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香港へ行った帰り、台湾の高雄へフェリーで渡るべく、3日間の予定で寄ったマカオ。<br />それが10日の滞在になった理由とは…。<br /><br />それまでは香港に行ったついでに一度日帰りしただけのマカオ。<br />この時は観光地だけではなく、もう少し見て回りたいという理由でフェリーが出る3日前に到着。<br />存分に見て回ったのは良かったのですが…。<br /><br />フェリーが出る当日、船着場に行ってみると思わぬ事態。<br />マカオでは少し風は強くても天気は良かったのに、台湾では台風でそのフェリーが欠航。<br />今はどうかわかりませんが、その当時は1艘の船が行き来する週1便のフェリー。来週まで待たなくてはいけない事に。<br /><br />それもショックでしたが、次に思い浮かんだのは懐の中身。その時、日本円にして1万2,3千円しかなかったんですよ〜。<br />というのは、その頃SUR SHANGHAIは台湾に住んでまして、必要経費+予備のお金(つまり、この1万円)しか持って来なかったんです。<br /><br />フェリーの切符はあらかじめ買ってあったというものの、<br />「さてこれからの一週間をどうサバイバルするのか?」と言う現実の問題が控えています。<br />前日までの宿は日本円で千円の安宿。まず、これをさらに切り詰める必要があります。<br />それまでの宿がある裏路地を探してみると、一泊500円弱の民家の三階の貸し部屋が。<br />一応個室風には見えるものの、大部屋を薄い板で区切っただけのスペース。でも文句は言えません。その時のSUR SHANGHAIにとっては五つ星ホテルに優る存在。<br /><br />そこのベッドに倒れ込みながら、SUR SHANGHAIは考えましたね〜。「もしまたフェリーが欠航するような事になったらどうしよう。その辺の質屋にこの一番金目のカメラを入れようか…。売れるかナ〜、イヤ、売れなきゃ困る。 まさか、身売り? これはもっと売れそうにないし…。 台湾の知人に緊急連絡?…」<br /><br />今だったら便利なメールもメッセンジャーもあるし、クレジットカードやキャッシュカードなんかも持ってますが、その当時はどれも無かったんですね。<br />今はもう、こんなぎりぎりの状態で異郷に留まるなんて考えられないし出来ませんよ〜。<br /><br />ドキドキしながらあれやこれやと一日に使えるお金の限度額の算段を済ませた後は「どうにかなるさ!」<br /><br />さて、それからの毎日は食費も切り詰め、徒歩とローカルバスでの大探検。<br />観光地とはまったく縁のない街の路地から路地を巡り、また路地から路地へ…。この時はスリムになりましたよ〜。<br />日差しの強い南国の太陽の下、陽炎の中を路地の角に消えて行く自分の後姿が今も夢に出てきます。<br /><br />その探検のお陰で、とある住宅街のはずれの広場のそばに寂れた小さい教会を発見。<br />ポルトガル系の神父さんにその教会の由来の説明を受けたり、祝福の込められた十字架ペンダントをいただいたり。そのペンダント、今も持ってますよ、神父さん。<br /><br />マカオは小さい所。最後の一両日はさすがにもう出歩く意気込みも無くなり、終日宿の周りをブラブラしたり、もう何度も読んだ古本にまた目を通したり。<br /><br />やっと出航の日が来て、財布の中身は数千円。乗り込めた時には安堵のため息が…。<br />後は船任せで船内一泊。翌日昼頃着いた高雄では、幸いにもその頃のアパートに近い岸壁だったので、徒歩で帰宅。あ〜、しんど。<br /><br />結局どうにかなって、めでたしめでたし。予備の旅費は多めに持つべし、という教訓を学んだ旅でした。<br /><br />表紙の画像は、住宅が並ぶ脇から見上げた聖ポール天主堂跡<br />

★ちょっと昔のマカオ マカオに足止め一週間、財布の中身は一万円!

30いいね!

