2007/12/04 - 2007/12/04
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SUR SHANGHAIさん
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メテオラの奇岩や修道院のある風景を一通り見て回った前日。
お天気にはまずまず恵まれて、メテオラ周辺の思いがけずダイナミックな風景が味わえた日。
冷え込んだ夕方からは宿のラウンジの暖炉にも火が入れられ、その暖かさも感じつつ過ごして、終わり良ければすべて良し。
この日は朝早く起きて、宿周辺の風情もカメラに収めてから出発しようと思っていたら、「あれ、雨だ! (◎o◎)」
昨日がこんな雨でなくてよかった、と思うくらい降っている。
そう言えば、昨日の後半は靄がどんどん濃くなっていたっけなあ。
それでも雨の日には雨の日の風情が見られるさ、ともう1回車でメテオラの奇岩や修道院のあたりを回ってからオリンポス山の麓も通り、今日の目的地のテッサロニキの街へと車を進めます。
テッサロニキは、ギリシア北部にある中央マケドニア地方では一番大きい街。
さて、そこへの今日の道筋は?
表紙の画像は、メテオラのカストラキ地区にとったPYGROS ADRACHTI(ADRACHTI HOTEL)からの奇岩風景。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
メテオラのカストラキ地区に宿をとったPYGROS ADRACHTI(ADRACHTI HOTEL)で気持ちのいい夜を過ごした翌朝。
窓の外が暗いなあ、とテラスに出てみたら雨!
昨日の午後は雨になるかもしれない空模様だったのがその通りになってしまった。
う〜ん、それでもお名残にメテオラの奇岩風景だけは見てからテッサロニキに向かいたい…。 -
イチオシ
PYGROS ADRACHTI(ADRACHTI HOTEL)で朝食を摂ったあと、ラウンジから眺めるカストラキ地区の奇岩と民家。
屏風のようにまっすぐに切り立つ巨大な岩の麓の家々が小さく見えるその奇観。
岩肌を伝わって流れ落ちる雨水の縞がどんどん濃く太くなる。 -
「今日は雨が降って残念だね。これからテッサロニキまで? 気を付けて!」と送り出してもらったPYGROS ADRACHTI(ADRACHTI HOTEL)。
ラウンジからも見えた岩壁が、外に出るといっそう目の前に迫って見えるのが怖いくらい。
今日は湿った寒さが身に沁みる。
雨の音だけがサーサーと聞こえるメテオラの朝。 -
昨日は内部を見ずに終わった二つの尼僧修道院、聖ステファノス修道院とルサヌー修道院を見学してからテッサロニキに向かうつもりだったこの朝。
ん〜、でもこのお天気だと道筋が心配。
テッサロニキへの途中は雪になるかもしれないって宿の人も言ってたし…。
で、聖ステファノス修道院とルサヌー修道院の内部見学は取りやめ。
お名残に、ヴァルラーム修道院近くの岩山からメテオラの奇岩群を眺めて去ることに。
メテオラの修道院を巡る車道から地続きになっている岩山があちこちにあって、上ったり下りたりせずに崖の上に出られる場所もありますよ。
でも、崖の縁には柵が無い所がほとんどで、足を滑らせたら一巻の終わり。ブルブル…。(x0x)
この画像だとSUR SHANGHAIは崖の縁に立ってるんじゃないかとお思いでしょうが、苔が生えた滑りやすいこんな場所に立つのは真っ平ごめん。安全地帯からズームを使っているだけですよ。 -
上の画像と同じ、ヴァルラーム修道院近くの岩山から見下ろしたメテオラの谷間。
これも崖から落ちてしまわないように安全地帯からズームを使って撮ってます。
SUR SHANGHAIだって一つしかない命は大事にしたい。
指を立てたような岩山が画像右手奥に林立している風景は中国の桂林みたい。雨に煙る風情が捨てがたい。
本当は湿った冷たい空気に震えているんですが…。
寒い〜…。
左に見えているのは、一本だけ独立したような岩山の上に立つルサヌー修道院。
昨日も思ったけど、小ぢんまりと可愛い尼僧修道院。
その岩山の下に見える道は、カストラキ地区から上って来る車道。 -
雨が断続的に強くなるので、ジャケットでレンズをかばいつつ写真を撮るのも限界。
カメラもSUR SHANGHAIも風邪を引いてしまいそう。
昨日は中を見学したヴァルラーム修道院を見上げると、グループで訪れる人たちが階段を上って行くのが見えた。
塔の下のほうに点々とその人たちが見えています。
今日は全員、傘を差しつつ上っていくその岩山。 -
イチオシ
カストラキ地区へ戻る坂から最後に見上げたヴァルラーム修道院のある岩山。
なんか後ろ髪を引かれる気持ちになるこの朝の旅立ち。
テッサロニキの宿を予約していなかったら、このままメテオラにもう一泊していたかも。
次に来ることがあったら、思い切って何日かじっくり見てみたい場所の一つになったメテオラ。 -
柱の形にそびえるこんな岩山も今日は雨の中のメテオラ。
SUR SHANGHAIたちを見送ってくれるかのようにも見える岩の佇まい。
ちょっと物悲しい今朝の別れ。 -
メテオラを出たのは朝の9時過ぎ。
今日の目的地テッサロニキへは、DESKATI、KALITHEAと言う町を経由して、オリンポス山の西の麓を通って行くことに。
この道筋は高速道路ではない地方道なので、片側一車線。でも、どこも舗装は出来ていました。
地方道だと、地図や標識を見ても番号が付いていないので何号線なのかは不明なのが残念。
冷たい初冬の雨の中、健気に車は進む。 -
田舎道の途中で旦那の携帯電話が鳴った。
こんな場所で会社の話をしなくても、と思っても仕方ないか…。
携帯電話って便利だけど、こんな所まで追いかけられるとちょっと…。
話が長引きそうなので、SUR SHANGHAIはちょっと車を降りてその辺を歩いてみることに。 -
イチオシ
収穫の秋も過ぎ去って、刈り入れの済んだ畑が林の方へと続く。
これは何の畑だったのかな?
