケリングをする為）と金額を確認しました。

夜になってもプラウ･バユは貸切（結婚式）だったので、海沿いで風の気持ち良いココジョーズで晩御飯にしました。

チキンバーガー（サラダ付）・タンドーリチキンを薄い生地ではさんだもの（一緒に持ってきたチリソースをかけるとおいしい）・サラダ（チキン付）・お酒2杯にサービス料がかかって、2人で188リンギでした（この旅行で一番高かった食事：日本円で5600円ぐらい）。

味付けは非常に良く、野菜も新鮮でとてもおいしかったです。但し分量が多く（アメリカンサイズ）て、サラダは半分ぐらいしか食べる事ができませんでした。

残念ながら厚い雲に阻まれて夕日はここまででした。

この日は夜明け前から風が強く吹いていてその音で目が覚めました。その後強い雨（バケツをひっくり返したような雨）が降ってきて、向かい側の島は影も形も見えない状況でした。

朝ごはんの時間になってもやまなかったので、エレべーターを降りてすぐのシャンパレスで朝食にしました。

この日もデニッシュやスコーン・果物（パイナップルがとても甘いです）・ジュース等お腹いっぱい食べました。

9：40（船は10：00発）にマリーナへ行き、マヌカン島行きの乗船代（大人一人39リンギ）とシュノーケリングセット（1セット15リンギ）をルームチャージにして、戻りの時間（15：30にしました）を決め、シュノーケリングセットを借りて、出発しました（タオルを借りるのを忘れそうになり、出発前に慌てて借りに行きました）。
　マヌカン島行きの船は途中でマムティック島に寄ってからマヌカン島に到着しました。

島の入口で一人10リンギ現金で払い、係員がトイレ･レストラン・着替える場所・シュノーケリングポイントを案内してくれました。天気が良くなかった為、海沿いのテーブルがあいていたので、難なく場所を確保。

早速シュノーケリングをした（綺麗な魚がいっぱい）のですが、海から上がると寒く、タオルにくるまっていました。海の中の写真はこちら↓
http://4travel.jp/traveler/inopon/album/10034935/

こんな感じで寒々としていました。

お腹が空いたので、レストランに行くと屋内の席は中国からの団体さん（40人ぐらい）が席を取っていたので、テラスにしました（表紙の写真がこの席）。

マヌカン島のレストランで食べたランチの写真です。
紅茶（サバティー）・フライライス（チャーハン？）

紅茶は香りが爽やか（うまく表現できませんがセイロンとキームンの間？）で、ミルクにも合います。

一見ナシゴレンに見えるこのご飯は、薄味で物足りなかったです。

マヌカン島でランチその2

やはり紅茶（サバティー）ローストチキンライス（スープ付）二人合わせて32リンギ（観光地でこの値段なら安いかな）でした。

このチキンはからっと焼けていて、左上に見えるチリソースをつけて食べるとご飯にとてもよく合っていておいしかったです。

隣のテーブルを物欲しそうに見上げる兄弟？猫３匹。

私のところではチキンの残りを少し与えていたのですが、足りなかったようで隣の中国人カップルのテーブルにねだりに行きました。
１匹要領の悪いのがいて、噛み砕こうとした骨が歯と歯の間に刺さって、もだえたり美味しそうなところは他の猫に持っていかれたり･･･

マヌカン島には猫が結構いたのですが、コタキナバルは犬がいる代わりに猫はあまり見かけませんでした（マレーシアはイスラム圏なのでランカウィ・ペナンでは犬を見かけなっかた）。

水は綺麗（ホテルの前とは大違い）で、すぐそばまで魚がいます。水は雨上がりにもかかわらず
翌日行ったサピ島より綺麗でした。
珊瑚の範囲ははサピ島の方が広かったと思いますが･･･

