2007/04/25 - 2007/04/26
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こまちゃんさん
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夜中の12時。
上海虹橋空港に取り残されたカバンと持ち主・・・
昨年に続いて、またもやトランジットでハプニング!!
だから、トランジットは厭やっちゅうねん!!
(誰が中年やねん!!)
今回、広州から飛行機出発までは超快調。
しかし、翌日の飛行機待ちをする為のホテル入りが問題で、虹橋到着後に訊ねた「中轉服務」のカウンターにやられました・・・
詳しくは旅行記で!!
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一週間前にやっとこさ取る事が出来た格安チケット!
上海経由だが、行きは広州を夜に出て上海虹橋へ向かい、翌日の早朝便で上海浦東から大阪へ向かうと言うトランジットになっている。
北京トランジットなら、大阪行きの当日連絡が上手く繋がるけど、上海経由は当日連絡が出来ない。
青いチケットは「中轉服務票」 -
「中轉服務票」とは、トランジットに掛かる宿泊と到着時の出迎え便、翌日の浦東への見送り便がセットになっているチケット。
「ホンマか〜。そんなに至れり尽くせりのサービス、タダで付いてるんかぁ〜」と、疑いの目は隠せない。 -
夕方。
そろそろ出発準備。
飛行機は8時半なので、5時頃のバスに乗れば充分間に合う。
広州新白雲国際空港への直通バスは、郊外の高速道路を通るので、渋滞に会う事は比較的少ない。
でも、少しだけ余裕は取ってある。
ここは1991年に爺ぃが最初に買った家の前。
8階建ての一般アパートで、部屋は7階。
今は次男が使っているが、次男は深セン勤務なので、付きに1,2回帰ってくる位。
昨年から今まで、折角なので(?)居候させて貰っている。(^^ -
そこからタクシーで10分程の所にある「麗江明珠大酒店」
ここが市橋から来る空港行き直通バスの中間点になっている。 -
郊外の迎賓路近くのホテルだから、普段は宿泊客を余り見かけない。
現在広州では、交易会が開催中なので、ここにも沢山の人が居た。
バスが来るまでロビーで休憩。 -
中庭から見える劇場の棟。
普段、バスが直ぐ来たり、ここに到着したら待っていたりで、気ぜわしく乗り込んで仕舞う事が多かったので、ゆっくり眺めた事がなかった。
かなりモダン。 -
ホテル側の正面。
中庭の馬の銅像ナメで。 -
ホテルは2棟有るようで、道路脇に一ヶ所と、この中庭に一ヶ所玄関がある。
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写真を撮り、ロビーで爺ぃと話しをしていると「バスが来ましたよ!」とカウンターから声が掛かり乗り込む。
このロビーには、ホテルのフロント並みの、大きなカウンターがあり、南方航空利用者なら、チェックインも出来てしまう。 -
迎賓路に出ると、あとは道なりに空港まで直行。
赤い橋は、最近完成した道路に掛かっている橋。
昔は大石橋一つだったが、今はこの橋と、今走っている橋と、向こう側にもう一本掛かっているので、かなり便利になった。
無かった頃は、大石橋が頻繁に大渋滞したものだ。 -
料金所。
自家用車が、ETCでエラー発生している様子。 -
流石に交易会開催中の広州。
こんなに込んだ様子は見た事がない。 -
「新空港」と書かれたレーンに入って暫くすると、空港到着を促すオブジェに出会う。
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南方航空大酒店。
手前隣には、同じデザインの南方航空事務ビルがある。 -
綺麗な空港税関ビル。
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空港が見えると、バスは一旦通り抜けて裏側から旋回して空港2階へと向かう。
その途中に見えたホテル。 -
ぐるりと廻って到着。
