東京散歩 【皇居周辺～銀座～両国】

2008/01/29 - 2008/01/29

年末年始は青春18きっぷを使って横浜の実家に帰省した。そのきっぷを使って久しぶりに東京中心をぶらぶら散策してみた。

エリア 東京

まずは横須賀線に乗車して東京駅まで向かった。

東京駅で下車し、丁度お昼だったので八重洲地下街で昼食をとった。東京駅は復元工事が行われていた。この伝統ある赤レンガの駅舎はいつ見てもいい。

中央口駅前にそびえ立つ丸の内ビルディング。この辺りは以前よりも高層ビルが立ち並ぶようになって、変わってきたなぁ〜と思った。

中央口から西に300m程まっすぐに歩くと広大な皇居が見えてくる。この辺りは緑が多くなり、道路の道幅も広くて歩くのが気持ちいい。皇居からは東京らしい高層ビルが林立している風景を見ることができる。これを見ると「あ〜やっぱり東京だよおっかさ〜ん」とうっとりとしてしまった。

定番の撮影スポットからパシャリ。皇居は東京の名所だけあって外国人観光客がとても多かった。僕もここを訪れたのは正月に行われる天皇皇后両陛下の新年一般参賀以来。

ひろ〜い皇居をひととおり散策したあと、桜田門から出てみた。学校で「桜田門外の変」と習ったその門。

門を出たあと、通り越しに旧法務省本館が視界に入ってきた。このような古くて立派な建物は本当にいい。この辺り一帯が霞が関になる。

桜田門からは国会議事堂も目に飛び込んでくる。「こんな皇居の近くにあったのか〜」と忘れかけた記憶を取り戻した。門から内堀通りを歩いて行くと近づける。

さらに皇居のお濠を添うように内堀通りを歩くと最高裁判所が見えてくる。この他にもこの辺りは国家の中枢機関が集中しているのでなんだか身が引き締まる。

最高裁の隣にあるのが国立劇場。以前、何度かここで歌舞伎を観劇した。難しかったけれど場内の雰囲気や幕間に食堂で和服を着た方たちと溶け込みながら食べる松花堂弁当は格別だった。

この後は半蔵門から新宿通りに折れ、ブラブラと新宿方面へまっすぐに歩いた。迎賓館でも見ておこうかと思ったが、歩き疲れたので四ツ谷駅から中央線に乗車した。

「銀座でも行くか」と頭に浮かんだので東京駅で京浜東北線に乗り換えて有楽町で降りた。

久しぶりに“銀ブラ”してみた。

しかし、この日は平日だったので年末で大勢の人々が行き来しているのにもかかわらず、歩行者天国になっていなかった。だから混雑がすごくてのんびりと歩けなかった。

再び、有楽町駅から山手線に乗車した。車内の路線図を見ながら「う〜んどこに行こうかなぁ〜」と思案していると「そうだ！　つくばエクスプレスでも乗ってみるか！」とひらめいた。横浜に住んでいるときに開業していて、その時から乗車したいと思っていた。だからこの機会を利用して、このまま起点である秋葉原へ向かった。

つくばエクスプレスはJRの改札口を出て地下に潜るようだ。写真はその入口。いそいそと階段を下りて有人の改札口で青春18きっぷを駅員に提示した。
するとその駅員は
「あっこれはJRは乗れるのですが･･･」
「？」
「こちらは私鉄ですので」
「えっ？　JRじゃないんですか？」
知らなかった。つくばエクスプレスはてっきりJRかと思っていた。

ちょっぴり恥ずかしかったけれど、引き返してエスカレーターに乗ろうとするとこんなんありました。普通のエスカレーターの隣に高速エスカレーターなるものが。初めて見た。ホント速かった。大阪にはあるのかしらん。

今度は総武線に乗車して両国へ向かった。

両国駅からは「江戸東京博物館」が見える。

ホームから階段で下りると改札口付近に歴代の幕内優勝力士の肖像画が掲げられていた。早くも相撲の町両国を感じさせてくれる。

改札口を出てからも相撲にちなんだモニュメントが点在していた。

これも。

両国国技館。駅からすぐそばにあるので迷うことはないだろう。アクセスはとてもいいようだ。思っていたよりも大きくなかったのが印象的だった。この後、年末の活気あふれるアメ横でも寄ろうかと思ったが、疲れたので家路についた。