2008/06/08 - 2008/06/08
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井上@打浦橋@上海さん
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地安門外大街にある北平居菜館でのオフ会の日、早めにこの近辺に来まして散策しました。
この辺りは、非常に北京を感じさせる地域です。
鼓楼周辺のまだまだ昔の雰囲気を残す地域あり、若者に人気の南鑼鼓巷や前海や烟袋斜街もあり、地安門外大街の賑やかな商店街もあり、胡同では昔から変わらない生活風景が見られたりと、何度行っても、飽きさせない街並みなのかと思っています。
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この日の散歩コースと、その地域のだいたいの位置図です。
故宮、景山公園、鼓楼、鐘楼を結ぶラインが北京の南北中心軸な訳ですが、この日の散歩コースは、景山公園と鼓楼に挟まれた一画ということです。
鼓楼東大街から南鑼鼓巷に入り、南端まで行き、また、戻り、帽児胡同に入り、西へ行き、地安門外大街を渡り、前海沿いを北へ行きます。銀錠橋あたりで烟袋斜街に入り、東に行き、地安門外大街に出たら、南に下がり、オフ会会場の北平居菜館へ・・・と言うコースです。 -
我が家からは、124路トロリーバスで行きました。
降りたバス停は鼓楼東大街沿いにある小経廠と言うバス停です。
このあたりに小経廠胡同がありますので、その名が付いたんでしょう。 -
では、鼓楼東大街を西へ、南鑼鼓巷まで行きます。
いかにも、老北京人という感じのお爺さんが、階段に座っています。 -
これから行く南鑼鼓巷には、おしゃれな店が並ぶ道なんですが、鼓楼東大街にも、そういった店が多いですね。
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南鑼鼓巷の北端まで来ました。この道を南端まで行きます。
南鑼鼓巷は[NAN LUO GU XIAN]と読むんですね。
カタカナで書けば[ナンルゥォグゥシァン』です。
この奥に、漢庭ホテル(安いビジネスホテル)があるんですね。 -
南鑼鼓巷はしゃれた店が並ぶ道ですが、普通の生活も見られる道です。
上が入り口部で、両脇に石の置物があります。
下は、チョイと中に入って、撮ったものです。 -
左の石造りの建物は公衆便所です。
女厠と書かれています。
こういった公衆便所(厠所)は、50mおき位にあります。 -
布絡と言うCloth Shopですね。
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左へ行く道は小さな胡同ですね。
その角にある店はJuly’sと言う店です。
【茶】と言う幟が立っていますから、喫茶店なんでしょう。 -
何の店だったか・・・・レストランのようです。
調べましたら古巷20号と言うイタリアレストランのようです。
詳しくは下記を・・・
http://www.ana.co.jp/travel/promotion/chinavi/beijing/35_1.html
その店の前を行くのは、旅行者なのかあるいは、住み着いてる人なのか、自転車に乗ってる欧米人女性です。欧米人は、北京では、自転車を乗り回してる人多いですね。 -
上海服装加工と言う看板がかかっていますが、昔から服は上海製が一番というイメージを持っていたのかと、思えてきます。
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菊児胡同を超えて、更に南鑼鼓巷を南へ行きます。
このあたり、人が多いです。 -
ココは、何の店なのか・・・
胡同児と言う看板がかかっています。 -
ココは有名な文宇奶酪店ですね。
奶酪は私は食べたことありませんが、ヨーグルトのようなチーズのような食べ物らしいです。
したな画像の人だかりは、ガイドブックかなんかで紹介されてる記事を見て、ココに来た若者なんでしょう。
この店と、奶酪なる食い物に関して詳しいのは下記です。
「北京。おいしい生活。」の「【文宇奶酪店】宮廷奶酪」です。
http://ayazi.blog75.fc2.com/blog-entry-367.html -
このあたりでは道路工事中です。
右へ行き胡同が黒芝麻胡同、左へ行く胡同は后圓恩寺胡同です。 -
地元のじいちゃん、ばあちゃんと、よそ者の若者達。
そして、こんな狭い道にもタクシーが・・・ -
コレは何の店なのか・・・・
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沙井胡同を越えて左にあるのが、交道口街道の管理事務所のようです。
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ココは、三棵樹と言う四合院カフェらしいです。
中に居る客は欧米人だらけです。
三棵樹に関しては下記が詳しいです。
http://www.ana.co.jp/travel/promotion/chinavi/beijing/34_1.html -
北京に昔からあるヨーグルトです。
昔から、このスタイルです。
つまり、陶器の容器に薄い紙の蓋、そしてストローで吸う・・・
2元か3元ですが、ココで、もう少し高いかもしれません。 -
秦老胡同を越えたあたりです。
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ココは普通の店です。