もうお馴染みになった新白雲空港。
バスの窓硝子が汚いので、綺麗に撮せない。 -
案内掲示板でチェックインカウンターを確認し、「L」のカウンターへ向かう我々。
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A区、B区にある作り物の椰子の木。
同じものにするから、出迎えや何やらで良く来たりしたが、最初は良くAかBかこんがらがった。 -
Lカウンター。
最近のチェックイン方法は合理的になったので、スムーズに進んで助かる。 -
チェックイン後、エレベーターで下へ下りてみる事に。
エレベーターが中央付近にあるので、カートを引きながらどこへでも行けるのが嬉しい。
目的は眼下に見えた「オープン画廊」。
降りてきただけ無駄足だった。
彩色が派手すぎて、絵の基本も知らないような絵だった。
若い女性が虎の絵を買おうとしていた所へ、見るからに芸術家風貌の爺ぃが登場したので、彼女、突然爺ぃに「この絵は道ですか?」と訊ねて来た。
店員が離れたスキに、その虎の「ミッキーマウスのような耳」について語ると、彼女の目が冷静になったようで、買わずに去っていった。
素人さんは、掛け軸画を一旦気に入ってしまうと、問題点を探せなくなるのだ。 -
いつもの大きな五星紅旗。
こんな大きな旗を掲げているのも、他では見ない。
かと言って、広州が中央共産党を支持して居るとは言えない。
彼らは、自分の国の国旗という方向でアピールしているだけのようだ。 -
今日は「A27」
A24,25と使った事があるので、殆どコンコースの奥手に当たる。
一番奥はA30以上で、2,3ヶ所有る。
この先に安全チェックがある。 -
五糧液、中国の高級白酒メーカーの電飾広告が目立つ。
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何気なく飛行機を撮影。
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安全チェックを通過すると、もうお馴染みのこのアーケードがお待ちかね。
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動く歩道を乗り継ぎ、A27の待合い場所まで。
早く着きすぎたので、出発まで2時間もあったのだ。
なので、その前の便が北京行きで、もの凄い人が座っていた。
暫く逃げる事にして、A26の待合いシートで休憩。
爺ぃに「取り敢えず、掲示板上は亭自国出発みたい」と報告。 -
北京便が出た後に、定位置へと引越。
搭乗口脇にあるショーウインドウとその回りのデザインが、百貨店のような感じがした。 -
やっと時間になり飛行機に誘導された。
交易会の影響から、いっぱいの乗客。
並んで進んでいると、前にいた日本人が知人に「先にどうぞ」とお互い譲り合い。
おいおい、たかが飛行機に乗る位で、何を譲る必要があるのか?
長丁場の待機だった事でむかついたこまは、「こんなトコで日本するなよなぁ!」と関西訛りで文句一発。
偉そうなほうが振り返ったが、こまのひ弱な様子を見て引き下がったようだ。(?)
はは、心配していた遅延もなく、取り敢えずここまではスムーズ。
爺ぃに最後の一報を入れて、携帯の電源を切った。 -
夜便では食事ではなく「点心(スナック)」の提供。
コッペパンとサラダと、パクパクスポンジのケーキとバナナ。
コレでは腹が減るだろうなぁ・・・ -
回りが真っ暗なので、飛行機ではウトウト・・・
「我們的飛機馬上到達上海紅橋空港…」とアナウンスが入った。
窓からは虹梅地区の夜景が広がっている・・・と言っても郊外なのでこんな感じ。(^^; -
地味な夜景・・・
方向によっては、上海繁華街の上を飛ぶので、煌びやかな夜景を見る事も出来るのに・・・ -
上海虹橋空港到着!
さ〜て、この先トランジットサービスは如何に!? -
バスに乗り込み、爺ぃに到着の一報。
真っ暗の空港だけど、駐在時に100回は使った空港なのでホッとする。(^^; -
荷物受け取りも問題など無くスムーズに。
さあ、隣に見えている「中轉服務台」へGO!
