ブレナム旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2002年からニュージーランド南島の町々に貼りつくような旅をしています。<br />見物して帰ってくるという旅行者の立場から、眺められる側に身を置いて 住民と同じ生活をする“異邦人”になってみれば 旅行者とは違うものが見えるかもしれないと考えたわけです。<br />キチン付きアパート(現地ではモーテルと呼ぶ家族経営の小規模コンドミニアム)を借りて スーパーマーケットで買い物をして自炊し、名物料理だけを外食しています。<br />このような旅のきっかけはパリのヴァンドーム広場で店のウインドウを眺めていた時です。入ってきた観光バスが、英国軍の大砲を鋳つぶして作ったモニュメントをひと回りして広場を出て行きました。窓からカメラがのぞいていました。旅が 生活者をガラスの向こう側の風景として眺めてくるだけの、帰ることが約束された移動に堕落していると思ったわけです。<br /><br />静かな町に滞在して 博物館や文化遺産を訪ね、ときには一日中 本を読み手紙を書き、散歩をしてすごすのは 寄り道の人生というか、もうひとつの人生というか、本当に贅沢な時間です。<br /><br />2007年の南島の旅は連続6年目で、総計120日以上を南島ですごしました。今回は 今まで訪れた町のなかから 安く生活できてロングステイに適当な静かな町として、南島北部にあるブレナム(Blenheim)とハブロック(Havelock)をえらんで滞在し、帰りにネルソンにも立ちよりました。ブレナムはピクトンやカイコウラに日帰りで往復できる便利なところです。<br /><br />経路は、成田発オークランド乗り換え、両側1席ずつ全18席が窓際のプロペラ機でブレナム(滞在)。次いでバスで ハブロックへ(連泊)。バスでネルソン、ネルソンからオークランドに飛び、空港近くで泊り、翌日 成田でした。<br />後から思いついたのですが、ブレナム空港はハブロックからブレナムへ戻る途中にありバスで20分です。運転手に申告すればバスはブレナム空港に立ち寄ってくれるので、帰国するにはブレナム空港からオークランドに帰るほうが安かった筈です。ただし、当時は定員約20名のプロペラ機でした。<br />つまり 南島のワイン地帯に旅するならば ブレナムに滞在して 近隣の町をバスで往復し、ブレナムからオークランドに帰るのが正解だと思います。<br /><br />ブレナム(Blenheim)の生活と町(別項のブレナム(2)も参照)<br />第2日:機中一泊のあと、オークランドで国内便に乗り換えてブレナム。昼頃にセイモアストリート南端近くにあるいくつかのモーテルの一つ、前回とおなじ宿にチェックイン。<br />このセイモアストリートの北端には美しい花壇の小公園があり、ホテルはその近くに集まっている。<br />宿から歩いて3分、180mの所にあるスーパーマーケットで米、味噌、醤油、うどん、野菜など食材を買う。安くておいしい箱入りのカントリーワイン(3リットルで15$)も含めて約70$の買い物だった。<br />鉄道駅にあるi-siteと、宿の近くのAA-centerをおとずれてワイナリー地図やパンフレットを集めた。<br /><br />北島のモーテルは老人割引(Senior discount)とか年金者料金(Pensioner rate)などがある宿が各所にありますが、南島ではごく稀です。ブレナムのBings Motelは、その稀な老人1割引です。それで宿は1泊81$のBings Motelにしました。二度目ですが、2009年には廃業のうわさを聞きました。<br />この宿のサービスは平均的で、過剰でないのが気楽です。キチネット付きですが、包丁とまな板は無いので持参します。<br />スーパーマーケットには、米・味噌・醤油はもちろん、うどん・ラーメン・ふりかけ・鮨の巻きす など和食材もかなりそろっています。<br /><br />ブレナムの町は年間の降雨量が700mmたらず、ワイン生産の中心地で世界中からバイヤーが集まる2月のワイン祭りが有名です。物価も安いので近くの港町ピクトンと同様に 退職者が移住して来ています。<br />大都会とは違って 娯楽も危険もない静かな町です。日本の女性が数名、嫁いできているそうですが、お会いしたことはありません。<br />時間つぶしには 表紙写真のような素晴らしく整備された川沿いの遊歩道が快適でしたが 川が蛇行しているのでタウンマップを持参しないと方向が判らなくなります。鉄道駅近くの川に浮かんでいる船上カフェも有名です。<br /><br />第3日:町なか散歩、町中から町外れに引越したなじみの古物商で、ぐい呑みサイズ(120cc)のQueen Anneウイスキーの宣伝用コップをひとつ1$で買う。案内所でカイコウラ往復のバス(Atomic Shuttle)を予約。<br /><br />第4日:10時のバスでカイコウラへ。町を散歩して18時のバスで帰ったが 時間をつぶすのに困るほどの小さな町だった。<br /><br />**** 6時間だけ見たカイコウラ(www.kaikoura.co.nz)****<br /><br />昔は捕鯨の町で、いまはホエールウオッチングやイルカと泳ぐなど観光の町です。当日は海が荒れていて 鯨見物の飛行機だけが観光地らしさを示していた。<br />ニュージランドの海岸の町はたいてい鯨油を狙った捕鯨基地でしたが、20世紀になって灯油が生産されるようになると捕鯨をやめました。彼らは油をとったあとの鯨の骨や肉は海に捨てていました。<br />町の入り口の国道沿いにある博物館は20平方メートルくらいの小さい部屋で入場料3$。内容は驚くほどではない。<br />国道から海岸沿いの道に入って300mほどの間が観光商店街。このあたりの感じは観光客を大切にする(媚びている?)ような薄っぺらの町。<br />商店街の終点の広場にある案内所を過ぎてゆるい坂を登って降りると本来の集落で、おいしいレストランや有名なモーテルはこちらにある。つまり案内所の先にある町が本来のカイコウラだと思います。<br />モーテルはwww.whitemorph.co.nzが海鮮レストランを併設している。ここの中心近くの海岸通りにはwww.norfolkpine.co.nzがあるなど モーテルの数は多い。