2007/06/17 - 2007/06/17
2864位(同エリア5152件中)
井上@打浦橋@上海さん
- 井上@打浦橋@上海さんTOP
- 旅行記362冊
- クチコミ19件
- Q&A回答292件
- 2,192,123アクセス
- フォロワー85人
前海、后海周辺の什刹海風景区は、いつから、こんなに観光客が集まるスポットになったのか・・・・
その兆しは2002年らしいです。
「地球の歩き方・北京編」には・・・・・
2002年に数件の民家が改修され、小粋なバーがオープン。伝統的家屋の内部を現代風に改装したバーに、アーティストや映画スター、タレントが訪れると、店は流行りに流行った。そしてあっという間にバーや茶芸館、レストランが建ち並ぶバー街になった。・・・・とあります。
北京に長く住む方から伺った話では、2003年のSARS騒動以後に、ドッと人が繰り出すように、なったとか。
私は、北京には毎年来ています。多いときは年に3回。来ますと、大体1週間以上は滞在しますが、この前海、后海周辺の什刹海風景区に来るのは、今回が初めてです。
いやあ、驚きました、こんなに賑やかだとは・・・・・。昼間は観光客が圧倒的に多いんだとは思いますが、夜は若者たち、そして北京に住み欧米人がワンサカ、ここに集まって来るんでしょう。
その中で、一番賑やかなところは荷花市場なんでしょう。
その荷花市場と、前海(全周)沿いの道、后海の北沿いの道の様子をアップしました。
観光スポットとしての顔、北京の庶民の憩いの場としての顔、2つの様相を持つ道並みをご覧ください。
表紙の写真は、庶民の憩いの場としての顔です。
PR
-
これが什刹海風景区の案内図です。
私の歩いたコースは、烟袋斜街から前海に出まして、右回りで前海を一周し、后海と前海の接合部に掛かる橋・銀錠橋を渡り、后海の北沿いの道に出て、その道・后海北沿を北西方向に行き、九門小吃までです。 -
では、前海を右見ながら前海を一周します。
このあたりは、前海が后海に繋がるあたりでして、前海は狭まってくるところです。
池にはボートが、いくつか浮かんでいます。 -
前海沿いの道は、右に曲がっていきます。
-
先へ行きますと、レストランが並ぶ通りになります。
どれも、歩道にテーブル・椅子を出していたり、2階のテラスにもテーブルを出したり、と言う店ばかりです。 -
池沿いにある大木の根元のベンチに座ってるのは観光客だけでなく、地元の人もいるようです。
-
前海の東側、東へ向かう水路にかかる橋です。
万寧橋というらしいです。
左の向こうの店の「JAZZ」と言う金文字が目を引きます。 -
東へ向かう水路は地安門外大街の下を潜り抜けます。
-
橋を渡りますと、また大きく右に曲がります。
瓦屋根に緑の幌の建物も茶館かバーになってるんでしょう。 -
池のほとりにいる人達は、地元の人達なんでしょう。
向こうは前海の西岸です。 -
このあたりの道脇には健康器具が並びます。
-
更に行きましたら、泳いでるひとがいました。
緑色をして、綺麗な水ではありませんが、あまり気にしていません。
向こう岸には、パラソルが並びますが、あそこが前海で一番賑やかな荷花市場なんでしょう。 -
ココがボート乗り場です。
-
更に行きますと、レンタ・サイクル屋がありました。
2人乗りの自転車もあります。 -
前海の南端辺りに来ました。
芝生では欧米人の女性観光客が寝転んで一休みしていました。
向こうの道は地安門西大街です。 -
ここが前海の南端です。
目の前の道は、地安門西大街です。
芝生では地元の人が囲碁をしています。 -
ココからは前海の西岸を行きます。
その入り口には、青地に金文字で荷花市場と書かれた牌楼があります。
「荷花」とは蓮の花のことでしょう。 -
牌楼を抜け振り返りました。
若いカップルの後ろの帽子のグループは日本人観光客でした。
右の星巴克(スター・バックス)から出て来たところです。
それにしても、スター・バックスは、どこでも回りに溶け込む外装になっています。 -
石を敷き詰めた遊歩道は広くて、池沿いには、テーブル・椅子が並べられパラソルも配置されています。
まだ、午後3時過ぎですので客はまばらですが、夜になると賑わうんでしょうね。
左には、バーやカフェやレストランが並びます。 -
このレストランは、遊歩道に向かって、池に向かって、開放的なつくりになっています。
中は洋風っぽいですが、外見は、ボンボリやら格子模様で、中国っぽくなっています。 -
ここは屋根が布なんでしょうが、本格的です。