・・・したら、「あ、これは国航ですね。ウチは東航ですから関係ないです」
(ーー;出た。なら同じ名前で「中轉服務」と書くなよな。
チケット屋は、上海に着いたらカウンターで確認しろと言っていた。
ん?もしかしたら国航のカウンターかな?東航のあんちゃんもそう言うので、指示された隣のA区2階の国航カウンターまで荷物を転がしていった。
(カートが上がれない。エレベーターはAの方に有ったが知らずに先に上がってしまった) -
案内板はご立派だけど、全部「閉まって」ます。
国航のカウンターも終わってました。。。
さて、どうしたモノか。
取り敢えずチケット屋に電話。
ここからでは携帯の残り費用が心配なので、爺ぃの息子に頼んでこまに連絡して貰う所までこぎ着ける。
出る前に50元チャージして来て良かった!殆ど使ってしまった。(^^; -
チケット業者が、夜中の12時半に頑張って上海の受入側に連絡しているが、中々返事の電話が来ない。
最悪を考えて、最後の一つ空いていたホテルサービスの旅行社「上海東龍旅行社」に近場のホテルを紹介して貰う事にした。
268元だったが、明日の浦東行きバスが付いていると言うのでそれに決めた。 -
丁度、他のお客を迎えに来たそのホテルのワゴンが来た。
電話を諦めてそのホテルで手を打とうと言う事で、荷物を運ぼうとした時に携帯が鳴った。
手配して貰ったホテルを断って、その場からタクシーでホテルへ向かう事にした。
画像は、そのたった一つ空いていた東龍旅行社。
でも、この手配の後閉店し、従業員は最後のお客を送り出す手配に廻って行ってしまった。 -
最後から2番目の烏魯木齊便到着後、最終便を待つロビーはガラガラ。
A区のタクシー乗り場へ向かってみたが、なんと、タク待ち行列がヘビのようになっていた。これは一時間コースだ。
その件を、さっき電話をかけて来て指示してくれたた人に伝えると、「原来是這様。請你放心。我們馬上去机場接你」
夜中の1時前、彼らはこまを拾う為に空港へ向かうと言う。
最初、「やっぱりウソやった…」と思ったこの「中轉服務」だったが、係員がA区のカウンターを紹介しなかったら、B区の出口に迎えに来ていた彼らに出会えた筈だった。
そう、彼らはこまの英語の名前を掲げて迎えに来ていたそうだ。
完全に航空会社のトランジットサービスと思いこんでいたこまは、表に人が来ているなんて思いもしなかったので見もしなかった。そんなグッドサービスが有るとは考えもしなかったし・・・ -
虚しく残って人を待っているこまと荷物。
30分位して、南風汽車の三菱デリカがやって来た。
それに乗り込んでほっと一息。
車には「中国国際航空轉机服務」と書かれた金属プレートが掲げられていた。 -
到着したのは、中山北路1000号付近の「宝隆居家酒店」
明日は5時45分起床、朝飯をルームサービスしてくれると言うので、それを戴いて6時半に出発。
またこの車が来て呉れると言う。
肝心要の飛行場の方では、国際大都市らしからぬ、将に上海らしい情けない情況だったが、民間のサービスは向上している事を実感。だからといって楽観視は出来ないが、一つ一つは進歩しているみたいだ。
このサービスも五金公司が請け負っているもので、単独事業では生き延びられない事から、完全に多角経営の現れだった。
ホテルはこぢんまりした感じだが、清潔な感じで好感度。 -
一息ついて持参していた袋入りの雀巣珈琲(ネスカフェ)を入れた。
結局、時間は2時半になってしまったが、ベッドで、しかも中国らしからぬ一人部屋で寝られるのでホッとする。
飛行機の遅延でホテルを提供されても、必ず知らない人との相部屋になる国だから、今回の総合的な対応の違いには、正直言って驚きの連続だった。 -
では、明日無事に大阪へ着けるように祈りつつ、ベッドに潜り込んでご就寝〜♡
(注:一人ですからね、一人)
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