果物屋さんです。 -
東綿花胡同まで来ました。
ココをチョイと東に行ってみます。 -
これが東綿花胡同です。
この左に、中央戯劇学院があるんです。 -
これが中央戯劇学院です。
南鑼鼓巷が、このようなおしゃれで、若者達で賑わう道になったと言うのは、
ココの学生達が大いに関わってるのかなと見ています。
石の立派な門柱には日本大学芸術学部の名も刻まれています。 -
また南鑼鼓巷に戻ります。
地元の子供達が遊んでします。
ブルドッグを抱えたおばさんも、勿論地元の人なんでしょう。 -
蓑衣胡同を越えたあたりです。
皆さんシシカバブーにかぶりついています。
阿拉伯烤肉と言う看板が掛かっています。 -
ここでも道路工事です。
右へ行く胡同が福祥胡同、左へ行く胡同が炒豆胡同です。 -
もうスグ、南鑼鼓巷も終わりです。
南端にある牌楼が見えてきました。 -
牌楼をくぐり、地安門東大街に出ました。
こちらが西方向です。 -
こちらは東方向です。
また、南鑼鼓巷をチョイ戻ります。 -
南鑼鼓巷を南端からチョイ北に行きます。
このあたりの街路樹は立派です。 -
この店は、中国風の格子戸が並べられています。
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南鑼鼓巷から帽児胡同に入り、西へ行きます。
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右の塀の中は、清末の学者の家らしいです。
可園という名が付いていまして、全国重点保護単位になっています。 -
帽児胡同小学校の前まで来ました。
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胡同の自転車修理屋です。
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ここは四合院を利用したカフェバーなんでしょうか。
涅槃餐吧と言う看板が掛かっています。
そして、4つのちょうちんには麻辣香鍋と書かれています。
ココの名物料理なんでしょう。 -
道が広々としてきました。
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帽児胡同も、もうスグ終わりです。
向こうに見える道は地安門外大街です。 -
地安門外大街に出ました。
帽児胡同との角にあるのが、この日のオフ会の会場の北平居菜館です。 -
地安門外大街を渡り、振り返りました。
向こうに見えるのが北平居菜館ですね。
この後は、前海に向かいます。 -
向こうに見えるのが前海でして、左の川はなんというのか、前海からの川です。
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その川は地安門外大街の下を流れて(実際は流れてないのかもしれない)東へ行くんですが、そこに掛かる橋がコレです。
川べりには、奇妙な動物の像がへばりついています。 -
前海沿いの道に出ました。
ココは、観光客もワンサカいますが、地元の人たちの溜まり場でもあるんでしょう。 -
では、前海沿いの道・前海東沿(道の名です)を銀錠橋あたりまでいきます。
ココで一休みしてる人たちは観光客なんでしょう。 -
左に前海があるんですが、右側は、今は工事中ですね。
この辺りにあった古い建物を撤去して、新しい建物を作るんでしょう。
工事箇所には青いトタン塀がつづいています。 -
そのトタン塀の北端の向こうに、かろうじて、まだ残ってる建物がコレです。
爆肚張と言う店です。
「中華老字号」と言う金看板が掛かっていますから、老舗の店と言うことですが、店構えは、なんと申しましょうか、ハッキリ言ってしまいますが、ボロ屋ですね。
でも、人気の店なのです。 -
さて爆肚とは何か・・・
老北京人が愛する羊や牛の臓物料理です。
料理といっても、簡単なもので、小さく切り刻んで茹でただけなんでしょう。
それを独特のタレにつけて食う。昔は、金の無い庶民が食うものだったんでしょう。
この爆肚張の店は正式名として「清真 東興順 爆肚張」と表示されてるように、回族の食い物屋です。ですから豚の臓物は絶対ありません。
こういった爆肚など、一連の老北京菜は、近頃、若い人にも見直されてると言いますか、一種のブームなのか、もてはやされてるよう思えます。
ということで、この前海沿いの爆肚張も人気なんでしょう。
貼り付けた画像は、この爆肚張のものではありません。
2007年7月12日に宣武門外大街近くにある、やはり爆肚で有名な爆肚馮で食った時のものです。
このうち爆肚は水爆百叶(葉)頭と水爆肚牛仁です。
百叶頭はセンマイです。肚仁は、白くてプリプリした感じの、臓物の中では一番高級な部分だとか。 -
まだ4時半でしたのでが、店は7分の入りですが、窓際の一等席は占領されていました。
前海が臨めて、ユッタリした気分に浸れそうなイイ席です。 -
さて、この爆肚張は、「胡同の理髪師」と言う映画に使われたようです。
コレが、その映画のポスターです。
主人公が理髪してる店は、まさに、この爆肚張の店の中なんでしょう。
窓の格子が同じですし、外の風景も前海のようですから・・・。
そしてした風景にも爆肚張の店が確認できますから・・・。
老北京人を扱った映画にピッタシの場所だったということなんでしょう。
映画・胡同の理髪師の公式サイトは下記です。
http://futon-movie.com/ -
爆肚張を出ました、また前海沿いの道を行きます。
右に見えてきたのは羊の焼肉の老舗の烤肉季です。 -
銀錠橋が見えてきました。