床は板張りですね。
席は6割以上埋まっています。
夜になりますと、向こう岸がライト・アップされるのかも知れません。 -
ココでは池をバックに、ギターの生演奏。
LOTUS BLUE と言う店なんでしょうか。 -
更に行きますと、みやげ物屋が並ぶ道に変わります。
-
火柴語録と言う店ですね。
Match Quotesとなっています。
マッチ屋さんでなくて、イロイロ小物を扱う店のようです。 -
池沿いの道は、ここで一旦途切れて、外回りの道に出ます。
前の牌楼をくぐります。 -
外に出ますと由緒がありそうな建物がありました。
-
しばらく外回りの道を行きます。
右が池側になるんですが、このあたりは建物が池に接しているので、道はその建物の塀の外を行く、ということなんでしょう。
その塀際にはレンタ・サイクル用の自転車が無造作に並んでいます。
出租・自行車の看板は、もっと無造作です。 -
暫くいきましたら、ヨーグルト屋さんがありました。
この壷入りヨーグルト、なつかしいです。
昔は、北京へ行きますと良く食いました。
当時と、全く同じものなのかどうかは、分かりませんが、この小さな壷と紙の蓋は変わりありません。
紙の蓋には「蜂蜜酸牛奶」と書かれています。当時は何も書かれていなかったような・・。
テーブルにズラーット並んだものは、1つを除いて、カラです。
一番右手前のものが、私がこれから飲もうとしてるヤツです。
冷えていて、旨かったですね。1個3元です。
向こうには、コーラとジュースが・・・・このコーラはローカル・コーラです。
ジュースも昔からあるもので、いかにも人口甘味料、着色料を使ったといったジュースです。
1本、1元だと思いますね。
この店でも、レンタ・サイクルを扱っていました。 -
會賢堂という看板が掛かっています。
レストランなんでしょうか・・・・。
その前を観光人力車が通り過ぎます。 -
このあたりに来ますと、右に池が見えてきます。
そして左にはレストラン、バーなどが並び始めます。 -
ここは日本料理屋です。
-
前海がだんだんつぼまってきて、道は左にゆるくカーブを描き始めてきました。
前海の北端にある橋に近づいてきてるんでしょう。
前から来る爺さん、イイですね。
雰囲気出しています。
白髭と帽子もそうですが、それを含めた全体が、なにかを醸し出してますね。
それは、北京っぽさなのか・・・・漢詩の世界に出てきそうな人といいますか・・・。、 -
街路樹の間、遠く向こうには鼓楼が見えてきました。
-
池は更に狭まり、対岸が近づいてきました。
-
向こう岸には、北京の焼肉の老舗・烤肉季が見えてきました。
-
前海と后海の接合部に掛かる橋・銀錠橋まで来ました。
この橋を渡り、今度は后海の北沿いを行きます。 -
橋を渡りました。
向こうからこちらに向かってくる道が烟袋斜街です。
右へ行くと前海海沿と言う道で、先ほど通ってきた道です。
后海の北沿いを行くには、左へ行きます。 -
では、后海の北沿いの道を行きます。
道の名は、后海北沿・・・・そのままです。
右にはバーやレストランが並びます。 -
この店も洒落た店です。
后海5と言う店なんでしょうか・・。
客は欧米人が多いです。 -
ココは2人乗りの自転車を貸す店です。
-
更に行きますと、バーやレストランは、もうありません。
こんな古そうなホテルがありました。
大華衛賓館というホテルです。 -
途中にありました案内板です。
私が行く方向は右です。
右には龍華寺、醇親王府馬号、宋慶齢故居、西海垂釣区、左には銀錠橋、烟袋斜街、茶芸酒吧街、万寧橋があるとなっています。 -
このあたりに来ますと、店もありませんし、人通りも少なく静かな道並みとなります。
街路樹は池よりが柳で、道の外側は真っ直ぐの伸びる高い木ですね。 -
ああ、これが龍華寺なんですね。
后海幼児園という看板も掛かっていました。
幼稚園に使われてるのかも知れません。 -
のどが渇きましたのでビールが飲みたくなりました。
缶ビールも5元、瓶ビールも5元ということなので、じゃあ、瓶の一番冷えたヤツをくれと、うるさく注文。
そして冷えた青島ビールをラッパ飲みにしました。
それを見ていたフランス人3人もビールを買い求めました。彼らのは、そんなに冷えてなかったかも知れません。
ここでも、壷入りヨーグルトを売っていますね。そしてレンタ・サイクルもやってる。「自転車を貸す」と日本語でも書かれています。 -
ここは望海楼です。
-
