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ロカ岬で夕陽を堪能した後、大急ぎでリスボンへ。哀愁のリスボンというぐらいだから、リスボンでも夕陽を見たかった。しかも明日の昼にロンドンに帰るため、夕陽を見れるのは今日しかない。でも、気持ちが焦るとダメだ、帰りもラソ岬方面へ迷い込み、リスボンに着いたのが陽が沈みかけた頃だった。ベレン城にはぎりぎりセーフというか、ほとんどアウト。<br /><br />リスボンは昔から行きたい街だった。川沿いに開けた坂の多い、美しい街というイメージだ。行ってみると確かにその通りなのだが、なにせ街が大きい。首都だけあって人も多く、ごみごみした感じがする。それならポルトガル発祥の地と言われるポルトのほうが、静かで街並みも気に入った、というのが正直なところか。それでも、周りたいところは行くことができたので、それなりに満足感はあった。<br /><br />ロカ岬からリスボン中止部までは約50Kmで、高速使えば1時間ぐらいでいける。<br /><br />

ついにリスボン!

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2007/11/30 - 2007/12/01

1865位(同エリア2646件中)

5

40

ゴリ

ゴリさん

ロカ岬で夕陽を堪能した後、大急ぎでリスボンへ。哀愁のリスボンというぐらいだから、リスボンでも夕陽を見たかった。しかも明日の昼にロンドンに帰るため、夕陽を見れるのは今日しかない。でも、気持ちが焦るとダメだ、帰りもラソ岬方面へ迷い込み、リスボンに着いたのが陽が沈みかけた頃だった。ベレン城にはぎりぎりセーフというか、ほとんどアウト。

リスボンは昔から行きたい街だった。川沿いに開けた坂の多い、美しい街というイメージだ。行ってみると確かにその通りなのだが、なにせ街が大きい。首都だけあって人も多く、ごみごみした感じがする。それならポルトガル発祥の地と言われるポルトのほうが、静かで街並みも気に入った、というのが正直なところか。それでも、周りたいところは行くことができたので、それなりに満足感はあった。

ロカ岬からリスボン中止部までは約50Kmで、高速使えば1時間ぐらいでいける。

同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー
航空会社
TAPポルトガル航空

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  • もう日没コールドという感じ。ぎりぎりベレンの塔を少し明るい状態で見ることができた。<br />

    もう日没コールドという感じ。ぎりぎりベレンの塔を少し明るい状態で見ることができた。

  • ベレンの塔の近くにある、発見のモニュメント。1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して作られたモニュメントで、高さは52mもある。帆船をイメージして作っている。先頭で指揮しているのがエンリケ王子で、天文学者、地理学者、宣教師、船乗りなどが続いているが、とても力強い。喧嘩している船員などもいて面白い。<br /><br />

    ベレンの塔の近くにある、発見のモニュメント。1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して作られたモニュメントで、高さは52mもある。帆船をイメージして作っている。先頭で指揮しているのがエンリケ王子で、天文学者、地理学者、宣教師、船乗りなどが続いているが、とても力強い。喧嘩している船員などもいて面白い。

  • 発見のモニュメントの前の広場に、大理石で世界地図が書いている。世界各地に到達した年を書いているのだ。日本は1541年となっていた。大航海時代のポルトガルの繁栄が感じられる。<br />

    発見のモニュメントの前の広場に、大理石で世界地図が書いている。世界各地に到達した年を書いているのだ。日本は1541年となっていた。大航海時代のポルトガルの繁栄が感じられる。

  • これが南アフリカ。1ヶ月前にここに行ったと思うと、感慨深い。<br />

    これが南アフリカ。1ヶ月前にここに行ったと思うと、感慨深い。

  • そしてインド。<br />

    そしてインド。

  • こんな絵もあったりする。<br />

    こんな絵もあったりする。

  • リベルダーデ通り沿いのホテルにチェックインして、街を散歩。この通りは車の往来が激しい。<br /><br />

    リベルダーデ通り沿いのホテルにチェックインして、街を散歩。この通りは車の往来が激しい。

  • リスボンに3つあるケーブルカーのひとつ、グロリア線。<br />

    リスボンに3つあるケーブルカーのひとつ、グロリア線。

  • ロシオ広場からは、後方にサン・ジョルジェ城が見える。<br />

    ロシオ広場からは、後方にサン・ジョルジェ城が見える。

  • そして朝。早くにおきて街をまわる。コメルシオ広場は川沿いにある。観光客も何人かいた。<br />

    そして朝。早くにおきて街をまわる。コメルシオ広場は川沿いにある。観光客も何人かいた。

  • カイス・ド・ソドレ駅前の市電。この市電、市内のいたるところを走っている。重要な足なんだろう。<br /><br />

    カイス・ド・ソドレ駅前の市電。この市電、市内のいたるところを走っている。重要な足なんだろう。

  • 車を駅前において、一番行きたかったところのひとつ、ピッカのケーブルカーを見に行く。しかし、駅前からケーブルカーに歩いていく途中、黒人に腕をたたかれたり、ピッカ線あたりの雰囲気が明らかにほかと違う。<br /><br /><br />

