ＫＬ ＬＣＣＴとマラッカ

2010/12/10 - 2010/12/10

ＫＬ　ＬＣＣＴ(KualaLumpur Low Cost Carrier Terminal＝クアラルンプール格安航空会社専用ターミナル)

マレーシアの首都、クアラルンプールには、従来の国際空港＝ＫＬＩＡターミナルと、ＬＣＣのエア・アジア主体のＬＣＣ専用ターミナルの二つがあります。
ＬＣＣの乗客はＬＣＣＴの方を利用することになっています。

ＫＬＩＡや市内へのアクセスは、シャトルバスや市内行きバスがあるので便利です。
バスまでがローコストとなっています。

この画期的なシステムは、日本人の常識を覆すでしょう。
「一見は百聞にしかず」です。
行って見てみましょう！

＊ＫＬ　ＬＣＣＴの詳細は「ＬＣＣ情報交換会」コミュニティ：http://4travel.jp/community/main/　を参照ください。

＊2015年現在では、このＫＬ　ＬＣＣＴはすでに無くなり、ＫＬＩＡ２に移動しており、更に利用しやすくなっています。

緊急避難ページ；
http://www.geocities.jp/cnmxx867/eurasia5_010.html

エリア マラッカ(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２月１０日。
予定通り、午前６時半に、ＫＬ　ＬＣＣＴ にタッチダウン。

外はまだかなり暗かった。

当たり前のようにタラップを降りると、乗客たちは自分の足でターミナル・ビルに歩いていきます。

羽田空港では、飛行機へのアクセス通路（ジャバラ）が完備していた。
まあ、普通の空港ターミナルだから、ＬＣＣでも同じ設備利用となるのだろう。

ここ、ＬＣＣ専用ターミナルは、「徹底的にムダ排除精神」が見られる。

アライバル・ホールに入ると、すぐに銀行があり、荷物受け取りコンベアがある。

このゲートをくぐって、ＬＣＣＴの外に出る。

出るとすぐに、カフェテリア、レストラン、ファストフード店などが、にぎやかに貴方をお迎えします。

＊詳しくは、「ＬＣＣ情報交換会」コミュニティのエア・アジア・データ集で特集。

さて、ﾜﾀｸｼたちはバスでマラッカに向かいますので、まず、バス・ターミナルを目指します。

荷物トレーを押して、隣接する国内線ターミナル方面に進みます。

まず、ＫＬ市内各地行きのバス・ターミナルがあります。

マレーシア各方面行きのバス・ターミナルは、更に奥のほうにあります。

イポ、ジョホバルとか、マラッカ方面行きバスが雑然と並んでいます。

たくさん溜まっている大型バスのうち、「ＴＲＡＮＳＮＡＳＩＯＮＡＬ」のバスが、マラッカ行きです。

各方面行きバス・ターミナルでは、標識が立っていないので、非常に分かりづらい状態になっています。

バス車体に書かれた「ＴＲＡＮＳＮＡＳＩＯＮＡＬ」の文字を頼りにしましょう。
とにかくバス・ターミナルの奥のほうです。

ＴＲＡＮＳＮＡＴＩＯＮＡＬの運転手に確認すると、出発は９時だと言う。
運賃は？　２２ﾘﾝｷﾞｯﾄと言う。

運転手にお金を出しても、チケットを出そうとしない。
お釣りもすぐにくれない。
後でお釣りは渡す、と言うのです。

信用できないし、まだまだ時間はあるので、正式なチケット売り場を探してチケットを買おう、と思った。
まず、すぐ近くにあったＫＦＣで一服。
ＫＦＣの中に電源コンセントがあったので、ＰＣと電子手帳の充電。

ＴＲＡＮＳＮＡＳＩＯＮＡＬとは違うバス会社の人に聞いた。
マラッカ行きのバス・チケットは、国内線（Ｄｏｍｅｓｔｉｃ）アライバル・ホールで売っている、とのこと。
早速そこに行って、２２ﾘﾝｷﾞｯﾄ（約600円）のチケット購入。

バス・ターミナルには、どこにもバス案内表示がないので、チケット購入して、行きたい先のバスを見つけるのは、少し厄介ではある。

ＫＬ　ＬＣＣＴからマラッカへのバス・チケット。

一人２２ﾘﾝｷﾞｯﾄ（約600円）

地図で出来るだけ分かりやすいように、描いてみました。

バスはリクライニングする、かなりデラックスなバスです。

（エア・アジアの飛行機より楽であった。）

バスは順調に、マラッカへとひた走った。

マラッカの長距離バス・ターミナルまで１時間４５分。

時間によって、ラッシュ・アワーとぶつかると、４時間くらい掛かることがある。