自転車の籠に乗ったワンちゃんを写そうと思ったら、ワンちゃんは向こうを向いてしまいました。その代わりに、坊やがこっちに顔を向けて、「ウェイ シェンマ パイ ウォー」(何で写すんだと)と中国語で言って来ました。北京に住んでるんですね、そして今日は、ココにサイクリングに来たんでしょう。
前のごみ収集リヤカーの後ろには什刹海街道保潔隊と書かれています。 -
ここが醇親王府馬号ですね。
今は聾唖学校に使われてるそうです。 -
このあたりチョッとした公園になっていまして、健康器具なども置いてあります。
ここにいる人達は、皆さん、地元の人達なんでしょう。 -
ココも由緒ある建物なんでしょう。
国家宗教事務局と言う看板が掛かっています。 -
池で泳いで一休みしてるんでしょう。
まだ、泳ぐつもりなんでしょう。
結構お年の人もいますが、もしかしますと冬場も、ここで泳いでるのかも知れません。 -
ここが宋慶齢故居ですね。
上海にも、宋慶齢故居がありますが、全く雰囲気が違いますね。 -
ゴミ流入防止用の網が2列設置されています。
右へ行きますと西海、左が観光スポットの后海、前海となりますので、右からのゴミを、ここで止めてるんでしょう。 -
后海の北端が近づいてきました。
緑と白のパラソルの下では青空床屋が営業していました。
その右の奥へ伸びる狭い小道は、后海来道という道です。
その道でなにやら、撮影してる一団が・・・・。 -
中に入り込んでみました。
なんでしょうか・・・右の石積みの壁を撮影してるんですね。
古くて由緒ある壁なのか・・・。
確かに、雰囲気あります、この壁。 -
ここが后海の北端ですね。
そこにあるのが九門小吃の案内看板です。
この小道・孝友胡同を向こうに行って、右を見ますとそこに九門小吃があります。 -
はい、これが九門小吃ですね。
北京の下町・前門近辺の門框胡同にありました小吃店が、ここに集まっています。
前門周辺の再開発工事で立ち退きにあって、ココに新規開店したということです。
小吃と言いましても、、結構ディープな食べ物が多いようです。
爆肚と言う臓物料理などです。
この九門小吃の中の様子は下記をご覧ください。
「徳勝門から九門小吃へ」
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10156014/
これで、「前海一周・后海北沿い・・荷花市場は花盛り」は終わりです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- キムさんさん 2007/06/23 17:26:10
- 昼は営業してますか?
- 昨年11月に鼓楼から銀錠橋を通って前海の方まで抜けましたが。前海沿いの店やレストランは昼頃でしたが殆んど開いていませんでした。昼のせいなのか、季節(冬)せいなのかよくわかりませんでした。ただ、ゆったりとした時間を過ごせたのは確かでした。ガイドブックなどには夜の方が賑やかできれいなように書いてありました。
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2007/06/25 07:00:18
- RE: 昼は営業してますか?
- キムさん、どうも。
昼ごろだと、どうなんでしょうか・・・・
私が歩き回ったのは午後3時ごろでしたので、開いていた店は結構ありましたね。
いや、ほとんど、開いていたような・・・。
それと冬ですと、オープンスペースにテーブル・椅子を並べても、寒くて客が寄り付かないと思いますので、夜だけ室内で、ってなことになるのかも知れません。
確かに、夜のほうが人気があるようですね。
-
- 浅山 (あさやん)さん 2007/06/21 14:25:00
- 丁寧ですね
- 長いこと上海に行っていません
とても丁寧に書かれていますね
感心します・・
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2007/06/23 09:29:25
- ヒマなもんで・・・・
- asayamaさん、どうも。
丁寧と言うより、ヒマなもんで、いろいろ書き込んでいます。
長いこと上海に来られてないということですが、
98年以降に何度か上海に来られてるようですね。
上海は1年経ちますと、変わってしまいます。
また、いつか来られてください。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
北京(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
56