<br /> <br />さらにクライストチャーチ方面に20 kmにあるOaro には エミコさんとサムが経営するOcean View Motelsがあってemikoleary@xtra.co.nz で日本語メールが 可能です。この次は 立ち寄るつもりです。<br /><br />第5日:予約していた午後1時出発ののワインツアー(39$)に参加したら 参加者はひとりでした。親切なガイドの説明で3時間で5カ所のワイナリーでテイスティング。最初は全部を飲み干して笑われてしまった。あとは無為。別項ブレナム旅行記に写真があります。<br /><br />第6日:モーテルの共用ラウンドリーで洗濯したら 5$もとられた。一昨年は1$だったのに。<br />案内所でハブロック行きのバス(K-bus)予約。<br /><br />第7日:Taylor 川沿いの遊歩道をのんびり歩く。日本の都市計画や環境保護計画をする人に是非とも見てもらいたいような、リバーフロント設備の工夫が各所に見られる。<br />結局このBlenheim町の良さはワイナリーめぐりのほかには、Wither Hillのハイキングと、Taylor川畔を歩くことで、それしかない。<br />それでも 退職後の生活をすごすにはとてもよい町だと思います。<br /><br />ブレナム宿泊の案内<br />ショッピングに便利で、バス発着の駅(案内所)も遠くない宿は:<br />ホテルではScenic Circle Country Hotel (www.scenic-circle.co.nz) か Chateau Marlborough (www.marlboroughnz.co.nz)。<br />自炊できるアパート(Motel)では Lugano Motor Lodge (www.lugano.co.nz) , Blenheim Palms Motel (www.blenheimpalmsmotel.co.nz), Bella Vista Motels (www.bellavistamotels.co.nz), Ashleigh Court Motels (www.ashleigh-court-motel.co.nz), Centre Court Motels (www. centrecourtmotel.co.nz) , Bings Motel (email@bingsmotel.co.nz) などがスーパーに近い。<br />(センターのスペルは centre だし、motelと motelsの違いに注意)<br />これらは スーパーに近いだけでなくて散歩するにも便利な宿です。<br /><br />第8日:9時半のバスで世界のムール貝キャピタルと自称するハブロックに10.15着。<br />チェックインしてスーパーマーケットで買い物。 <br />ハブロック(Havelock)については別旅行記です<br /><br />第9日:宿から散歩。案内所でネルソン行きのバス(K-bus)を予約してから無人の博物館で密造蒸留酒の作り方を勉強。波止場で有名な郵便船(ツアーもやっている)をみて坂道をのぼり、ノーベル物理学賞のラザフォード博士記念碑とベーカリーまで、時計回りに1時間巡回したら町が全部でした。見晴らし台はやめた。<br />この小さい町に日本人妻が二人もいて 乳幼児を毎日散歩に連れだしていることに脱帽。<br /><br />第10日:洗濯したら洗剤もふくめて無料でした。あとは読書。<br />昼食はベーカリーのカフェで。みんな親切でした。<br /><br />第11日:アンザックデイなのを知らずに10時のバスでネルソンに移動した。荷物をインターネットカフェの荷物預かり所に預けて 久しぶりに寿司でも食べようかと日本人経営の“茶々”と韓国人の“すし”を訪ねたがどちらも記念日で休業。<br />ラザフォードホテルの日本料理屋”宮津”を出た人が新しく開業した“すしハウス”が評判なので訪ねたらこれも休日だった(場所はSunday Market 広場とTrafalgar通りの間にあり、Mid City Motel の入り口の隣)。<br />結局、アンザック・デイはカフェでしか食べられない。South Street角の陶芸ギャラリーで小皿を買っただけで空港に向かった。<br /><br />空港へのタクシー代は21.7$。30$をだしたら端数はおまけですと10$を返してくれた。<br />オークランドへ飛ぶ。(オークランド空港近くの宿は別項)<br /><br />第12日:朝6時半にB&Bの車で送ってもらってオークランド国際空港から帰国。<br /><br />**** 経費をまとめてみました ****<br />国際線と国内線の航空運賃:合計15万円弱(3週間前予約)<br />ブレナムの宿、6泊    : 480$<br />ハブロックの宿3泊    : 230$<br />オークランドのB&B   :  90$<br />移動費(バスとタクシー) :  71$<br />食品・調味料の買い物   :  72$<br />酒類・嗜好品の買い物   :  76$<br />カイコウラ見物と食事   :  66$ (バス往復30$、昼食21$、博物館 ?)<br />ワインツアー(昼食つき) :  39$<br />外食と持ち帰り料理    :  61$<br />おみやげ         : 130$ <br />おおざっぱな合計NZ$  : 1300$(約11万円弱)<br />(宿泊費が60%で、土産代が10%、食品・外食費が10%、ツアーと乗り物など13%)<br /><br />参考までに:お土産について<br />ニュージーランドで売っているインスタントコーヒーの“ネスカフェ・クラシック”は、日本で売っているカナダ製やフィリピン製の“ネスカフェ・クラシック”とは格段に違う香りと味なので、土産や営業用に何キロも持ち帰る人がいます。<br />私も毎年100gパックを10袋、計1キロを持ち帰ります。安売りで4$/袋、普段は5$ほどです。<br />ほかに宿に置いてある小袋入りのローズマリーのシャンプーもとても良いものです。製造元では小袋が500コ入った箱を55$で売っていますが これは重すぎるので宿から原価で200コ26$で分けてもらいました。(小袋=sachet)