1989/10/02 - 1989/10/11

721位(同エリア4770件中)

SUR SHANGHAI

SUR SHANGHAIさん

香港へ行った帰り、台湾の高雄へフェリーで渡るべく、3日間の予定で寄ったマカオ。
それが10日の滞在になった理由とは…。

それまでは香港に行ったついでに一度日帰りしただけのマカオ。
この時は観光地だけではなく、もう少し見て回りたいという理由でフェリーが出る3日前に到着。
存分に見て回ったのは良かったのですが…。

フェリーが出る当日、船着場に行ってみると思わぬ事態。
マカオでは少し風は強くても天気は良かったのに、台湾では台風でそのフェリーが欠航。
今はどうかわかりませんが、その当時は1艘の船が行き来する週1便のフェリー。来週まで待たなくてはいけない事に。

それもショックでしたが、次に思い浮かんだのは懐の中身。その時、日本円にして1万2,3千円しかなかったんですよ〜。
というのは、その頃SUR SHANGHAIは台湾に住んでまして、必要経費+予備のお金(つまり、この1万円)しか持って来なかったんです。

フェリーの切符はあらかじめ買ってあったというものの、
「さてこれからの一週間をどうサバイバルするのか?」と言う現実の問題が控えています。
前日までの宿は日本円で千円の安宿。まず、これをさらに切り詰める必要があります。
それまでの宿がある裏路地を探してみると、一泊500円弱の民家の三階の貸し部屋が。
一応個室風には見えるものの、大部屋を薄い板で区切っただけのスペース。でも文句は言えません。その時のSUR SHANGHAIにとっては五つ星ホテルに優る存在。

そこのベッドに倒れ込みながら、SUR SHANGHAIは考えましたね〜。「もしまたフェリーが欠航するような事になったらどうしよう。その辺の質屋にこの一番金目のカメラを入れようか…。売れるかナ〜、イヤ、売れなきゃ困る。 まさか、身売り? これはもっと売れそうにないし…。 台湾の知人に緊急連絡?…」

今だったら便利なメールもメッセンジャーもあるし、クレジットカードやキャッシュカードなんかも持ってますが、その当時はどれも無かったんですね。
今はもう、こんなぎりぎりの状態で異郷に留まるなんて考えられないし出来ませんよ〜。

ドキドキしながらあれやこれやと一日に使えるお金の限度額の算段を済ませた後は「どうにかなるさ!」

さて、それからの毎日は食費も切り詰め、徒歩とローカルバスでの大探検。
観光地とはまったく縁のない街の路地から路地を巡り、また路地から路地へ…。この時はスリムになりましたよ〜。
日差しの強い南国の太陽の下、陽炎の中を路地の角に消えて行く自分の後姿が今も夢に出てきます。

その探検のお陰で、とある住宅街のはずれの広場のそばに寂れた小さい教会を発見。
ポルトガル系の神父さんにその教会の由来の説明を受けたり、祝福の込められた十字架ペンダントをいただいたり。そのペンダント、今も持ってますよ、神父さん。

マカオは小さい所。最後の一両日はさすがにもう出歩く意気込みも無くなり、終日宿の周りをブラブラしたり、もう何度も読んだ古本にまた目を通したり。

やっと出航の日が来て、財布の中身は数千円。乗り込めた時には安堵のため息が…。
後は船任せで船内一泊。翌日昼頃着いた高雄では、幸いにもその頃のアパートに近い岸壁だったので、徒歩で帰宅。あ〜、しんど。

結局どうにかなって、めでたしめでたし。予備の旅費は多めに持つべし、という教訓を学んだ旅でした。

表紙の画像は、住宅が並ぶ脇から見上げた聖ポール天主堂跡

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 聖ポール天主堂跡前の階段下には、こんな2階建ての古びた住宅が。<br /><br />スケッチする人も多いスポットだった。<br />

    聖ポール天主堂跡前の階段下には、こんな2階建ての古びた住宅が。

    スケッチする人も多いスポットだった。

  • 聖ポール天主堂は1602年に建てられたイエズス会教会。<br />1835年の火災でほとんど焼け落ち、正面の壁と階段のみが残る姿。<br /><br /><br />正面から撮ると壁だけなので、斜め下から見上げてみました。