初冬の雨に打たれて、向こうの木々に残る葉っぱも今日で落ち尽くしてしまうのかも。 -
雨にぬれるギリシアの田舎の道。
こんな道を見ると、どこまで続いているのか歩いて行ってみたくなる。
SUR SHANGHAIは子供の頃からそうだったなあ。
で、そんな道の先がぷっつりと途切れていたりすると訳も無く悲しくなった想い出が…。 -
イチオシ
こんな田舎の道端にも小さな祠が立てられていた。
その祠も氷雨にぬれるこの日。
こういう祠はギリシアのあちこちで道の脇に立っているのを見かけます。
これは事故に遭って無事だった人が神様に感謝するために立てたのだとか。
でもSUR SHANGHAIには旅人の無事を祈る祠のように見える。 -
携帯電話で仕事の話をしていた旦那。
その話も終わってまた出発進行。
これは、途中で経由予定にしていたDESKATIの町のガソリン・スタンド。
DESKATIはメテオラがあるテッサリア地方から中央マケドニア地方にちょっと入った所の小さい町。
メテオラから小一時間。
無鉛ガソリンがいくらだったかな。メモし忘れてすみません〜。
ギリシアではガソリンは自分で入れるようになってます。 -
DESKATIの町でコーヒー休憩したカフェの内部。
夜には地元の人たちが集まってくるバーになるみたい。
寒い朝の時間帯で、お客はSUR SHANGHAIたちと先客の若いカップルだけ。 -
コーヒー休憩のあとでちょっとだけ歩いてみたDESKATIの町は小さい町だった。
あ、向こうに見える山には雪が降ったみたい。
今朝出てきたメテオラの宿の人が言ったとおりになったね。 -
DESKATIの町を抜けてオリンポス山南西の麓にあるKALITHEAの町方面まではちょっと道に迷ったりしてうろうろ。
KALITHEAは、またちょっとテッサリア地方に戻った場所にある小さい町で、オリンポス山麓南側を通る道と西側を通る道の分岐点になっています。
このあたりは標識の名前の出し方がちょっと旅行者には不便。大きな町の名前じゃなくて、最寄の小さな町の名を出している標識が多かった。
それでもどうにか軌道修正して車は進む。
丘陵地がだんだん高くなっていくその道の先。 -
行く手に見えてきたのは、雪をかぶって横たわる山。
ずいぶん横に広がりのある山のよう。
あれがオリンポス山? (◎0◎)
地図で見てみると、オリンポス山の南西麓あたりだね。 -
オリンポス山の南西麓に向かって進む道の脇の風景。
高く低く丘陵地帯や畑が続く中に、ぽつぽつと石造りの小さい教会が混じる田舎の風景。 -
向こうに見える雪と雲をかぶった山が地図で見るとギリシア最高峰(2917m)のオリンポス山に違いないけど、これまでに見た写真とはずいぶん印象が違う。
見る角度によって大きく姿を変える山なのかも。
ギリシア神話のオリンポス12神が住まう山として知られるオリンポス山はテッサリア地方と中央マケドニア地方の間にある山。
内陸の奥深い地にあるのかと思っていたら間違いで、エーゲ海のテルマイコス湾もごく近くなのが意外なほど。
後で行ってみたテルマイコス湾向こうのカッサンドラ半島やシトニアン半島からもその姿がうっすらと見えました。 -
KALITHEAの町まで一旦行ってからオリンポス山西麓を通る道に出ようと思っていたら、KALITHEAの町を通らずに西麓に出る道を見つけた。
じゃ、もうこの道を通って北上して行けばいいね。 -
西の麓から見上げるオリンポス山は上半身が雲の中に隠れてしまった。
それでもこうして一部でも見られるのは稀なのだとか。
じゃ、さっきオリンポス山のほぼ全体像が見えたのはすごくラッキーだったみたい。 -
メテオラを出てきた今朝からの雨も降ったり止んだり。
西麓から北西の麓に回り込む道から見るオリンポス山は、刻々とその姿を変えていく。
雲に隠れた部分では吹雪いているんだろうか。
その様子を想像すると、いっそう冷え冷えとする今日の天候。 -
車を路肩に停めて見上げるオリンポス山。
これはもう北西よりも北寄りの麓あたりからの姿。
すっかり雪に覆われて厳しい冬山の顔になっている。
オリンポス山へは東麓のリトホロという町から登れるようですよ。