ブレナム(1):ニュージランド南島北部の滞在におすすめ (付・カイコウラ訪問記)

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2007/04/15 - 2007/04/26

1位(同エリア11件中)

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ANZdrifter

ANZdrifterさん

2002年からニュージーランド南島の町々に貼りつくような旅をしています。
見物して帰ってくるという旅行者の立場から、眺められる側に身を置いて 住民と同じ生活をする“異邦人”になってみれば 旅行者とは違うものが見えるかもしれないと考えたわけです。
キチン付きアパート(現地ではモーテルと呼ぶ家族経営の小規模コンドミニアム)を借りて スーパーマーケットで買い物をして自炊し、名物料理だけを外食しています。
このような旅のきっかけはパリのヴァンドーム広場で店のウインドウを眺めていた時です。入ってきた観光バスが、英国軍の大砲を鋳つぶして作ったモニュメントをひと回りして広場を出て行きました。窓からカメラがのぞいていました。旅が 生活者をガラスの向こう側の風景として眺めてくるだけの、帰ることが約束された移動に堕落していると思ったわけです。

静かな町に滞在して 博物館や文化遺産を訪ね、ときには一日中 本を読み手紙を書き、散歩をしてすごすのは 寄り道の人生というか、もうひとつの人生というか、本当に贅沢な時間です。

2007年の南島の旅は連続6年目で、総計120日以上を南島ですごしました。今回は 今まで訪れた町のなかから 安く生活できてロングステイに適当な静かな町として、南島北部にあるブレナム(Blenheim)とハブロック(Havelock)をえらんで滞在し、帰りにネルソンにも立ちよりました。ブレナムはピクトンやカイコウラに日帰りで往復できる便利なところです。