    聖ポール天主堂は1602年に建てられたイエズス会教会。
    1835年の火災でほとんど焼け落ち、正面の壁と階段のみが残る姿。


    正面から撮ると壁だけなので、斜め下から見上げてみました。

  • その聖ポール天主堂跡でお土産屋さんを開くおじいちゃん。<br /><br />帽子がカッコいいね。

    その聖ポール天主堂跡でお土産屋さんを開くおじいちゃん。

    帽子がカッコいいね。

  • 1557年からポルトガルの支配下にあったマカオ。<br /><br /><br />セナド広場は、この頃はまだあまり観光用に整備されていなかった。<br /><br />セナド広場に面した市政局中庭。<br />模様タイルを貼った白壁と窓の鎧戸、ランプが美しい。

    1557年からポルトガルの支配下にあったマカオ。


    セナド広場は、この頃はまだあまり観光用に整備されていなかった。

    セナド広場に面した市政局中庭。
    模様タイルを貼った白壁と窓の鎧戸、ランプが美しい。

  • 口部分が水道の蛇口になった壁面の彫刻。<br /><br />これだけ見ると、アジアの片隅とは思えない風情。

    口部分が水道の蛇口になった壁面の彫刻。

    これだけ見ると、アジアの片隅とは思えない風情。

  • 庭の片隅に置かれた鉢植え。<br /><br />この時はまだフェリーが出なくなるとは思っていないSUR SHANGHAI。

    庭の片隅に置かれた鉢植え。

    この時はまだフェリーが出なくなるとは思っていないSUR SHANGHAI。

  • 以前は歩かなかった道を探索。<br /><br />黄色い壁と鎧戸の続く町並みはエキゾチック。

    以前は歩かなかった道を探索。

    黄色い壁と鎧戸の続く町並みはエキゾチック。

  • 古びた色の建物にはスクーターがよく似合う。

    古びた色の建物にはスクーターがよく似合う。

  • あ、この靴修理のおじさんは、前にマカオに来た時にもここで座っていたっけ。

    あ、この靴修理のおじさんは、前にマカオに来た時にもここで座っていたっけ。

  • 観光とは縁のない、洗濯物のかかる坂道。<br /><br />ポルトガルの様式を持つ建物の並ぶ町。<br />歩く人々はほとんどが東洋の顔立ち、というのも不思議な感じ。

