2009/01 - 2009/01
59位(同エリア519件中)
はんけんさん
2日目(実質初日)は、ピラミッド鑑賞三昧です。
まずは、ギザの3大ピラミッドへ。クフ王のピラミッド内部へ入場し、もちろん大スフィンクスも鑑賞。
午後は、古都メンフィスを訪れ、その後ダフシュールやサッカーラのピラミッドへ。ちょっと慌しい感もありますが、現存する大きなピラミッドのほぼすべてを一日で制覇してしまいました。
初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10481695/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
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5時半に起床して7:15にホテルを出発。
街並みはこんな雰囲気。 -
おぉ、ピラミッドが見えてきました。テンション高まります。
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クフ王のピラミッド、中への入場は一日300人という制限があり、個人旅行での入場は難しい。このため、"入場確約"を謳っていることも今回ツアー参加したことの理由の一つ。
ところが、、、、バスは早々7:30にチケット売場に到着。添乗員さん「では、チケット売場に並びましょう」「??」
どうやら、我々が申し込んだ格安ツアーは、8時オープンの30分前にちゃんと列に並んでチケットを買わねばならないらしい。
うーむ、「看板に偽りあり」感は否めない。 -
入場料金表。クフ王の内部にも入場する場合は、100ポンド。
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人数制限があるため、まとめ買い不可の様で一人ひとりが購入せねばならない とのこと。
とはいえ、入場料はツアー代金に含まれているため、添乗員が100ポンド札を全員に配布。奇しくもスフィンクスの図柄でした。 -
イチオシ
さて、8時まで待っていよいよ入場。ピラミッドがだんだん大きくなってきます。ワクワク。
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「でかっ!!」
月並みな感想ですが、4千年も前によくもこんなでかいものを造れたなぁ と改めて思います。 -
クフ王のピラミッドへの入場は、本来の入り口(写真の上の方)が堅く閉じられており、盗人(?)が開けた穴(下の方)を利用します。ピラミッドの中は撮影禁止なので、添乗員さんにカメラを預け入場!
中は途中、非常に狭く急な坂を中腰で登って行くというかなり難易度の高い構造になっておりました(まぁ当たり前といえば当たり前だが)。そして急に天井の高い大回廊へ。こんな空間をよー造ったな!?と思いつつ玄室へ。玄室の両サイドには穴があり、これが換気口だってさ。よー造ったな!!??
人によっては、「ただのがらんどうで100エジプトポンド(約2千円)は、ボッタクリ」という意見もあるが、私は入ってみて良かった。とっても楽しめました。たっぷり汗もかきました。冬でも暑いので、真夏はエライことになっているのでしょう。 -
イチオシ
化粧岩が残っている部分。完成当時は、これで全面覆われていて、完全な斜面だったらしいです。
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カフラー王のピラミッドは、上部に化粧岩が残っています。
残念ながらバスの中からの見学のみ。この辺りがツアーの不満点ですね。 -
3大ピラミッドが見える、展望ポイントへ。おぉ絶景!
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ラクダ。エジプトっぽい絵柄です。
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現地ガイドによると、この辺のラクダ乗せ屋はボッタクリが多いらしいです。
1ドルで乗せて、客は自力で降りられないため降りる際に100ドル要求するなどの悪徳な手口とのこと。 -
3大ピラミッドでは最も小さい(とはいえ高さ65m)メンカウラー王のピラミッド。
これも残念ながらバスの車窓から。 -
クフ王の船と言われる木造船が展示されている「太陽の船博物館」
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さて、お次はスフィンクスです。
小さいスフィンクスは、エジプト各地にいっぱいあるためギザのこの有名なものは、それらと区別するため大スフィンクスというらしいです。 -
イチオシ
偶像を嫌うイスラム教に鼻をもがれてしまった上、イギリス人にあご下のひげを持ち去られて余り格好良くはないですね。
取り去られてしまった3mものひげは、大英博物館が保有しているらしいです。2002年に大英博物館を訪問していますが、観た記憶はありません。
この後、2014年に大英博物館に展示されているあご下のひげを「発見」しました。
2014夏 イギリス 09:パブランチと大英博物館
http://4travel.jp/travelogue/10939187 -
イチオシ
後ろ姿。尻尾がぐるっとお尻に沿ってあるんだ!?と新鮮な驚き。
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そして、その目線の先には、、、、
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『トリビアの泉』で有名になった「スフィンクスの目線の先にはケンタッキーフライドチキン(KFC)がある」ですが、別のTV番組では2階のピザハットの席でタレントが「ここがスフィンクスの目線とバッチリ合う」と言ってました。
まぁ、どっちでもいいです。おそらく、同じ経営者やし、、、、。 -
別会社のツアーでは、「スフィンクスの足元まで入れます」の惹句が。おそらくここがそれでしょう。我々のツアーは残念ながら違います。
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現地ガイドに「悪徳じゃない」と連れて行かれたのが大スフィンクスの脇にいるラクダ屋。希望者は相場価格で乗れると。
とはいえ、わずかの距離(50m程度)を往復するだけで10ドル。魅力を感じなかったので我々夫婦は乗らなかったが、ツアー参加者の8割ぐらいが乗っていました。「やっぱ砂漠に行ったらラクダに乗らなきゃ!」というのが定番なのでしょうね。 -
皆さんがラクダに乗っている間、ちょっと脇を散策