経路は、成田発オークランド乗り換え、両側1席ずつ全18席が窓際のプロペラ機でブレナム(滞在)。次いでバスで ハブロックへ(連泊)。バスでネルソン、ネルソンからオークランドに飛び、空港近くで泊り、翌日 成田でした。
後から思いついたのですが、ブレナム空港はハブロックからブレナムへ戻る途中にありバスで20分です。運転手に申告すればバスはブレナム空港に立ち寄ってくれるので、帰国するにはブレナム空港からオークランドに帰るほうが安かった筈です。ただし、当時は定員約20名のプロペラ機でした。
つまり 南島のワイン地帯に旅するならば ブレナムに滞在して 近隣の町をバスで往復し、ブレナムからオークランドに帰るのが正解だと思います。

ブレナム(Blenheim)の生活と町(別項のブレナム(2)も参照)
第2日:機中一泊のあと、オークランドで国内便に乗り換えてブレナム。昼頃にセイモアストリート南端近くにあるいくつかのモーテルの一つ、前回とおなじ宿にチェックイン。
このセイモアストリートの北端には美しい花壇の小公園があり、ホテルはその近くに集まっている。
宿から歩いて3分、180mの所にあるスーパーマーケットで米、味噌、醤油、うどん、野菜など食材を買う。安くておいしい箱入りのカントリーワイン(3リットルで15$)も含めて約70$の買い物だった。
鉄道駅にあるi-siteと、宿の近くのAA-centerをおとずれてワイナリー地図やパンフレットを集めた。

北島のモーテルは老人割引(Senior discount)とか年金者料金(Pensioner rate)などがある宿が各所にありますが、南島ではごく稀です。ブレナムのBings Motelは、その稀な老人1割引です。それで宿は1泊81$のBings Motelにしました。二度目ですが、2009年には廃業のうわさを聞きました。
この宿のサービスは平均的で、過剰でないのが気楽です。キチネット付きですが、包丁とまな板は無いので持参します。
スーパーマーケットには、米・味噌・醤油はもちろん、うどん・ラーメン・ふりかけ・鮨の巻きす など和食材もかなりそろっています。

ブレナムの町は年間の降雨量が700mmたらず、ワイン生産の中心地で世界中からバイヤーが集まる2月のワイン祭りが有名です。物価も安いので近くの港町ピクトンと同様に 退職者が移住して来ています。
大都会とは違って 娯楽も危険もない静かな町です。日本の女性が数名、嫁いできているそうですが、お会いしたことはありません。
時間つぶしには 表紙写真のような素晴らしく整備された川沿いの遊歩道が快適でしたが 川が蛇行しているのでタウンマップを持参しないと方向が判らなくなります。鉄道駅近くの川に浮かんでいる船上カフェも有名です。

第3日:町なか散歩、町中から町外れに引越したなじみの古物商で、ぐい呑みサイズ(120cc)のQueen Anneウイスキーの宣伝用コップをひとつ1$で買う。案内所でカイコウラ往復のバス(Atomic Shuttle)を予約。

第4日:10時のバスでカイコウラへ。町を散歩して18時のバスで帰ったが 時間をつぶすのに困るほどの小さな町だった。

**** 6時間だけ見たカイコウラ(www.kaikoura.co.nz)****

昔は捕鯨の町で、いまはホエールウオッチングやイルカと泳ぐなど観光の町です。当日は海が荒れていて 鯨見物の飛行機だけが観光地らしさを示していた。
ニュージランドの海岸の町はたいてい鯨油を狙った捕鯨基地でしたが、20世紀になって灯油が生産されるようになると捕鯨をやめました。彼らは油をとったあとの鯨の骨や肉は海に捨てていました。
町の入り口の国道沿いにある博物館は20平方メートルくらいの小さい部屋で入場料3$。内容は驚くほどではない。
国道から海岸沿いの道に入って300mほどの間が観光商店街。このあたりの感じは観光客を大切にする(媚びている?)ような薄っぺらの町。
商店街の終点の広場にある案内所を過ぎてゆるい坂を登って降りると本来の集落で、おいしいレストランや有名なモーテルはこちらにある。つまり案内所の先にある町が本来のカイコウラだと思います。
モーテルはwww.whitemorph.co.nzが海鮮レストランを併設している。ここの中心近くの海岸通りにはwww.norfolkpine.co.nzがあるなど モーテルの数は多い。
 