    観光とは縁のない、洗濯物のかかる坂道。

    ポルトガルの様式を持つ建物の並ぶ町。
    歩く人々はほとんどが東洋の顔立ち、というのも不思議な感じ。

  • お寺の入り口にいつも座って何か書いていたおじさん。<br /><br />後方左上にかかる日めくりカレンダーが懐かしい。<br />

    お寺の入り口にいつも座って何か書いていたおじさん。

    後方左上にかかる日めくりカレンダーが懐かしい。

  • そのおじさんも時々手を休めて眺める町角。

    そのおじさんも時々手を休めて眺める町角。

  • 路地で出会った親子。<br /><br />よく見ると、完全な東洋系とは違う顔立ちの子たち。

    路地で出会った親子。

    よく見ると、完全な東洋系とは違う顔立ちの子たち。

  • 路地の間を行く、ちょっといい雰囲気のおじさん。<br /><br />剃りあげた頭と衣装がこれまたいい取り合わせ。

    路地の間を行く、ちょっといい雰囲気のおじさん。

    剃りあげた頭と衣装がこれまたいい取り合わせ。

  • クールなおにいちゃんも立つ町角。

    クールなおにいちゃんも立つ町角。

  • 眺めのいいペンニャの丘へも行ってみた。<br /><br />マカオとタイパ島を結ぶ橋が幻のように見える。

    眺めのいいペンニャの丘へも行ってみた。

    マカオとタイパ島を結ぶ橋が幻のように見える。

  • タイパ島町角の壁の風情。<br /><br />郵便局らしいマークもポルトガル風の図柄。<br /><br />

    タイパ島町角の壁の風情。

    郵便局らしいマークもポルトガル風の図柄。

  • 清涼飲料水のレトロな看板も色褪せた町角。

    清涼飲料水のレトロな看板も色褪せた町角。

  • この頃は町角でよく見かけたこんな広告代わりのオブジェ。

    この頃は町角でよく見かけたこんな広告代わりのオブジェ。

  • 建築物の壁や窓の風情をよく撮るSUR SHANGHAIにとって、マカオは被写体だらけの土地。<br /><br />

    建築物の壁や窓の風情をよく撮るSUR SHANGHAIにとって、マカオは被写体だらけの土地。

  • 規則的に並ぶ窓があるかと思えば、<br /><br />好きな所に勝手に好きな大きさで付けてみましたという風情の窓も。

    規則的に並ぶ窓があるかと思えば、

    好きな所に勝手に好きな大きさで付けてみましたという風情の窓も。

  • かと思えば、中国風に窓辺に魔除けの鏡をつけたお宅も。<br /><br />中に座っていたおばあさん、びっくりさせてごめんなさい。

    かと思えば、中国風に窓辺に魔除けの鏡をつけたお宅も。

    中に座っていたおばあさん、びっくりさせてごめんなさい。

  • 小さいお店の軒先に下げてあるのは売り物のシャツ?<br /><br />洗って干してあるだけかも。

    小さいお店の軒先に下げてあるのは売り物のシャツ?