銀錠橋あたりで右に入る道・烟袋斜街を行きます。 -
烟袋斜街に入りました。
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ここも欧米人の自転車スタイルを多く見かけます。
皆さん旅行者で自転車はレンタサイクルなんでしょう。
前海の周りにはレンタサイクル屋がたくさんあります。 -
烤肉季の裏手の売店ですね。
裏手は烟袋斜街に面しています。 -
烟袋斜街を更に東に行きます。
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同じ場所の風景を、この日のものと、去年のものを並べました。
当時は、人が住んでいたんですが、今は、何かしらの店に改修するのかもしれません。 -
更に烟袋斜街を東に行きます。
右の店はパイプ屋さんですね。
麟童閣烟頭という立て看板が置いてあります。 -
向こうに牌楼が見えてきました。
烟袋斜街も、もうスグ終わりです。 -
牌楼手前で、チャイナ服着たモデルの撮影が行われていました。
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牌楼をくぐり、地安門外大街に出ました。
この道は、いつも渋滞しています。 -
このあとは地安門外大街を南へ、この日のオフ会会場の北平居菜館まで行きます。
地安門外大街の道沿いには中華風の構えの店が並びます。
前の店は福瑞林西点という店ですので、洋風のケーキなどが売ってるんでしょうか・・・
なんか行列できていますので、人気の店なんでしょう。
やはり、そうでした、福瑞林西点の大衆点評をご覧ください。
http://www.dianping.com/shop/584710
口味ポイントが27と言うのは、相当高いポイントです。 -
前に見えてきましたトロリーバスは、私がここへ来たときに利用した124路トロリーバスですね。
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右に見える建物は地安門商場です。
百貨店です。 -
方磚厰胡同という案内表示が見えてきました。
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コレが、その方磚厰胡同です。
昔はレンガ製造工場があったんでしょう。 -
不動産屋です。
この不動産屋も、チョー中華チックですね。
四合院平房楼房を扱う不動産屋です。
名前は新鼎基地産です。 -
ボンボリがぶら下がってる店が目指す北平居菜館です。
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北平居菜館に着きました。
コレで、「南鑼鼓巷・帽児胡同・前海辺り・烟袋斜街を行く」は終わりです。
北平居菜館の様子や、メニューは下記をご覧ください。
「北京っぽいエリアにある北平居菜館で老北京菜をどうぞ」
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10247973/
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この旅行記へのコメント (2)
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- 寧波遣唐使さん 2008/07/28 09:14:05
- 今日から上海
- 井上@打浦橋@上海先生お早うございます。
この暑い中今日から上海です。
夏の間は行かないと思っておりましたが、よんどころなく行かずを得なくなり
急きょ行くことになりました。
上海も熱いでしょうが北京も暑そうですね。
政府発表は温度を規制してあり40℃を超えても39℃としているとの
都市伝説ありますがどうなのでしょうか?
御自愛ください。
私も暑さ対策にクール帽を導入いたしました。
首筋に当たる部分の濡らせて布をマジックテープで留めるものです。
効果は如何に。
今回の目標は浦東大橋の天辺に登ることです。
前に話題にされていましたよね。
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2008/07/28 10:08:50
- RE: 今日から上海
- 寧波遣唐使さん、どうも。
あのギンギンギラギラ・ムンムンムレムレの炎熱地獄の
上海へ・・・・・・
あああ・・・・キ●ガイ沙汰だぁーっつ!!!
よんどころない理由ですかぁ・・・
北京はここのとこ
ドンヨリ、今日は雨が降るとか・・
先週あたりは、毎日青空。
気温は高いですがカラッとしてますので
日陰に入れば、相当楽になります。
バァーット、しかし・・・
上海では日陰に入っても、あのネットリした
熱気がまとわり付いてくるのです。
上海には、オリンピックが始まるまで帰らないつもりです。
北京のほうが圧倒的に楽ですから。
でもオリンピックが始まったら、
テレビで見たいので、上海へ・・ということなんです。
上海ではBSデジタル受信してますし、
オリンピックのために買った大型プラズマテレビもありますから。
まあ、8月に入れば、
7月よりは幾分楽になるはず、暑さも峠を越してるでしょうから。
> 今回の目標は浦東大橋の天辺に登ることです。
> 前に話題にされていましたよね。
ああ、盧浦大橋ですね。
青空の天気になればイイですね。
青空だったらイイ写真を撮れますよ。
撮れたら4.travelにアップしてください。
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