さらにクライストチャーチ方面に20 kmにあるOaro には エミコさんとサムが経営するOcean View Motelsがあってemikoleary@xtra.co.nz で日本語メールが 可能です。この次は 立ち寄るつもりです。

第5日:予約していた午後1時出発ののワインツアー(39$)に参加したら 参加者はひとりでした。親切なガイドの説明で3時間で5カ所のワイナリーでテイスティング。最初は全部を飲み干して笑われてしまった。あとは無為。別項ブレナム旅行記に写真があります。

第6日:モーテルの共用ラウンドリーで洗濯したら 5$もとられた。一昨年は1$だったのに。
案内所でハブロック行きのバス(K-bus)予約。

第7日:Taylor 川沿いの遊歩道をのんびり歩く。日本の都市計画や環境保護計画をする人に是非とも見てもらいたいような、リバーフロント設備の工夫が各所に見られる。
結局このBlenheim町の良さはワイナリーめぐりのほかには、Wither Hillのハイキングと、Taylor川畔を歩くことで、それしかない。
それでも 退職後の生活をすごすにはとてもよい町だと思います。

ブレナム宿泊の案内
ショッピングに便利で、バス発着の駅(案内所)も遠くない宿は:
ホテルではScenic Circle Country Hotel (www.scenic-circle.co.nz) か Chateau Marlborough (www.marlboroughnz.co.nz)。
自炊できるアパート(Motel)では Lugano Motor Lodge (www.lugano.co.nz) , Blenheim Palms Motel (www.blenheimpalmsmotel.co.nz), Bella Vista Motels (www.bellavistamotels.co.nz), Ashleigh Court Motels (www.ashleigh-court-motel.co.nz), Centre Court Motels (www. centrecourtmotel.co.nz) , Bings Motel (email@bingsmotel.co.nz) などがスーパーに近い。
(センターのスペルは centre だし、motelと motelsの違いに注意)
これらは スーパーに近いだけでなくて散歩するにも便利な宿です。

第8日:9時半のバスで世界のムール貝キャピタルと自称するハブロックに10.15着。
チェックインしてスーパーマーケットで買い物。 
ハブロック(Havelock)については別旅行記です

第9日:宿から散歩。案内所でネルソン行きのバス(K-bus)を予約してから無人の博物館で密造蒸留酒の作り方を勉強。波止場で有名な郵便船(ツアーもやっている)をみて坂道をのぼり、ノーベル物理学賞のラザフォード博士記念碑とベーカリーまで、時計回りに1時間巡回したら町が全部でした。見晴らし台はやめた。
この小さい町に日本人妻が二人もいて 乳幼児を毎日散歩に連れだしていることに脱帽。

第10日:洗濯したら洗剤もふくめて無料でした。あとは読書。
昼食はベーカリーのカフェで。みんな親切でした。

第11日:アンザックデイなのを知らずに10時のバスでネルソンに移動した。荷物をインターネットカフェの荷物預かり所に預けて 久しぶりに寿司でも食べようかと日本人経営の“茶々”と韓国人の“すし”を訪ねたがどちらも記念日で休業。
ラザフォードホテルの日本料理屋”宮津”を出た人が新しく開業した“すしハウス”が評判なので訪ねたらこれも休日だった(場所はSunday Market 広場とTrafalgar通りの間にあり、Mid City Motel の入り口の隣)。
結局、アンザック・デイはカフェでしか食べられない。South Street角の陶芸ギャラリーで小皿を買っただけで空港に向かった。

空港へのタクシー代は21.7$。30$をだしたら端数はおまけですと10$を返してくれた。
オークランドへ飛ぶ。(オークランド空港近くの宿は別項)

第12日:朝6時半にB&Bの車で送ってもらってオークランド国際空港から帰国。

**** 経費をまとめてみました ****
国際線と国内線の航空運賃:合計15万円弱(3週間前予約)
ブレナムの宿、6泊    : 480$
ハブロックの宿3泊    : 230$
オークランドのB&B   :  90$
移動費(バスとタクシー) :  71$
食品・調味料の買い物   :  72$
酒類・嗜好品の買い物   :  76$
カイコウラ見物と食事   :  66$ (バス往復30$、昼食21$、博物館 ?)
ワインツアー(昼食つき) :  39$
外食と持ち帰り料理    :  61$
おみやげ         : 130$
おおざっぱな合計NZ$  : 1300$(約11万円弱)
(宿泊費が60%で、土産代が10%、食品・外食費が10%、ツアーと乗り物など13%)