シュノーケリングポイントは、桟橋を降りて右側の、ライフセイバーのいる見張り櫓の前あたりです。

水中で撮った写真は別冊の「その2」でご覧下さい。

足元は普通の白い砂に見えますが、この辺りは全部珊瑚の死骸です。
歩くと独特の感触があります。

この日は結局一日晴れる事が無く、海から上がると寒いので、2回しか入りませんでした。
それでも持っていった水中でも撮れる使い捨てカメラは使い切りましたが…

ビーチを散策するとマングローブの種（胎生種子）が何本も落ちていた（満潮時の波打ち際の高さに）ので状態のよさそうな物（新しく・根の出ていない物）を15本ほど（大小2種類）拾いました。
　ランカウィでエコツアー（加藤さんのマングローブツアー）に参加した時にもらった物に似ていたので、おそらくヒルギ科の種だとと思います（帰ってきて10日ほど経った現時点で根が出てきました！）。

15：30にマヌカン島からホテルに戻り、着替えたあと17：00のシャトルバスでコタキナバル市内へ行きました。

この日もウィスマ・ムルデカでバスを降りて、お土産を購入。
出たあとはセンターポイントに向かって歩いていきました。
途中おいしそうな匂いに何度も吸い込まれそうになりながら、センターポイントに到着。


Center Pointの地下のフードコートで晩御飯にしました。

　西側の出入り口に近いお店で、ご飯にチキンカレーと甘く煮たチキン（手前の赤い方）にオクラを載せて、コーラもあわせて6リンギ（約180円）でした。
このお店ではロティ（クレープのような薄い生地）も扱っていたので、迷ったのですがご飯にしました（載せるおかず・カレーは10種類ぐらいあります）。

なかなかおいしかったのですが、”他のカレーも載せればよかった”なんて食べたあと思いました。

　こちらはウサギちゃんのナシチャンプルです。売り場から離れたところに席を取ったので、店員が正確な金額が分からず、5リンギ払ったようです。

食後ふらふらと歩いていたら、地元の人に間違われた（確かに色黒でチョッと濃い目の顔ですけど…）ようで、キャンペーンガールにしつこく話しかけられました。

そのまま地下のパン屋さんで翌日のお昼ご飯用のパンを買い、ワワサンまで歩いて（途中セブンイレブンで買い物をして）ワワサンの中のスーパーマーケットで買い物（前の晩おいしかったチリソースやお菓子など）をしてホテルに戻りました。

　部屋からキナバル山の方向。

夜の中庭

朝焼けです。

前日は天気が悪かったので、気温が低く部屋のエアコンも調整（設定30℃）してもとても寒く、結局窓を開けて（バルコニーにはアンコウのような形をした蚊取り線香置きがあるので、それを炊いて）寝たのですが、寒さで目が覚めました。


あまりにも冷えていたので、カメラを持ってバルコニーへ出ると、レンズが曇ってなかなか撮れませんでした。

という訳で、一番綺麗な時間帯は逃してしまいました。

プラウバユ方面。
この日の朝はここで朝食。

朝日を浴びながら朝食。
やはり外の空気に当たりながら食べるご飯はおいしいです。

正面に見えるのはキナバルウィング。

食後に振り返ってみました。

沖合いに白く波が立っているのは、浅瀬。
潮が引くと島のようになります。

水中で使える使い捨てカメラを買いにホテルのショップへ行きました。
　日本と同じぐらいの値段で買えると思って行ったら、同じ品物が倍の金額しました（確か65リンギぐらい）。

