2018/10/19 - 2018/10/20
120位(同エリア590件中)
Donkyさん
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二日目の宿姥湯温泉は 標高1300mの谷間にある今から450年前に開湯した1軒宿です。
姥湯温泉 桝形屋は、吾妻連峰の北側、標高1300Mの奥深い谷間に位置し、南画世界を思わせる奇岩怪岩が聳え立つ絶壁に三方を囲まれています。
桝形屋の背後にはコメツガ・ブナ・ダケカンバなどの原生林時折カモシカが姿を見せるといった仙境の中に宿を構えております。
姥湯温泉のそのすぐれた景観は山形県内の温泉中第一といわれ、とくに春の新緑・秋の紅葉は見事です。
岩壁から噴き出す湯口は、六ヶ所。桝形屋にはそのうち一本を使い、他は川へ流れ落ちています。
姥湯温泉・枡形屋は 後奈良天皇時代天文二年(一五三三)大字大沢の遠藤大内蔵が発見して開湯、のちに桝形屋を開業し、現在の当主は十七代目になります。
三日目帰路 創業明治27(1894)年の峠の茶屋に立ち寄りました。
ランチタイムは福島市で今流行りの古民家カフェ 蔵室宮(クラシック) で店主自慢の料理をいただきました。
注)記事中 各地の紹介はフリー百科「ウイキペディア」および宿と現地公式サイトから抜粋引用したものです。
またこの旅に同行していただき帰京後お送りいただいたM氏撮影の写真はブログへの掲載許可をいただいた同氏承認済のものです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
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姥湯温泉桝形屋は吾妻連峰の北側、標高1300Mの奥深い谷間に位置し、南画世界を思わせる奇岩怪岩が聳え立つ絶壁に三方を囲まれています。
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
姥湯温泉 桝形屋 宿の玄関
〒992-1303 山形県米沢市大沢姥湯1TEL.090-7797-5934 -
姥湯温泉は標高1300mの谷間にある1軒宿です。
http://www.ubayuonsen.com/about/about.html
姥湯温泉・枡形屋 後奈良天皇時代天文二年(一五三三)大字大沢の遠藤大内蔵が発見して開湯、のちに桝形屋を開業し、現在の当主は十七代目になります。(写真は宿のパンフをスキャンしたものです。) -
姥湯温泉の由来:鉱山師だった桝形屋初代が鉱脈を求めて山々を渡り歩いているとたまたまこの地へやって来た。
すると露天風呂に髪の長い女性が湯浴みしているではないか。こんな山奥で女が湯浴みとはと驚き、おそるおそる近づけば、なんと、赤ん坊を抱いた恐ろしい形相の山姥であった。思わず逃げ腰になると、山姥はそんな因果な山師などやめて、この湯の湯守にならんかいと云い残し、赤ん坊もろとも山姥の姿はどこかえ消えてしまったという。それ以来、この湯を姥湯と名づけ、現在に至ると言い伝えられております。(姥湯温泉の由来原文のままです)
(写真は宿のパンフをスキャンしたものです。) -
桝形屋キー ホルダーがおしゃもじ
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桝形屋ロビー
大型の「お鷹ポッポー」がありました。
子供のころの母のコレクションが懐かしい! -
雲婆泉記 平須全集採録:に曰く
米沢吾妻山温泉、顕者三、曰滑泉、曰五色泉、曰雲婆泉。
雲婆泉最幽邃、其勝最奇。然寒甚、唯六七月之交、可得造。
且登且行五十里、険不可言。余病脚、久恨空聞。候聞之、遣保子廉往状其境。子廉跋渉四五日而還。其記曰
【通釈】
米沢の吾妻山温泉に、著名な湯が三つあり、滑川温泉といい、五色温泉といい、姥湯温泉という。
中でも姥湯温泉は最も山が深く静かで、その風景は最もすぐれている。しかし、寒さが非常に厳しくて、ただ六、七月の頃にだけ、寄りつくことができる。五十里も登りつつ進んで行くのだが、言いようもない険しさである。
私は、足痛持ちであって、残念なことではあるが、もう長い間、姥湯温泉のことはただ話しに聞くだけであった。お殿様が私のこの体たらくをお聞き及びになって、神保子廉を姥湯温泉に派遣し、その様子を記録するようになされた。子廉は、四日も五日もかけて、山を歩き川を渡って、やっと帰ってきたのであった。
その記録にいう泉質 単純酸性硫黄泉 51℃(源泉温度) -
岩壁から噴き出す湯口は、六ヶ所。桝形屋にはそのうち一本を使い、他は川へ流れ落ちています。立ち寄り湯のお客さんが引きも切らず日中は大にぎわいです。
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桝形屋の自慢は、山菜料理と野趣あふれる露天風呂で、谷川の音、鳥のさえずりをききながら眼前にのしかかる渓谷美を仰いでの入浴は心身共に癒されます。
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姥湯温泉-山姥の湯
宿の近くに大きな露天風呂が二つあり温度も高温です。
野趣あふれる露天風呂 奇岩怪岩が聳え立つ絶壁に三方を囲まれています。
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
姥湯温泉-山姥の湯の背景
桝形屋自慢の野趣あふれる露天風呂です。
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
姥湯温泉-野趣あふれる露天風呂方面
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
姥湯温泉-桝形屋の夕餉
宿の自慢は、山菜料理・鯉の洗い・鯉の旨煮・なめこ蕎麦