参考までに:お土産について
ニュージーランドで売っているインスタントコーヒーの“ネスカフェ・クラシック”は、日本で売っているカナダ製やフィリピン製の“ネスカフェ・クラシック”とは格段に違う香りと味なので、土産や営業用に何キロも持ち帰る人がいます。
私も毎年100gパックを10袋、計1キロを持ち帰ります。安売りで4$/袋、普段は5$ほどです。
ほかに宿に置いてある小袋入りのローズマリーのシャンプーもとても良いものです。製造元では小袋が500コ入った箱を55$で売っていますが これは重すぎるので宿から原価で200コ26$で分けてもらいました。(小袋=sachet)

同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
高速・路線バス
航空会社
ニュージーランド航空

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  • ブレナムの街中の川辺には遊歩道が整備されている。<br /><br />遠景には川辺の野外集会所?があり、遠景の階段が客席になる。<br />さらに奥の川下で線路をくぐると、船上レストランカフェが係留されている。

    ブレナムの街中の川辺には遊歩道が整備されている。

    遠景には川辺の野外集会所?があり、遠景の階段が客席になる。
    さらに奥の川下で線路をくぐると、船上レストランカフェが係留されている。

  • 上の写真の野外集会場。<br />川に面した遊歩道は桟橋のようになっていて、その下は魚が隠れたり産卵したりする場所になっています。

    上の写真の野外集会場。
    川に面した遊歩道は桟橋のようになっていて、その下は魚が隠れたり産卵したりする場所になっています。

  • 同じ集会場。<br />噴水があったりしてきれいな設計。<br />遠景の橋は国道一号。左がピクトン方面で右がカイコウラやクライストチャーチ方面。<br />橋の先には鉄道橋があり、さらにその先にはレストラン船が係留されていた。

    同じ集会場。
    噴水があったりしてきれいな設計。
    遠景の橋は国道一号。左がピクトン方面で右がカイコウラやクライストチャーチ方面。
    橋の先には鉄道橋があり、さらにその先にはレストラン船が係留されていた。

  • 同じ川をさかのぼると、川の両側に遊歩道が整備されていて、快適なウォーキングが楽しめます。

    同じ川をさかのぼると、川の両側に遊歩道が整備されていて、快適なウォーキングが楽しめます。

  • セイモア Street の北端」にある公園です。<br />小さいけれど きれいに手入れされた公園です。<br /><br />本文で紹介したホテルはこの左後ろで すぐ近くです。

    セイモア Street の北端」にある公園です。
    小さいけれど きれいに手入れされた公園です。

    本文で紹介したホテルはこの左後ろで すぐ近くです。

  • カイコウラの海岸です。遠くの山には雪が見えました

    カイコウラの海岸です。遠くの山には雪が見えました

  • 海岸は石の海岸でした

    海岸は石の海岸でした

  • 道ばたに咲いていたローズマリー

    道ばたに咲いていたローズマリー

  • ブレナムのスーパーマーケットの写真が見つからないので、他の町のスーパーの棚です。ブレナムよりも品揃えがやや豊富です。<br />ブレナムでも日本食材がかなり揃っているので、自炊していて困ることはありません。

    ブレナムのスーパーマーケットの写真が見つからないので、他の町のスーパーの棚です。ブレナムよりも品揃えがやや豊富です。
    ブレナムでも日本食材がかなり揃っているので、自炊していて困ることはありません。

  • これも 別の町ですが 品揃えがブレナムよりも少しばかり良いとおもいます。<br />ブレナムには日本人が数名いるとのことですがお会いしたことはありません。それでも乾麺やマヨネーズ、わかめ、ミソ醤油、など必需品は十分です。

    これも 別の町ですが 品揃えがブレナムよりも少しばかり良いとおもいます。
    ブレナムには日本人が数名いるとのことですがお会いしたことはありません。それでも乾麺やマヨネーズ、わかめ、ミソ醤油、など必需品は十分です。

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  • ツーリスト今中さん 2007/09/18 23:30:09
    四季折々、それぞれに
    いつもご訪問ありがとうございます。

    NZに120日間ということは4ヶ月位、、、。
    いつの季節にお出でになることが多いのでしょう?
    (すみません、旅行記を全部は拝見していないので)
    そしてどの季節がお好きですか?