この日は天気が良かったので9：00の船は全部で5艘、10：00は3艘出て行きました。
私たちは10：00の船でサピ島へ。

やはり一人10リンギづつ払って、島へ入りました。桟橋の右側は海水浴向けのビーチで（こちらの奥の山側にトイレがあります）、左側がシュノーケリング向きでした。

私たちがが付いた頃には、すでに人であふれていて、
テーブルは中国の団体さんに占領されていたので、
残っていた木陰にレジャーシートを敷いて場所を確保しました。

午前中は湘南の海かと思うぐらい人が多かったのですが、お昼過ぎは（皆さんお昼休憩で）こんな感じですいていました。

シュノーケリングのポイントは海に向かって岩場のあたりの、ブイの手前が良かったです。

テーブル状の珊瑚の影にたくさんの魚（ウニもいました）がいて、綺麗でした（水はマヌカン島のほうが綺麗）。

水中で撮った写真は別冊「その3」でご覧下さい。
http://4travel.jp/traveler/inopon/album/10034943/

　波打ち際から10ｍあたりにいる魚（ウグイス色で頭に白い斑点のあるやつ）は獰猛で、餌をよこせとばかり正面に回り、無視して通り過ぎると足に噛み付いてきました。

島を一周する道があるようだったので水着のまま歩き始めたのですが、結構山道でした。

上から見た海。
対岸はガヤ島です。

ひと尾根越えたところで海岸に出ました。

石がゴロゴロしていて泳ぐのは無理そうです。

同じく北西方向

こんな荒地にも木が生えてます

こちらは南東側

桟橋方向なので送迎用の船やレジャーボートが待機しています

道は再び山の中に入って行き、上（Tシャツ）を着てこなかったことをちょっぴり後悔…

10分も山の中を歩いていたら島の反対側（西側）の海が少し見えました。
　エメラルドグリーンの綺麗な海でした。

しばらく歩くと尾根の上で道が二手に分かれていたので、左側の道を下ると、私のいたビーチの真後ろに出てきました。

ウサギちゃんの話によると、私のいない間に猿が（お昼ごはんを狙って）山から下りてきて、そこらじゅう騒ぎになったそうです。

尾根から見えた綺麗な海を求めて、海岸沿いを裏側（海に向かって右側）に廻ってみました。

シュノーケリングもしてみたのですが、魚はそれほどいませんでした。

滑りやすい岩場を慎重に越えてくると水の綺麗な海が

一つ目のビーチ
カップルが一組いるだけで、完全にプライベートビーチになっていました。

見えているのはマヌカン島とマムティック島

遠浅なので水が温かく、水の中で座って（胸あたりまで浸かって）波に揺られていると、とても気持ちが安らぎました。

この岩場でトカゲ（体長70センチぐらい）に出会ったのですが、カメラを構える間も無く消えていってしまいました。

15：15の船でホテルに戻りました。

サピ島から部屋に戻ったところで、ウサギちゃんがダウン。
独りで競馬場の向かい側にあるスーパーマーケット（車で通るたびに気になっていたので）まで歩いていきました。当初はその手前のセブンイレブンで済ますつもりだったのですが…

　途中道が悪くて（車道の排水工事の為、歩道は穴だらけ）歩きにくかったのですが、何とか25分ほどで到着（セブンイレブンまでなら20分）。

　ここではマンゴードリンク（2種類）とココナッツジャム（2種類）を買いました。

写真は沿道に咲いていた花です。

ホテルへの帰り道
日が落ちてきて、手前の芝と輝く海、夕日に染まる空・木々の影のコントラストがとても綺麗でした。

ホテルに続く道

タンジュン・アルーのエントランス

部屋に入る前に廊下から撮影した夕暮れです

結局海に沈む夕日は見れませんでした。

メインロビーとキナバルウィングの間の廊下には地元の彫刻が飾ってあったのですが、この顔に一番惹きつけられました。

プラウ・バユ

この日の夕食はツアーで付いていた無料のディナーブッフェを使ってプラウ・バユへ行きました。

内容は朝食の内容＋前菜＋デザートぐらいで、新鮮味はありませんでした（タダご飯なので文句は言えませんが）。
衝撃的だったのが、日本では発売されていない《バニラコーク》。バニラの香りだけでなく、コカコーラがとても甘ったるい飲み物になっていました。
デザート（ケーキ類）も微妙な味で早々に撤収しました。

という訳でそれほど食べなかったので、フードコートへマンゴーを求めて行ってみました。
残念ながらマンゴーは売っておらず、代わりにドリアンに挑戦しました。
　実を取り出してパック詰めになったの（10リンギ）を食べてみましたが、臭いに負けてしまい食べきる事はできませんでした。

