2009/01 - 2009/01
95位(同エリア947件中)
はんけんさん
3日目(実質2日目)も盛りだくさん。早朝4:45の便でルクソールへ。午前中に西岸、午後に東岸。ルクソール観光を1日で済ませてしまう強行日程。
西岸では、メムノン巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿など。東岸では、カルナック神殿、ルクソール神殿など。
最低でもルクソール2日は掛けたかったのだけど、ツアーの催行日や価格などを鑑みて諦めざるを得なかった。
試験前の一夜漬けみたいで、一日で廻るには多すぎた感あり。とはいえ、この日も満喫しました。
初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10481695/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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4:45のルクソール行きの便に乗るために逆算して、モーニングコールは1:30!!!!早っ!!!モーニングではなく、ミッドナイトコールですわ。
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カイロ空港の待合室。
エジプトはいずこのセキュリティチェックもいいかげん。X線チェックでピーピー鳴っていても、ノーチェックでバンバン通している。なんのためのチェックやねん。
カイロ空港も入場時にセキュリティチェックがあるが、ほぼスルー。で、名簿に何らかのサインをさせていたが、1ページに20名ぐらいしか署名できず、「残りはいいや、後ろから別の団体も来ているし」だと(我がツアーは27名。) -
ルクソール行きの便。
カイロ→ルクソールだからもちろんエジプト国内便なのだが、乗客の9割以上が日本人。この時間帯の便は、ルクソールを1日で観光させてしまうために、日本の旅行会社が無理矢理設けさせたものなのだろうか?おそるべきジャパンパワー。 -
洒落た外観のルクソール空港
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ナイル川を渡り、いよいよ西岸へ
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ルクソールの西岸では、気球に乗って上空から鳥の視点で見下ろすツアーが人気。
ちょうど朝焼けが美しい日の出の時間帯に30-45分の飛行で、50-200ドルらしい。高いと思うか安いと思うか、乗っていないので何とも言えない。 -
メムノンの巨像。
この坐像の後ろに、アメンホテプ三世の葬祭殿があったが、破壊され今は残っていないようです。 -
王家の谷に到着。
ビジターセンター入り口。 -
王様のお墓リストと地図
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立体模型で位置や深さなどを予習してから出発
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このトラムで移動です
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イチオシ
ピラミッド形状の山に見下ろされる場所のため、墓所として好んだという説があるそうです。
古代エジプトでは、ナイル川を境界に東側を「生」、西側を「死」の世界と位置づけていました。
従い、神殿などは東、歴代王の墓が集まる王家の谷や葬祭殿などは西にあります。因みに、ギザやその他のピラミッドも同じく全て西岸です。 -
今までで60を超えるファラオの墓が発見されているが、百数十人のファラオがいたらしいので、まだまだ未発見の墓があるはずです。
これも新発見を目指す発掘なのでしょうか? -
入り口で2枚のチケットを渡されました。80エジプトポンドの入場券、これで3つのお墓に入れます。もう一枚は、100エジプトポンドのツタンカーメンの墓への入場券。人気者の彼の墓は別料金です。
約60の墓の内、十数個が内部公開中。うち、ラムセス1世、4世、9世の墓が現地ガイドのお薦め。更にガイドは、「その3つを先に回って、最後にツタンカーメンに行くべし」「あ?、美味しいものは後に取っとくタイプ?」「欧米人は、特別料金払ってまで見ないから、ツタンカーメンは結構、空いている。」「そうなんや。」 -
特にこだわりは無いので、その3つのお墓へ。
まずはラムセス4世。
お墓の一般的なつくりは、階段を下りてまっすぐ廊下を下り、前室などを経て石棺の置かれる玄室へと向かう。壁や天井には当時の暮らし・産業・行事・宇宙観・そして神々が描かれた美しい彩色壁画が。墓内部は、写真撮影やガイドは禁止されています。 -
次にラムセス9世
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そしてラムセス1世。
結構、深く下ります。 -
そして、締めは特別料金のツタンカーメン
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発見当時の写真など
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イチオシ
これが入り口。やはりすいていました。
過去に例の無い黄金財宝の数々、墓泥棒に全く荒らされて無い状態で発見されたのです。ツタンカーメンが幼少に即位し若く死んだため特別な実績の無い無名の王様だったこと、墓の上にラムセス6世の墓が覆いかぶさる様な状況だったことで、墓泥棒からノーマークだったなどが理由らしいです。7重の黄金の棺や黄金のマスクは、カイロの博物館に行ってしまっている(最終日のお楽しみ)ので、ここでは玄室とその隣に置かれたツタンカーメンのミイラが見所。 -
だんだん陽が登って暑くなってきました。
ギザは日本人ばかりだったけど、ここは欧米人が非常に多かったです。欧州各国からのルクソールへの直行便も多いし、彼らのエジプト観光のメインはここルクソールなのでしょうか。ようやく海外旅行に来たと実感し始めました。 -
これは早稲田大学吉村教授らの家らしいです。
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3つめの土産屋はアラバスターなどの置物屋でした。
ここは、英語のエジプト旅行ガイドの表紙にもなったことがある有名店らしいです。 -