    車を駅前において、一番行きたかったところのひとつ、ピッカのケーブルカーを見に行く。しかし、駅前からケーブルカーに歩いていく途中、黒人に腕をたたかれたり、ピッカ線あたりの雰囲気が明らかにほかと違う。


  • それでも上まで上り、ケーブルカーをみるが、カラーは市電と同じ。<br />

    それでも上まで上り、ケーブルカーをみるが、カラーは市電と同じ。

  • 写真ではわかりにくいが、かなりの急傾斜。ケーブルカーがあるぐらいだから、急なのだが、それでも歩いて上り下りできないこともない。しかし、歩いているとき、ひとりで騒いでいるおっちゃんがいたり、怖そうなおばちゃんがいたり、このあたりは、ちょっとまずい雰囲気のところかもしれない。それでも、最もリスボンらしい風景ということで、撮影もよく行われるようだ。<br />

    写真ではわかりにくいが、かなりの急傾斜。ケーブルカーがあるぐらいだから、急なのだが、それでも歩いて上り下りできないこともない。しかし、歩いているとき、ひとりで騒いでいるおっちゃんがいたり、怖そうなおばちゃんがいたり、このあたりは、ちょっとまずい雰囲気のところかもしれない。それでも、最もリスボンらしい風景ということで、撮影もよく行われるようだ。

  • 気分を取り直して一度駅へ向かう。構内は誰でも入れるため、記念に電車の写真をとる。この電車はカスカイス方面にいくようだ。<br /><br />

    気分を取り直して一度駅へ向かう。構内は誰でも入れるため、記念に電車の写真をとる。この電車はカスカイス方面にいくようだ。

  • 次に川沿いを走ってベレンに向かう。ベレンは発見のモニュメントやベレンの塔がある地区だが、そこに行きたい店があったのだ。で、途中、4月25日橋の真下を通る。<br /><br /><br />

    次に川沿いを走ってベレンに向かう。ベレンは発見のモニュメントやベレンの塔がある地区だが、そこに行きたい店があったのだ。で、途中、4月25日橋の真下を通る。


  • 国立考古学博物館。発見のモニュメントの裏側にある。この建物の外観、見ごたえあり。<br /><br />

    国立考古学博物館。発見のモニュメントの裏側にある。この建物の外観、見ごたえあり。

  • そして甘党の私が向かったのは、エッグタルト(パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata))を食べさせてくれるこの店だ。ポルトガルでも最もおいしいといわれているらしいが、1837年創業でジェロニモス修道院から伝えられた配合と作り方を今もかたくなに守る店。パスティス・デ・ベレン(Pasteis de Belem)だ。<br /><br />http://www.pasteisdebelem.pt/<br />

    そして甘党の私が向かったのは、エッグタルト(パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata))を食べさせてくれるこの店だ。ポルトガルでも最もおいしいといわれているらしいが、1837年創業でジェロニモス修道院から伝えられた配合と作り方を今もかたくなに守る店。パスティス・デ・ベレン(Pasteis de Belem)だ。

    http://www.pasteisdebelem.pt/

  • 店内はレトロ。<br />

    店内はレトロ。

  • これ!カプチーノと一緒に食べるエッグタルトは最高の味だ。パステル・デ・ナタ2個とカプチーノで2.3ユーロだから安い!<br /><br />

    これ!カプチーノと一緒に食べるエッグタルトは最高の味だ。パステル・デ・ナタ2個とカプチーノで2.3ユーロだから安い!