    洗って干してあるだけかも。

  • これは前述した安宿の壁に下がるSUR SHANGHAIのTシャツ。

    これは前述した安宿の壁に下がるSUR SHANGHAIのTシャツ。

  • 道行く人4人。<br /><br />同じような姿勢で同じように距離を取って歩いて行くのが偶然とは思えない。

    道行く人4人。

    同じような姿勢で同じように距離を取って歩いて行くのが偶然とは思えない。

  • 規則的に植えられた公園の木の向こうに見えるのは、これもまた某清涼飲料水の看板。

    規則的に植えられた公園の木の向こうに見えるのは、これもまた某清涼飲料水の看板。

  • コロアン島の聖フランシスコ・ザビエル教会そばの広場(だったと思いますが、記憶が曖昧)。

    コロアン島の聖フランシスコ・ザビエル教会そばの広場(だったと思いますが、記憶が曖昧)。

  • ニワトリを狙うネコもいる町角。

    ニワトリを狙うネコもいる町角。

  • 小さい祠があちこちの道の脇にあって、いろんな神様たちが並んでいるのを見ると、<br /><br />「あ、やっぱりアジア!」<br />

    小さい祠があちこちの道の脇にあって、いろんな神様たちが並んでいるのを見ると、

    「あ、やっぱりアジア!」

  • なぜか椅子だけが壁に沿って並べて干してある町角。<br /><br />同じ角度で同じ距離を取って置いてあるその規則性が不思議な感じ。

    なぜか椅子だけが壁に沿って並べて干してある町角。

    同じ角度で同じ距離を取って置いてあるその規則性が不思議な感じ。

  • シンプルな構図の民家の壁。

    シンプルな構図の民家の壁。

  • マカオの窓コレクション。<br /><br />こういう黄色い壁に赤褐色の鎧戸というデザインが一番多いけど…、

    マカオの窓コレクション。

    こういう黄色い壁に赤褐色の鎧戸というデザインが一番多いけど…、

  • いろいろなタイプのマカオの窓。<br /><br />一定の規則に従って並ぶ窓…、

    いろいろなタイプのマカオの窓。

    一定の規則に従って並ぶ窓…、

  • 防犯用の柵もこれはデザインがきれい。

    防犯用の柵もこれはデザインがきれい。

  • なぜかやたら薄い感じの鎧戸の窓。

    なぜかやたら薄い感じの鎧戸の窓。

  • いい色と壊れ具合になった壁と窓。<br /><br />この窓は、以前マカオに来た時にも撮った窓。<br />鎧戸の板の傷みが進行中。

    いい色と壊れ具合になった壁と窓。

    この窓は、以前マカオに来た時にも撮った窓。
    鎧戸の板の傷みが進行中。

  • 壁と同じ色に塗ってある窓は、ちょっと見ただけではそこに窓があるとは分からない。<br /><br />これも防犯上の処置、かも。

    壁と同じ色に塗ってある窓は、ちょっと見ただけではそこに窓があるとは分からない。

    これも防犯上の処置、かも。

  • 傘のある街灯もレトロな窓辺。

    傘のある街灯もレトロな窓辺。

  • 太い街路樹と窓のある構図。

    太い街路樹と窓のある構図。

  • 白い壁に、街路樹の葉が風情を添える黒い鎧戸。

    白い壁に、街路樹の葉が風情を添える黒い鎧戸。

  • 薄暗い小路にポツリと灯る傘付き電灯。

    薄暗い小路にポツリと灯る傘付き電灯。

  • 石垣に付いている排水口は動物の顔。<br /><br />SUR SHANGHAIにはその顔がドラえもんに見えて仕方がない。<br /><br />

    石垣に付いている排水口は動物の顔。

    SUR SHANGHAIにはその顔がドラえもんに見えて仕方がない。

  • さて、ここまでお付き合いくださった方だけが見られる物とは…。<br /><br />何の変哲もない教会のように見えるのに、この日は土葬にしてあった遺体を掘り出して、その遺骨を清める日だった。<br /><br /><br />教会に入って行くと…、

    さて、ここまでお付き合いくださった方だけが見られる物とは…。

    何の変哲もない教会のように見えるのに、この日は土葬にしてあった遺体を掘り出して、その遺骨を清める日だった。


    教会に入って行くと…、

  • 祭壇近くの床には掘り出した遺骨を入れた籠がいくつか。<br /><br />隣接する墓地ではその作業が進行中。<br /><br />そして…、<br />

    祭壇近くの床には掘り出した遺骨を入れた籠がいくつか。

    隣接する墓地ではその作業が進行中。

    そして…、

  • 教会のテラスでは、一体ずつ並べられた遺骨にブラシをかけたりの清掃。<br /><br /><br />作業の人たちは休憩中の昼下がり。

    教会のテラスでは、一体ずつ並べられた遺骨にブラシをかけたりの清掃。


    作業の人たちは休憩中の昼下がり。

  • この遺骨の故人の肖像を焼き付けたタイルも傍らに。<br /><br />総入れ歯だったらしく、その上下の入れ歯も遺骨の間に混じる。<br /><br /><br />土葬にした遺体を数年後に掘り出し、その遺骨を清めて壺に入れる風習は当時住んでいた台湾でも見かけたけど、マカオのこの教会でも同じだったんだ。<br /><br />一体一体に頭を下げてテラスを下りる。<br />

    この遺骨の故人の肖像を焼き付けたタイルも傍らに。

    総入れ歯だったらしく、その上下の入れ歯も遺骨の間に混じる。


    土葬にした遺体を数年後に掘り出し、その遺骨を清めて壺に入れる風習は当時住んでいた台湾でも見かけたけど、マカオのこの教会でも同じだったんだ。

    一体一体に頭を下げてテラスを下りる。

  • 教会敷地の一隅には、それらの遺骨を納めたと思われる場所もあって、参拝者が訪れる。<br /><br />死者を悼む気持ちはどこでも同じ、と改めて感じるSUR SHANGHAI。

    教会敷地の一隅には、それらの遺骨を納めたと思われる場所もあって、参拝者が訪れる。

    死者を悼む気持ちはどこでも同じ、と改めて感じるSUR SHANGHAI。

  • …やっと高雄に向かうフェリーにも乗り込めて、SUR SHANGHAIもこれで一段落の溜息。<br /><br />これで帰れるね、と夕日も言ってくれた東シナ海の夕暮れ。

    …やっと高雄に向かうフェリーにも乗り込めて、SUR SHANGHAIもこれで一段落の溜息。

    これで帰れるね、と夕日も言ってくれた東シナ海の夕暮れ。

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この旅行記へのコメント (14)

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  • nakamasananiwaさん 2011/01/10 15:29:50
    ♪♪♪
    遅ればせながらですみません

    新年おめでとうございます♪

    ん〜、ん〜っと何度も何度も唸っちまいました

    このころの街を歩きたかったなぁ

    今年もよろしくお願いいたしますm

    SUR SHANGHAI

    SUR SHANGHAIさん からの返信 2011/01/11 09:19:48
    RE: ♪♪♪
    ご訪問とご挨拶、ありがとうございました。
    nakamasananiwaさんにとって、2011年がよい年になりますように。