口直しという事でも無かったのですが、サテー（２リンギ）を食べました。
今回は海に向かって右側の並びの真ん中あたりのお店で、子供（10歳前後）がお手伝いをしてました。
ここのソースは少し辛めで、ビール（マレー系の屋台街なのでアルコールは無し）のつまみに丁度いい味でした。

最終日の朝食もプラウ・バユへ行きました。

ここでうれしい驚きが。
食べたかったカレー（ダールとチキンの2種類）＆ロティとチャーハンにサンバルソースというマレー料理が…

週が変わって料理の内容が変更されたようです。

お腹いっぱい食べてしまいました。

12：00チェックアウト（ピックアップは17：25）だったので、まずはプールサイドでだらだらしました。

桟橋の向こうに水上小屋とモスク（うっすらとキナバル山）

キナバルウィング

チェックアウト後、ウサギちゃんはエステに行く事になっていたので、迎えの車に同乗させてもらい、そこから街まで歩いていく事にしました。

　写真はメイン通りの脇（山側）にある湿地の上に建っている住宅です。

コタキナバルはこれまで行ったランカウィやペナンより貧富の差が激しく、トヨタや日産の大型車（メルセデスも）が沢山走っている一方で、この様な住宅も多くあり心が痛みます。

ちなみに、ランカウィではほとんどの住民がバイク（スーパーカブみたいなもの）に乗って（お父さん・お母さんにはさまれて子供まで全部で4人乗りとか）いて、車はほとんどが地元のプロトンで、それもタクシーか観光ガイドの車でした。
ペナンもプロトンが多く、その間をバイクが抜けていく感じ。車の割合はランカウィより高かった。

お腹が空いたので、センターポイントの1階でナシアヤム（チキンライス）2.8リンギを食べました。
写ってませんが、チキンスープもセットになっています。
　
　やわらかい鶏肉（骨付き）をぶつ切りにした上にお醤油ベースのちょっと甘いソースが掛かっています。ご飯にも鶏の味がしみこんでいて（恐らく鶏と一緒に炊いている）、100円もしない（約84円）ご飯なのに十分満足でした。

帰りは歩いて帰ることにしました（暑いので地元の人は誰一人として歩いてませんが）。

　日差しを避けながら普段の半分ぐらいのペースで歩き、山勘で近道をしたらホテルまでは丁度1時間ほど（残り10分の地点でマッサージ帰りのウサギちゃんのの乗った車に拾われましたが）でした。

写真は潮の引いた干潟で潮干狩りをする人達
水上小屋の向こうにタンジュンウィングが見えています。

お昼ごはんを食べ損ねたウサギちゃんのお腹を満たすべく、またしても屋台まで歩いて行きました。

海に向かって右側の一番手前のブースにしました。

サテー5本とテタレッ（コンデンスミルク入りのミルクティー）・ミーゴレンを注文。

ここのサテーのソースはピーナッツの味が強く、香ばしい物でした。

ミーゴレンは普通のソース焼きそばでした（ガッカリ）。
好みの味に調節できるように、かごに色々なソースが入っていたのですが、思ったような味にはできませんでした。

ホテルに戻ると17：00。
ウェルカムドリンクを飲んでいなかった事を思い出したので、ロビーのラウンジで最後のひと時を過ごしました。

帰りはクアラルンプール乗換えだったので、長時間のフライトになりました。

翌朝成田に到着。

コタキナバルでは、感動するほどおいしいご飯には廻りあえませんでしたが、綺麗な海に入れて良い休みになったと思います。

サバティー1.3リンギ

サバティー2.8リンギ
Ｔｅａ　Ｂａｇが25個入っています。

味はマヌカン島のご飯のところでも書きましたが、
改めて飲んでみるとアッサムのストロングな味に
少しキームンのようなスモーキーさが混ざっていて
ミルクティーにちょうど良い葉っぱです。

