2008/09/05 - 2008/09/06
68位(同エリア85件中)
ヒデールさん
手を伸ばせば届くような至近距離から野生のイルカたちをた〜っぷり見ることが出来てめっちゃ楽しかった!
P.S イルカはあくまでも野生の生き物なので年に数回外洋へ餌を獲りに出て行って見れないケースもあるそうです。その場合は料金が半額になるようです。
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遠方から友達が友達を連れてこっち(北陸)へ来るって言うんであちこち案内してやることに。
まずは福井駅で友達を迎え勝山の福井県立恐竜博物館を観てそこから一気に北上。金沢を飛び越え能登は富来までやって来た。
PM5:00. 富来の名所のひとつ機具岩(ハタゴイワ)に到着。
ここはその昔、この地方に織物を広めた能登ヒメノ神社の祭神が ある日賊徒に襲われ持っていた機具を海へ投げ入れたところ、それが忽然と岩に姿を変えたという伝説が残る場所。 -
今日の宿泊は富来にあるリゾートホテル 「シーサイドヴィラ渤海」。ここけっこう気に入っててこれで4回目かな泊まるのは。
部屋はロフト付きの4ベッドタイプをチョイス。なので3人はチョー余裕。
まずはホテルとつながってるビーチへ出て夕暮れの日本海を飛び跳ねる魚に見とれ、晩めしは隣のスーパーで買い込んできた豪華惣菜ディナー? に舌つづみ。その後再びビーチへ出てこの夏最初で最後の花火で盛り上がり、仕上げはジャグジーの温泉でま〜ったり。
風呂上りのビールうめー!
AM12:30. 就寝 -
翌日AM5:15. 起床。 今朝はイルカウォッチングのためかなりの早起きを強いられる。
AM6:00. ホテルを早々にチェックアウトし車で能登島へ移動。
AM6:40. 乗船場所となる能登島は向田漁港に到着。
けっこう早く着いたなぁ... 車から降り誰もいない漁港をうろついてるとそこに1台の軽トラが登場。
「おはようございます! トウマさんですか?」 オレの方から近寄り声をかけてみると間違いなくその方がイルカウォッチングのガイドさん(...て言ってもふつーの漁師のおじさんだけど )だった。
それで船なんだけど、てっきりこの屋根付きの船(写真右)で行くのかと思ってたら「コイツは遅いんや、速い方がいいやろ?」て言ってふつーのモーターが付いてる釣り船(写真じゃ看板に隠れてる)で行くことに。 -
AM6:53. 出航
おじさん曰く 今日は凪だからキレイにイルカが見れるんだって。
う〜ん 楽しみー
そんなイルカポイントまでは船で10分ほど。 -
途中 見附島に似た島が ...
て思ったけど陸続きかぁ。島じゃないんだね。 -
AM7:01. 全く揺れることなくポイントに到着。
さあー いるかなぁ? -
いた! え? どこどこ?
おおおー! 野生のイルカ 初めて見たよ。
すげー! 感動! -
あっ! 2頭いる
親子かなぁ? -
おー 寄って来たー!
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うわ 近っ!
ただイルカたちに触るのはNG。
餌付けも原則禁止です。 -
また寄って来たー 「パチリ」
今度はしっかり顔を押さえたゾ。なかなかキュートだね〜
イルカはボートのモーター音が好きでちょいちょいボートの周りに出没する。たださすがに動きが素早くどこから現れるかもわかんないんでオレの安もんカメラじゃ追い切れずなかなかいいショットが押さえれない。
なのでこの写真が一番まともかナ。 -
あれ どこ行ったあ...?
あー!
あんなトコまで行っちゃったよ。 -
今度はあっち
-
あああ〜 今いっぱいいたのに〜
ちなみにここのイルカたちには東京から来たイルカの生態を研究してる人が1頭づつに名前を付けたらしいんだけど、ガイドのおじさん見事に1頭も覚えてないんだって。
おじさん ... ナ〜イス! -
7年程前からこの海域に住みついたというイルカさん。種類はミナミバンドウイルカで現在は5頭のファミリー。
なんでもこの辺りの海底には漁礁と呼ばれるコンクリートで出来た魚を集めるための魚のアパート、魚の住み家的なものが設けられていてイルカの餌となる魚が豊富にいるらしい。
それに加えここの海底には一部から地下水が湧き出ていて一年中水温が一定に保たれているため寒い冬でもイルカのみなさんは難なく越冬出来るというわけです。
こういった本土のすぐ近くで野生のイルカが住みついてる場所は日本でも珍しいそうですヨ。 -
AM7:37. イルカウォッチング大盛況のうちに終了。
港へ向けポイントを離れる。 -
港への帰路、ガイドのおじさんが少々複雑な現状を話してくれた。
というのは近年イルカがたくさんの魚を食べてしまうためこの辺りの漁獲量が減り一部漁師たちの間からは「イルカを駆除しろ」といった声もあがっているという。確かに漁で生計を立ててる人からすればイルカは厄介者なんだろう。
ただ自然にこの地に住みつきなんとも愛らしい姿を見せてくれるイルカを目の当たりにすると、なんとか今のイルカたちの生活を維持できるような環境を作ってやってほしいと願わずにはいられなかった。 -
そんなこともあってかこのイルカウォッチングは割とPRが控えめでまだまだ一般的には知られてないように思う。
1500円という料金はチョー破格でありがたい金額なんだけど、例えばそれを2000円にすることで問題がいい方向に向かうんだったらそれはアリかなと個人的には思う。
でもそんな簡単なもんじゃないんだろうなァ...