    マカオはここしばらく新しいカジノやホテルが次々に出来て、香港とも引けをとらないほどのきらびやかな夜景が見られるようになりましたが、返還前はとても地味だったんですよ〜。
    そんな頃のマカオに、私の旅の原点がありそう。…なんて言ったら大げさかもですね。



    > 遅ればせながらですみません
    >
    > 新年おめでとうございます♪
    >
    > ん〜、ん〜っと何度も何度も唸っちまいました
    >
    > このころの街を歩きたかったなぁ
    >
    > 今年もよろしくお願いいたしますm
  • たらよろさん 2008/09/14 00:41:50
    昔のマカオ
    こんばんわ〜〜
    先日マカオに行ってきました。
    そして帰ってきてからSUR SHANGHAIさんの1989年の
    マカオ旅行記を拝見して
    その見事な変貌ぶりに驚き、そして面白いなって
    感じながら昔のお写真を眺めてました。
    随分綺麗になったものですね。
    ちょっと街中にはいればまだまだ昔の雰囲気を
    残しているようなところもありましたが、
    それでもこの時の雰囲気よりも数段街が綺麗になった気がします。
    そして、土葬の骨をまつるこのイベント、とっても興味深く
    拝見させていただきました。
    歴史ってスゴイなって実感しました。
    ありがとうございます!!

      たらよろ

    SUR SHANGHAI

    SUR SHANGHAIさん からの返信 2008/09/16 16:03:32
    RE: 昔のマカオ
    ご訪問、ありがとうございます。(^0^)
    出先にいてお返事が遅れ、失礼しました〜。

    ふる〜いマカオ編にもお越しくださったんですね。
    本当にあの頃はまだまだ観光地として開発されていなくて、夜になると怪しげなカジノばかりが目に付いた気がします。
    今は世界遺産の町並み+夜景もきれいに整備されて、行くたびにびっくり。

    たらよろさんのマカオ編、後ほど拝見させていただきますね。
    今日はこれから移動なので、ここで失礼します。m(_)m

  • パパスさん 2007/06/20 08:16:40
    マカオ
    おはようございます。
    7月にマカオ、少しだけ見てきます。
    1989年のマカオを瞼に焼き付けました。
    そして2007年のマカオがどの位変わっているか?
    確かめて来ます。

    パパス。

    SUR SHANGHAI

    SUR SHANGHAIさん からの返信 2007/06/20 08:57:30
    RE: マカオ
    ご訪問、ありがとうございます。m(__)m

    あれま、私の一万円マカオ滞在記を見たんですね〜。
    見〜た〜な〜。 (^^ゞ
    実はこの時の安宿を、今年初めに行った時に再発見して\(◎o◎)/!
    その旅行記は半端にしてるので、出していませんが。

    今のマカオはこの旅行記のマカオとは大違いですよ。
    楽しんで来てくださいね。
    私と同じ目に遭わないよう、お金は多めに準備して行ってくださいね。(*^。^*)

    今日から数日留守です。出来たら出先からお伺いいたします。
    今日はここで失礼します。m(__)m (^.^)/~~~
  • kokonoさん 2006/09/30 14:28:09
    女豪傑ここにありと・・ 
    SUR SHANGHAIさん、こんにちは

    いま、福岡の kokono 宅からです
    和文タイプが 不得手なので 打ち込みに苦労してます

    本日、お立ち寄りした場所は マカオです 1989 年代の・・
    以前に私も 香港より船で日帰り観光しましたが・・

    SUR SHANGHAIさんの3日間の観光予定は凄いですね !!
    予定変更で心配させて置いて その後の 市井の風景が素晴らしい

    マカオがこんなに広いとは 知りませんでした
    民家の貸し部屋から 始まる一週間のサバイバル 男の私でもタジタジするような事態を
    苦もなく クリヤする 女豪傑ここにありと 感じた次第です

    ・帽子がカッコいいね・・現役時代は西部劇の俳優さん ??
    ・剃りあげた頭と衣装がこれまたいい取り合わせ・・昔の日本にも見かけましたご仁ですね
    ・マカオは被写体だらけの土地・・壁や窓の風情が 素晴らしい出来栄えですね
    ・道行く人4人・・秀作 !!  これ以外に 言う言葉がありません 