山形牛のミニステーキ -
桝形屋夕餉
宿の自慢は、山の幸いっぱい -
華やかな鯉の洗い・こんにゃくの酢味噌
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御馳走オンパレード!煮物と漬物も秀逸
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なめこ・とろろのお蕎麦
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デザートの胡麻プリン♪
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背後にはコメツガ・ブナ・ダケカンバなどの原生林時折カモシカが姿を見せるといった仙境の中に宿を構えています。
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姥湯温泉の見事な景観
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姥湯温泉のそのすぐれた景観は山形県内の温泉中第一といわれ、とくに春の新緑・秋の紅葉は見事です。
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宿の窓には紅葉が見事に
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姥湯温泉 桝形屋 朝食はバラエティ豊かです。
お鍋には熱々のお味噌汁、ほかほかご飯は「つや姫」
鮭・海苔・温泉卵・たらこ・梅干し・佃煮・サラダ・オレンジ・ヨーグルト・など -
姥湯温泉 紅葉と絶壁
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
時まさに紅葉の最盛期
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ナナカマドの紅葉 姥湯温泉にて
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
姥湯温泉の景観
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薬師森~吾妻連峰登山口
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
山姥の湯の上流(薬師森への途中)
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
薬師森山頂
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
薬師森山頂から吾妻連峰の烏帽子山~東大巓方面
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
姥湯温泉の景観
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荷物はゴンドラリフトで運んでもらえます。
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桝形屋荷物運搬用リフト
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
お迎えや駅までの見送りの車です。もちろん山形ナンバーです。
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峠の茶屋に立ち寄り
茶屋の創業は明治27(1894)年 -
峠の茶屋
店内食堂ではつきたてのずんだ餅やあんこ餅も食べられます。
ほかほかのお土産もお勧めです。
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
名物 峠の力餅:昔の参勤交代道路・羽州米沢街道(福島~米沢)で峠の茶屋を営んでいた当店初代。福島~米沢間の鉄道工事に参加従事し、”つるはし”や”もっこ”を担ぐかたわら、折に触れて同僚の工事人夫相手に茶屋自慢の「大福餅」を振舞いました。
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鉄道開通後,その話を聞いた初代峠駅長から、「これからは、汽車に乗車している人に大福餅を振舞ったらどうだ」という声を頂き、同駅構内での餅販売許可を得て営業開始。
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鉄道屈指の難所越え、そして初代の体が小さいのに「力持ち」だったことを合わせて「峠の力餅」と名づけて鉄道旅客に立ち売りし,好評を博したのが始まりです。(出典:峠駅の峠茶屋公式HP)
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峠の力水
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姫リンゴみたいですが? たわわに実っています。
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峠駅 : 明治32年 国鉄峠駅開業ですからそれなりの歴史あり。
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奥羽南線〔福島⇔米沢間〕明治32年開業 同時に国鉄峠駅開業
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峠駅にて 福島行の列車
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