今んとこ港に土産物屋はないけど そのうちイルカグッズなんかを売る店が出来んのかな? -
別れ際ガイドのおじさんに「この辺で一番海がキレイな海水浴場ってどこですかね?」て聞いたら、
「野崎の海がキレイや」てことでひと山越えてその野崎海岸とやらにやって来た。
ここは砂浜じゃないけど確かに海の水はキレイだ。
ここで1時間ほど休憩。 -
AM9:30. 次はろくろ陶芸にチャレンジするため案山子窯という工房を訪れる。
もちろん事前に予約済み。 -
ろくろ体験は陶芸家の先生がマンツーマンで親切丁寧に指導してくれる。
まずはろくろを回しながら粘土を丸くするんだけど...
ええ? ...それすらままならない。ちょっとろくろをナメてたよ。
その後もなかなか思うようにいかず先生の手を借りっぱなし。
ほんのわずかな力の入れ加減で形がはっきり変化するのがわかって楽しくもあるけどそれ以上に難しい。
一応当初の予定だった茶碗の形になるにはなったが微妙に歪んでる。
その後茶碗は先生の手で何回か窯で焼き上げ数日間ねかした上で艶を付け約3〜4週間後に発送してくれる。料金は送料を入れて4600円ほど。 -
AM10:55. 能登島を後にし今売り出し中の「能登丼」を食べに穴水へと向かう。
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途中2回ほど休憩を入れてちょうど昼に穴水 IN.
ただ事前にチェックしてきた店の場所がわかんなくて店に電話を入れ店の人にナビってもらいながらようやくたどり着く。
PM12:00. 「力」 に到着
ちなみにちゃんこは食べません。 -
ここで食べれる能登丼はオリジナル海鮮天丼1500円(写真にプラス香の物が付く)
天ぷらの量が半端じゃない。
でも一番美味かったのは味噌汁だったりして... いいダシ出てるよ。
<能登丼の極意>
奥能登産のコシヒカリと水を用い地元で獲れた旬の魚介類や野菜もしくは地元産の伝統保存食を使う。
また器や箸も能登産を使用。でもって使った箸はそのままお土産として持って帰れる。
提供している場所は、輪島市、珠洲市、穴水町、能都町の奥能登4地区のみ。 -
昼めしの後は能登有料道路をひたすら南下し千里浜と内灘と金沢駅にもちょこっと寄って金沢の定番、金沢城と兼六園を訪れる。
さっそうと友達を案内してるけど実はオレ金沢城の中入るの初めてなんだよなあ...
兼六園も土・日は金沢市民入場無料って知らんかったし...
その後は東山茶屋街へ行き、夜は野田山から金沢の夜景を眺め、晩めしはみんな軽いものがいい てコトでこれまた金沢の定番「8番らーめん」の塩を食って駅近くのホテルで友達と別れる。
2人とも喜んでもらえたみたいで良かったヨ。
おしまい
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この旅行記へのコメント (2)
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- ニナさん 2008/10/24 17:31:21
- イルカに会ってみたいです
- 能登で野生のイルカに会えるんですね。
自然のイルカ…この文字といい、色合いといい、なかなかパンチのある看板ですね。
イルカとってもかわいいですね!
ぜひ会ってみたいです。
今回「能登丼」というのを初めて知りました。
なかなかおいしそうじゃないですか〜^^
お友達も喜んでくれて、いい思い出になりましたね。
- ヒデールさん からの返信 2008/10/25 14:45:39
- RE: イルカに会ってみたいです
- ニナさん こんにちは。
いつも書き込みありがとうございます!
そうなんですよお。
わざわざグアムまで行かなくたって能登島へ行けばかなり高い確率で野生のイルカが見れるんです!
港の看板でもわかるようにまだまだ観光化されてない素朴な雰囲気も魅力ですね。
とりわけ子供のイルカが親と寄り添って泳ぐ姿なんかは微笑ましくていいですよー
能登丼はそんなイルカと違いかなり観光用にPRしてんじゃないかな?
でもニナさんが知らないのは当然で、
ここ最近ですよ、「能登丼」なんて言い出したのは。
ニナさんもチャンスを作っていつか能登へ遊びに来て下さい。
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