  • 大満足した後、次は4月25日橋を渡って、対岸に行く。しかし、橋はかなり高いところにあり、かなり大回りしなければ、橋までいけない。<br /><br /><br />

    大満足した後、次は4月25日橋を渡って、対岸に行く。しかし、橋はかなり高いところにあり、かなり大回りしなければ、橋までいけない。


  • かなりの急坂を上ったりして、

    かなりの急坂を上ったりして、

  • ようやく橋にのっかることができた。<br />

    ようやく橋にのっかることができた。

  • そして目指すは、左手に見えるクリストレイの像だ。<br />

    そして目指すは、左手に見えるクリストレイの像だ。

  • まずはカシーリャス(Cacihas)の港に行く。ここから、さっきいたカイス・ド・ソドレ駅まで船がでている。<br /><br />

    まずはカシーリャス(Cacihas)の港に行く。ここから、さっきいたカイス・ド・ソドレ駅まで船がでている。

  • ごみごみした街中を抜けて、クリストレイ像へ到着。近くにくるとやっぱりでかい。110mもあるようだ。ブラジルのリオデジャネイロにあるキリスト像を模して1959年に完成されたもの。<br />

    ごみごみした街中を抜けて、クリストレイ像へ到着。近くにくるとやっぱりでかい。110mもあるようだ。ブラジルのリオデジャネイロにあるキリスト像を模して1959年に完成されたもの。

  • クリストレイ像の下からみる、4月25日橋はとっても綺麗だ。曇天なのが残念。サンフランスシスコのゴールデンゲートブリッジにそっくり。<br />

    クリストレイ像の下からみる、4月25日橋はとっても綺麗だ。曇天なのが残念。サンフランスシスコのゴールデンゲートブリッジにそっくり。

  • そろそろホテルにいったん帰って、荷物をピックアップしないといけない。ということで、4月25日橋をリスボン方面に渡る。来るときは無料だったが、帰るときは、料金をとられた。しかも、このときぐらいから晴れてきた。くやしい!<br />

    そろそろホテルにいったん帰って、荷物をピックアップしないといけない。ということで、4月25日橋をリスボン方面に渡る。来るときは無料だったが、帰るときは、料金をとられた。しかも、このときぐらいから晴れてきた。くやしい!

  • 橋の上からみるリスボンの町も、なかなかのもの。

    橋の上からみるリスボンの町も、なかなかのもの。

  • リベルダーデ広場の一番坂の上にあるポンバル侯爵広場に到着。大きなロータリーになっている。<br />

    リベルダーデ広場の一番坂の上にあるポンバル侯爵広場に到着。大きなロータリーになっている。

  • ホテルはティボリ・ジャルディン。100ユーロ弱であったが、中は快適。値段に見合う価値はあった。<br /><br /><br />

    ホテルはティボリ・ジャルディン。100ユーロ弱であったが、中は快適。値段に見合う価値はあった。


  • ベランダの眺めはイマイチだが、椅子に座ってくつろげるのがいい。<br />

    ベランダの眺めはイマイチだが、椅子に座ってくつろげるのがいい。

  • ホテルを出てもまだ飛行機まで時間がある。最後のあがきで、サン・ジョルジェ城に車で向かう。しかしすごい坂だ。<br />

    ホテルを出てもまだ飛行機まで時間がある。最後のあがきで、サン・ジョルジェ城に車で向かう。しかしすごい坂だ。

  • で、迷っているうちに着いたのがこの展望台。おそらくグラサ展望台だが、カフェもあるので、コーヒーなどを飲みながらゆっくりしている人たちがいた。<br /><br />

    で、迷っているうちに着いたのがこの展望台。おそらくグラサ展望台だが、カフェもあるので、コーヒーなどを飲みながらゆっくりしている人たちがいた。

  • すぐ左手には目指す城が見える。遠くには4月25日橋も見える。<br /><br />

    すぐ左手には目指す城が見える。遠くには4月25日橋も見える。

  • リスボンの街はやっぱり綺麗だ。迷って結果的によかった!?<br /><br />

    リスボンの街はやっぱり綺麗だ。迷って結果的によかった!?

  • これがカフェ。<br />

    これがカフェ。

  • 城までもうすぐ!と思って車で向かうが何回いってもたどり着けない。おそらく歩いていかないといけないところだったのだろう。その間にも強烈な坂道が続く。マニュアル車での坂道はつらい。<br />

    城までもうすぐ!と思って車で向かうが何回いってもたどり着けない。おそらく歩いていかないといけないところだったのだろう。その間にも強烈な坂道が続く。マニュアル車での坂道はつらい。

