さらば３００系新幹線

2012/02/22 - 2012/02/22

２０１２年３月１６日で引退となる３００系新幹線には何度となく乗りました。

このたび幸運にも東京出張が入りスケジュールがちょうどよかったので、数少ない３００系定期運用の「こだま６５０号」に乗ってお別れ乗車をしてきました。

同じ車両には同じ目的の方が５人いらっしゃいました。

エリア 日本橋(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

新大阪駅のキオスクではくいだおれ太郎の顔が入った靴下を販売していました。

２４−２６ｃｍと私の足のサイズよりちょっと小さいのが残念。

面白い恋人同様、怪しいお土産です。

お目当ての「こだま６５０号」の１本前のひかり号で撮影の練習。

これはまあまあの出来だったので期待したのですが・・・・

上が空きすぎ

これで最大ズームなのですが、倍率が大きいとちょっとのずれですぐ被写体がどこかに行ってしまい苦戦。

右が切れた（苦笑）

最後にアップを狙ったらキオスクが邪魔（苦笑）

新幹線は晴れていると白く反射してしまうし、難しい被写体です。

中に入ってみます。これは普通車です。

ＪＲ西日本のＦ９編成でした。３００系には何度も乗っていますが、今まではずっとＪＲ東海のＪ編成ばかりでベージュのシートのイメージが強かったです。

このような薄い水色とは知りませんでした。

エクスプレス会員のポイントがたまっていたので、普通車の料金でグリーン車にアップグレードしてみました。

４時間の旅ですから、普通車で隣の人がずっと同じだったら何となく気まずい？グリーン車はあまり混まないので、スペース広々としていますからいいですよね。

肘掛のところに読書灯のスイッチがありますが、時代を感じる作りですね。

この足乗せはどっちが土足用か判別不能でした（笑）

只今限定販売中の「ありがとう３００系弁当」１１００円をつられて買ってしまいました。

新神戸・西明石の駅弁屋さんには０系、Ｎ７００系、ドクターイエローの弁当があり、容器が新幹線の形をしているのですがこちらは普通の紙でした。もう少し頑張ってほしかったです。

中身は普通の幕の内でした。

グリーン車の座席です。

ＪＲ東海の車両とはヘッドレストの形が違うような気がします。

「３００系」焼き印付き玉子焼きあり。

お弁当の蓋の裏に３００系のぞみ号の思い出が書かれています。

米原を過ぎて伊吹山が見えてきました。このあたりは撮影名所で、平日にもかかわらず何人か撮影に来られていました。

田んぼに雪が残っています。

岐阜羽島付近にある旧三洋電機の工場、やはりパナのロゴに変わっていました。

三洋好きだったので、こうして見ると残念。

名古屋に着く手前で車内販売のアイスクリームを購入。

３月のダイヤ改正以降、こだま号での車内販売は廃止となるそうで残念です。

名古屋着11：56

新大阪出てから１時間強、のぞみ号で４５分程度ですからこの区間でしたらのぞみでなくても十分ですね。

三河安城駅近くのニチバンの工場、セロテープはありがたいですね（ということにしておく）。

発着案内板、クラシカルなパタパタ式？がありました。

三河安城駅

まだ愛知県ですが、東京まであと２時間半。

のぞみであれば新大阪−東京で２時間半くらい。

浜名湖が見えてきました。

これでようやく大阪−東京の中間点です。

浜松の手前で引退間近の１１９系がたくさんいました。

薄曇りのため、富士山はほとんど見えませんでした。

熱海では梅がたくさん咲いていました。

ウチの周りはまだつぼみでしたので、さすが温暖な気候です。

定刻に東京到着、４時間弱の旅でした。

昨年あたりからひかり・こだまが７００系に置き換えられ、山陽区間でのぞみ運用されることがなくなり、徐々に引退が迫っているという気になってきました。

普通に乗っているときはあまり感じませんが、トンネルの中や反対方向の車両とすれ違う時の揺れは他の車両に比べて大きく感じました。

のぞみ号がデビューしたときは食堂車もないし、素っ気ないなあと思っていましたが、日本刀のようなシャープなお顔は好きでした。割引の大きさから帰省のときはひかりに乗ることが多かったこともあり、新幹線の中では一番多く乗った車両です。引退は寂しいですね。

この写真は東京出張の行き帰りの切符です。終了後しこたま道草しましたので、追って報告したいと思います。