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ツアーだと行きたくも無いお土産屋に連れて行かれる。今回のツアーでは4軒のお土産屋に寄るらしい。まぁ仕方ないことと、割り切って楽しもうと思う。
最初のお土産屋は、パピルス屋。 -
日本語を喋るオッサンがパピルス作りを簡単に実演。
その後、売り子が寄って来て販促活動だ。巷の土産屋ではニセモノが多いらしく、ここだと正真正銘本物のパピルス というのがウリ。30cmX40cmぐらいの小さいもので2000円程度、大きなものだと数万円とのこと。 -
パピルス屋の前の立派なミナレットのあるモスク。できればパピルスよりもこっちを観たい。
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盛り沢山の初日午前のイベントを終了して、昼食です。ピラミッドにほど近い観光客向けのエジプト料理屋へ。
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窓からの眺めはこんな感じ。素晴らしいピラミッドビューです。
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まずはパンとスープ。パンはまぁまぁ、スープはモロヘイヤ、飲む人を選ぶ感じ。が、クレオパトラも飲んでいたと言われると文句も言えません。
そしてもちろんビール、地元のステラというビールです。ツアー代金に昼食代は含まれているのだが、ドリンク代は含まれていないので実費となります。350ml缶で30エジプトポンド(約500円)。さすが禁酒のイスラム国家、高いっス! -
そしてメインディッシュ。本日肉料理、ビーフとのこと。わずか2切れ、しょぼい。しかもこの肉、匂い味ともにとてもビーフとは思えない。おまけにすごく固い。結局最後まで、"公称"ビーフ"推定"ラクダ肉?、かなり寂しい最初の昼食でした。
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さて、食事も無事(?)終わり、ダフシュールへ向かいます。
バスからは名残惜しいギザのピラミッドが見えました。 -
ダフシュールへの途中はこんな感じ
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この辺りには、ギザの3大ピラミッドよりも50から100年ほど古いピラミッドが点在します。
これは屈折ピラミッド。高さ105m。
クフ王の父にあたるスネフェル王のピラミッド。当初54度の勾配で石を積み上げて(このまま行けば高さ180mを超えたらしい)いたが、石を積み上げてゆく過程で「急勾配すぎて、石の重みを支え切れないッス」と気づいたため勾配を43度に変更。 -
赤のピラミッド。高さ105m。
屈折ピラミッドの失敗を繰り返さぬよう、屈折ピラミッドの上部と同じ角度一定で石が積み上げられています。
これもスネフェル王のピラミッド。同じ王が幾つもピラミッドを建造しているというのは、吉村さんの「ピラミッドは墓ではない論」の根拠の一つの様です。 -
遠くに見える、メイドゥームの真正ピラミッド。
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次に古都メンフィスへ。遺跡は入場料35ポンド(ツアー代金に込み)
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建物の中に、ラムセス2世の巨像。体長およそ15m。
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外には、約10mのスフィンクスが。ギザの大スフィンクスに比べると小さいですが、顔は端正に残っています。
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ツアー2軒目のお土産屋は、絨毯屋でした。
カタカナ表記が怪しすぎ。
(カーペットスクールとは名ばかりで観光客向けの絨毯屋です)
サッカーラ周辺にはカーペットスクールが点在。エジプトで絨毯って余り有名では無いと感じるが、この辺りの名産品になっているらしい。絨毯は、エジプト人の嫁入り道具として欠かせぬアイテムとのこと。 -
エジプトは、義務教育があるにはあるけど法の強制力はないとのことで、家の経済的な事情で学校に行かず働かざるをえない子供が多い。
着くや、午前のパピルス屋と同様またも日本語ペラペラのオッサンが登場し説明を始めた。手作り絨毯は子供の仕事にはうってつけで、子供の小さな手でないと素早く織り込めない、成長して指が大きくなってしまったら先生などになる、など説明を受ける。貧富の差や子供の労働を目の当たりにしてショックを受ける。
モノは、素人目にもしっかり織り込まれており良質なのだな、という感じ。 -
一階の作業場で説明を受けた後、二階の即売所へ。
「しっかし、パピルス買う人はおっても、絨毯なんて買う奴おらんやろ?こんな場所に連れて来られてもなぁ」などと余計な心配。
ところが、年配の方は買うんですね。居間のテーブル上に敷ける様な40cmX60cmぐらいの小さ目な製品を品定め。店員との価格交渉の末、いくつか購入されていました。 -
イチオシ
続いて、サッカーラへ。
ジョセル王のピラミッド。階段状に6段重なったピラミッド、ユニークな形状です。一番下の段は崩落が激しいですな。 -
周りは、発掘中っぽい遺跡群です
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西は砂漠。どうやらサハラ砂漠の東の端にいるようです。
現地ガイド曰く、「サハラはアラビア語で砂漠です。なのでサハラ砂漠というと砂漠砂漠になっちゃう。」なるほど、チゲ鍋が鍋鍋なのと同じですな。
この辺りで映画『アラビアのロレンス』のロケがあったとのこと。なるほど雰囲気出ています。 -
夜は、「ピラミッド音と光のショー+夕食」のオプショナルツアー\9000があったが、昼間がかなり盛りだくさんで疲れもあったのでパス。
翌朝も早いし、ホテル周辺に目ぼしい食事どころが見つからなかったため、海外で和食を食べることに気は進まないが、仕方なくホテルの和食レストランでサクっと食べることにしました。 -
焼きソバとチキンチャーハン。どちらもかなりしょっぱかった。これにビールで約110ポンド。さっさと食べ早々に就寝しました。
翌日は、
念願のエジプト旅行 遺跡巡りを満喫3:ルクソール
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10484091/
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