2008/02/16 - 2008/02/17
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1泊2日で阿蘇へ♪
今回の旅行は、ビミョーに余ってしまったマイルをつかってどこに行こう?と考えて決めました。
セントレアからANA331便で熊本空港へ。
現地ではレンタカーを借りて、阿蘇地方をドライブしつつ、宿泊は大分県との県境にある「杖立温泉」で。
本当は黒川温泉に行きたかったのですが、あいにくどこも満室で・・・(T_T)1〜2ヶ月前に行動したのでは遅いようです。
でも阿蘇の雄大な風景は素晴らしかったし、杖立で泊まったホテルひぜんやも良かったです☆
阿蘇市観光協会 http://www.aso.ne.jp/~aso/
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
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空港到着時点ですでにお昼だったので、なるべく早くランチをとりたい・・・
と思い、空港から向かって、阿蘇の入り口にある「阿蘇薬草園ハーブの里」に行ってみました。空港から40分くらいです(でもその間、他に食事ができるようなところはなかった・・・!)
写真は、その入り口です。ここには写っていませんが、横におおきなワンちゃん(ラブラドールレトリバーかな??)が3頭くらいいて、子供たちは大喜びでした。
HP http://www.asoyakusouen.com/mainpage.html -
薬草園の敷地はとても広く、中で600種類ものハーブを栽培しているそうです。
入り口から食事処に向かう途中は温室になっていました。一歩中に入ると、いろいろなハーブのいいにおいがします。 -
食事処は、こんな風に円形の炭火焼の釜(?)が並ぶ、面白いつくりです。他に、板の間になっているところもあり、チビたちがいるので私たちはそちらへ。
右手奥に見えているテーブルには、ハーブを使ったお漬物や天ぷらが並んでいて、これはお料理とは別にサービスでいただくことができます。 -
お料理は、薬草園で採れる有機栽培のハーブを使った薬膳料理です。
せっかくなので、「阿蘇のあか牛薬膳コース」を頼みました。“あか牛”は阿蘇の名物の和牛だそうです。
あか牛、地鶏、野菜を炭火で焼いて食べます。他に、五穀米、具沢山の味噌汁、田楽、サラダ、おかぐらもちがつきます。(2650円)
お肉は脂肪が少なく、でも柔らかでおいしかったです♪ -
翌日の天候が良くなさそうだったので、晴天のこの日に阿蘇観光をすることにしました。
薬草園から、阿蘇パノラマラインを通って、まず向かったのは「米塚」です。
米塚は、阿蘇の寄生火山。神様が米を積み上げてできた・・・から米塚というんですって。
ガイドブックに載っているのは新緑の季節の、緑で覆われた様子ですが、冬なのでごらんのとおり。 -
米塚から後ろを振り向けば、阿蘇の山々がすぐそこに。
阿蘇山というのは一つの山ではなくて、阿蘇五岳と呼ばれる5つの山から成っています。
この辺りは、道路脇に雪が残るものの、路面に雪はなく快適に走れました。しかし外はけっこう寒かったので、米塚で車を止めたとき、長男は降りたがりませんでした(^_^;・・・ちなみに次男は夢の中・・・ -
米塚から更に山を登っていくと、10分ほどで「草千里ヶ浜」に到着です。
まず展望所があり、そこから烏帽子岳をバックにした草千里と、背後には阿蘇の外輪山(カルデラの外側を囲む山々)が見渡せます。
でも風が吹きすさび、寒い・・・と長男はまた下車せず(弱虫)。
その先に進むと、レストハウスと駐車場があります。 -
駐車場に車を止めれば、草千里ヶ浜に降りることができます。
ここは一面の雪景色。草千里ならぬ、雪千里です。雪遊びをしている人たちがたくさんいました。
雪仕様の装いではない私たちも、少し散歩してみました。雪の上を歩ける、となれば(あまり雪遊びの機会のないところに住んでいるので)、長男も喜んで降りましたよ〜(^o^;さっそくすっころんでましたけどね。
千里の広さがあると言われる草原は、夏には乗馬などもできるようです。 -
こちらは草千里ヶ浜の駐車場とレストハウス。駐車場は有料です(410円)。
入りませんでしたが、同じ敷地に阿蘇火山博物館とオルゴール響和国があります。 -
レストハウスで、ソフトクリームを食べました♪ナインティナインの写真が飾ってあったので、テレビ放送されたんでしょうね。