気候のいい時期に登ってみては? -
オリンポス山の北麓から先はまたまた強い雨が断続的に降る道筋。
見るだけで寒々とした路上風景。ブルブル…。
それでも道が凍ったり、悪路になったりの部分が無かったのは幸い。 -
オリンポス山の北麓も通り抜けて、北東麓のディオン(DION)の町にも寄ってみた。
ここはもう中央マケドニア地方。
ディオンはエーゲ海のテルマイコス湾に近いKATERINIの街の郊外の町で、古代マケドニアの宗教遺跡も残っています。
ここからはオリンポス山は雲の中で見えず。
あとは食堂を見つけて一休み。
天気が悪いと気分が滅入って疲れちゃったね。
とりあえずコーラと炭酸ガス入りミネラル・ウォーターで乾杯!
この緑色のボトルは持ち帰りたかったのに忘れてしまった…。写真だけで我慢。 -
ここでも定番のギリシア風サラダ(ホリアティキ・サラダ)。
ん? ここでは入っているはずのキュウリが無くて、トマト、タマネギ、オリーブの酢漬けとフェタ・チーズだけだ。
キュウリが品切れだったのかな。 -
メインに頼んだのはカラマリ(イカのリング揚げ)とスブラキ(豚肉や鶏肉の串焼き)。
どちらも普通の食堂でよく見かけるメニューでお値段もお手頃。
これは半分ずつ分け合ったSUR SHANGHAIとその旦那。
この食堂では量がごつくないほどのボリュームでお味の方も合格! -
DIONの町からKATERINIの街を経由して、今日の目的地のテッサロニキまでは100km位。
あ、やっと久々に見たような海が見えてきた!
あれがエーゲ海のテルマイコス湾とKATERINIの街だね。 -
向こうにテルマイコス湾が見える分岐点。
KATERINIの街の手前からテッサロニキ方面の道は高速道路になる。
これはギリシャの南北を結ぶ1号線(E75号線)で、アテネからデルフィに行く時に、SUR SHANGHAIたちもちょっとだけ通った道。
あ、これで少しは早く着けるね。(^0^) -
テッサロニキの街の手前の料金所。
KATERINIの街の手前から70km足らずを約30分。料金が2ユーロか〜。
ふう、やっとテッサロニキに到着と思うのは早計。
市街地に入ってからの道が混み合っていたり分かりにくいのはどこも同じで…、 -
…今日の宿になったホリデイ・イン・テッサロニキまで40分近くウロウロ…。
もうすっかり空も気分も黄昏れる時刻。 -
本当は、テッサロニキの宿はテッサロニキ・マケドニア国際空港に近くて見つけやすそうなハイアット・リージェンシーを予定していたのに満員で残念だったね。
ホリデイ・イン・テッサロニキが繁華街にあるのはいいんだけど、その分道が混んでたどり着くのに一苦労…。
上の方で出した料金所から、この部屋の写真を撮るまでが1時間…。あ〜、しんど。
今朝、メテオラを出て来たのが朝の9時過ぎだから、8時間近くかかった計算。 -
繁華街にあると言うホリデイ・イン・テッサロニキ。
でも着いたあとはすぐにリタイアしてしまって、ホテル周辺の街の印象がほとんど無い…。
次の日はアトス半島を目指してすぐにチェック・アウトしちゃったし…。
朝食と駐車料金を入れて152ユーロだったダブルの部屋。どこが特に悪いと言うわけではないのに素っ気無い。ベッドもダブルの割りに小さい感じ。
シーツを通した毛布の肌触りがチクチクしていたのもNG。
疲れていると何でも悪い方向に見えるとは知っていても、この部屋はあんまり好きになれなかったなあ。
所在地:MONASTIRIOU 8 THESSALONIKI
電話:+30 231 0563100
http://www.ichotelsgroup.com/h/d/hi/1/en/hotel/SKGTI/ 英語版 -
同じくホリデイ・イン・テッサロニキのダブル部屋の浴室。
シャワーと一緒になった浴槽で、お湯の出は悪くは無かったのが救い。
とりあえず安心して眠りに就ける宿ではあったので、今日はこれでバッタリ…。おやすみなさい。
明日はアトス山を拝みにアトス半島へと向かいます。
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