逆にレモンティーには向かないですね。

ＢＯＨティー（レモン・マンダリン）7.5リンギ

ＢＯＨティー（マンゴー）13リンギ

ＢＯＨティー（レモン）10リンギ
空港で買ったので高かった

ココナッツジャム　2.4リンギ
センターポイントの地下のスーパーで購入

味は甘みが強く（卵が多い感じ）、ココナッツ風味は弱めでした。

ココナッツジャム　1.5リンギ
競馬場の向かいのスーパーで購入

ココナッツジャム　1.5リンギ
競馬場の向かいのスーパーで購入

即席麺　5食分で2.9リンギ

即席麺　5食分で2.9リンギ

マンゴードリンク　6本パックで4.4リンギ
競馬場の向かいのスーパーで購入

レッドブルのドリンク　2.3リンギ
Ｆ-1でおなじみのレッドブル　何種類かありました
リポビタンＤにも同じような商品がありました

ココナッツパウダー　
カレーに混ぜるとまろやかになって、香りも良くなります。

ビリヤ二の素

ミーゴレンの素　二人前で0.9リンギ

ナシゴレンの素　二人前　0.9リンギ

トムヤムスープの素

我が家では水炊き風にして食べます。おじやも美味しいですよ。

ヤモリのヌイグルミ
ウィスマムルデカに入ってすぐの土産物店で購入

3色（ショッキングピンク・グリーンとこの色）ありました。

ここでは他にコーヒーを買いました。

シンプリー・チョコレートの詰め合わせ
ウィスマムルデカの1階にある土産物店（本屋の隣）で購入しました。

当然ですが、空港で買うより安いです。

おなじみタイガービール

パイナップルジャム　3.5リンギ

ホット・チリ・ソース
ココ・ジョーズで晩御飯を食べた時に出てきたソース。いい味だったので買ってみました。
チキンや白身魚に良く合います。

ホテルのチェックイン時に頂いた亀のヌイグルミ

11月時点のマングローブ
無事葉がひらきました。

一年後のマングローブ

無事越冬させて、葉も増えてきました。

本数が減ったのは里子に出した為。

この旅行記へのコメント （3）

• Ｄ＆Ｔさん 2006/01/08 21:12:38

  茶トラにゃんこ♪

  いのぽんさん、こんにちは！
  
  アジアリゾート＆わんこ・にゃんこ大好き
  トラベラーのＤ＆Ｔといいます。
  はじめまして〜。
  
  コタキナバルの旅行記拝見させていただきました。
  大作ですね〜。じっくり読ませていただきました。
  
  嬉しかったのが、いのぽんさんのところで
  この茶トラのにゃんこ兄弟に会えたことです！
  私たちは、2001．5　にマヌカン島に行きました。
  この時はまだチビにゃんだった彼ら。
  こんなに立派に、そして元気そうで〜(T_T)
  何よりですぅぅー。
  
  お土産の数々を紹介されていて、これはナイス！ですね〜。
  特にカヤジャムの缶は、パッケージで探せそうなので
  次に行く時の参考にさせていただきます(^_-)-☆
  ありがとうございました。
  また、おじゃまさせていただきま〜す　(^▽^)/~~~

• bluevenusさん 2006/01/03 16:58:12

  ☆あけましておめでとうございます☆

  いのぽんさん、はじめまして。
  ご訪問いただきありがとうございます♪
  
  旅行記楽しく拝見しました！マレーシアって広いですよね〜。
  (´▽｀)去年サムイ島に遊びに行ったときにマレーシアのＫＬから遊びにきている人たちとお友達になりました。とてもいい人たちで次回訪問してみたい場所のひとつになりました♪
  
  いのぽんさん達が食べているご飯も美味しそう〜！
  また遊びにきま〜す♪
  
  

  いのぽんさん からの返信 2006/01/04 08:32:30

  RE: ☆あけましておめでとうございます☆

  bluevenusさん　はじめまして
  
  年夏年始どこにも行けなかったので、気が早いのですが
  今度のお盆休みにサムイ島に行こうと思い、拝見させていただきました。
  
  マレーシアはマレー・インド・中国・タイといろんな民族の方々が暮らしているので、食べ物の種類が豊富でとても楽しめました。
  bluevenusさんもぜひマレーシアに行ってみてください。