写真は、ジャージーヨーグルト味とミルク味の“ハーフ&ハーフ”300円です。
あれだけ寒いと文句を言っていたのに、長男は喜んで食べました・・・ -
さて、いよいよ山頂へ向かいます。厳密には山頂でなく、中岳の火口を見に行くのです。
阿蘇パノラマラインは無料ですが、火口へ行く手前からは阿蘇山公園道路となり、有料です。往復560円。
その手前の駐車場に車を止めて、ロープウェイを使うこともできますが、せっかく車があるので、そのまま登ることにしました。
ここまで来ると、すっかり辺りは雪が積もり、路面もすこし凍結しています。 -
ロープウェイは登山道路と平行して走っています。高さもあるわけではないので、見える風景はどっちでも同じような気がします。
でも世界で初めて活火山に架けられたロープウェイに乗る!!という価値があるかもしれません。片道410円、往復820円で、所要時間は片道4分です。
HP http://www.kyusanko.co.jp/aso/index.html -
中岳火口付近の様子。背後にもうもうと立ち昇っている白いものは、もちろん雲ではなく、火口からあがっている煙です。
-
河口付近から、来た道を振り返れば、遠くに雪に埋もれた草千里ヶ浜が見えました。
しかしここは風が強く、凍りそうに寒い!! -
火口付近はゾーンで区切られていて、もっとも火口に近いAゾーンは常時立ち入り禁止ですが、それ以外のゾーンも風向きなどによって立ち入りが規制されることがあります。
この日は、Aゾーンの次に火口に近いB1ゾーンが立ち入り禁止でした。
Cゾーンには高めの展望台が設けられています。これはその展望台から火口を撮ったものです。
でもあまりの寒さに次男が泣き出してしまい、かわいそうなので早々に退散しました。 -
駐車場(ロープウェイ降車駅)から、Bゾーンへの通路です。警告のための掲示板があり、
・喘息の人
・気管支に疾患がある人
・心臓が悪い人 ・・・・は登山できないこと
(つまり、ロープウェイに乗る手前までしか行けない)
火山ガスに注意し、避難警報に従うように、と書かれています。
ガスがなくても、高度があるので、山を登ると多少息切れするくらいです。 -
阿蘇五岳の中で、今なお噴煙をあげている中岳の火口は7つもあり、周囲4km、深さは150mに及ぶ、と登山道入り口でもらったパンフレットに書いてあります。
この旅行記の表紙が、B2ゾーンから見た火口と噴煙の様子です。煙がすごくて、火口湖は見えませんでした。近づくと硫黄の匂いがきついです。
避難壕が並ぶ火口付近の様子は、なんだかSF映画にでもでてきそうな感じです。 -
火口を後にして、阿蘇パノラマラインを北へ下っていきます。
パノラマラインというだけあって、その景色は素晴らしい☆今は茶色と白の世界ですが、新緑の頃に来たら、もっと素敵なんだろうなぁ。 -
車窓から撮ったのでぼやけていますが、パノラマラインから見た、阿蘇外輪山(北側)です。
約30万年前から始まって、大規模な火砕流噴出を4度も繰り返し、世界最大規模のカルデラ地形となった阿蘇。雄大です。
写真はありませんが、このあとこの外輪山を越えて、杖立温泉へ向かったときの風景も、「ここは日本??」というほどの異世界で、絶景でした。
本当は、この外輪山から逆に阿蘇五岳を望むことができる「大観峰」にも翌日に行ったのですが、雪も降る中、視界は最悪で、何も見えませんでした(泣)この日に行っておけばよかったな。 -
阿蘇中岳火口から、北外輪山を越えて、杖立温泉までは、約1時間半。
旦那が居眠り運転の危機にあったので、外輪山を越える辺りから、私が運転を交代しました。ずっと1本道だけど、ずっと下り坂(^_^; 男ども(旦那と息子2人)は、ぐっすり睡眠中。やれやれ。
杖立温泉は、熊本県と大分県の県境にあります。
ガイドブックでは、阿蘇地方の温泉人気ランキング第3位に入っていましたが・・・あまり街を出歩いている人は見かけませんでしたねえ。寒いからかしら。
ホームページを見ると、昭和の初期〜中期に賑わっていたとあります。
ついでに、井上陽水の「リバーサイドホテル」は、この温泉のとあるホテルがモデルなんだって。へー。
街にあった看板の年間行事予定(いつのだろう?)は、その3分の1をゲートボール大会が占めています。
http://tsuetate-onsen.com/index.html -
宿泊は、「ホテルひぜんや」でした。
このホテルは、まさに熊本県と大分県との県境に建っていて、館内に県境のラインが通っています。記念碑もありました。