峠駅にて 峠の力餅の立売は国鉄峠駅開業の2年後 明治34年に力餅の峠駅立ち売り開始 これも歴史あり。
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
福島駅は東北新幹線・山形新幹線の連絡駅である他、県内郡山駅は南北東西方向の要所。また、県内いわき駅は東京方面からの直通列車の北限であり、運行上の拠点駅に。 以下は福島県内交通路線
新幹線 : 東北新幹線 山形新幹線
JR在来線 :東北本線 奥羽本線(山形線)常磐線・上野東京ライン 磐越西線
磐越東線 只見線 水郡線 福島臨海鉄道(JR貨物)
私鉄(民鉄)路線 : 福島交通 - 飯坂線
第三セクター :阿武隈急行 会津鉄道 - 会津線 野岩鉄道 - 会津鬼怒川線
(出典:WEBフリー百科ウイキペディアより) -
福島駅前 福島市は 福島県(ふくしまけん)の県庁所在地。
福島県(ふくしまけん)は、東北地方の南部(南東北)に位置し、東北で宮城県に次ぐ2番目の人口と県内総生産を擁する。
面積は北海道、岩手県に次ぐ全国3位、都道府県別の人口は全国21位、人口密度は全国40位である(いずれも2015年10月1日時点の国勢調査および全国都道府県市区町村別面積調による)。
市町村別では概ね、日本海側に面積の4割弱と人口の15%弱が、太平洋側に面積の6割強と人口の85%以上が分布する。 (出典:WEBフリー百科ウイキペディアより) -
ランチタイムは今流行りの古民家カフェ 蔵室宮(クラシック)へ
「食は愛」「愛は喜び」「喜びは幸せ」をモットーに素材の味を生かしたこだわりの料理を提供しています。呼び込みのホワイトボードには禅院風 枯山水石庭を持つ 「鶴亀二松園」紹介も。 -
蔵室宮(クラシック)へは福島駅からタクシーで15分
白鳥飛来の阿武隈川を渡りお目当ての古民家カフェへ
ここは法要などでも利用されており、メイン料理は黒毛和牛ビーフシチュー、十割手打ちそば、創作会席料理とのことです。 -
古民家カフェ蔵室宮(クラシック) 要予約
風月花をモチーフに敷地2000平米に広がる真行草の回遊式庭園、椿榎萩柊百種咲き香る野の花、築百十年の切妻の大屋根と囲炉裏、茶室雲水庵など心の安らぎと癒しの空間京風の佇まい。 -
古民家カフェ・蔵室宮(クラシック)店内
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
お宝があちこちに!
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ランチタイム コースは自家栽培のサラダから・・・
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前菜
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自慢のビーフシチュー
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珍しい赤大豆ご飯
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かぼちゃと豆乳のポタージュ
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古民家カフェ・蔵室宮店内
(写真はM氏からお送りいただいた同氏の撮影分です。) -
古民家 聴香やお茶会 名月鑑賞が楽しめます。(申し込みが必要です。要相談)
店主は和歌の達人 -
古民家カフェ 蔵室宮(クラシック)では 安全、安心と「至福は走り初物、旬を愛で、名残初物、初物づくし」を料理の基本とし、おかえりなさいのおもてなしの心として芭蕉ゆかりの地の遊歩遊楽、風流風雅の心の基地としての利用を お待ちしているそうです。
古民家を再生したい経営者の意気込みが伝わってきます。 -
風流風雅の心の基地として禅院風 枯山水石庭「鶴亀二松園」も
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枯山水石庭ではどこか京都の古寺に思いをはせることも。
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古民家カフェ 蔵室宮(クラシック) にてティータイム
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帰路へ JR福島駅到着
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16:50福島駅 → 大宮駅17:58着(やまびこ52号)
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やまびこ52号では2種類の駅弁を購入
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駅弁 その1 「小原庄助弁当」
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駅弁 その2 「福島味つくし弁当」
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駅弁 その2 「福島味つくし弁当」
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今回も良いお仲間と良いお天気に恵まれ 山奥の紅葉の時期にジャストミート。
あっという間の3日間 とても楽しく過ごせました。
いつも ご一緒いただく皆様 有難うございました。
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