    〆の部分に 登場する人骨は 日本では見れない風景で迫力を感じます
    東シナ海の夕暮れが 何事もなかったかの様に・・
    マカオのサバイバル旅を楽しみました。

    kokono

    SUR SHANGHAI

    SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/10/02 10:57:57
    RE: 女豪傑ここにありと・・ 
    あの頃が一番、スリルとサスペンスに溢れた旅が多かったと思います。
    今はとても、とても…。(^^ゞ

    今日からネット接続の時間も限られ、接続自体もどうか…の所。
    のちほどお伺いさせていただきます。m(__)m
  • つーさん 2006/08/23 22:43:12
    マカオの街並み
    こんばんはつーです。お久しぶりです☆
    マカオでのサバイバル興奮しながら拝見させて頂きました。
    旅行記の写真どれもとてもセンスの良い写真ばかりで、
    パソコンの画面に穴が開く位じっくりと見させて頂きました。
    それほど多く海外旅行の経験がありませんが、中国本土や香港なんかに
    行ってみたいな、と考えておりましたが、ここへ来てたまたま見かけた
    マカオのるるぶでその美しい街並みを見て興味が湧いたところでした。

    SUR SHANGHAIさんの旅行記を拝見させて頂き、すぐにでも行きたい国の
    候補に急上昇です。私はカメラの腕もイマイチどころかまだまだ初心者
    ですので、色々と構図なんかを参考にさせて頂きたいと思います。

    素晴らしい写真を沢山ありがとうございます、とても素敵でした!
    それではまた☆

    SUR SHANGHAI

    SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/08/27 09:31:40
    RE: マカオの街並み
    お返事、遅れまして失礼しました。m(__)m

    マカオは中国に返還されたあとは行っていないので、今現在の様子は私にはよく分かりませんが、きれいに整備され始めているようです。

    この旅行記の表紙に映っている、天主堂脇の古い住居も無くなったとか。

    同じ場所でも時の流れで変貌しているマカオの姿、見て来てくださいね。(*^_^*)
  • きっちーさん 2005/02/14 11:47:03
    コワすぎます!
    はじめまして。
    澳門の旅行記、読ませていただきました。
    ドキドキしました!
    おだやかで明るい写真とは裏腹に、崖っぷちのシチュエーションがたまんなかったです。
    今度マカオに遊びに行こうと思っているのですが、自分だったらどうするかなあ、としばらく考えてしまいました。
    自分の、ホームグラウンドで無い場所でのハプニングは、スリルがあって楽しいけれど、切り抜けるのはやっぱり大変ですね。
    度胸を学びました。スゴイです。

    SUR SHANGHAI

    SUR SHANGHAIさん からの返信 2005/02/14 18:40:40
    RE: コワすぎます!
    はじめまして。書き込み、ありがとうございます。

    このマカオの旅行記の話は大分前のことなのですが、今振り返ると冷や汗タラタラ。今はもうあんな旅はできませんね〜。
    ただ、私の旅のモットーは『旅先で出会う不思議な人々・怪事件。過ぎてしまえばみんな想い出』なので、結果としては大事には至らなかったこともあり、今は懐かしい想い出になっています。

    西安の旅行記、拝見させていただきました。きっちーさんも楽しい旅をしてますね!またお邪魔しますね。


  • sitejmさん 2004/10/24 14:54:38
    ドラマのような
    こんにちは

    マカオの旅行記、また災難ですが
    ほんっとに逞しい方ですね、SUR SHANGHAIさんは。

    この旅行記は12冊の旅行記の中でわたしは一番好きです。
    旅そのものがドラマですねえ。

    SUR SHANGHAI

    SUR SHANGHAIさん からの返信 2004/10/24 15:58:39
    RE: ドラマのような
    たびたび(旅々?)のお越しと書き込みありがとうございます。
    先日は貴HPにお邪魔させていただきましたよ〜。まだまだ目を通していない部分が多すぎますが…。(すみません〜)
    来週は時間がたっぷりあるので、じっくり拝見させていただきます〜。

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