ホテルは大きくて、2つの大浴場、露天風呂が館内にある他、館外にも2つの露天風呂を持っています。中でも「吉祥の湯」という館外露天風呂施設は良さそうでした。ホテルから歩くと距離があるので、シャトルバスが出ています。子供たちを連れて行くのは大変そうだったので、残念ながら行けませんでした。
(ホテル到着5時半頃)
HP http://www.hizenya.co.jp/ -
翌朝。窓の外を見ると、雪が降っていました。
ホテルは川沿いに建っていて、部屋からの景色は川の対岸側の崖ですが、そこに白いものが一面に舞っている・・・という写真です。わかりにくいですね。
この日は、雪が降ったり止んだりで、晴れ間も出るのに雪がちらついていたりしました。 -
杖立温泉街は、杖立川のほとりに温泉宿がならぶ街です。宿泊したホテルは、そのいちばん端にありました。
雪さえ降っていなければ、もっと散策したかったのですが、けっきょくホテル周辺をちょっと歩いただけです。
写真は、後述の紅葉橋から、温泉街中心地を眺めたところです。あちこち湯煙があがっているのが、温泉地らしいです。
伝説によると、応神天皇が産湯をつかった温泉だということで、由緒ある温泉地なのです。 -
こちらは、同じ紅葉橋から、反対側を眺めたところ。右手の建物が、ホテルひぜんや(の一部)です。
ところで、「杖立」の名の由来は、弘法大師(空海)がこの温泉に竹の杖を立てたら、そこから葉や枝が生えてきたからとか。
あるいは、“湯に入りて 病なおれば すがりてし 杖立ておいて 帰る諸人”と詩にあるように、杖をついていた人も、帰りにはその杖を置いていくほどの効用がある温泉という意味もあるようです。 -
これが、ホテルの近くにあった紅葉橋です。
欄干や屋根から、たくさんの絵馬がぶら下がっています。絵馬は普通の形ではなくて、魚の形をしているものがほとんど。
杖立温泉は、鯉のぼり祭りが有名らしく、そのため絵馬も魚型のようです。 -
橋を渡る手前の旅館の入り口に、このような感じで絵馬が売っていました(お金は備え付けの入れ物に入れれば良い)。鯉のぼり型の絵馬は、250円か300円です。
私たちも、お願い事を書いてぶら下げてきました。
「ウルトラマンになりたい」・・・そう書いた絵馬を見つけたら、それはうちの長男のものかもしれません。 -
杖立は山間の川沿いにある街のせいか、建物と建物の間は、細い階段でつながった路地になっています。それを背戸屋と呼ぶそうです。
(背戸屋のいい写真は撮れませんでしたので、杖立温泉のHPでご覧ください)
その背戸屋の途中に、こんな写真が貼ってあったのですが・・・
「鵜飼記念」と書かれていて、着物姿の人たちが、鵜と一緒に写っています。でも“紀元2600年”って?!
過去なの?未来なの?・・・謎多き写真です・・・ -
前述のとおり、この日は雪だったので、阿蘇ファームランドとか、カドリードミニオンとか、子供が遊べそうなスポットに行ってあげることができませんでした。
ゆっくりめにホテルを出て、行き損ねた黒川温泉を見に行き(その時、子供たちは寝ていたし、雪が盛んに降っていたので通過のみ・・・)、内牧の町まで出て、遅めのお昼ご飯を食べました。
お店は「いまきん食堂」。写真は、私が頼んだ高菜チャーハンです(^_^)高菜も阿蘇地方の名物の一つです。これは500円と安いのに、けっこうボリュームがありました! -
肉好きの旦那は、またしてもあか牛です!
あか牛丼 1200円也。
おいしい(←ちょっともらった)
恒例の(?)食べ物の写真が続きますよ↓
※食事をしたお店は、クチコミにも投稿しておきますね -
こちらは、いまきん食堂からも近い「菓舗よしなみ」の“モーモーロール”です。おみやげに買いました。
ロールケーキがいっぱい並ぶお菓子屋さんで、1カット200円〜。このように1本買うと、1000円くらいから(これは1300円)でした。
黒い部分は、黒米で色をつけているそうです。他にも、ヘルシーな材料をつかったロールケーキがいろいろあります。
あっ、これが〆の写真になってしまいました。
このあと、空港に向かい、ANA336便で名古屋に帰りました。
ずいぶんドライブしたなあと思っていたけど、180kmくらいしか走っていなかったみたいです。チャイルドシート嫌いの次男も、今回は大人しく乗っていられました☆
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