    と言うのはよくロングステイをされる方の
    お話を伺うと「良い時季だけ行くのよ」と
    仰る方が圧倒的に多い様に思うのですが

    「結果的にロングステイ」人生のような
    私の北海道での仕事にまつわる移動は
    少なくとも一年はその土地にいる事が
    多かったので「その土地を知るには四季を少なくとも
    ひととおり経験しないと、、、」と言うのが結論に。

    そしてどの時季も甲乙つけ難いことが
    殆どで四季の移り変わりを感じる事が
    大事だと思うのです。
    (赤道直下には住めないなぁと思ったのでした。
     四季がない所はダメだぁと)
    「いいとこ取り」をしても本当の良さは
    わからないんじゃぁないかなぁと、、、。

    また、いろいろお話お聞かせ下さい。

    ANZdrifter

    ANZdrifterさん からの返信 2007/09/19 09:43:39
    RE: 良い季節・・・・・
    北海道の滞在というか、在住を楽しんで居られるご様子を 東京で読ませていただいて居ります。

    私は たいてい4月か10月にニュージランドを訪問しています。
    季節としては4月の秋、紅葉と黄葉が見事ですし、2月のワイン祭りのあとで若いワインの香りが楽しめます。
    また 10月は春の花の季節で 高さ10mもの石楠花の木が 全面花に覆われていて 花の滝の下に立っているような 身の震える感動ですし、町中で自宅のガーデニングに精を出している退職者たちとのおしゃべりも楽しいことです。 というのが一つの理由です。 

    もう一つの理由は 自宅から電車で1時間半の田舎に20年前に作ったセカンドハウスで、やや広い庭にウコギ・山椒・くこ・茗荷・うど・こごみ・フキ・せり・みつば など、小さい畑にルバーブ・モロヘイヤ・ツルムラサキ・シソ。所々にシュウメイギクや西洋草花などが生えています。
    このセカンドハウスの草取りや施肥・収穫のタイミングを考えると20日間もあけられるのは10月から4月までになってしまう訳です。
    (そろそろ体力的に難しくなってきていますが・・・どうしようかな・・・です)

    ニュージランドは南北に長いため いつでも どこかに”良い季節”があるので、4月と10月にかぎることもないのですが この第2の理由で 現在は3〜4月と 10・11月のどちらかにニュージランド。あとの季節は国内を回っています。国内ではかかりつけの医者を遠くの町に見つけて 毎年2回検診に行っていますが 旅行する理由付けとしては(義務感を伴っている)ので良いことだと思います。
  • さすらいおじさんさん 2007/09/08 11:24:04
    ロングステイ
    ANZdrifterさん

    2002年から6年120日以上もニュージーランド南島にロングステイしておられるのですね。
    私は2001年8月に7日間のツアーでニュージーランド南北島を駆け足で回りましたがクライストチャーチが英国風の街並みがきれいで、物価が安く安全でロングステイにいいなあ、と思いました。ニュージーランドはいずれゆっくり歩いてみたいと思っています。
    ANZdrifterさんのニュージーランド南島での暮らしの様子がとても参考になります。
    ホテル、タクシー、食料品、ツアーなどの価格情報は旅行者にとってありがたい情報です。2001年の物価は日本よりかなり安いと感じていましたが、現在は日本の物価とあまり変わらないようにANZdrifterさんの価格情報から感じています。
    ニュージーランドに旅するときはまた拝見したいと思います。有益な情報に感謝します。



    ANZdrifter

    ANZdrifterさん からの返信 2007/09/08 11:57:03
    RE: ご訪問に 深謝
    さすらいおじさん

    すばらしい というか すごいというか、あなた様の旅行記に感心しながら拝見しております。旅心をかき立てられます。

    体力が無くなってきてから(70をこえてから)ニュージランドだけを歩いております。安全なのと、文化的に違和感がないので 気楽に生活できます。
    歳を重ねたら 日本から Two Flight で行ける町に ノンビリ滞在するのも良いものです。
    これからも 書き続ける予定です。時々覗いてみてください。
    書き込み 有り難うございました。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/09/11 19:14:26
    ありがとうございます。
    ANZdrifterさん

    お気に入りに登録いただきありがとうございます。
    つたない旅行記ですが、情報としてお役に立てれば嬉しいです。
    今後ともよろしくお願いします。

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