  • もう時間がまずいということで、城はあきらめて空港へ。城はまたの機会だ。市内から空港までは10Km程度なのですぐに着いた。<br /><br /><br />

    もう時間がまずいということで、城はあきらめて空港へ。城はまたの機会だ。市内から空港までは10Km程度なのですぐに着いた。


  • 大満足のポルトガル、さよなら!飛行機は出発が遅れたものの、ロンドンでもなんとか日本行きの飛行機に乗りかえることが出来た。<br /><br />写真はテージョ川上流にかかる巨大な橋。そして、途中、ピレネー山脈も見れるという、ご褒美もあった。ポルトガルは今まで行った中でも、1,2を争う素敵な国だった。

    大満足のポルトガル、さよなら!飛行機は出発が遅れたものの、ロンドンでもなんとか日本行きの飛行機に乗りかえることが出来た。

    写真はテージョ川上流にかかる巨大な橋。そして、途中、ピレネー山脈も見れるという、ご褒美もあった。ポルトガルは今まで行った中でも、1,2を争う素敵な国だった。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • Muffinさん 2008/04/08 08:26:51
    この店行きました♪
    やっぱりリズボンはいいですね〜。どの写真を見てもワクワクしてきてまた行きたくなります。
    このエッグタルトの店にやっぱり行きました。ここで初めてエッグタルトをいただきましたが、おいしかったです。その後いろいろな場所で試しましたが、ここほどのものには出会えず、レシピがあったらなあ、と思っています。
    夜の発見のモニュメントが素敵ですね。1992年当時、この近くの市場の治安が良くなかったので、夜の広場は見れませんでした。夜の方がずっときれいな気がします。

    そう、そうロカ岬の証明書を買ってしまいました…。

    Muffin

    ゴリ

    ゴリさん からの返信 2008/04/08 09:46:49
    RE: この店行きました♪
    エッグタルトはおいしいですよね〜。ポルトでも食べましたが、リスボンのほうがおいしかったように思います。レシピは秘伝でしょうね。

    発見のモニュメントはそんなに危険地域だったのですか・・。私が行ったときは、夜でもカップルとツアー客ばっかりで、平和な感じでしたよ。どっちかといえば、カイス・ド・ソドレ駅前とか、ピッカ線あたりが危なそうでしたね。ピッカ線近くに市場があったのですが(同じ市場かな?)、その中を通ったときは、黒人に腕たたかれたりして、怖かったですが・・・。

    しかし、Muffinさんのグランドサークルの旅行記見てると、とっても行きたくなります。子ども連れだと行けなかったレインボーブリッジ(船酔いのため)や、アンテロープキャニオン(数年前に鉄砲水で死んだ人がいると聞いて家族が反対)なんかは行きたいですね。今年の夏は、オーストラリアに行きたかったのですが、アーチーズに行こうかと迷っています。

    Muffin

    Muffinさん からの返信 2008/04/08 12:04:45
    RE: この店行きました♪
    オーストラリアも家族で楽しそうですが、アーチーズは是非お子さんにもお勧めです。
    何ていっても、私では絶対叶わないジュニアレンジャーになれるのがうらやましい(笑)
    園内でも多くのお子さんを見かけましたが、皆楽しんでいるようでした。

    こちらにいる日本の子供たちにディズニーランドと並んで人気なのがサンディエゴのレゴランドです。私は行ったことがありませんが、大人でも楽しいようです。

    Muffin

    ゴリ

    ゴリさん からの返信 2008/04/08 19:08:42
    RE: この店行きました♪
    確かにジュニアパークレンジャーは子どもたちも楽しみにしています。ただ、あっさりとバッジをくれる公園と、ザイオンみたいに、しっかりと課題やら返答やらできないと、バッジをくれないところがありました。親も含めて、英語の勉強にもなりますね。

    また、レゴランドも昔から行こう、という話はありましたが、実現せずです。行った人の話では、とっても楽しいみたいですね。サンディエゴにあるらしいので、家族があまり行きたくない場所のようで、行くことができずになっています。デンマークでいければいいのでしょうが。

    ゴリ

    ゴリさん からの返信 2008/04/08 19:08:49
    RE: この店行きました♪
    確かにジュニアパークレンジャーは子どもたちも楽しみにしています。ただ、あっさりとバッジをくれる公園と、ザイオンみたいに、しっかりと課題やら返答やらできないと、バッジをくれないところがありました。親も含めて、英語の勉強にもなりますね。

    また、レゴランドも昔から行こう、という話はありましたが、実現せずです。行った人の話では、とっても楽しいみたいですね。サンディエゴにあるらしいので、家族があまり行きたくない場所のようで、行くことができずになっています。デンマークでいければいいのでしょうが。

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