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今回の旅行で行きたかった場所、3本の指に入ります。お土産の売り子をかき分けて、見えてきましたハトシェプストの葬祭殿。
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イチオシ
97年に58名の外国人観光客が亡くなったイスラム原理主義テロ集団によるテロ「ルクソール事件」でも有名ですね。
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一部の彫像には当時の顔料がまだ残っています
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ハトシェプストは、エジプト初の女王。
彫像の顔は、女性だからとなめられないよう男性っぽい顔にしているとのことです。 -
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次は、ラムセス3世葬祭殿
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いずれも凄すぎて、だんだん感覚がマヒしてきました
ガイドによると「世界の遺跡の20%がルクソールにあり(ほんまかいな?)、現在人口20万人の9割が観光関連に従事」とのこと。 -
サトウキビ畑とサトウキビ運搬用の線路
数年前に、テロ武装集団がサトウキビ畑に隠れて、車を襲撃した事件があったため、サトウキビは道から200m(ガイドは2kmと言ったがおそらく間違い)離さなければならない法律ができたとのこと。
観光業以外の1割の人は、サトウキビ産業メインに従事か? -
西岸の観光を終え、ナイル河を渡り東岸へ。
ナイル河クルーズの船が停泊しています。 -
ナイル河を眺めながらの昼食。中華でした。(料理の写真撮り忘れた)
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東岸観光開始。ツアー旅行の宿命としてまたまたまた土産屋に連れて行かれました。今回は香水屋。
まずはガラスで香水瓶を作るところの実演 -
そして香水のデモ販売。何種類かの人気香水をムリヤリ手につけられ、「良い匂いでしょ?」と聞かれます。人気香水で、「クレオパトラ」とか色々あったけど、基本的に香水文化に馴染めない日本人には臭いとしか思えない。おばちゃん軍団もキツイ匂いに顔をしかめておりました。
したがい、今までの土産屋と比較し購買層が一気に若年化。ただ香水瓶は綺麗で美しく、特にラクダの形状の物が人気。「香水を入れなくても砂漠のサラサラの砂を入れることができお土産に最高」との惹句に、買っている人が多かった。色んな売り方があるのだね。 -
イチオシ
カルナック神殿。
エジプト最大級の遺跡。約1km四方に広がる巨大神殿。まずスフィンクス街道。
両サイドに並ぶスフィンクスに迎えられて圧倒されます。 -
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さらに圧巻は第二塔門を過ぎて現れる大列柱室。高さ23mの柱が134本並ぶ大迫力。往時はどんだけすごかったんやろう??。因みに映画『ナイル殺人事件』で、巨石が落ちてくるのは正にこの大列柱室。どこかは特定できんかったけど。
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更に進んで右に行くと「聖なる池」なる貯水池?が現れる。
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聖なる池の前にあるスカラベの像。スカラベとは、昆虫の「糞転がし」。太陽など丸いものが崇拝されていた時代、丸いもの(とはいえ糞)をつくる糞転がしも同様に崇拝されていたと、、、、(なんじゃそりゃ)。で、スカラベの像の回りを3回だか7回だか回ると願いが叶うだと、、、、。てなわけで回っている人たち。私?回る訳無いッス。
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とにかくデカかった。
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次にルクソール神殿へ
バスの車窓に見えてきました。 -
これも凄いのだが、、、、やばい感覚がマヒしてきた。
カルナック神殿の付属神殿として建立されたので、規模や感動度はカルナック神殿に劣らざるを得ないようです。 -
イチオシ
入り口にそびえるオベリスクとラムセス2世の立像。なおかつて対になっていたもう1本のオベリスクは、今パリのコンコルド広場に立っているとのこと。
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(回想シーン)パリのコンコルド広場(2008年5月)
「あれがそれか!」塔頂部がかつての様に金張りに復元されたりで、余生はこちらの方が良いのか?? -
ルクソール神殿前にもスフィンクス参道があり、これがカルナック神殿に繋がっていたらしい。約2kmとのこと、エライこっちゃ。
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キリスト教に支配されていた時の壁画が残っていたりもします。
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おっ、月がきれい
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観光終了して、ホテルへ。
部屋からの眺め、残念ながらナイルビューではないですが、洒落た中庭です。 -
イチオシ
バーからの眺めは、まさにナイルビュー。
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オプショナルツアーは辞退し、夕食はホテルのイタリアレストランで。
申し訳ないけど、この食事が今回の旅行で一番おいしかった様な気がする、、、、。というぐらい、エジプト料理は印象に残るものが少なかった。
翌日は、
念願のエジプト旅行 遺跡巡りを満喫4:ルクソール→アスワン
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10484192/
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